アーカイブ: *司法

[simatyan2のブログ]「真珠湾訪問」せざるを得なくなった安倍晋三の事情

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事の論旨には概ね賛成します。当初、ロシアとの交渉を上手くやって、その勢いで選挙を行うつもりだったはずですが、記事にある通り、肝心の政策がことごとく失敗している状況で、今のままでは危ないと考えたのだと思います。
 特にトランプ氏が大統領選に勝利した後は、安倍政権はパニックになっているように見えます。何か1つでも解散前に良い状況を作っておきたいという思いから、突然の“真珠湾の訪問”になったのでしょう。文末の“それだけ切羽詰まっていた”というのは、この通りだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
「真珠湾訪問」せざるを得なくなった安倍晋三の事情
転載元)
昨日5日は、安倍首相が突然「真珠湾を訪問する」という報道で大騒ぎでした。

安倍晋三首相、26、27両日に米ハワイ訪問へ 真珠湾で慰霊も
http://www.sankei.com/politics/news/161205/plt1612050034-n1.html

いつものことながらサプライズで人目を引くのが非常に上手いです。

何せイベントで盛り上げなきゃ維持できない政権ですからね。

ただここ暫くは、トランプ次期大統領に梯子を外されたり、オバマ大統領に敬遠されたり、ロシアのプーチン大統領に馬鹿にされたりで、イベントの成果も空しく非常に危険水域に達していたのです。

赤っ恥を恥を掻き、嘘をつき続ける安倍晋三一味
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12222165587.html

「でも支持率が60%を超えてたんでしょ?」

という声もありますが、それも捏造であったことが明らかになってしまいました。

11月30日にFacebookの1万人調査が行われた
んですが、その結果は下のように惨憺たる結果だったのです。

o0724015213815194606 o0726044713815194951

http://www.fastpic.jp/images.php?file=9591717883.jpg
http://www.fastpic.jp/images.php?file=1954837638.jpg

注目の安倍内閣支持率調査登場! 安倍政権の支持率は朴槿恵大統領並 「支持しない」9割超
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=120338
2016/11/30 2:36 PM Shanti Phula

この結果は驚愕すべきもので、サンケイや読売やNHKの支持率調査が全くのデタラメであったことを物語っています。

そればかりか、退陣に追い込まれている、韓国のパククネ大統領並みの支持率しかないのが判明したのです。

これは考えて見れば当たり前のことで、アベノミクスは失敗したし、TPPは頓挫したし、北方領土二島返還も駄目、北朝鮮拉致被害者も何ら進展なし、肝心の政策はことごとく失敗しているんですから。

支持率を捏造で上げるしかないのに、それもバレてしまったのです。

これは政権側としては非常に困ったことです。

真の支持率が判明すれば国民は怒りに震える、安倍政権が崩壊する元になるでしょう。

もちろん安倍晋三1人がズッコケて終わる話じゃなく、持ち上げて利用してきた側近も、官僚も、大本営発表を繰り返してきたマスコミもタダでは済まなくなってきます。

「何とかしなきゃパククネのように国民に吊るし上げられる!」

ということで、死に物狂いで目先を交わす材料を探したら、

そうだ! パールハーバーがあったじゃないか!オバマも広島に慰霊訪問したし!」

と、こんなあたりじゃないかと思います。

安倍内閣の支持率を捏造してきたことは、今までもネットで散々暴露されてきましたよね。

このブログでも書いてきたし、下のようなローカルと大手マスコミとの支持率の差を表にしたものまであります。

o0461096013815194781

http://www.fastpic.jp/images.php?file=6363394772.jpg

ネトウヨはオバマ大統領が広島を訪問した時、

「日本の首相も真珠湾を訪問してはどうか?」

という意見に対し、

「安倍ちゃんが真珠湾を訪問するなど有り得ない」

と言ってましたが、今は手のひら返しで、

「謝罪さえしなければ良いじゃないか!これで支持率は70%超えるな!」

とアクロバット擁護をしています。

まあ、それだけ切羽詰っていたということなんでしょうね。

ネトサポやネトウヨ(統一教会、創価学会、幸福の科学)は別にしても、右翼でも左翼でもない大半の国民は、日本の首相が慰霊に真珠湾を訪問してもしなくても、特に異論も賛成もないと思います。

ただ、外国で恥を掻いたり、政権維持のためのサプライズに利用して、国内をメチャクチャにすることだけはやめてほしいですね。

「学級会よりひどい」…カジノ法案の衆院通過 審議6時間弱 「時間余った」 質疑で般若心経 〜国が滅び行く前には、このような状態に〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 カジノ解禁法案が6日の衆議院本会議で可決し、参院に送られました。審議は、ツイートによると5時間33分しかなかったとのこと。しかも時間が余ったとして、自民党の谷川弥一氏は、“ 40分の質問時間のうち28分を過ぎたあたりから般若心経の一部を唱え、…文学論を展開した…質疑では時折、笑いが起きた”とあります。ANNのニュース動画がとてもよくまとまっています。こうした国会のあり方に、“学級会よりひどい”として、様々な批判が上がっています。
 ツイートにある通り、“これはもう端的に国会が機能していないことの証左”という意見や、“今の国会は…何かを話し合う場では無い”とあります。今の日本は異常な状態にあるようです。国が滅び行く前には、このような状態になるのだということがよくわかります。選挙に勝った者が何でも好き勝手にできる今の状態は、国会が形だけのものになってしまっており、事実上の独裁に近いものだと思います。安倍自民党が憲法を改正すれば、こうした形式的な審議すら必要なくなるという事だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
カジノ法案の衆院通過 審議6時間弱 「時間余った」 質疑で般若心経
引用元)
2016120799070433 

 カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法案(カジノ解禁法案)は六日の衆院本会議で、自民党と日本維新の会などの賛成多数で可決し、参院に送付した。

(中略) 

しかし、審議は六時間弱と短かっただけでなく、内容も不十分との指摘が出ている。

 「あまりにも時間が余っている。地元のことと最後に私見を述べて終わる」

 法案が衆院内閣委で審議入りした十一月三十日。自民党の谷川弥一氏は前置きすると、四十分の質問時間のうち二十八分を過ぎたあたりから般若心経の一部を唱え、さらに「夏目漱石が好きだ」と文学論を展開した。

(中略) 

ギャンブル依存症への懸念が広がる中、質疑では時折、笑いが起きた。

(以下略)

————————————————————————
スクリーンショット 2016-12-07 15.46.06
見てて恥ずかしい…最近の国会が学級会よりヒドい件
さすがに、これはひどすぎる
引用元)
こんなん、やっていいの…?



時間が余った自民党議員、まさかの「般若心経」を披露。。

皆様も既知のとおりですが、本日昼にIR推進法案(通称:カジノ法案)の衆院委員会採決が行われました。2日間に亘って行われた法案審議に要した時間は6時間強
出典:驚きの2日裁決、第二回カジノ法案審議 

「6時間強」の内容は、更にお寒いもので、複数の賛成派議員が時間を余らせ、般若心経の解説
出典:全文表示 | カジノ法案質問で般若心経 「採決前」6時間審議の中身 : J-CASTニュース 


挙句の果てに、夏目漱石の作品まで紹介し始めたらしい


(中略) 

一方、年金制度改革法案では 


マイクを奪うなどの物理攻撃が…

年金給付額を抑制する新たなルール導入を柱とした年金制度改革法案は25日午後、衆院厚生労働委員会で、与党と日本維新の会の賛成多数で可決
出典:年金法案採決を強行=会期延長、10日間軸-与党:時事ドットコム 

民進党など野党は「年金カット法案だ」と反発、強行採決に抗議
出典:年金改革法案も強行採決で可決 野党は反発、抗議 - 社会 : 日刊スポーツ 

手にしたビラで丹羽氏の顔を隠して、マイクを早々に奪うなど物理的に抵抗した
出典:【終盤国会】「強行採決反対!」「年金カット反対!」民進、ビラを手に委員長席に詰め寄り、マイク奪い…抵抗の伝統芸(1/2ページ) - 産経ニュース 
手は出しちゃダメでしょ…

(中略) 

せめて、大人らしい国会を 




悲痛な叫びは届くのでしょうか…。良い国会をしてもらうためにも投票には、しっかり参加しましょうね。。

[報道ステーション]憲法を越える存在!?非公開の日米合同委員会

 昨夜の報道ステーションで日米合同委員会のことが取り上げられていました。この日米合同委員会について、鳩山元首相が「米国の方は軍人であって日本側は高級官僚である。ディベートもしていない。まさにこれは占領されているに等しいと思います。」と述べています。日本が占領状態にあるというのは、沖縄を見ればよく分かると思います。米軍機が、沖縄の住宅密集地上空を自由に飛び回るのに対して、米軍の居住地上空は決して飛びません。米国民である米軍人は、アメリカ合衆国憲法によって、墜落の危険性と騒音から守られ、人権が尊重されているのです。日本人の人権も最高法規である日本国憲法に守られてしかるべきですが、砂川判決以来、憲法が停止させられています。仮に、日米合同委員会で結ばれた米国との密約が、日本人の人権を著しく侵害するものであっても、密約が優先されてしまいます。
 日本もこのような占領状態から独立する時がきていると思います。
(編集長)
————————————————————————
憲法を越える存在!?非公開の日米合同委員会20161206
配信元)


————————————————————————
配信元)








» 続きはこちらから

[世界の裏側ニュース]奇跡:世界が団結し水を守る先住民が勝利 #NoDAPL 〜絶望的に見える沖縄も変化の予感〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 奇跡が起こったとしか言いようがない出来事です。12月3日の記事で取り上げたダコタパイプラインの抗議活動が、驚いたことに、先住民側の勝利で終わりました。先住民たちが水源の汚染等を理由に反対していたパイプラインの建設は、米陸軍が4日に、“米陸軍工兵隊は本日、ダコタ・アクセス・パイプライン計画のためにオアヘ湖を通過する土地利用は、認めないと発表した”とし、代替ルートを検討するために、環境影響評価を行うと説明しました。工事予定地は米陸軍工兵司令部が所管しており、着工には陸軍省の許可が必要ですが、陸軍省は先住民や建設会社との協議の結果、異なるルートを検討することにしたようです。
 陸軍省や建設会社に先住民や活動家たちが騙されていなければ、この結果は先住民側の大勝利です。
 米大統領選でのトランプ氏の勝利も驚きましたが、今回のこの結果はまさに驚きです。記事では、“この抗議活動はパイプラインの迂回だけではなく、もっと大きなメッセージとインスピレーションを世界中に届けました ”とあります。
 一見絶望的に見える沖縄の問題も、今後何が起こるかわかりません。文末にあるように、“世界の潮流が変わってきている”ことがわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
奇跡:世界が団結し水を守る先住民が勝利 #NoDAPL
転載元)
スタンディングロックで民衆の勝利:祝賀の写真 
Standing Rock Victory Photos: Pictures of the Celebration
12月4日【Heavy、その他】

o0625042013814752865

12月4日、Oceti Sakowinキャンプ場におけるダコタ・アクセス・パイプラインに対する地役権が否定され、アメリカ先住民や他の活動家たちが祝っています。

今日、USアーミー・コープス・オブ・エンジニア(US Army Corps of Engineers)社は、スタンディング・ロック・スー族の居留地にある湖の地下にダコタ・アクセス・パイプラインを貫通させる地役権を認めないと発表し、8月から数か月におよぶ抗議活動に終止符が打たれました。

(中略) 

そしてFacebook上には、次のような賞賛の言葉が掲載され、多くの人の共感を呼んでいます。

「何かが起こりました。何かとんでもないことが。美しいことが起きました。

(中略) 

どの宗教の指導者にも成し遂げることができなかったことが。

外交官や仲裁者、人権活動家やグループにできなかったことが。

(中略) 

わずかな人たちを除いて、このことを知っている人はいませんでした。

(中略) 

彼らは祈りと平和の中で力強さを保ち、絶え間のない圧力の下でも対抗することはありませんでした。

そして言葉が広がりました。

(中略) 

あらゆる人種や肌の色、宗教や社会的立場のブラザーやシスターは、モンスターの蛇に反対して一致団結して立ち上がりました。

(中略) 

抗議活動やデモ行進が行われ、募金や必需品がこの大義のために集められ、この惑星中から人々が集まりました。

(中略) 

この水を守る者たちは不可能なことを成し遂げました。

(中略) 

人類の歴史上初めて、地球全体が一つになったのです!

(中略) 

(翻訳終了)

(中略) 


【参考】
http://heavy.com/news/

https://www.buzzfeed.com/

http://www.dailymail.co.uk/

https://www.facebook.com/


*-*-*-*-*-*-*-*-*


【コメント】
強制立ち退きの日を迎え、どのような展開になるのか固唾を飲んでいたところに、まさかの朗報でした。

かなりの悪条件の中でも決して決意が揺るぐことはなく、人間だけでなく生き物すべてのために非暴力的に抗議活動を続けた抗議活動は、一つの大きな節目を迎えました。

パイプラインが迂回されることになっただけで、実質的な問題が完全に解決したとは言えませんが、ここではいったんは水を守る先住民側の大きな勝利したと言えるでしょう。

TPPが実質上お流れになりそうなのも、世界中で大勢の市民が立ち上がってNO!を突きつけたからと言えますが、今回のパイプラインの抗議活動からも学ぶところがとても多くありました。

そしてこの抗議活動はパイプラインの迂回だけではなく、もっと大きなメッセージとインスピレーションを世界中に届けました。

この抗議活動は、あらゆる生き物の生命活動のために必須な水という、普遍的なものを守ろうとする活動でした。そして水だけでなく自然全般を守ろうとする同じような活動は世界中で今も起きています。また世界各地では先住民族や少数民族へ対する迫害が公のレベルでさえ平然と行われています。

抗議活動やデモでは、非武装の市民に対して警察など権威による必要以上の暴力行為が公然と行われています。市民の安全な生活を犠牲にした利益優先の「経済開発」が、メディア上に誇らしげに報道されています。石油や原子力のような汚いエネルギー源の利権を守ろうとする政府や企業体に、世界中で多くの国民が抗議をしています。

先住民側の保護のために立ち上がった退役軍人の多くの方も、国ではなく政府を中心にした経済活動(軍事産業や石油産業など)のために犠牲になっており、そのために共感して立ち上がってくれたのだと思います。

世界中で抗議活動(デモ)が行われていますが、多くの場合は国民の声は意図的にかき消され、無視されています。報道さえさらないということもよくある話です。そのような状況の中で、この抗議活動がかりそめにもまさかの勝利を収めたということを考えると、どうも現在の世界の潮流が変わってきていることをさし示しているように思われますし、そう期待したいところです。

(以下略) 

イタリアの国民投票で金融市場が混乱 人気コメディアンのベッペ・グリッロ下院議員が政権を取る可能性も

竹下雅敏氏からの情報です。
 イタリアの国民投票で現政権の方針が否決され、現在、金融市場が混乱しているようです。イタリアの「5つ星運動」で反ユーロを掲げる人気コメディアンのベッペ・グリッロ下院議員が政権を取る可能性が高くなりました。こうなると、イタリアはユーロ圏を離脱する可能性が高くなり EU崩壊の危機が現実のものになります。
 思えば、EUの危機はギリシャ危機から始まりました。ギリシャ危機は、2009年に、政権交代後の新政府が、それまで3.7%としていた対GDP比の財政赤字が本当は12.7%であったことを発表し、粉飾が明るみになり、国債が暴落しました。その後、“ポルトガル、アイルランド、イタリア、スペインなども危ない”と言われ、それらの国の国債が暴落。それらの国債を大量に保有している欧州の大手銀行も危ないと見られるようになり、ユーロが急落しました。
 こうした事態に、欧州連合(EU)は、国際通貨基金(IMF)と共にギリシャに対して融資を実施、見返りとしてギリシャ政府は3年間で300億ユーロの財政赤字を削減することを約束し、増税や行政サービスの歳出カット、公務員のリストラなどを実施しました。しかし、これが国民の不満を誘発し、デモやストライキが繰り返され、ついに、2015年には反緊縮財政を掲げる急進左派連合のチプラス政権が発足しました。2015年7月5日に行われたギリシャでの国民投票で、財政緊縮策に反対する結果が出たことで、世界経済に衝撃を与えかねない事態になりましたが、驚いたことに、チプラス首相はその後手のひらを返したようにEU側に譲歩案を提示し、ひとまずギリシャ危機は終息に向かいました。
 チプラス首相の行動は、ギリシャの議員のほぼ全員が命の恫喝を受けていたとしか考えようがないものです。いったん収まったように見えた世界経済の混乱は、今回のイタリアの国民投票で再燃する形になりました。
 5つ星運動が提唱するユーロ圏の離脱やベーシックインカムの導入などが、今後イタリア国民の判断材料になります。トランプ政権誕生によって反グローバリズムのこうした流れはもはや止めようがなく、これまで世界を牛耳ってきた銀行システムと銀行家一族は崖っぷちに追い詰められた形になりました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
引用元)
http://beforeitsnews.com/alternative/2016/12/global-financial-markets-plunged-into-chaos-as-italy-overwhelmingly-votes-no-3447253.html
(概要)
12月4日付け

イタリアの国民投票で現政権にNOを突きつけた結果、世界の金融市場がカオス状態になりました。

(前略) 

日曜日に行われた憲法改正の是非を問う国民投票で、有権者はNOを突きつけたようですが、その結果、世界金融市場に大きな混乱を生じさせています。

ユーロはこの20ヶ月間で最低の水準まで急落し、イタリア国債は暴落しています。

(中略) 

国民投票で敗北したイタリアのレンツィ首相は辞任を表明しました。
新たな選挙が行われるとなれば、五つ星運動を行った人気コメディアンのベッペ・グリッロ下院議員が政権を握ることになるのではないでしょうか。

(中略) 

イタリアが抱えている深刻な金融問題とは。。。銀行です。現在のところ、8つの銀行が破たん寸前です。しかし他の銀行もみな同じような状態です。

(中略) 

モンテパスキ銀行が破たんすれば、イタリアだけでなくヨーロッパの大手銀行がドミノ式に破たんすることになります。

(中略) 

五つ星運動とは、政府が保証するユニバーサル・インカム(ベーシック・インカム)の導入、EUに対する財政負担の廃止、ユーロ圏離脱の是非を問う国民投票を行うことを求めています。

イタリアがユーロ圏を離脱することになれば、ユーロという共通通貨の終わりを意味します。そしてEUの存在意義も問われることになります。

(中略) 

2017年は大変な年になりそうです。最善の結果を祈るのみです。最悪の事態を想定して備えておきましょう。

――――――――――――――――――――――――
配信元)