竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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米副大統領は事実を語ってトルコやUAEに謝罪したが、ISとは米国、サウジ、イスラエルも同盟関係
ジョー・バイデン米副大統領は10月2日にハーバード大学で講演、その中でIS(イスラム国。ISIS、ISIL、IEILとも表記)との「戦いは長くかつ困難なものとなる。この問題を作り出したのは中東におけるアメリカの同盟国、すなわちトルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦だ」と述べた。
こうした国々はシリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、反シリア政府軍へ何万トンもの武器、何億ドルもの資金を供給して中東を混乱させたと指摘、さらにトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は多くの戦闘員がシリアへ越境攻撃することを許してISの強大化させたと後悔していたとバイデンは語った。
事実を明らかにされると困る人は少なくない。
バイデンの発言に「アメリカの友好国」は怒り、発言主はトルコのエルドアン大統領やアラブ首長国連邦のモハメド・ビン・ザイード王子に謝罪したというが、彼の発言に間違いはない。ただ、重要な国が欠落している。アメリカやイスラエルだ。その事情は本ブログで何度も書いてきた。少し前、ペルシャ湾岸の産油国からISとイスラエルを結びつける話が流れたが、これと同じで、バイデンの発言は自分たちとISとの関係を否定する宣伝だと見る人は少なくない。
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米国の見つけた中東混乱の「犯人」
© Photo: RIA Novosti/Andrey Stenin
中東における原理主義思想の急速な拡大は何故起こっているのか。「イスラム国」と戦う国際戦線が犯人探しに躍起となっている。
事の発端は
米国のジョゼフ・バイデン副大統領によるハーバード大講演。副大統領
は、「この戦いは長くかつ困難なものとなる。
この問題を作り出したのは中東における米国の同盟国、すなわち
トルコ、サウジアラビア、UAEである」と述べた。バイデン副大統領によれば、
この国々はシリアのアサド大統領を追い落とすことに性急なあまり、シリア政府軍に反抗する者であれば誰であれ見境なく、
何万トンもの武器、何億ドルもの資金を供給した。それが中東の混乱を引き起こした、というのである。またバイデン大統領は、トルコのエルドアン大統領との協議の「内幕」も明かしてしまった。「エルドアン氏はあまりにも多くの戦闘員に国境通過を許してしまい、いたずらに「イスラム国」を増強させてしまったことを後悔していた」と、バイデン副大統領は語った。
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本題ですが、10月3日に民主派デモ隊が襲撃を受け、流血沙汰になりました。西側メディアがこの事件に“香港マフィアTriad(トライアッド、三合会)が関与していた”と大きく報道してこともあり、収束しかけていた抗議運動が再び活気づきました。学連は、“犯罪組織が騒ぎを起こすために金を払って襲撃犯を雇った”と主張していますが、ベンジャミン氏によると、“サバタイ派による「やらせ工作」の一環”の可能性もあるようで、そうなると雇い主は、学連に資金援助している人たちではないでしょうか。つまり自作自演の可能性があるように思えます。
田中龍作さんのTwitter等を見ていると、確かにデモ反対者の中に堅気ではない人物がいたようですが、一番下の写真のような一目でトライアッドとわかる入れ墨が入った人物を見つけることができませんでした。デモ反対者の多くは、その1つ上の写真に写っているような香港住民だったと思われます。