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カナロコ記事の正論 〜 権力の暴走に報道が加担するとき、ジャーナリズムも国も自壊する

 18日、共同通信は、首相官邸が内閣記者会に出した要請文について、その問題点を指摘する記事を配信しました。その内容は「要請文が出された経緯や、その後に報道関連団体から出された抗議声明(中略)などを紹介する記事」でしたが、その後、配信記事の一部を削除しました。
それは全国紙の記者のコメントで、東京新聞の望月記者の質問が、記者クラブの知る権利を阻害し、官邸側の機嫌を損ね、取材に応じる機会が減るという困惑を述べた部分でした。
記者クラブの人間が官邸側の質問制限に抗議するどころか、望月記者の質問が迷惑だと思っているという、まさにジャーナリズムの劣化を示す核心部分でした。
 これについて、カナロコ「神奈川新聞」が読むべき記事を出しました。
カナロコ記事によると、共同通信が削除した理由は「官邸記者クラブの意見を代表していると誤読されかねないため」のようですが、記事で指摘されているごとく、誤読の懸念があるならば、削除ではなく内容の修正や補強で対応すべきで、そもそも一記者の質問が記者クラブの知る権利を阻害するという理屈が間違っている、むしろ「他の記者が質問し続けることにより、自らの権利もまた同時に守られているという関係にある」と正論を述べています。
記者クラブが、官邸のお情けで出す情報を単に垂れ流して「ジャーナリストの知る権利」と考えておられるのだとしたら空恐ろしい現実ですが、権力による質問制限を唯々諾々と受け入れることの意味を、カナロコ記事が最後に主張されています。
 権力の暴走を報道が片棒担ぎ始めるとき、報道自身も国も自壊する。東京新聞への弾圧を許すと、次々とその横暴は拡大することが最後のツイートで見て取れます。
報道は「自由と国民の権利を守る一端を担っているという職責」を忘れるなという、極々当たり前のメッセージがこれほど新鮮に映る時代になったのか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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<時代の正体>質問制限 削られた記事「8行」 忖度による自壊の構図
引用元)
(前略)

(中略)共同通信が、加盟各紙に配信した記事の一部を削除すると通知してきた。

(中略)

要請文が出された経緯や、その後に報道関連団体から出された抗議声明、識者の見解などを紹介する記事の終盤に差し掛かる段落のこの記述が削除された

 〈メディア側はどう受け止めたのか。官邸記者クラブのある全国紙記者は「望月さん(東京新聞記者)が知る権利を行使すれば、クラブ側の知る権利が阻害される。官邸側が機嫌を損ね、取材に応じる機会が減っている」と困惑する〉

(中略)

 会見の場で質問を遮る妨害、さらには記者クラブに対し要請文をもってかける圧力。権力者によってこれほどあからさまに私たちの報道の自由が抑圧されたことが戦後あっただろうか

 「権力は常に暴走し、自由や権利を蹂躙(じゅうりん)する」という歴史的経験を忘れてはならない。

 次なる闇は、その片棒を報道の側が担ぎ始めるという忖度(そんたく)による自壊の構図だ。その象徴は、削られた8行に込められていた。

 圧倒的多数を擁する権力者の振る舞いによって、この国の底が抜けそうになっていると感じる。表現の自由を弾圧し、批判をよそに次々と法案を強行採決する。閣僚が不祥事の責任を取らず、まともな説明すらしない

 こうした政治の惨状をしかし私たちは初めて経験するわけではない。先の大戦、到底勝ち目のない戦争へと突き進んだとき、国家の底は抜け、破滅の危機を認識したときには既にその暴走を誰も止めることはできなかった。

 自由と権利を持ちこたえさせることができるのは、その行使と、健全な民主主義と、それを支える知る権利の他にない。報道はその一端を担っているという職責を忘れてはならない。


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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第30楽章 ドイツの高校生の実態と、争わないこと

先日、こちらの記事を見て、思い出したのですが、
我が家が2011年にオーストラリアに行った時には
多くの母子の方が来られていました。
たぶん、東京の江戸川区あたりからの方だったと思われますが、
2歳のお子さんの足にあざがたくさんできたので、びっくりして、
こちらに来たといっていました。
また、川崎や鎌倉からの方でしたが、子供さんの鼻血がとまらないので、
こちらに来たといっていた方もいました。
オーストラリアで単身留学していた子供さんのお兄さんが、福島で受験勉強をして、東京の大学に行ったのですが、甲状腺に嚢胞があると聞きました。
2012年に福島からオーストラリアに行った弟さんは、嚢胞がなかったのです。
いつも実際に見た、聞いた、感じたことから書くことで、何かがわかるかなといつもと思っています。

第30楽章は、ドイツの高校生の実態と、争わないことです。
(ユリシス)
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今どきのベルリンの高校生


息子が通学する学校の様子から見てみると、
ドイツ・ベルリンの高校生くらいになると、ビールを飲みますし、
タバコもクラスの半分くらい吸っていますし、高校生なのに、フィットネス
クラブに通うのが人気
になっています。

pixabay[CC0]


みなさん普通で、フィットネスも1か月20ユーロくらいの
ものらしいです。ドイツは子ども手当がひとり1か月194ユーロ
支給され
ますし、学費も無料で、塾制度などもないので、
普通にできるようです。

日本の高校のようにクラブ活動が盛んではなく、
2つくらいのクラブしかない
ですし、ほとんどの生徒が参加しません。
生徒たちは、自分の好きな活動をします。
習い事で人気なものは、男子でサッカー、バスケット、ホッケーなどです。
女子でダンス、乗馬、テニスなどになっています。

pixabay[CC0]


やはり全世界的にスマホを使用して、インスタグラム、スナップチャット
などが流行
しています。高校生は、やはり、ファッションと音楽に夢中
なるようです。

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フアン・グアイド派の立場からベネズエラを見ている田中龍作氏 ~ベネズエラで何が起こっているのか

竹下雅敏氏からの情報です。
 田中龍作ジャーナルがしばらく更新されていなかったので、どこかに取材に行っているなと思っていたら、なんとベネズエラでした。現場を直接取材して生の情報を届けてくれるという意味では、龍作さんらしいのですが、どうやら龍作さんは、フアン・グアイド派の立場からベネズエラを見ているようです。
 冒頭のツイートでは、香港の雨傘革命(2014年)の件に触れていますが、この事件が中国版のカラー革命で、ジョージ・ソロスの資金が流れ込んでいたことには、全く気づいていないようです。
 今回の龍作さんの行動には批判も多いようで、中には、かなり手厳しいものもあります。
 “続きはこちらから”のThe Sun Snorer Pressさんの一連のツイートは、ぜひご覧ください。引用元では50個のツイートがあります。極めて貴重なものです。
 せめて、これらの事柄と長周新聞さんの優れた記事を読んでから、ベネズエラに行って欲しかったと思っています。できれば、マドゥロ支持派の声もしっかり聞き取って、ベネズエラで何が起こっているのかに気づいてもらえるのがベストだと思っています。
 “マドゥロ政権が奉じるチャベス主義は、新自由主義に頑強に抵抗する立場”の社会主義です。マドゥロ大統領は、サティア・サイババの信者で、NESARA支持者だと考えています。要するに、中国と、中国覇権を夢見る勢力に甘い言葉を囁くフランスのロスチャイルド家のNWO型新金融システムの支持者なわけです。マドゥロ大統領は、悪人というわけではないのですが、光を装った闇の勢力にうまく取り込まれているということなのです。
 ロシアが直ちにベネズエラを支持したのは、アメリカ、カナダの横暴が国際法に違反しているからで、中国が反対しているのは、これまでのベネズエラに対する投資が無になってはいけないからです。
 こうしたことを理解した上で、ヘンリー・キッシンジャー博士やQグループは、中国、フランスロスチャイルド家の思惑を打ち砕くために、巧妙にフアン・グアイド氏をコントロールしているのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【ベネズエラ・カラカス発】 手術ができない 使用期限切れの薬を投与
引用元)

小さな薬棚にわずかな薬しかなかった。ほぼ全てが使用期限切れだ。
=20日、カラカス市内 撮影:田中龍作=


 ベネズエラの人道危機を目のあたりにした ―

 カラカス市内の公立病院を訪ねた。看護師が見せてくれた薬棚には薬瓶がわずかに収められていた。

 看護師は一つ一つを手に取って見せてくれた。驚いたのは、薬がほんの少ししかないことだけではなかった。使用期限がとっくに過ぎている薬を使っているのである。
(中略)
 この病院は先月から、水道の水が止まったままだ。水がないため手術ができない。メスなどの器具や手を洗えないからだ。(中略)… 薬不足の原因はハイパーインフレだ。薬を外国から買えなくなったのである。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 
 
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著作権法改正案は、海賊版サイトの対策という名目で、実際には言論弾圧が目的! ~この法案には「漫画を海賊版ダウンロードサイトの被害から守る」という効果がほぼ全くない

竹下雅敏氏からの情報です。
 著作権法改正案は、2月14日の記事で、すでに紹介しています。著作権を侵害しているインターネット上のあらゆるコンテンツのダウンロードを全面的に違法とするというもので、この法案が通ってしまうと、事実上、“ネット上にある物の大半は保存するだけで違法”になってしまいます。
 海賊版サイトの対策という名目で、実際には言論弾圧が目的だと思われます。記事によると、“この法案には「漫画を海賊版ダウンロードサイトの被害から守る」という効果がほぼ全くない”とのことです。
 法案を阻止するには、与党議員への陳情が最も適切だということで、引用元の記事では、陳情の仕方や与党議員名簿も掲載されています。
 記事の後半には、新聞の切り抜きをFacebook、Twitterにあげるという、よくある例が書かれています。こうした画像が新聞社の許可を得て掲載されているとはまず考えられず、こうした行為は著作権法違反になります。なので、そのような画像が載ったツイッターをダウンロードしたり、スクリーンショットを取ると、違法になるわけです。
 時事ブログで記事を掲載する場合、一旦ツイッターの画面をスクリーンショットで取り込まなければなりません。その記事原稿を元に、編集者が記事に仕上げ掲載しているわけです。なので、この法案が通ると、記事取りに大きな支障が出ることになります。
 総務省は、「東京五輪に向けてのサイバー攻撃対策」と称して、家庭や企業のインターネット家電などに「無差別侵入」するという、世界でも例のない調査を行うとしています。専門家は、“侵入時点で保持データの中身がわかってしまう”と言っています。
 要するに、「無差別侵入」というプライバシーの侵害行為で、反政府的な人間を簡単に割り出せます。さらに、著作権侵害でそうした市民を弾圧するのがとても簡単になるということです。
 著作権法が、このように国民を弾圧する手段になることは明らかなのに、洗脳の故か、著作権にうるさい人が結構多いのには驚きます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2019年静止画ダウンロード違法化 政治家の先生方への陳情のやり方について
引用元)
(前略)
著作権法改正案の中身は「普通のソシャゲのスクショを保存するだけでも違法になる」といった内容のものでした。


(中略)
この法案には「漫画を海賊版ダウンロードサイトの被害から守る」という効果がほぼ全くない事を漫画家側は熟知しており、日本マンガ学会も一貫して反対しています。


(中略)

【こんな時どうすればいいか?】
⇒あまりにひどい改正案ですが、怒っているだけではどうにもなりません。
このような時は速やかに政治家の先生に陳情をする事が最も適切です
(中略)
たとえば国会議員の先生が「僕はこんないい仕事をしました!」と新聞の切り抜きを撮影したものをホームページやFacebookに載せたり、ツイッターにアップロードしているのはよくあることですが、誰かがそれをスマホやパソコンに保存した場合、それが犯罪になるという事を先生方に伝えるのが一番分かりやすい(中略)… 詳しく解説しますと、引用成立する構成要件は、

 1:本文と引用部分の明瞭区分
2:本文(自分の記事)がメインで、引用部分がサブ(主従関係)
3:引用の必然性がある
4:改変しない
5:出典を明記する。

です。多くは2を満たしていません。
議員さんがUPした新聞記事は著作権違反物となり、これを支持者がDL・スクショ、ページの保存を行って保存すると違法になります。
(以下略)

ぴょんぴょんの「竜宮からのメッセージ」

また、3.11の日が巡ってくるなあと思っていたら、
南海トラフはどうなったんだろ? と気になり始めました。
収まるはずはなく、確実に来ると言われているのに、
経済危機は頭にあっても、地震のことは想定外。
いつでも起こりうること、自分に言いきかせるため、調べてみました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「竜宮からのメッセージ」


地震の前に起こる海の異変


なんか最近、海からのメッセージが多くない?

海からメールでも届くんか?

じゃなくて・・たとえば1月31日、「大阪湾で、約30頭のイルカが泳いでいるのが観察された」とか言うし。(毎日新聞

大阪湾でイルカの群れか? チョー珍しいな。

だってさ、3.11の1週間前、茨城・鹿嶋市の海岸に、52頭ものイルカが打ち上げられたことがあるんだよ。(OFT STORE

1月31日の1週間後? 地震、来てねえぞ。

じゃあ、今年の1月だけで、すでに 6匹のリュウグウノツカイが、富山湾で打ち上げられたってのは?

リュウグウノツカイ Wikimedia Commons[Public Domain]


リュウグウノツカイ? 深海魚だろ? 竜宮のメールでも届けに来たんか?

もう、真剣に考えてよ!
「他にも、日本沿岸のあちこちでリュウグウノツカイが打ち上げられていて、数えてみると、 1月だけで、十数匹が確認されている。」(In Deep

ちと・・・多すぎやしねえか?

でしょ??
お魚たちの世界に、何か異変が起きているという知らせじゃないかな?
だって、阪神淡路大震災の前もおかしかったんだよ。
地震の何日か前、明石海峡ではマダイ(真鯛)が不漁になったのに、
淡路島南部では、マダイがいつもの30倍の大漁だった。(ホーホーナルホド

よっしゃ〜! タイの刺身、食べ放題だ!

そして、サケガシラ。
ふだんは年に1、2匹しか釣れない深海魚で、別名「地震魚」。

サケガシラ Author:Picasa 2.6[CC BY-SA]


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