米国にある同様の施設の中では
最も古く最大の放射性廃棄物保管施設であるHanford Nuclear Reservationでは先日、廃棄物漏れが確認されたばかりだが、今回、施設がいつ爆発してもおかしくない状態にあることが明らかになった。AP通信が伝えた。
核兵器安全保障会議は施設の爆発の危険性について、
ガス化した水素の蓄積が誘因となり、廃棄物が爆発する恐れがあるとコメントし、それによって酸素との反応がひき起され、爆鳴ガスの爆発が起こる可能性があるとしている。
今年2月、センター内の6箇所の保管庫で廃棄物漏れがあることが発覚した。当時、毒物の漏れ出す量は専門家の試算では年間150-300リットルとされ、地下水や河川が汚染されている危険性が取りざたされたが、エネルギー省は土壌にしみ出した廃棄物による汚水の浄化施設の建設を指示しなかった。
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