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農政の憲法といわれる「食料・農業・農村基本法」の改正が参議院本会議で可決・成立 ~東京大学の鈴木宣弘教授「食料自給率はあまり重視すべき指標ではないということを明確に打ち出している」 / “廃業した酪農家の長男さん”の非常に重要なメッセージ

竹下雅敏氏からの情報です。
 農政の憲法といわれる「食料・農業・農村基本法」の改正が2024年5月29日の参議院本会議で可決・成立しました。
 改正された『食料・農業・農村基本法』には、「食料安全保障の確保等の基本理念及びその実現を図る」とあるのですが、東京大学の鈴木宣弘教授は、“逆にですね、食料危機に備えがなくなってしまうようなことにならないかと思う”と言っています。
 今頑張ってる農家を支えて、食料自給率を上げて食料危機に耐えられるようにするのではなくて、“逆にですね、食料自給率はあまり重視すべき指標ではないということを明確に打ち出している。(1分23秒)…農業を支えるための政策は十分やってきた(1分58秒)…これ以上は何もしませんので、どんどん日本の農業、農村崩壊してくださいと。(2分23秒)…大きな企業が入ってきて、儲かる農業をやれれば、それでいいじゃないかと。(2分38秒)…企業が農業に入りやすいようにする規制撤廃はしましょうと。(3分)”というような改正になったとのことです。
 有事の際には、“とにかく芋が1番カロリーを生むから、農家の皆さんも全員芋を植えてくださいと。一般の皆さんも小学校の校庭に芋を植えて、道路に盛り土をして芋を植えて、ゴルフ場にも芋を植えて、三食を芋で数年凌げばなんとかなると。これが食料安全保障だ、みたいな話になっちゃってて…(4分43秒)”と鈴木教授は話しています。
 日本の農業、農村を意図的に崩壊させ、大企業が農業に参入して無人化、機械化をめざすというのは、「ムーンショット目標5 2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出」などを見ても既定路線のように思えます。
 ムーンショット目標5の「食料供給の拡大と地球環境保全を両立する食料生産システム」には、“野生植物のもつ「強靭さ(養分欠乏、乾燥、塩害)」に関わる遺伝子を集積、AIなどの情報科学技術を駆使し…多数の関与遺伝子を同時にゲノム改良することで、新品種の開発はもとより、数千年を要する作物栽培化を数年に短縮することを可能とします。”とあります。
 2030年までに、フィジカル空間での検証を不要とし、サイバー空間でのデザインのみで新しい作物開発を可能にすることを目指すということなので、内閣府にすれば日本の農家のことは気にしなくてもいいという感覚なのでしょう。
 鈴木教授は、“つまりですね、農業農村にはもう人は住めなくなるよねと。それが今の流れじゃないかと。無理してそんなところに人を住まわせること自体が金の無駄であると。(10分31秒)…日本の農業の崩壊を前提にして、一部の人だけが儲かればいいと。(11分15秒)”と言っています。
 “廃業した酪農家の長男さん”が日本で起こっている数々の問題から、重要なことに気付きました。「あいつらは反社だー」。
 そして動画の最後で、“日本一の反社に振り回されなくて生きていけるような、僕たちだけの社会を作ってきませんか? 日本中の農家がバタバタ潰れてます。稲作農家さん95%赤字です。…反社は怖えから、もう僕らでやりましょうよ!”と言っています。  
 これは非常に重要なメッセージです。キンバリー・ゴーグエンさんが目指す方向性と一致しています。政府はそのうち機能しなくなるかもしれません。今のような政府なら、なくなる方が好ましいかもしれません。
(竹下雅敏)
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深田萌絵×鈴木宣弘 『農業基本法改悪で日本は危機に!?』
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小池百合子の一家を当時世話していた朝堂院大覚氏による記者会見 ~「全て正直に関西学院大学1年中退、カイロ大学2年中退、これが真実だから。真実を述べて、嘘を取り消して出直しなさいと。こう言いたいですね。」

竹下雅敏氏からの情報です。
 6月12日に小池百合子知事は東京都知事選の3選出馬を正式表明しましたが、前日の11日に朝堂院大覚氏が記者会見を開いていました。
 話を要約すると、小池百合子のお父さん、小池勇二郎の会社「国際三昌」はエジプトから石油を輸入する会社をやっていたが、百合子さんが関西学院大学の1年生のときに倒産した。倒産の整理を私がやった。国内では仕事の継続ができないということから、「油を買っている国エジプトへ行ったらどうだ」ということを提案した。カイロで日本料理店を勇二郎夫婦でやることになって、私が資金提供をした。
 百合子さんは関西学院大学を辞めて、英語をマスターするために1年間アメリカンスクールへ行って、カイロ大学では社会学部に2年生として編入した。1年後に試験があるわけです。試験はアラビア語でやるわけです。ほとんどの科目が全部、おそらく白紙状態ではなかったろうかと私は思う。
 百合子さんはカイロ大学を辞めて、私の資金援助で1年間空手雑誌を作っていたが、『空手は儲からない』といって辞めて東京に帰ってきた。百合子さんは私の神田の事務所の手伝いをするようになった。
 竹村健一の『世相講談』という番組のテレビキャスターとして、竹村健一のアシスタントとしてテレビの仕事をやるようになった。
 首席卒業と書いた本を自ら出したもんだから、これはちょっと図々しすぎるんじゃないか。学歴詐称はたくさんの国会議員もみんなやってますから、まあいいと言えばいいんだけども、首席で卒業したというのは絶対にありえない。それをありえると思う日本人がバカだ。
 全て正直に関西学院大学1年中退、カイロ大学2年中退、これが真実だから。真実を述べて、嘘を取り消して出直しなさいと。こう言いたいですね。
 朝堂院大覚氏については、“続きはこちらから”の動画が分かりやすい。動画の1分40秒のところで、小池百合子の父親、小池勇二郎の写真が出てきます。
 “勇二郎について朝堂院氏は、とにかく勇二郎は人望のない人間だったと言っています。自分より下だと思う相手にはふんぞり返って威張り散らす、逆に自分より上の相手には取り入ろうとして付きまとう。さらには大言壮語の癖があり、大風呂敷を広げては、平気で嘘をつく。あちらこちらに借金を作り、きちんと返済していない場合も多々あった。そういった人間性なので、最後は会社も倒産し、勇二郎は破産した(2分30秒)”ということです。
 4月12日の記事で、石井妙子氏の著書『女帝 小池百合子』(文藝春秋刊)を読んだ元政治記者の近藤大介氏の言葉、“小池百合子氏は、生まれてこの方、一体いくつのウソをつき続けてきたのだろうと、石井さんの本を読みながら数えていったものの、50くらいまで来てやめました。「嘘八百」という言葉があるけれど、本当にこの本には800くらいのエピソードが詰め込まれているかもしれません。まさに「虚飾の政治家」です”を紹介しました。「嘘八百」は血筋ですね。
(竹下雅敏)
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【LIVE】小池都知事学歴詐称疑惑に関して朝堂院大覚氏が記者会見
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小池知事が3選出馬表明、直前の都議会で小池知事不信任決議に立憲・共産は反対に /「まりなちゃん」本当の争点は外資の餌食になる民営化や、薬害や、移民などの問題 / SAMEJIMA TIMES「蓮舫氏は野田元総理の子分」

 小池東京都知事が12日、やっと3選出馬表明をしました。「課題が山積みで歩みを止めてはならない。」と恐ろしいことを言っています。今以上に東京都を食い潰す気らしい。
 この日、出馬表明の直前に、上田令子都議が「小池知事不信任&卒業証明書類提出要求決議案」を提出し、これまでの小池都政8年の是非を問いました。「知事のカイロ大卒業証明書類を都議会で求める決議」について、討論では卒業証明書を求めた立憲は賛同しなかったようです。また「知事不信任決議」については、「もはや小池氏にすがるしか政治生命を保ちつづけることのできない自民・公明・都民ファーストが反対したことは容易に想像がつきましたが、近々内閣不信任を提出予定で蓮舫氏を擁立した立憲民主及び同氏支援を表明している共産が反対に回ったことは、反対派気取りの茶番と断言させて頂きます。」とあり、ここでも野党の茶番を見せられました。
 都議会の強権的な言論弾圧は日常的なようです。メディアが批判しないのを良いことに、知事に都合の悪い質問はニヤニヤと答弁拒否し、都の幹部に代返させ、そのことを質問した都議は議場からつまみ出されました。動画の中で知事の代わりに答弁した女性職員を含む30名は一斉退職したとの投稿がある一方、小池都知事の言いなりに東京都を破壊し出世し、三井不動産グループに天下りするコースに乗る職員もいます。悪徳が栄えるはずです。
 さて、これでメディアは先に出馬表明した蓮舫氏と現職小池氏との戦いの構図を報じます。一見、自民(小池)vs非自民(蓮舫)のように見えますが、「まりなちゃん」がnoteの有料記事で「どっちが勝っても同じ政治をやることが決まっている」ことを検証されていました。要点をX(旧ツイッター)で投稿されています。小池都政が行ってきたのは「規制緩和や外資企業の法人減税に邁進(中略)すでに東京メトロや水道の民営化にも着手」という「外資の治外法権」化でした。ところが蓮舫氏の従来の政治的主張は、こうした路線に沿うものだったことを検証しています。またSAMEJIMA TIMESでは「蓮舫さんは野田(佳彦)さんの子分なんです」と、財務省が後ろ盾の緊縮派・野田元総理と近いことを指摘しています。小池氏の背後の権力は、蓮舫氏に置き換えるだけということらしい。「まりなちゃん」は「本当の争点である民営化や、薬害や、移民などの問題を言わない候補者を信用してはいけない。」と言っています。
(まのじ)
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ぴょんぴょんの「青鳥運動のゆくえ」 ~台湾独立を叫ぶ新総統と、過半数にあぐらをかく中国寄りの野党

 今年1月の選挙で台湾の総統は、2期総統を務めた蔡英文氏から、同じく民進党で副総統だった頼清徳(らいせいとく)氏にバトンタッチされました。
 このように、同じ政党が3期続けて政権を担うことは、台湾の総統直接選挙が始まった1996年以来のことだそうです。それだけ、民衆は現在のアメリカ寄りの台湾独立路線を支持しているのですが、同日に行われた立法委員(国会議員)の選挙では、与党・民進党は議会過半数をとれず、野党の連立が過半数を占めてしまいました。
 そして、思った通り、頼総統の新政権は波乱の幕開けとなりました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「青鳥運動のゆくえ」 ~台湾独立を叫ぶ新総統と、過半数にあぐらをかく中国寄りの野党

中国をピリつかせる頼総統の就任演説


台湾の総統、代わったんだってね?

ああ、今年1月の選挙で、蔡英文に代わって、同じ民進党の頼清徳氏が選ばれた。

蔡英文
Author:總統府[CC BY]

頼清徳
Author:總統府[CC BY]

今度の総統も、蔡英文さんと同じ民進党かあ。

民進党はアメリカ寄りの台湾独立路線、もう一つの大政党は国民党で中国寄りだ。

民進党の総統なら、これまで通りの民主路線で、良かったね。

だが、同じ民進党でも、頼氏は蔡英文氏より中国には刺激が強すぎるようだ。

へえ?

中国がピリピリしだしたのは、5月20日の頼氏の総統就任演説。これについて中国は「必須懲戒(必ず懲罰する)」と発言し、2日後には「懲罰的軍事演習」を開始した。YAHOO!ニュース

中国、怒った!

中国国営放送CCTVも、頼氏と民進党が「台湾独立という破滅的な道を突き進むなら、最終的には衝突・炎上するだろう」と警告した。(BBC


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[安藤裕氏・深田萌絵氏]「日本の財源問題は存在しない」財源論のウソ、国債発行で刷り込まれるウソを解説「資本主義の社会は借金で経済発展をしてきた」

読者の方からの情報です。
 日本の社会保障給付金は134兆円で、今後さらに増える見込みです。メディアを通じて私たちに刷り込まれる対応策は「増税」「年金給付を減らす」「医療費自己負担を増やす」「国民年金の保険料支払い期間を延長する」などなど国民に負担を押し付けるものばかりで、それしか方法がないかのように追い詰めます。
 また「国債発行」についても「次世代へのツケ回しだ」「国債を発行しすぎて円安・インフレになっている」というウソを流され続けています。安藤裕氏は「これらは間違いです。財源は国債一択です。」とキッパリ説明されていました。国債発行と円安・インフレとはなんの関係もないことが5:18からのグラフで一目瞭然です。
 国債とは「政府が発行する債券(借金)」ですが「しかしその実態は政府による貨幣発行」だということが最も理解されにくいことかもしれません。深田萌絵氏も「国債をこんなに発行してもいいのかな」「心理的に、あれ?学校で習った、やってはいけないことに今向かっているのかなと私たち国民は思ってしまう」と、人々に刷り込まれた大いなる誤解を代弁されていました。
「銀行は国民から集めた預金を元手にして、企業に融資している」という思い込みも強力です。実際は「融資を受ける預金口座に貸出金相当額の入金をキーボードで記帳するだけ」「勝手に数字を書いていいんだ」「(銀行は)手元にお金ないのに金貸せるヤツなんです」「銀行は通貨発行権を持っているんです」という身も蓋もない事実が語られます(8:19〜)。安藤氏は「借金をすることで、これまで日本に存在しなかった新しいお金が生まれて、経済活動の結果、国民にどんどんお金が渡っていき、国が豊かになってきた」「負債というのが資本主義の社会ではすごく大事で、負債が拡大していかないと資本主義の社会は成長していかない」と述べています。
 2012年の映像配信で学んだ者としては、大きく頷きながら聴きました。さらに「現在の金融システムが成立し得るのはせいぜい数百年。地球を食い潰すまで」ということも分かっています。
 深田萌絵氏は「冷静に見ると、銀行になんでこんな権限があるんだろうって不思議になりますよね。」と核心的なコメントをされていました。社会をコントロールしているのは銀行で、それは銀行の社員でも頭取でもなく、銀行のオーナーであるということに私達は行き当たります。
 14:53あたりからは、安藤氏が訴える「政府の赤字はみんなの黒字」の根拠を実務面から解説されています。国債が満期になると国債を借り換えます。その仕分けをしてみると、政府と銀行の間でやりとりしているだけで国民は関係ないことが分かります。つまり借換債は国民から税金を徴収する必要はないものです。ところがもしも税金を集めて国債を償還する方法をとると、政府の赤字は消えますが、国民の預金も消えます。国民の資産が消えます。「国債を減らしちゃダメなんです。」
「財源を税と社会保険料のみで運営しようとすること自体が大きな間違い」で、国債発行で新しいお金を生み出して、通貨供給量を増やして、みんなの預金通帳の残高を増やすことを実現しなければいけない、「日本の財源問題は存在しない」と訴えておられました。
(まのじ)
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#35 深田萌絵×安藤裕 『日本の社会保障費134兆円の解決策!?』
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夫婦(113):日銀の国債買い取り 〜 竹下雅敏 講演映像 試聴編
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