注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
昔の日本人が凄い力や素晴らしい精神性を持っていたのは、神から授かった「日本古来のお米」を食べていたからでは無いかと思うんです。
— 自然食料理人 佃 隆志 (@takashi_tsukuda) September 14, 2021
いま食べられているお米は「もち米系」。日本古来のお米は「うるち米系」です。
もち米系は、体への負担も大きく、アレルギーなどの原因にもなります。 pic.twitter.com/26zw8GWm60
お米アレルギーの原因になる可能性が高い品種が明らかになっています。
単刀直入に言いますと、「モチモチ」「甘みがある」「ふっくらしている」コシヒカリを代表とする品種が原因となっています。
一方、粘り気がなくあっさりしている、ササニシキや古くからある品種では、アレルギー反応が出る可能性は極めて低くなっています。
それに加えて、モチモチのお米を食べるのは体にとってはハードなことなのです。
昔の日本人は、粘り気が少なくあっさりした「うるち米系」のお米を食べてきました。日本人の体にあった、無理のない優しいお米なのです。
お米アレルギーになりにくいお米
ササニシキ、ササシグレ、旭、亀の尾など
(中略)
もち米とうるち米の大きな違いは、お米のでんぷんに含まれるアミロースとアミロペクチンの割合です。
もち米は、ほぼ100%アミロペクチンです。
一方、アミロースを含むものがうるち米で、アミロースが約20%前後、残りがアミロペクチンです。
ササニシキもコシヒカリもうるち米ですが、もち米系のコシヒカリは品種改良の過程でもち米の特徴が混ざっているので粘りや甘さが強くなります。
一方のササニシキはもち米の特徴が入っていない純粋なうるち米です。
ササニシキは、粘りや甘さが控えめな、昔ながらのうるち米と言えるでしょう。
(中略)
このアミロースを減らすため、コシヒカリ系統の中には、「低アミロース米」を作るため、人為的に遺伝子操作などで品種改良(改悪)を行っているものもあるようです。
このような「もち米系」の、言わば不自然なお米を食べることで、アレルギー症状が出てしまうようです。
古来から受け継がれてきた日本人の体質に合っていないのではないでしょうか?
(以下略)
まず、「ほとんどの食物アレルギーの原因はタンパク質」ということで、アレルゲンとなるタンパク質はお米の糠部分に多いことから、本来は玄米や五分づき米が好ましいところですがアレルギー対策には白米の方がアレルギーが出にくいとありました。その上で、お米のでんぷん部分に「アレルギーが出る品種とほとんど出ない品種がある」というのです。
アレルギー反応は、「モチモチ」「甘い」「ふっくら」という「コシヒカリ」に代表される「もち米系」に出るそうです。これらの食味はお米のでんぷんに含まれる「アミロペクチン」が生み出すそうで、もち米は100%アミロペクチン、それに対して昔ながらの粘りや甘さ控えめな「うるち米」は「アミロース」を20%ほど含み、アミロペクチンの割合が少ないとのことです。ちなみに「コシヒカリ」はうるち米ですが、もち米の特徴を加える品種改良により「もち米系」になるとのこと。うるち米の特徴であるアミロースを減らすための遺伝子操作がなされた品種もあり、こうした人為的な改変がお米アレルギーに影響しているのではないかとありました。
元記事には「お米の家系図」があり、日本人のお米にかける情熱を見る思いですが、食味優先や冷害に強い品種など経済性を優先させた改良、あるいは「改悪」もありそうで、食の安全を考える上でこのような調査は大事だと思いました。
元記事には他に、スーパーや小売店で売られる有名な10品種の名前が並んでいましたが、これらは全て「もち米系」ばかり、外食ではお寿司屋さん以外はほぼ「コシヒカリ系」つまり「もち米系」が席巻しているそうです。考えてみると、お米アレルギーの方には恐ろしい話です。農薬や化学肥料を使用したお米が好ましくないのは大前提として、お米アレルギーに気づいたら「ササニシキ」や「ササシグレ」など昔からの「うるち米」に変えてみてはいかがでしょう。