注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください2024.7.30 ベネズエラ大統領選と米国CIAの関係
— 及川幸久【X NEWS】WISDOM BOOKS📕新刊Amazon【カテゴリー】1位!🎉 (@oikawa_yukihisa) July 30, 2024
- 7/28の大統領選で出口調査でリードしていた野党候補が敗れ、左翼独裁者マドゥロ大統領が勝利。国民は怒り、内乱状態に。
- そこにウィキリークスが「出口調査を行ったのはCIA関連企業」とリーク。実は、野党側にはCIAが。
-… pic.twitter.com/gDYlOCq3kZ
西側メディアとベネズエラの野党が選挙に不正があったと主張している根拠は、選挙結果と出口調査に乖離があったことだが、その出口調査はCIA系列の調査会社エジソン・リサーチ※によって行われていた。
— J Sato (@j_sato) July 30, 2024
※ウクライナ、グルジア、イラクの「民主化」プロパガンダ戦でも活躍 https://t.co/LbeDA9c9DQ
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、スペースX社とテスラ社のイーロン・マスクCEOが南米諸国の平和と安定を破壊しようとしていると非難した。
ベネズエラの国家選挙管理委員会(CNE)は日曜日、開票率80%でマドゥロ氏が51%以上の得票率を獲得し、主要ライバルのエドムンド・ゴンザレス氏の44%を大きく上回り、同国の大統領選挙の勝者となったと発表した。
西側諸国が支援するゴンザレス氏の支持者らは公式結果の発表を受けて街頭に繰り出し、投票は不正であったと主張した。
ソーシャルメディア・プラットフォーム「X」(旧ツイッター)を所有するマスク氏は月曜日、「大規模な不正選挙」とマドゥロ大統領を非難した。
ベネズエラ大統領は国営テレビでの演説で、この主張に対し、億万長者に戦いを挑むことで応じた。
「ソーシャルメディアは仮想現実を作り出し、誰がその仮想現実を支配しているのか? 我々の新たな宿敵、有名なイーロン・マスクだ」と、マドゥロ大統領は携帯電話を指差しながら述べた。
そして、マスクが「ロケットと軍隊を率いてベネズエラを侵略しようとしている」と非難したが、その主張について詳しくは語らなかった。
「少なくとも顔を見せた。私たちは、あなたがすべての背後にいることを知っていた」とマドゥロは主張した。「あなたの金と衛星で。それは世界のファシズムイデオロギーの代表だ」。
ベネズエラ大統領は続けてマスク氏に挑発した。「戦いたいか?やろうじゃないか…準備はできている。イーロン・マスク、君を恐れてはいない。どこででも戦おう」
マスク氏はこれに応えて、スペイン語で「ロバはマドゥロより多くを知っている」と訳したキャプションを添え、マドゥロの演説動画をXで公開した。
マスク氏が外国高官と対立するのはこれが初めてのケースではない。 4月、実業家は言論の自由や極右アカウント、Xに関する誤った情報を巡ってブラジルの最高裁判事と衝突した。
マドゥロ大統領は、ウゴ・チャベス大統領の死去を受けて2013年に就任し、3期連続で6年間の任期を務めることになる。勝利演説でマドゥロ大統領は、選挙のたびに「不正を叫ぶ」野党を揶揄した。ベネズエラ大統領は、再選は平和と安定をもたらすと述べた。
この記事はソーシャルメディアでシェアできます:
» 続きはこちらから
しかし、NHKは「投票所ごとのデータは示されておらず、野党側は各地の投票所に派遣した立会人などの調査で、ゴンサレス氏がおよそ70%を得票し、マドゥーロ氏のおよそ30%を大きく上回った」と報じており、西側諸国が支援するエドムンド・ゴンザレス氏の支持者らは「投票は不正であった」と主張しています。
及川幸久氏の動画では、大統領選での事前の世論調査、当日の出口調査ではゴンサレス氏がリードしていた。野党指導者のマリア・コリーナ・マチャド氏は「投票総数の73%を獲得しました」と発表し、それを受けて国民は反政府デモを起こしていると言っています。
ところが、ウィキリークスから「ベネズエラ大統領選の出口調査を行ったのはCIA関連企業」という情報が出てきました。
5分12秒で及川幸久氏は別のジャーナリストの記事を取り上げ、“ベネズエラの野党とアメリカのメディアは、米国政府系企業エジソン・リサーチの出口調査に基づき、選挙に「不正」があったと主張している”と説明しています。
及川幸久氏は動画の中で、マドゥーロ大統領を何度も独裁者と呼んでいるのですが、反米・親露・親中の大統領は選挙で選ばれた大統領であっても西側からは独裁者と罵られ、米国に忠誠を誓うとウクライナのゼレンスキー大統領のように、「選挙を禁止してもブラックロックに国有財産や農地を売却」しても民主的指導者と呼ばれるのだということは理解しておいた方がよいでしょう。
2019年1月に野党指導者で国会議長のフアン・グアイドが暫定大統領就任を宣言、ドナルド・トランプ大統領(当時)はグアイドの暫定大統領就任をただちに承認し、ベネズエラが混乱に陥るという事件がありました。
野党指導者のマリア・コリーナ・マチャド氏は、“2018年に、ベネズエラ現政権を打倒するために、イスラエルのネタニヤフ首相に武力と影響力を行使することを要請する書簡を提出。石油メジャーとの結びつきが強くブッシュ家が強く支援”している人物です。
アメリカがまたもベネズエラにクーデターを仕掛けていることが分かります。