注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
「今ならむスタートするは今ならむ」 敗戦の弁さわやかなりき
— 参議院議員 舩後靖彦 事務所 (@yasuhikofunago) July 6, 2020
落選を悔しむなかれ応援者 ステップ上げるバネになりけり
舩後靖彦 pic.twitter.com/LKoms3Pakf
桜井誠氏が5位。
— ラサール石井 (@lasar141) July 6, 2020
東京にレイシストに共感する人間が18万人もいることが衝撃。
新型コロナウィルスの蔓延より怖い。
小池百合子の再選で発狂している人たちに「こっちは森田健作だぞ!」って言ったら、大阪の人たちが「こっちは吉村洋文と松井一郎だぞ!」って入ってくるようになって、病院で繰り広げられるジジィ同士の持病自慢みたいになってきた。「ワシはこの数値がこんなに高い」みたいな感じで、健康になりたい。
— ちだい(選挙ウォッチャー) (@chidaisan) July 5, 2020
私は住んでる国のトップが安倍晋三です(泣)
— ツツジ (@GDdsglc7EVdFMWy) July 5, 2020
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マスコミへの記者会見終了後、ネットを通して支持者に語りかけた山本代表は、本当に悔しい思いを隠そうとしませんでした。それは、底意地の悪い個人攻撃や相変わらずの15兆円に対する古い枠での非難に対して、ではなく、路上に出ることになった人たち、店を閉じた人たち、ボランティアの方々、必死で応援してくださった皆さん、寄付してくださった皆さんに申し訳ない、あなたに申し訳ない。都知事になったら国とケンカしてでも助けられたのに、という心から無念でした。しかし「脳と体は疲れてるけど、燃えてます。」と次なる国政選挙に向けて進んでいく覚悟を語りました。
選挙中、密着取材をしていた長周新聞が今回の選挙を振り返って、反自民で都知事になった小池候補が今回は自民党都連、連合を取り込みつつ「コロナ対策に励む」プロモーションを徹底したことに加えて、低投票率を狙った報道機関が選挙を「黙殺」したことを指摘しています。その最大の原因とされた「放送禁止物体」が山本太郎でした。
ところで選挙後のコメントで目立ったものが、差別主義的な候補が票を伸ばしていることへの懸念でした。トップ5のうち小池候補など3名がレイシストと非難される人々です。併せて、毛ば部とる子氏の「なぜ都民は小池を選ぶのか」の考察は無視できないものを感じました。「小池知事は弱者への共感がない」と認識している都民が6割あるそうです。また、コロナによって収入が減ったかとの質問に対して「変わらない」と答えた都民は6割、ある程度減った人が3割、激減した人は1割だったそうです。他方、宇都宮候補、山本候補の共通点は「弱者救済」でしたが、もしかしたら東京都民にとって「弱者救済」はポジティブな判断に結びつかないのかもしれないとするものでした。
これは背筋の寒くなる考察で、俗に言う「今だけ金だけ自分だけ」が浸透していれば、目の前で困っている人を助ける政治は期待されていないことになります。「目の前で困っている人々」は、いつかどこかの自分であるかもしれないのに。
選挙は候補者ではなく、選挙民自身が問われているのでした。