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[BCN童子丸]和訳:2015年ヴァルダイ会議でのプーチン演説 【後編】

前編のつづきです。
 後半はイスラム国やシリア情勢に関するスピーチで、共感しました。
 プーチン大統領のシリア復興のプロセスを簡単にまとめておきます。
 第1に、国際法に基づくシリア及びイラクにいるテロリストの掃討をあげています。
 第2に、他国から干渉されることなく、"シリア国民こそが、…自分たちの運命を決定しなければならない"としています。
 第3に、"ムスリム聖職者、イスラム教指導者とイスラム教の国々の首脳の政治的な和解のプロセスに取り掛かることは決定的に重要"だと述べています。また若者をテロリストのイデオロギーから守ること、純粋なイスラム教と似非イスラム教を区別する必要性を指摘しています。
 第4に、"経済と社会の発展のロードマップを進展させ、基本インフラ、住宅、病院と学校を再建"し、"ヨーロッパ諸国に向かう膨大な難民をストップさせ祖国を離れた人々を帰還させること"をあげています。その前提としてテロリズムの根絶と政治的安定を指摘しています。
 各国の指導者に思惑や野心がなければ、プーチン大統領が示したシリア復興のヴィジョンに共感できると思います。各国の"敬意を込めた援助"を期待したいです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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和訳:ヴァルダイ会議でのプーチン演説 欧州の難民問題に対して示される唯一の解答は?
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[BCN童子丸]和訳:2015年ヴァルダイ会議でのプーチン演説 【前編】

 '15ヴァルダイ会議でのプーチン大統領の演説が翻訳されていたので二回に分けて掲載いたします。下記の青字は、転載元の翻訳者のコメントからの抜粋です。

 ここで述べられるプーチンの言葉を冷静に読んでみると、冷戦終了以降、アメリカの一極支配のもとで、政治・軍事・経済・情報・思想のあらゆる面での大きな矛盾と危険性が増大しつつある状況を、歴史的な認識を踏まえて実に的確に指摘していることがよく分かる。
 そしてそれが、現実にヨーロッパを襲いつつある重大な危機の根であり幹である点について、私は全く同意できる。またTPPや、ヨーロッパを襲うもう一つの災厄であるTTIP(環大西洋貿易投資連携協定:TPPの大西洋版) についても、非常に正しい指摘を行っている。
 少なくとも、下劣で傲慢で浅薄極まりない「キャプテン・アメリカ」の諸発言に比べれば、はるかに正確で洗練された納得のいく内容といえるだろう。

(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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和訳:ヴァルダイ会議でのプーチン演説 欧州の難民問題に対して示される唯一の解答は?
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[SWISSINFO 他]低線量被曝 原発事故のチョウへの影響、スイスでの講演発表が大反響  〜“食べて応援”は、はっきりと誤り〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ヤマトシジミの被曝の影響を研究した野原千代さんが亡くなったとのこと。下の記事は、彼女の研究の要点をまとめたものです。
 大事な部分は“続きはこちらから”以降の太字にした部分で、“汚染されていない食品を与えれば、生存率において問題がなくなる”という部分です。食事が、いかに大切かがよくわかります。内部被曝を避けなければならないのです。
 少なくともヤマトシジミのレベルでは、“食べて応援”は、はっきりと誤りだということが、証明されたわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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低線量被曝 原発事故のチョウへの影響、スイスでの講演発表が大反響
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[ブーゲンビリアのティータイム]アイスランドで実刑判決を受けた26名の銀行家&企業家たち

 アイスランドを見れば、日本では犯罪者が国のトップにいることが分かると思います。原田武夫氏の安倍首相への公開書簡に、アベノミクスにより"日本銀行自身のバランス・シートがもはや修復できないほど歪んだものになってしまった"とありましたが、アイスランドのようにその責任者は法の裁きを受けて欲しいです。
 原発事故ひとつとってみても東電はおろか、融資してきた金融機関が何も責任を取っていない状態ですが、宗主国アメリカでのこういった動きは面白いと思いました。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アイスランドで実刑判決を受けた26名の銀行家&企業家たち
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[Sputnik 他]シリアにおける米露の最大の目標は共通しているー駐露米国大使 / シリア国内の停戦数週間以内か

竹下雅敏氏からの情報です。
 シリアの関係国会合は、“停戦に向けた方向性が出た”とのこと。“国連がテロ集団と認める武装集団は殲滅”されることになり、今後“「IS」以外のどのテロ組織をリストに加えるか話し合う”ことになるようです。
 アメリカは何とかして、反政府勢力への援助ルートを温存したいはずですが、ロシアは先手を打って、自由シリア軍とすでに交渉をしている模様です。自由シリア軍は、ロシア側につく可能性が高くなっています。
 内部分裂を始めたアメリカは、所詮ロシアの敵ではないということでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリアにおける米露の最大の目標は共通しているー駐露米国大使
転載元)
1101333

ジョン・テフト駐露米国大使は、米露のシリアにおける最大の目標は共通している、と考えている。

「空爆を議論する際にしばしば脱落しがちな点を指摘したい。シリアにおける米露の最大の目標は実のところ、共通している。シリアの現状が受け入れがたいものであると言う点で、我々は一致している」。SNSの「Vkontakte」ユーザーからの質問に答え、大使が述べた。

米国はロシアと、この恐るべき、5年にもわたる内戦を政治的に解決することが必要である、との点で合意している。両者は、「イスラム国(IS)」その他過激派のさらなる拡大を防ぐべきである、との点でも一致している。シリアとシリアの国家機関を一体のものとして、かつ政教分離の国として保存するべきである、との点で一致している」と大使。

大使によれば、「我々は、シリア国民は自らの運命を自由および公正な選挙によって選び取る必要がある、との点で一致している」。

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シリア情勢 20 シリア国内の停戦数週間以内か
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