[新型コロナウイルス非常事態] フレデリクセン首相が子供たちの質問に答えるデンマーク 〜 子供であっても国民の一人

読者からの情報です。
デンマーク
41歳女性首相が子ども番組で直接説明。
ご本人も7歳から政治に興味があったとのこと。
子どもの時から政治に興味もつ
素晴らしいなと。

どごぞ?の国ではできないこと
(DFR)
 昨年デンマークでフレデリクセン氏という41歳の女性が首相となり話題になりましたが、今回の新型コロナウイルスの非常事態に対して、素早い決断と実行力を発揮しておられるようです。3月13日デンマーク国内で800人の感染者を確認した時点で、フレデリクセン政権は、学校や公共施設の2週間の閉鎖、物流や出入国の制限措置を取っています。
 そのような中、新型コロナウイルスに関する子ども達からのビデオ形式の質問に、フレデリクセン首相が直接答えるという機会がありました。そこで見られた子ども達の率直な問いは、決して幼稚なものではなく大人にとっても共通の疑問ですし、フレデリクセン首相の答えも子ども向けに分かりやすいものながら、重要で大人にとっても大変参考になるものでした。わずか2分間の質問時間だったようですが、これを読むだけでも自宅待機を強いられた子ども達の不安が和らぐことが感じられ、同時に子どもであっても国の当事者として扱われていることが分かります。美しい自然の中で日光浴するのは大丈夫そうだ、とか、政府にも分からないことがあるようだけれど、はっきりしたことはきちんと伝えてくれるらしい。みんなで誕生日会ができないのはつまらないけど首相が祝ってくれた!そんな子ども達の声が聞こえてきそうです。
 元記事では、デンマークの特徴として「子どもだからと言って馬鹿にしたり受け流したりせず、きちんと受け止め、真摯に対応する」とありました。日常生活の中で「子どもも国を作る一人の国民」として尊重されているのでしょう。映像配信で学ぶ子育ての基本がデンマークで生きているようです。
 翻って我が国は、と見ると、大人ですら国民として扱われず、データ収集の検体にされ、正しい情報も与えられない絶賛後進国でした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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デンマーク首相による、コロナウィルスに関する子供のための「記者会見」
引用元)
(前略)
エマ(12歳)
コロナウィルスの隔離対策中でも外出していいのですか?


フレデリクセン首相
外出して大丈夫です。むしろ、ぜひ外に出かけてください。例えば、森や自然の中での散歩などは非常に良いことです。ただし、お互いから距離を取ることを忘れないでください。

マリー(13歳)
(現時点で2週間と設定されている)隔離対策の期間が延長になる可能性はありますか?


フレデリクセン首相
その答えは今ははっきり言えませんが、わかり次第、みなさん、ご両親、そして学校の先生方にお知らせします
(中略)

ユリー(11歳)
もし私のおばあちゃんが感染したら、死んでしまうんでしょうか?


フレデリクセン首相
怖がる必要はないですが、周りの人たち、特にお年寄りは大事にして助け合ってください

パウラ(13歳)
来週の火曜日に(誕生日が近い)友だち4人と、22人の友だちを呼んで屋外で誕生日会をする予定ですが、やってもいいですか? それともキャンセルするべきですか?


フレデリクセン首相
まず始めに誕生日おめでとう。残念ですが、22人が一斉に集まるのは多すぎるので、誕生日会は延期することを勧めます

アンドレアス(子ども向けニュース番組の記者)
もし首相自身が感染したらどうしますか?


フレデリクセン首相
私が感染することもあり得ます。その場合は、首相としての仕事を自宅隔離の状態で続けるつもりです
(以下略)

新型コロナの影響で卒業入学などの式典が中止→お花の需要が落ち込む→公務員立ち上がる

読者からの情報です。
お花で心を癒し、笑いも取ります。
(まゆ)
本物のお役人、農林水産省九州農政局の白石さんと野田さんが、
2人で企画から撮影、編集までやっているそうです。
本当にお役所的な話し方なのね、と思いきや。

2つ目の動画で、九州キャラ炸裂でした。
この明るさで、ぜひ、種苗法から豊かな九州を守って〜。
(まのじ)
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【BUZZMAFF】農水省から皆様へのお知らせ
配信元)
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【BUZZMAFF】(前編)日本初の国家公務員YouTuberが九州を全力でPRいたします。
配信元)

ある事業主の切実な訴え 〜 新型コロナウイルス関連の倒産データが上がり始めた

 14日18時、わざわざ忙しい国民の時間を奪うように記者会見を敢行した安倍総理でしたが、またしても空疎なイメージ先行の朗読会に終わりました。具体的な数字を提示できない、新たな大型予算を組むでもなし、何をしたかったのか。「緊急事態宣言が出なかったのは唯一、良かった」とのネット上でのコメントに、結局、安倍総理を追求しきれなかったメディアの体たらくのみを刻みました。
 マクロレベルでの経済崩壊が警告されていますが、目に見える形での崩壊も始まっています。明らかな新型コロナウイルス関連の倒産がデータに上がり始めました。
 都内で飲食業を営んでいた事業主の方の連ツイがあまりにも切実で、じっと総理の会見に耳を傾けていたはずの全国の事業主を象徴するように思えてなりませんでした。政府の中小企業向け緊急支援は融資のみ、安倍総理はいまだに総額で予備費2700億円しか支出する気は無く、それで安心できる国民は皆無でしょう。国民を見捨てる国でこれから出現する事態が本当に恐ろしい。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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安倍政権の経済対策に殺される日本人 〜 経済対策第2弾の内容も国民の不安感を増すばかり

 各国が新型コロナ感染に対し大胆なインパクトある対策を打ち出しているのに比べ、我が国はというと桁違いに少ない153億円という予算額で国民を驚かせ、次いで総理の思いつきの「一斉休校」で各方面に大混乱を引き起こしました。そのあおりで学校給食が無くなり、まずは弱い立場の子ども達の健康を直撃していると田村智子議員が怒りを込めて指摘しました。「緊急対応策にぜひ国費で学校給食を提供するように盛り込んで欲しい」と要求しています。国が真っ先に取り組むべき対策ですが、10日に出た経済対策第2弾の中身があまりにショボい。子ども達のことは知らぬふりで、鳴り物入りと見られたフリーランスへの支援は、額も対象も不十分な上、対象外の人は生活補償ではなく10万円の融資をするだけ。国民の不安感は解消どころか一層広がったと言えます。マスクの調達のために政府内に立ち上げたのが「マスクチーム」。不要とは思いませんが、海外では各分野のトップが全方位で対応に当たるのを見ると、日本の情けなさが身に沁みます。
 最後のツイートの「死ぬなよ」とあるのを見て、日本人は新型コロナに殺されるのではない、と再認識しました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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<新型コロナ>フリー補償、急ごしらえ
引用元)
政府が十日にまとめた新型コロナウイルス感染症の緊急対策第二弾は、小中高校の休校に伴う子どもの世話のため仕事を休むフリーランスの個人事業主や自営業者に対し、日額四千百円を補償することなどを盛り込んだ。
ただ、対象は企業からの業務委託で労働者のように働く人など一部に限られる。金額も、休んだ社員の給料を企業が全額補償する場合の半額程度で、積算根拠も不明確。緊急対策第一弾でフリーランス対策の不在を批判され、急ごしらえした感は否めない
(以下略)
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マスク確保が使命 政府内に「マスクチーム」を立ち上げ
引用元)
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、菅義偉官房長官は10日の参院内閣委員会で、マスク不足に対応するための「マスクチーム」を政府内に立ち上げたことを明らかにした。
医療機関や介護施設などに対し、自治体の備蓄の放出や企業からの優先供給を働きかけていくという。
(以下略)

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「緊急事態宣言」を狙う安倍首相が厚労省に「デマ」ツイートを投稿させテレビ番組に言論弾圧 〜 中立と思われていた記者も官製デマに加担する事態

 緊急事態宣言と言論弾圧はセットです。リテラの取材では「はじめて緊急事態宣言を出して決断力をアピールしたい」とする安倍首相が、どうやら裏で指示を出し、厚労省などのツイートを通じて特定の番組に恫喝とも取れる圧力をかけるという典型的な事件が起こりました。
 今や引っ張りだこの元感染研研究員だった岡田晴恵教授がテレビ番組で「医療現場にマスクが足りない、まずは医療機関に重点的に配るべき」と発言したことを捉え、厚労省はあたかもそれがデマであるかのごときツイートを発しました。そのツイート内容に対し、名指しされたテレビ番組がさらに取材を行い、厚労省から「行き過ぎた表現だった」「訂正したい」とのコメントを引き出しました。結果的にデマを発していたのは厚労省側だったわけです。
しかもその厚労省のデマツイートに連動するように、自民党広報ツイッターがWHOの見解を引き合いに番組批判をしましたが、当のWHOの見解はむしろ番組の正当性を裏付けるもので、さらに内閣官房国際感染症対策調整室の公式ツイッターも総理の法案改正を擁護するツイートを出しましたが、その内容が何のことはない総理の見解と真逆で、この人達は何をやっているのだろうという無軌道ぶりです。深刻なのは、これまでさして安倍政権擁護ではなかった記者が、このたびは官製デマに乗っかり、言論弾圧に手を貸してしまったことでした。多くの識者がこの件を重く捉えています。
この汚物内閣を一刻も早く駆除しないと、助かる命も救われない。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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厚労省と自民党がデマを拡散する
新型コロナウイルスで、国家の壊れっぷりが露呈している。

厚労省が、3月5日午前7時43分に【#新型コロナウイルス マスクの供給】と題して、連続ツイートをした。

3月4日午前8時からの「羽鳥慎一モーニングショー」の出演者から、「まずは医療機関に配らなければだめ。医療を守らなければ治療ができないから、医療機関、特に呼吸器関係をやっている人に重点的に配っていく」とのコメントがありました。(1/3)

厚生労働省では、①感染症指定医療機関への医療用マスクの優先供給を行ったほか、都道府県の備蓄用マスクの活用や②日本医師会や日本歯科医師会のルートを活用した優先配布の仕組みをお知らせしています。(2/3)

最終的に全ての医療機関に十分なマスクが届くことが必要であり、引き続き、マスクの増産や全ての医療機関を対象とした優先供給を進めて参ります。(3/3)

①、②はブログの便宜上、付けた。

今朝のモーニングショーで、上記赤字部分の実態について、番組が厚労省に取材した結果を流していた。

①について
『マスクの供給を行った』については言い過ぎた表現、『行っている』『開始した』が正しい。


②について
「訂正したい。そんなことは国会でも言っていない。」「日本医師会や歯科医医師会に協力してもらってマスク配布の仕組みを医療関係者に広く知ってもらいたいというつもりで書いた」


ということだそうである。

厚労省が自分自身が行っていることについて、デマを流しているとしか言いようがない 山本太郎が言うとおり、この国は壊れているのだ。
経済という土台だけでなく、行政という上部構造も壊れている。

ちなみに、自民党広報ツイッターは3月5日に次のようなツイートをしている。

3/4のTBS「Nスタ」で女性出演者が「新型のコロナであるため感染が新しいウイルスであり、私たちには基礎的な免疫がなく普通のインフルエンザよりも罹りやすい」と発言しましたが、厚生労働省は「季節性インフルエンザと比べて感染力は高くない」との世界保健機関(WHO)の見解を紹介しています。


このツイートに続けて正しい情報提供サイトして首相官邸サイトや厚労省サイトが紹介されている。
探してみたが、どこにこのようなWHOの見解が紹介されているのか、極めて不親切で探せない。

ちなみに2月末に公表したWHO報告書はNPO法人市民科学研究室が日本語訳をしてくれている。
WHOコロナウイルス報告書の日本語訳
WHO報告書の要約については、多分、CANさんのこのツイートが参考になる。

政府や与党、行政がデマを流し、市民が情報を提供しなければならないというこの事態
政府も行政も全く信頼できない不安感がトイレットペーペー騒動が収まらない一番の原因だろう。



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