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メキシコ便り(86):スプートニクV・ワクチン・スキャンダル!!!

 ワクチンが大好きなメキシコ、ロペス・オブラドール大統領もワクチン崇拝者で、ワクチンを推奨し、これで経済回復を目指すという姿勢のメキシコですが、ワクチン・スキャンダルが起きました。今、現在、アメリカとその同盟国がロシアのスプートニクV・ワクチンの信頼を落とすために、スプートニクVワクチンで大量死というフェイク情報を垂れ流す作戦に入っているとかで、今回のメキシコで起こったこのワクチン・スキャンダルは、その作戦の一つかもしれないというロシア。完全に金儲けが人の命より、何よりも優先されていることに吐き気を感じます。

 とにかくこのフェイク・ワクチンの害がないことを祈るばかりです。メキシコのワクチン接種状況は、医療関係者と高齢者、持病持ちの方優先の段階。いくら会社で無料で接種できるからといって、会社で接種をしたことを口封じすることが無料接種の条件だというところで、「うん?!それはおかしい!」と思わないといけないのに。。。「やった〜!無料だ〜!イエイ!」でやっちゃうのは受けるほうも、結局はヤマ・ニヤマを破り共犯しているのと同じじゃない?と思ってしまいました。低賃金で雇われている社員が無料に弱いのも無理もありませんが。。。日本でもフェイク・ワクチンにご用心!という気持ちも込めて、今回はスプートニクV・ワクチン・スキャンダルを取り上げました。

 先日のまのじ編集長の記事で新潟大学名誉教授が訴える「新型コロナワクチンの危険性」の内容を取り上げてくださっていました。まだの方は是非、ご一読を!記事の最後にオマケとして、長崎大学の発表「ワクチンは不要に。新型コロナウイルス100%防御に成功!」の記事を貼り付けています♪
(popoちゃん)
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メキシコ便り(86):スプートニクV・ワクチン・スキャンダル!!!

プライベート・ジェットにスプートニクVワクチンが!?


ナチョさんのEl Chapucero動画によると、3月18日(木)メキシコ・カンペチェ州の国際空港で、5,775回分のコロナワクチン、スプートニクVをメキシコ軍と税関が押収。プライベート・ジェットに積んだクーラーの中に、コカ・コーラと一緒に入っていたらしい。この飛行機はホンジュラスに行く予定だったとか。

プライベート・ジェットで発見されたスプートニクVワクチン

その後、すぐにロシアのスプートニクVがそれらの押収されたスプートニクV・ワクチンはフェイクであると発表。

スプートニクVの公式ツイッターで、
押収されたワクチンはフェイクであると発表
上段の写真:本物  
下段の写真:フェイク
左:最初の包装、中:2番目の包装 右:輸送用の包装
よ〜く見ると、微妙にラベルの文字が違います。

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健康保険加入者4000人分のマイナンバーが他人のものに誤入力、それどころか厚労省は国民の知らないうちに「勝手に」健康保険番号とマイナンバーの紐付け作業を行なっていた

 なにかとトラブルの多いマイナンバーですが、今度は「健康保険証として利用できる新システム」で、医療保険加入者4000人分のマイナンバーが他人のものと誤入力されていたことが分かり、運用開始は10月に延期となったそうです。初めは「紐付けしたくて仕方ないのにスキルが追いつかない政府」などのコメントに笑っていたのですが、加藤郁美氏のツイートに、よく気づかれたなと思う重要な指摘がありました。
 システムの誤入力をしたのが健康保険組合であることをきっかけに「厚労省がすでに勝手に」マイナンバーと健康保険番号の紐付けを完了していることを確認されました。「今年3月から健康保険組合が厚労省の中間サーバーにマイナンバーを上げ、それに厚労省が健康保険番号の枝番を作って健保組合に戻している」と。健康保険組合への書類に「勝手に」マイナンバーを記入した会社、そのマイナンバーを「勝手に」国のサーバーに上げた健康保険組合ともに違法となります。加藤郁美氏はさらに2020年3月の福島瑞穂議員の質疑で確認した「マイナンバーカードと保険証の紐付けは希望者だけに行われる」という国会答弁があった時には、すでに厚労省は紐付け情報を提出させていたことを指摘されました。なんという犯罪政権。
 今、突貫工事の勢いで法案提出されてるデジタル庁設置法案では「内閣総理大臣のもとに個人情報を含む全てのデジタル情報を集中管理する」ことになります。台湾のように政府が国民に対して情報開示を徹底しているならばともかく、国民の知らないところでこんな犯罪を行うのですから「本人が知らないうちに監視される危惧」は現実のものとなりそうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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マイナンバー4000件誤入力 厚労省、カードの保険証利用延期
引用元)
  マイナンバー(個人番号)カードを健康保険証として利用できる新システムで公的医療保険の加入者約4000人分の個人番号が他人と取り違えるなど誤入力されていたことが分かった。
患者が受診する際、他人の個人情報が医療機関の端末に表示されるおそれもあるという。他にも患者情報が確認できないトラブルが相次ぎ、厚生労働省は予定していた3月下旬の本格運用を遅ければ10月に延期する
(以下略)
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配信元)

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緊迫するコロナ禍にさらに国民を追い詰める菅政権の「病床削減推進法案」と「75歳以上の医療費窓口負担2倍法案」〜 政治の本来を思い出させる田村智子議員の圧巻質疑

 25日の参院予算委員会は菅首相の基本姿勢を問うもので、福山哲郎議員の鋭く迫る良い質疑がありました。さらに田村智子議員の質疑は圧巻で、取り上げた法案内容の重要性、分かりやすさ、そして政治は本来、国民を暖かく救うものだと思い出させるものでした。ツイッターでハイライトをピックアップされていましたが、可能であれば、田村厚労相の人を食ったようなゴマカシの答弁も合わせて全編を見ると、菅政権にとっての国民は「超富裕層」のことで、一般庶民の困難は眼中に無いと分かります。
 田村智子議員は、「このコロナ禍にわざわざ成立させる必要のない悪法案」を取り上げました。一つは、「病床削減推進法案」とも言うべき重症患者向けのベッド20万床を消費税増税分を充てて減らそうというもの。行政も医療機関もそして患者も納得できないものを「今すぐやれ」と、わざわざ強行する必然性が厚労相からも菅首相からも語られません。田村議員は「この計画は今すぐ止めなければなりません。」第3波の感染拡大で入院できないまま亡くなる方が相次いだ、救える命が救えなかった痛恨から「今、病床のダウンサイジングを進めるのはあまりにも国民の命を軽んじています。」今は何をおいても新型コロナの対応に集中できるようにすべきと菅総理に求めますが、田村厚労相がズカズカ出てきて逆ギレ答弁しています。
 もう一つが「75歳以上の医療費窓口2割負担」で、田村議員は高齢者が実際に負担している医療費は、実は現役世代よりもはるかに多いというデータを示し、むしろ負担を減らす必要があると指摘しました。現役世代と対立させて自己負担が当たり前という政策は、歳をとることへのペナルティではないかと本質を突きます。現役世代の年間350円の負担軽減のために80歳以上の高齢者の負担増は年間3万6000円という驚きべき試算!菅政権の卑怯な「あまりに恥ずかしい政策」。
 さらに今でも高額な国民健康保険の保険料をさらに重くさせるような新たな規定への質問では、「年収200万円のお年寄りの医療費の自己負担を増やすのではなく、まさに負担能力のある富裕層、超富裕層、内部留保を溜め込んでいる企業に応分の負担を求めるべきでは」とあるべき提案しました。
(まのじ)
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配信元)
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【国会中継】参院予算委 菅内閣の基本姿勢について集中審議(2021年3月25日)
配信元)

【3:06:23〜3:28:00 約22分】

2回も住民投票で否決された「行政一元化」条例を大阪府議会が可決、大阪市議会も維新・公明の賛成で可決の見込み 〜 条例が決まって「終了」ではない、次のステップ

読者の方からの情報です。
「広域行政一元化条例」案が、府市両議会で週内にも可決しそうです。
民意をまったく無視した条例案ですが、大阪市民は知らない人も多いようです。  
 以前、共産党の関係者の方が条例案反対の署名を集めるために
家に来られたことがありますが、「大阪は悪法がどれだけ通用するか
実験台になっている。」とおっしゃっていました。本当にその通りで、
そのためには市民の気づきが大切なんですが、みんなむかんし~ん!
  
 ほんま、どないしたらよろしいねんやろ・・。
(まゆ)
 24日、大阪府議会が、府と市の一元化条例案を可決しました。
ええっ、2回も住民投票で否決された、あれ? 大阪市議会でも公明党が賛成に回り、26日にも可決する見通しで、4月1日に施行だそうです。ネット上では執念深い大阪維新よりも公明党への激しい非難が目立ちます。
 まゆ様の「ほんま、どないしたら・・・」は、菅政権に痛めつけられる国民の気持ちとも重なるようです。
 自民党の大阪市会議員・川島広稔氏が、今回可決されるであろう条例について説明されていました。最後の5分に注目です。「今後、注視していただきたいこと」として、大阪市民の方々ができることを述べておられました。
 維新・公明の賛成で可決されるであろう「条例」の、次のステップとして、府と市は事務委託の「規約」を議決します。将来、大阪市の市長や議会の構成が変わった時には大阪市だけの判断で「条例」を廃止することは可能です。ところが、次のステップの「規約」については、大阪府と大阪市が共に廃止を決めない限り、ずっと生き続ける取り決めなのだそうです。「恐ろしい話なんです。」条例が可決されても諦めずに、次の手を止めることが大事だそうです。
 みんな、きばってや〜!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国会会期中に全省庁を覆う法案ミスが発覚、無理な法案提出が霞が関のサービス残業を強い、ミスが発生する可能性 〜 田村智子議員の質疑から

 国会会期中に審議すべき法案のミスが次々明らかになるなど、これまで聞いたことがないです。与党内の審査を通り、役所の審査を通った上で、立法府である国会に「これでよろしいでしょうか?」とお伺いを立てる場で「やっぱり間違ってました」とは、菅政権のレベルが知れます。聞くところでは全府省庁のうち12の省庁にまたがるミスが発覚したそうですが、そうなると残りの省庁も大丈夫とは到底思えません。デジタル庁設置が柱のデジタル改革関連5法案で45カ所、産業競争力強化法改正案で20ヶ所以上のミスに加えて、新たに10本以上の法案にミスが報告され、審議にならない様相です。
 ところで、23日の参院内閣委員会で田村智子議員は「デジタル改革関連法案準備室」に勤務する職員の在庁時間を質問し、彼らの時間外勤務が平均108時間にも及ぶことを確認しました。普通の法案審議であれば、柱のデジタル庁設置法をまず議論して成立させた後、基本計画に基づいて実施していくそうですが、今回一度に提出された法案は連動する関連法も合わせると、なんと217本もの改正となり田村議員はドサッとその書類を掲げ「この審議だけで今国会終わりですよ!」。そしてワーキンググループがこの方針を決めたのは昨年11月、閣議決定が12月、国会提出は2月9日でわずか1ヶ月での作業となり、物理的に無理なものを推し進めようとしていたことを指摘しました。そうした中で45ヶ所ものミスが生じた可能性が高く、しかも一気に推し進める法案の内容は、例えば、まだ設置もされていないデジタル庁が設置されたという前提の上で同じ施行期日のマイナンバー法改正をすることから発生する整合作業というウルトラ複雑なものだったようです。やっつけ法案に付き合わされる霞が関の職員さんは気の毒ですが、法案改正によって国民生活がどのように影響を受けるのかを審議する立法府も、そして国民をも軽視するような法案提出自体が大問題だと田村議員が厳しく指摘しました。
 ありえないミスも霞が関の無茶なサービス残業も、元をたどれば奢る菅政権です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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関係資料に45カ所の誤り 平井担当相が陳謝―デジタル庁法案
引用元)
デジタル庁創設を柱とするデジタル改革関連5法案の関係資料に、計45カ所の誤りがあったことが分かった。所管する平井卓也デジタル改革担当相は9日の衆院本会議で「多数の誤りがあったことをおわびする。訂正させてもらう」と陳謝した。
(以下略)
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法案条文などにミス相次ぐ中 新たな誤り 梶山経済産業相 陳謝
引用元)
政府が国会に提出した法案の条文などにミスが相次ぐ中、産業競争力強化法改正案の条文などに新たな誤りが見つかったことについて梶山経済産業大臣は24日の衆議院の委員会で「誠に遺憾であり、改めて深くおわびを申し上げる」と陳謝しました。
(中略)
立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し「間違いのある法案を出されては審議できないので、あす以降の衆議院での委員会審議はやむをえず止める。霞が関には猛省を促したい。行政に対する信頼が失われるので、急いでチェックしてもらいたい」と述べました。
(中略)
共産党の穀田国会対策委員長は、記者会見で「法律をこのような形でいいかげんに扱っているのは、まさに権力のおごりで、立法府によるチェック機能を軽視している。特にデジタル改革関連法案は最も誤りが多く、一連のミスの象徴だ。『出直してこい』と思う」と述べました。
(以下略)
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20210323参議院内閣委員会(国会中継)
配信元)
【1:15:10 〜 1:25:30 約10分】