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新型コロナウイルスの検査で陰性だった乗客がダイヤモンド・プリンセス号から下船 ~有病率から、少なく見積もっても約50人の感染者を下船させることになる

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルスの検査で陰性だった乗客が下船しました。今日は500人ほどが下船し、乗客の下船は21日に終了する見込みだということです。しかし、乗客の下船には様々な点で問題があります。
 潜伏期間が2週間よりも長い例が報告されています。また、検体を取った時には感染していなくても、「下船の前日に感染したかもしれない」のです。検査で陰性だったとしても偽陰性(感染しているのに陰性になること)の可能性もあります。
 “続きはこちらから”の記事によると、感度95%、特異度99.9%、有病率を30%と仮定して、3272人全員にPCR検査を実施すれば偽陰性が49人。引用元では、“有病率が50%であれば偽陰性は82人、つまり、全員検査を行えば49人から82人ほどの感染者を見落とすことになる”と言っています。現状のダイヤモンド・プリンセス号の有病率から、少なく見積もっても約50人の感染者を下船させることになるのです。
 箱コネマンさんのツイートによると、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は「クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客乗員への検疫は無効であり、継続した感染のリスクを抱えたまま下船させる事になる」と日本政府に警告したとのことです。
 “バカなのか?”という問いは、すでに過去のものです。新型コロナウイルスよりも遥かにタチが悪く、本来ならそこに居てはいけない連中が権力を握っているということ。
 仏教には八大地獄があり、地獄の最下層に位置するのは阿鼻地獄(あびじごく)です。無間地獄(むけんじごく)ともいいます。トランプ大統領が安倍首相を呼ぶときに使う「アビー」を用いて、これからは「アビー地獄」と呼んだ方が良いのではないでしょうか。近いうちに日本のあちこちに現れると予想されます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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横浜港クルーズ船 「陰性」の乗客がきょう下船へ(20/02/19)
配信元)
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配信元)
 
 
 
 

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ダイヤモンド・プリンセス号の中に「常駐してるプロの感染対策の専門家が一人もいない」 ~神戸大学医学研究科感染症内科の岩田健太郎教授が現場に潜入

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日の編集長の記事で、すでに取り上げている動画ですが、神戸大学医学研究科感染症内科の岩田健太郎教授は、2月5日の時点では、“日本では…感染経路の遮断など、概ね上手くいっている”とか“メディアは危険性を伝えすぎだ”と発言していて、時事ブログでは「専門家と称するいかがわしい人たちがメディアで嘘ばかり言う」と批判していた中に岩田健太郎教授も入っていたわけですが、ダイヤモンド・プリンセス号の異常な感染拡大に疑問を持ち、実際に現場をその目で見て驚愕したようです。
 冒頭の動画はある意味で歴史的なものなので、是非ご覧ください。時間の無い方は、BBCのインタビュー動画「感染症の専門家、客船内の感染対策を批判 BBCが独占取材」をご覧ください。
 それにしてもダイヤモンド・プリンセス号の中に「常駐してるプロの感染対策の専門家が一人もいない」というのは驚きました。DMAT(災害派遣医療チーム)の中に感染対策の専門家がいないという状況は、想像の斜め上すぎて言葉を失ってしまいます。
 ところで動画の中で岩田健太郎教授が、“岩田に対してすごいムカついた人がいると、誰とは言えないけど…”と言っているのですが、その人物は橋本岳厚生労働副大臣らしい。橋本龍太郎元総理の次男です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。
配信元)
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ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機 なぜ船に入って一日で追い出されたのか(岩田健太郎先生の動画から文字起こし)
引用元)
(前略)
アフリカに居ても中国に居ても怖くなかったわけですが、ダイアモンドプリンセスの中はものすごい悲惨な状態で、心の底から怖いと思いました。これはもうCOVID-19に感染してもしょうがないんじゃないかと本気で思いました。
 
レッドゾーンとグリーンゾーンというんですけど、ウイルスが全くない安全なゾーンとウイルスがいるかもしれない危ないゾーンというのを(中略)… きちっと区別することによってウィルスから身を守るというのは我々の世界の鉄則なんです。ところが、ダイヤモンド・プリンセスの中はグリーンもレッドもグチャグチャになっていて(中略)… DMATの職員それから厚労省の方、検疫官の方がPCR陽性になったという話は聞いてたんですけどそれはもう「むべなるかな」と思いました。
(中略)
そもそも常駐してるプロの感染対策の専門家が一人もいない。(中略)… やってるのは厚労省の官僚たちで、私も厚労省のトップの人に相談しました、話しましたけど、ものすごく嫌な顔されて聞く耳持つ気ないと。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 

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ダイヤモンドプリンセス号を見た感染症専門医師の告発 / 政府の危機管理のずさんさでは済まない妨害 〜 国内感染者が増加する中、安倍政権は税金を使って公的病院を削減する

 今日は、ダイヤモンドプリンセス号からの乗客の下船をテーマに記事を準備していました。17日の高橋千鶴子議員の衆院予算委員会の質問から、政府の対応の不味さを取り上げようとしていたところ、19日朝、DFR様から最初の動画が届きました。
 感染症のプロであるドクターがダイヤモンドプリンセス号に入って体験したことを述べておられる14分の短い動画でしたが、凍りつくような内容です。厚労省官僚、ひいては日本政府がどれほどの罪を犯しているのか、国会質疑では見えてこなかった現場の状況がリアルに伝わります。

 17日、衆院予算委員会で質問に立った高橋千鶴子議員は、19日以降の乗客の日本での受け入れ態勢を質しました。現在日本の指定感染病棟はたったの1800床しかないそうです。「そのうちすぐに患者を受け入れることができるのはどのくらいあるのか?」この質問は6日の時点でなされていたそうですが、加藤厚労大臣は今なお全国調査中だと答弁しました。
 ところで、この指定感染病棟の8割は公的病院だそうです。今後国内感染者が増加することは明らかで、ただでさえ不足している公的病院を、なんと政府は今後大幅に削減する計画であることを高橋議員は追求しました。病院を統廃合し、ベッド数を減らすごとに全額国費の補助金が出されます。そのために2020年度の予算で84億円も盛り込むと言うのです。ベッドを増やすためではなく減らすために税金を使う?読者のまゆ様からも「もう狂ってる」との感想が届いています。
 高橋議員は政府の対応が遅すぎること、そして現場の医療関係者の疲弊を訴え、二次補正予算もしっかりとって行政の支援をしてほしいと切実に要請しました。さらに「本来ならば医療保険において世界に誇れる知見、体制を持つ日本なのに、それが発揮できていない。ずっと人を減らされてきた背景がある」と今の危機の原因を指摘しました。
 後手後手で未だに緊迫感のない政府の尻を叩くように、れいわ新選組は緊急に必要な対策をまとめて新型コロナウイルス感染症対策本部に要望しました。
 さて18日の衆院予算委員会で宮本徹議員は、2月16日新型コロナウイルス対策本部の会議に欠席をしていた小泉環境大臣に、どこで何をしていたかを質しました。なんと2月も半ばにまだ後援会の新年会をやっていたそうです。閣僚に危機感がないばかりか反省の色もない小泉大臣でしたが、もっとスゴイのが自民党のコロナ対策本部のメンバーです。
 安倍政権は、感染対策をするつもりがあるのか?
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。
引用元)
(前略)



目次
1. 感染が広がっていくんじゃないか、怖い
2. ダイヤモンド・プリンセスの中は心の底から怖い
3.グリーンゾーンとレッドゾーンがグチャグチャ
4. 岩田先生本人も自分自身を隔離
5. 官僚が聞く耳を持たない
6. 医療従事者がもたらすさらなる感染の可能性
7. 中国から警鐘を鳴らしたドクター
8. データもまともに取れていない
9. 誰もしない以上はやるしかない

(以下略)

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クルーズ船が乗員乗客を下船へ 陰性反応なら明日から自宅に!感染者数は454人 全員の検体採取完了
引用元)
厚生労働省は2月19日から横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」について、陰性反応が確認された乗員乗客から下船を開始すると発表しました。

NHKによると、下船の対象となるのは検査結果が陰性で発熱などの症状が無い人で、下船後は自宅で日常生活に戻ってもらい、数日間は健康状態を確認するとのことです。
(中略)
先日にアメリカの検査で、日本側が陰性と判断した方が後から陽性反応に変わったケースもあるため、下船後も油断は出来ないと言えるでしょう。
(以下略)


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ANA、安倍総理の答弁を真っ向から否定して大絶賛! 〜 皆さんご一緒に、、「大ウソつき!」

 17日の衆院予算委員会でドラマティックな展開がありました。
辻元清美議員がANAインターコンチネンタルホテルに独自取材した結果、「数百人規模のパーティや宴会で、主催社ではなく参加者一人一人から会費形式で代金を受け取ったことがあるか、宛名のない領収書を出したことがあるか、政治家や政治家関連団体で対応を変えたことがあったか」これ全てになんと、「ございません」の回答を得たという凄まじい追求をしました。
ANAは、ニューオータニとともに、数回「桜を見る会」で利用されていたのですね。これが午前中。
午後に入って、安倍事務所がANAホテルに電話確認した結果として、安倍総理は「ホテル側は個別の案件は営業の秘密に関わるなどとして答えなかった」とぬけぬけ繰り返し繰り返し繰り返し答弁しました。
 ところが!
ANAインターコンチネンタルホテル、やりました。
毎日、朝日の取材に答えて「営業の秘密』と申し上げた事実はない」ときっぱり回答し、総理答弁を真っ向から否定しました。
かっこいい!
ネット上では「泊まるならANA」「安倍が辞めたら、ANAでパーティ!」などANA大絶賛で溢れています。
 「国会の場で内閣総理大臣として私が答弁したことを疑うのか」と開き直った安倍総理、笑えるウソもここまでぢゃ。
(まのじ)
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「(新型コロナウイルスは)感染すると初期症状に結膜炎を発症することもあり、その後に呼吸器症状を発症する」(日本眼科医会) ~新型コロナウイルスは目からも感染する!

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルスは報道されていたのとは異なり、極めてタチが悪いということが、段々と明らかになってきています。
 2月8日の記事で紹介した「Hal Turner Radio Show」では、“感染率は83%…AIRによって広がる可能性…目と耳を介して他の人に感染する可能性…R 0がすでにR4.08”だと書かれていました。以下の記事をご覧になると感染率は今のところ不明ですが、他の情報はほぼこの通りだったことが分かります。
 冒頭のツイートは衝撃的です。新型コロナウイルスは目からも感染することがハッキリとしました。こちらの動画の2分15秒あたりをご覧になると、患者は皆マスクしかしていないのに、臨時病院で防護服を着た医療従事者は例外なくゴーグルをしていることが分かります。彼らは新型コロナウイルスが目から感染することを知っているのに、人々にはそれを知らせないのです。なので、一般の中国人でゴーグルをしている人はほとんど居ません。
 最初の記事は、新型コロナウイルスが「最初に推定されたよりも伝染性が高く、感染性が高い」というもの。時事ブログでこれまでお伝えして来た通りです。
 次は新型コロナウイルスがドアノブなどで、“最長9日間生きられる可能性”があり「低温と高湿度の条件で寿命がさらに延びる」とのことです。確か最長で14日生き残るという情報があったと思うのですが…。
 最後は新型コロナウイルスが空気感染をするというもの。その感染力の高さから、まずこれを疑わないといけないのですが、専門家と称するいかがわしい人たちがメディアで嘘ばかり言うので、多くの人々が何も知らされないままに危険な状況に追い込まれているのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新規コロナウイルス、2019-nCoVは、最初に推定されたよりも伝染性が高く、感染性が高い
引用元)
(前略)
新規コロナウイルス(2019-nCoV)は、2020年1月から広く拡散している最近出現したヒト病原体です。当初、基本的な生殖数R0は2.2〜2.7と推定されていました。これらの推定値と高解像度のリアルタイムの人間の移動および感染データを数学モデルと統合することにより、早期の流行中の感染者の数は2.4日ごとに2倍になると推定しました。R0値は4.7〜6.6の可能性があります。さらに、症状のある個人の検疫と接触の追跡だけでは効果がなく、ウイルスの伝播を停止するには早期の強力な制御手段が必要であることを示します。
(以下略)
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配信元)

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