アメリカのインフルエンザと医療事情
孫がボストンの小学校に通い始めたのが金曜日。土日を挟んだので学校に行く気は大丈夫かな?と思っていたらお姉ちゃんが熱を出してしまいました。実は
アメリカに着いてすぐに娘のパートナーと弟が熱を出して3日間寝込んでいました。それが回復したと思ったら
今度はお姉ちゃん。そして月曜日の朝には
娘まで高熱を出してしまいました。
そういえば土日に
一緒に遊んだお友達まで熱を出したとか・・・。これは何かのウイルス感染?それも感染力が強いウイルス。すぐに
インフルエンザ?と思いました。
こちらの人は熱くらいでは病院に行きませんし、職場も学校もお大事にね!と簡単に休ませてくれて「インフルエンザの検査をしてください。熱が下がっても2日間は外に出ないように!」なども言いません。予防投与?もちろんありません。
じっと家で安静にして食欲がなければ食べない。治癒するのを待つ。それが自然のことだと思います。
娘ともインフルエンザに対する日本の過剰反応は何だろうねと話しましたが、子どもが4人いて治療が必要な病気やケガをすることもあります。
アメリカは医療費がとてつもなく高いので何らかの保険には入っていた方がいいと思って調べてみたら、その保険自体が高い!ランクによって歯科はカバーしない、手術もカバーしないなど種類も様々です。救急車を無料で利用するには年間200万の保険に入らなければいけないってホント?!保険なしで救急車を利用したら30万くらいかかるそうです。
難病の人や所得の低い人には政府がカバーしてくれる制度があり、正規雇用ならその会社が加入している保険を安く利用できますが研究員の身分では個人で加入しなければいけません。全部カバーすると恐ろしく高い保険料になります。だから熱くらいでは病院に行きませんし、
病気をしないように日ごろからの健康管理が大切です。
Whole Foods Marketなどの
オーガニック、遺伝子組み換えなしの自然食品を扱っているお店が次々に広がっているのも頷けます。一方で消費者のニーズに合わせてアジアン、イタリアン、ポルトガル、インディアンなどの国際色豊かな食材やジャンクフードなど様々な食べ物が売っています。ただ、
お金がないと安全なものは手に入らないという仕組みは変わりません。
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追記:ラーラーラー、ラーララー、ラーラー、ラーラー、ラーラー、ラーラー♪(れいわ祭で新橋にもハスが咲いた)