ホルムアルデヒド満載の家具と洗剤
我が家は、第10楽章にも書きましたが、
子供のより良い環境を求めて、ベルリンにやってきました。
孟母三遷の教えのように、より良きを求めて、
何回でも住む場所を変えようと思っています。
我が家は先週ベルリンの中で引っ越しをしたのですが、
ドイツでは、退去時に、すべての壁を白くぬらなければいけない
決まりがあります。
ドイツ人の価値観としては、前の人の使用感がある壁のちょっとしたシミなどが
ついているところには、心地よく住むことができないという感覚があるようで、
退去時には、自分で壁塗りの業者を依頼して、家の壁を真っ白にしてから
引き渡さなければいけないのです。
このあたりのドイツ人の感覚や価値観が興味深いなと思いました。
また、スゴイと思ったのが、引っ越しの段ボールで、
ガムテープなしで、組み立てることができるのです。
ところで、なぜ、我が家が引っ越しをしたかの理由は、
ホルムアルデヒド問題がありました。
日本でも人気な家具屋さんのソファーの
木製部分がホルムアルデヒド満載でした。
なかなか巧妙で、布で覆われており、それを
外してみた途端に、ものすごい臭いがあることに気がつきました。
すぐに撤去したものの、部屋には残っていましたので、
引っ越しを決断したのです。
私は一瞬感じただけでしたが、息子はかなり敏感で
拡散されたホルムアルデヒドをかなり感じるようでした。
ドイツの薬局の方にも、家具のホルムアルデヒドについて
聞いてみると、よくあるそうで、あ、やっぱり・・という
顔をされていました。
日本でも香害や化学物質過敏症などで苦労されている方も
多いかと思います。
» 続きはこちらから
ベルリンの壁が崩壊する前のベルリンで撮影された
映画『ベルリン天使の詩』ですが、主演の
ブルーノ・ガンツ氏が先日お亡くなりになりました。
https://twitter.com/amass_jp/status/1096813682162421760
https://twitter.com/gutereise_/status/1097367003243913216
https://twitter.com/m1257231630/status/1101317792446341120
ベルリンの壁の上に天使の羽をつけて
立っていた様子が印象的でした・・。
第31楽章は、ドイツ人の価値観と化学物質について です。