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ウクライナ東部危機に解決の光明が差した。ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランス(通称「ノルマンディー4か国」)の外相が水曜夜、ベルリンで会議を開き、ウクライナ軍と義勇軍の戦線から重火器を引き上げる必要性について合意が得られた。4か国外相はキエフおよびウクライナ南部・東部代表者に対し、コンタクトを活発化させるよう呼びかけた。
ロシアのラヴロフ外相はベルリン会談を振り返って、それが上首尾に終わったことを報告するとともに、成果を次のように語った。
「今日採択された中で一番重要な決定は、ミンスク合意、たとえば9月19日のミンスク・メモランダムに規定された戦闘ラインからの重火器の早期引き上げを強力に支援することに関する決定だ。共同宣言にもそのことは記されている。これはとりもなおさず、ロシアのプーチン大統領がウクライナのポロシェンコ大統領に対して書面で行った今月15日の提案が受け入れられたことに等しい。ノルマンディー・フォーマット4か国外相の合意がその提案を実現させられるように願う。なお、ドネツクおよびルガンスクの両人民共和国はすでにロシア大統領の提案にそって重火器を引き上げることに同意している。ウクライナ政府も賛同するよう希望している」
興味深いのは、ベルリン会談の成功とウクライナ軍がドネツク空港で敗色濃厚になったことがタイミングを一つにしていることだ。昨年8月末から9月初頭にかけても同じようなことがあった。義勇軍が防衛から攻勢へ転じ、ウクライナ軍が敗走を始めると、キエフはウクライナ南部・東部地域との対話および停戦に同意した。その結果として紛争の段階的解決を規定したミンスク覚書が成立したのである。もっともウクライナ政府はこの合意を本気で実現しようとはせず、むしろ停戦を利用して兵員の配置換えを行ったのである。しかし、今月半ばのドネツクにおける攻撃もついには不首尾に終わった。キエフはそこで平和プランを落としどころにしたのだ。
ドイツのシュタインマイエル外相もいうように、今重要なのは、ノルマンディー4か国外相の合意が空文に終わらないように努めることだ。今こそキエフとルガンスク、ドネツクのリーダーの出番である。
公安の方に、国際情勢を理解し、自分の業務の意味の全体像を把握している程、頭の良い人間が居るとも思えないので、彼らは単に上からの命令を遂行したに過ぎないと思います。脚本は、どう考えても日本政府ではないでしょう。記事の状況説明に加え、湯川氏の拘束自体が脚本として当初から計画されていたと考えると、この常岡氏と中田氏を、こうした陰謀の仲間として引き入れるつもりだったのかも知れません。ひょっとして、日本でイスラム国のテロが起きた時、この2人は、ボストンマラソンの偽旗テロの犯人にされた兄弟の役回りを演じさせられるはずだったのかも知れません。ただ、この両氏は犯罪に組するような人たちではなかったため、現在のような状況に巻き込まれたのでしょうか。