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アメリカのポンペオ国務長官とマティス国防長官「イエメン戦争を終結させるべき」、フランスの国防大臣「イエメン戦争を停戦すべき」 ~キッシンジャー博士の思惑通り、中東の安定を図る方向で動いている~

竹下雅敏氏からの情報です。
 ほ~ら来た。アメリカのポンペオ国務長官とマティス国防長官が、イエメン戦争を終結させるべきだと語りました。これを受けて、フランスの国防大臣が、“フランスは他のヨーロッパ諸国と同じように、サウジアラビアへの武器輸出国とみなされているが…カショギ氏殺害事件以降、強い圧力を受けている”と述べ、イエメン戦争を停戦すべきだと発言。
 時事ブログでは、キッシンジャー博士は、カショギ氏殺害事件を利用して関係者を処分し、中東の安定を図る方向に持って行くだろうと予測しましたが、どうやら、その方向で動いているようです。
 戦争は、始めるよりも終わらせる方がずっと難しいのです。そのことを考えると、イエメン戦争はサウジアラビアが引き起こした戦争ですが、背後には、アメリカ、イギリス、フランスなどの大国が関わっており、この紛争は、トランプ大統領の意図に沿ったものではないと思われます。トランプ大統領は公約通り、世界中から米軍を撤退させたいのだと思います。また、その方針は、キッシンジャー博士の恒久的平和路線とも合致します。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ、イエメン戦争の終戦を要請
転載元)
サウジアラビアが引き起こしたイエメン戦争の開始から3年8ヶ月が経過する中、アメリカの国務長官と国防長官が、イエメン戦争の終結を求めました。

ロイター通信によりますと、アメリカのポンペオ国務長官は30日火曜、声明の中で、国連監視下のイエメン和平協議の開始を明らかにし、サウジアラビア軍が主導するアラブ連合軍やイエメン軍の双方に対し、紛争を終結させ、協議の場に参加する準備うを整えるよう求めました。

また、アメリカのマティス国防長官も、イエメン戦争の終結を求めると共に、「今後30日以内に、平和樹立を目的としたイエメン人同士らによる協議が開始されるべきだ」と語りました。

サウジアラビアは、2015年3月からアメリカの支持を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共にイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。

この攻撃により、1万4000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷、数百万人が難民となっています。

サウジアラビアとその同盟国は、イエメン人の抵抗により、これまでイエメンで自らの目的を達成できていません。
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フランス、イエメン戦争の行き詰まりを認める
転載元)
サウジアラビア連合によるイエメン戦争の停戦を求めた、アメリカの要請を受けて、フランスのパルリ国防大臣は、この戦争が行き詰まりに陥ったことを認め、停戦すべきだとしました。

フランス24によりますと、パルリ国防大臣は31日水曜、「現在、イエメンの軍事状況は行き詰まりに陥っており、停戦はその最重要事項だ」と語りました。

フランス24はまた、「フランスは他のヨーロッパ諸国と同じように、サウジアラビアへの武器輸出国とみなされているが、サウジアラビアの体制批判的なジャーナリスト、カショギ氏殺害事件以降、強い圧力を受けている」としました。

一方、フランスのマクロン大統領は先週、事件とサウジアラビアへの武器輸出停止は無関係だと発言しました。
(以下略)
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10%の消費増税対策の商品券案に批判殺到! …貧困層ほど負担が重くなる消費税を増税し、富裕層ほど優遇される安倍政権の政策

竹下雅敏氏からの情報です。
 消費税を増税すると、リーマンショックの時より消費が落ち込むことがわかっているだけに、10%の消費増税対策をどうするかということで、公明党が強く求めていた商品券の発行を検討しているようですが、驚いたことに、2万5千円の商品券を2万円で購入できる割安商品券を、有効期間6ヶ月限定で発行しようと考えているようです。
 これに対して、この商品券が低所得者限定ゆえに、この商品券を使うと低所得者宣言をしていることになるのと、そもそも低所得者は2万円の商品券は買えないのではないかという、もっともな意見が出てきています。
 消費税は、貧困層ほど負担が重くなるシステムなので、マレーシアのマハティール首相のように、消費税ゼロを目指すべきなのです。代わりに、ほとんどまともに払っていない法人税をしっかりと徴収すれば良いだけのことです。
 ところが、“続きはこちらから”の記事では、求められていた“株式の配当などの金融所得への課税”を、与党は見送る方針であるとのこと。これを見ると、安倍政権の政策ははっきりしていると思います。“「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」”ということです。もちろん、百姓は私たち99%のことです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【増税】安倍政権の「2万円で購入する2万5千円分の商品券」案に批判殺到!「2万円出せない人はどうするのか」「バカにしてるとしか思えない」
転載元)
どんなにゅーす?

・安倍政権が、10%消費増税対策の一つとして、(公明党からの強い要請により)期間限定(19年10月~20年3月)で「2万円で購入する2万5千円分の商品券」を検討していることが報じられている。

クレジットカードを用いたポイント還元案に対して「クレジットカードを持っていない国民はどうするのか」との声が上がったことで浮上したものの、またも国民から多くの非難の声が集まる事態に陥っている。

2万円で買える「2万5千円分の商品券」案検討

2019年10月の消費税率10%への引き上げに伴う経済対策で検討している商品券を巡り、財務省がまとめた原案が分かった。1人あたり2万5000円分を2万円で購入できる「割引商品券」とし、5000円分多く買い物ができる。購入できるのは低所得者を中心とする方向だ。

希望者は、2万円を支払えば1000円の商品券を25枚受け取ることができる。買い物の際は原則としてお釣りをもらえず、使い切りを前提とする。使用できる地域は発行した自治体内に限定し、有効期間は19年10月~20年3月とする。

商品券の発行は、公明党が強く求めていた。政府は現金を使わないキャッシュレス決済で買い物をした消費者に2%分をポイント還元する制度を検討しているが、クレジットカードなどを持っていない低所得者らに恩恵が及ばないためだ。
(中略)
政府内では、本人確認のためにマイナンバーカードを活用する案も浮上している。

【Yahoo!ニュース(読売新聞) 2018.10.31.】
(中略)
(中略)

安倍政権による「最悪の愚策」に国民からの怒りが殺到!「1000円単位でお釣りは無し」「期間はたったの6ヶ月間」「本人確認のためにマイナンバーを活用」

(中略)
なんせ、「1000円単位でお釣りはなし」、「期間はたったの6ヶ月間」、さらには、「本人確認のためにマイナンバーを活用」なんて言っているんだから、「こんなに非効率的で多大な税金を投じて商品券を作るくらいなら、最初から増税なんかするな」との怒りが殺到するのは当然のことだろう。

しかも、「2万円を出さないと商品券が買えない」というのも酷すぎる話で、「2万円もの現金を持っていない国民は購入出来ない」時点で、最も貧しい階層の国民がますます重大な損失を被るシステムであることも指摘する必要があるだろう。
(中略)
ここまで国民からも怒りの声が相次いでいる中で、日経新聞とテレビ東京の世論調査によると、なんと、消費増税について「賛成」の声が、「反対」の47%を上回って48%になったと報じられています。
グローバル資本勢力の下部組織である大手マスコミもこんな調子ですし、そろそろ国民も、自民党政権の上に隠然と控えている、国境を持たない「巨大資本勢力」の存在に気がつかなくてはいけない段階に入っているのではと思います。
(以下略)
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東電の最高責任者だった元会長、勝俣被告は巨大津波の予測は不可能だったと無罪を主張 〜 部下や幹部の証言と食い違う:福島ではRI療法の施設が新設され予約でいっぱい

 福島第一原発事故への、東京電力の旧経営陣3人の責任を追求する裁判が行われています。
30日、最高責任者である元会長の勝俣恒久被告は、それまでの2人の元副社長同様、巨大津波が襲来するという社内の試算について「知らない」「聞いていない」「信頼性を認められない」などと振り返り、大津波は予測不可能だったと無罪を主張しました。
しかし、試算を3人に報告した社員らは当時「対策を取り入れざるを得ない」状況だったと認識しており「対策の保留は予想外の結論だった」と食い違いを見せています。また元幹部は「3人の出席した幹部会議では対策が一旦了承された」とも供述しています。
 さらに、勝俣被告に対する「原発の安全確保は最高責任者の義務ではないか」という当然の指摘にも、現場のことには決定権がなかったと逃れ、故吉田所長に全責任があるかのような主張をしています。
 裁判を傍聴されたジャーナリストの木野龍逸氏は、ニュース報道では見えてこない証言の食い違いをツイートされ、3人の被告ら上層部が全く事故に対する責任を感じていない、これでは原因究明も被害者救済も進まないと厳しく指摘しています。
 「続きはこちらから」以降では、子供の甲状腺異常が隠しおおせなくなっている現状が窺える記事です。
RI治療の専用病室では国内最大の施設が福島県立医科大学に完成しており、予約で一杯だそうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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東電 勝俣元会長「津波予測できず」原発事故裁判
引用元)
福島第一原発の事故をめぐり東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、当時、経営の最高責任者だった勝俣恒久元会長への被告人質問が行われ、事故が起きる2年前に巨大な津波が押し寄せることを認識できたとする指摘について、勝俣元会長は「安全対策に疑義をはさむ状況ではなかった」と述べて、津波の到達は予測できなかったと改めて主張しました

東京電力の元会長の勝俣恒久 被告(78)、元副社長の武黒一郎 被告(72)、元副社長の武藤栄 被告(68)の旧経営陣3人は、原発事故をめぐって検察審査会の議決によって業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴され、いずれも無罪を主張しています
(中略)
このあと、検察官役の指定弁護士から原発の安全を確保する義務は最終的に最高経営層にあるのではないかと指摘されると、勝俣元会長は「一義的には立地本部でやっていくことが重要だと考えます」などと述べ、業務上の決定権限がなかったという考えを繰り返し示しました
(以下略)
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トランプ政権に対する左翼側の攻撃!アメリカ国境を目指して北上する大量の移民集団 〜 集団移民はアメリカを内側から破壊する目的で始められたもの

竹下雅敏氏からの情報です。
 米国の中間選挙に向けて、トランプ政権に対する左翼側の攻撃は、先の記事の爆発郵便物事件の他に、大量の移民集団がアメリカ国境を目指して北上しているニュースからも窺えます。
 トランプ大統領は、“移民集団には大勢のギャングや悪いヤツらが交じっている”と言っており、背後には、ジョージ・ソロスが居ると考えられています。トランプ大統領はこの移民集団を阻止するために、メキシコ国境に派遣する米軍の規模を約5000人にするとのことです。
 前回の大統領選でも、選挙資格を持たない不法移民の集団が大量に投票していたと言われています。もともと、こうした集団移民は、 アメリカを内側から破壊する目的で始められたものです。なので、トランプ大統領がメキシコとの国境に壁を作ると公約し、事実それを実行に移しているのは、ある意味で当然のことなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トランプ氏、移民に「軍が待ち構えているぞ」
引用元)

【ワシントン=黒見周平】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は29日、中米ホンジュラスなどから移民集団が米国に向かっている問題を巡り、トランプ政権が南部のメキシコ国境に派遣する米軍の規模を約5000人で調整していると報じた。

 当初は800人規模とみられていたが、移民集団が大規模となり、態勢を強化したとみられる。派遣されるのは陸軍や海兵隊などで、すでに展開中の州兵約2000人と共に、国境警備隊を支援する見通しだ。

 トランプ大統領は29日、「移民集団には大勢のギャングや悪いヤツらが交じっている。どうか引き返してくれ。これは我が国への侵略で我が軍が待ち構えているぞ!」とツイッターに書き込んだ。
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高市早苗議院運営委員長が国会改革と称して試案を公表 〜「 国権の最高機関を破壊するもの」と野党は猛反発して事実上撤回へ

 あべぴょんのお気に入りになるのも大変です。
衆議院の議院運営委員長という、いわば国会の「行司役」を務めるはずの高市早苗氏が、自ら作成した政府与党寄りの国会改革試案をマスコミに公表しました。「政府の提出する法案審議を最優先にし、議員立法や一般質疑は残った時間を充てる」という凍りつきそうな内容を含むもので、これは国会を「国権の最高機関」から引き摺り下ろし、政府案の審議をするための下請け機関にしてしまうものです。
当然のことながら野党が大反発する事態となり、謝罪と撤回を求め衆院本会議は立ち往生しました。
 結局「議院運営委員長」としての高市試案は撤回する、ということで本会議は開始されましたが、では高市氏一議員としてはやはり、この暴論を推進するつもりでしょうか。中学校の社会科「三権分立」からやり直して欲しい。
 ところでNHKの報道では、高市案の「国会のペーパーレス化」や「押しボタン式の投票等の改革案」 などカモフラージュのような案を前面に伝え、野党の抗議が「ささいなことに言いかがりをつけ謝罪と撤回を求めた」ような印象操作をしていたようです。
NHKのことですから驚きゃしませんが、すぐにバレるようなことをヌケヌケと伝えるのはボスとソックリですわ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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高市氏、国会改革案を事実上撤回 野党反発、本会議開会遅れ
引用元)
衆院議院運営委員会の高市早苗委員長は29日の理事会で、ペーパーレス化推進などの国会改革試案を事実上撤回した。議運委で協議せずに委員長名で改革案を作成したことに、野党が「のりをこえている」と反発したためだ。理事会が紛糾した結果、午後1時予定だった同日の衆院本会議は開会が45分間遅れた
(中略)
野党の批判を受け、日付や議運委員長の肩書を削除して高市氏個人の提案とした。

共産党の小池晃書記局長は29日の記者会見で「行司である議院運営委員長が土俵にしゃしゃり出てきて自ら相撲を取っていいのか。猛省を促したい」と述べた
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高市私案に立憲反発=「議論封じ、言語道断」
引用元)
立憲民主党の逢坂誠二政調会長代行は26日、高市早苗衆院議院運営委員長(自民)が各委員会での一般質疑の削減などに取り組む考えを示したことに関し、「野党の議論封じとしか思えない。言語道断だ」と厳しく批判した。(中略)別の立憲幹部も「委員長が勝手にこんなことができるなら委員会は不要だ」と猛反発した。

 高市氏は25日に自民党の小泉進次郎氏ら国会改革を求める超党派議員と面会し、「議運委員長として実現を目指す事柄」と題した私案を提示。この中で政府提出法案の審議を優先し、議員立法や一般質疑は「会期末前に残った時間」を充てることなどを掲げた

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