注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
スプートニクはこれについて欧州議会の政治会派、社会民主進歩同盟出身のベルギー選出の議員、マーク・タラベラ氏に確認を行なったところ、次のような回答が寄せられた。
「独の高官(副首相クラスの)がこうした声明を表したということは期待が持てる。そもそもこの協定はうまく出来たものではなく、自由貿易圏についてのものでもない。これは貿易と投資についての協定であり、大企業を守り、こうした企業が自然保護、健康、労働者の社会的権利を法律化する社会機関に影響を与えることを許すものだ。欧州委員会レベルの交渉ではかなり前から深刻な圧力が加えられている。米国でも欧州でも世論の側から寄せられる批判はますます増えている。欧州委員会は世論がこの協定に反対していることを分かりたくないのだ。」
(以下略)
ガブリエル氏によれば、「誰が認めなかろうと」交渉は事実上の決裂。
14ラウンドの交渉で当事者はいわゆる大西洋貿易投資パートナーシップ協定のいずれのポイントについても合意できなかったと同氏。
ガブリエル氏は、米国との交渉の結果は、先に結ばれたEUとカナダの自由貿易圏の結果と大きく異なるという。カナダとの合意はすべての当事者にとってより公平であると副首相。
(以下略)
「仏は貿易投資分野で米国との大西洋横断貿易投資パートナーシップ協定(TTIP)交渉を停止するよう求める。」
(以下略)
さすがに鈍感な日本の官僚も、世界情勢の激変には気付いているでしょう。ただ、無能な人たちはどうして良いかがわからないだけです。しかし、原田武夫氏のように、板垣英憲氏の言う世界支配層と明らかにつながっていると思われる優秀な人物は、破綻後の日本を見据えて動いています。
誰がシナリオを描いているのかは、はっきりしませんが、板垣氏の情報などを見ると、プーチン大統領とキッシンジャーは連携して動いているように見えます。ジャパン・ハンドラーをキッシンジャーが動かしていると仮定すると、日本の今後の方向性は、これまでとは異なって来るのがはっきりとわかります。なぜ、キッシンジャーなのかですが、どうやら様々な情報を考慮すると、“俺だけは助けてくれ”ということではないかと思います。