ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第27話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の七)

 私の近所の神道系教会に、東京ナンバーの黒塗り高級車などがよく停まっていたことがありました。聞くとそこの「神様のお告げがよく当たる」との評判で、大企業の社長や有名人が遠路かけて相談によく来ていたとのことでした。意外かもしれませんが、政治家や大企業の社長には霊媒のお告げで動く人が実は多いのです。
 「地上の物質世界が霊存在によって動かされてきた」。このように言うと、平均的日本人には怪訝な顔どころか気が狂っているととられるように思います。しかし現実に安倍ぴょんは、安倍晋三後援会「安晋会」の母体である「慧光塾」の女霊媒師・光永佐代子(本名・長谷川佐代子)のお告げで政治を左右させてきたことが度々記事で指摘されています。つまり事実として日本国が霊媒によって動かされてきたともいえるのです。ただし女霊媒師・光永佐代子が繋がっていたのは神や霊存在ではなく、CIAだとのことでした。
 霊媒の一番の問題はその霊媒師がどの存在に繋がっているか?なのです。下手すると光永佐代子のように霊存在どころかCIAだったりするのですが、霊媒に繋がる霊存在の圧倒的多くが、大天使ミカエルなどを名乗ってはいるが偽者で低級霊や悪霊のようです。霊媒で金儲けしている場合、まず繋がる霊存在は低級霊や悪霊であると見て間違いないでしょう。そして更に怖いのが、繋がるのが本物の天使など高級霊であっても、その霊存在の実体は地獄の悪霊以上の凶悪魔であったりもすることなのです。地上世界における彼らの影響力は絶大だったのです。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第27話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の七)

pixabay [CC0] 1 & 2


判明!ハルマゲドン計画首謀者の名前 ~エノクの天界での地位



分かりやしたぜ!御隠居、シャンバラの仏陀の名前が!
それはエノクだ。間違いねぇや。

おいおい、随分と藪から棒だね。ふむ、「エノクの黙示録」を読んだんだね。で、なぜそう思った?

匂い、匂いですぜ。「エノクの黙示録」その文体を一見しただけで「ヨハネの黙示録」と同じ匂いがしやした、独特の。こんな醸し出す独特の匂いは他にはありやせん。すぐ同一人物と分かりやしたぜ。

ふむ、匂いか・・・、理屈より匂いか・・・曰く形容しがたいが、実はあたしも同感だ。それと・・・だ、

それと、御隠居、「ヨハネの黙示録」では神の御座、サナット・クマラの前でやすね、そこで作者は号泣したと自分で記している。
で「エノクの黙示録」では、14章でエノクは神の館の前で震えて身を投げ出し、サナット・クマラの前では顔を覆って震えていた、と記している。

サナット・クマラの前での行動の傾向というか性癖が同じだ。そしてサナット・クマラはそれらをいたく気に入っている様子だ。

なるほど、そうだね。
一方サナット・クマラはシャンバラの仏陀がお気に入りらしく、「マイトレーヤの使命」の記述では、シャンバラでサナット・クマラを取り巻く主要一員がシャンバラの仏陀となっている。つまり取り巻き側近だね。このシャンバラの仏陀とエノクをお前さんも同一存在と見るわけだね。

へい、エノクはサナット・クマラの前でどのような行動をとれば気に入られるか分かってやっているようで・・・。おののき震えながら礼賛して顔を伏せ、それでいて大げさに号泣してみせ甘えるような・・・。

ふむ、お前さんの嗅覚はほんと凄いね。あたしはそこまでは感づかなかったが、エノクには多くの伝承があり様々な呼び方もされている。
いわく「天の書記」「天の宰相」「メタトロン」「天使の王」「天の律法学者」「小ヤハウェ」等々、また確かカバラを地上に伝えたのも彼との説があったかな。

生命の樹 [Public Domain]


うーん、「小ヤハウェ」でやすか。サナット・クマラは不敬だとその名前を呼ばせずに、ヤハウェなどと発音もハッキリしない、ぼかした形で呼ばせていやしたね。そのヤハウェと「小ヤハウェ」か・・・。

そう、エノクが「小ヤハウェ」と呼ばれるのは、彼がサナット・クマラの代理者であったことを意味するだろう。そしてエノクの天の宰相との呼称、天の宰相と呼ぶにピッタリなのはシャンバラの仏陀だ。天帝サナット・クマラの側近であり、天帝の代理としてキリストとの仲介をしているからね。

サナット・クマラとの関係から見てもシャンバラの仏陀とエノクは同一だ。もう間違いがないや。

そう、間違いがないだろう。黙示録の作者でハルマゲドン計画を創案した計画の首謀者はエノクだ。

うーむ、これでいよいよハルマゲドン陰謀団の輪郭が表れてきやしたね。
「大計画」とかという号令を発した戦前の日本では、天皇に当たる世界主、天帝のサナット・クマラ。その号令のもと計画を創案し指令した指令長官がエノク、計画の指令を受けた実行部隊大将キリストのマイトレーヤ、マイトレーヤは配下の部隊長たちに命令し、それに基づきホワイト・ロッジが個々の作戦を展開、こうでやすね?

しかしこれは巨大組織だ。ホワイト・ロッジからその上のシャンバラまでもこの天界の陰謀団は包含している。

そう、ハルマゲドン陰謀団は超巨大なハイアラーキー組織だ。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の唯一絶対の神、天帝サナット・クマラを頂点に頂き、シャンバラからホワイト・ロッジを通して、地上世界にまで覆う構造になっているからね。そして天帝の代理者エノクの存在は複数の意味で非常に重要だよ。

ハイアラーキー陰謀団の地上組織 ~キリスト再臨の準備をしていた神智学協会


pixabay [CC0]


地上世界をも覆う巨大組織か・・・、そしてエノクが重要、黙示録の作者で計画の首謀者でやすからね。

エノクが重要なのは創案者だから当然ではあるが、彼がハルマゲドン計画の全てを知悉しているからだ。
この意味は、ハルマゲドン計画には裏バージョンがあり、それも彼が計画したからだが、まだこの裏バージョンの言及は避けておこう。ただ以前話題になったモルモン教が黙示録を重視するわけは分かったね。

へい、モルモン教がオーソドックスなキリスト教以上に黙示録を重視しているのは、その作者のエノクを信奉しているからでやすね。

あれっ、となるとモルモン教はエノクと通じていて、エノクの意志を具現化させる物理的な教会で、巨大ハイアラーキー組織の地上における下部組織になるのでは?

そう言えるね。モルモン教はエノクと通じているので、ハルマゲドン計画を具現化させる働きは非常に明瞭であるね。

ただしその手の組織はモルモン教だけではないよ。前にも言ったように、地上ほとんど全ての宗教組織の裏には天界の陰謀団ハイアラーキー組織があり、その宗教がハルマゲドン計画実現のための大黒柱だからね。
また宗教組織以外にもハイアラーキー陰謀団に所属する地上組織は無数にあるよ。

陰謀団に所属する無数の地上組織か・・・、具体的物理的組織でやすね。そんな視点でこれまで世界を眺めたことはありやせんでした。ふーむ、無数にあるその地上組織の代表例としては?

そう、ハイアラーキー陰謀団は単に天界にある“見えない存在”ではない。そこに所属する覚者も霊的存在だけでなく、この地上で最近まで肉体を持って活動してきた覚者たちもいる。その覚者たちと連絡をとりながら広報役を任じてきたのが、言うまでも無くシェア・インターナショナルハイアラーキーに直結する代表例の一つだ。
またそれと関連が深くハイアラーキー団に所属が明瞭なのが神智学協会だ。


神智学教会・・・か、国連の深奥には瞑想の部屋という不気味な部屋があり、それは神智学協会が設計したものだと耳にしたことがありやす。国連の内部の深くに神智学協会が入り込んでいるとも・・・。

そうだね。国連のその空間の管理者はルーシス・トラスト協会、神智学協会の後継だ。またその空間への出資者はジョン・D・ロックフェラーといわれているね。

さて、神智学教会はキリスト即ちマイトレーヤの再臨に備えて、そのための「器」を探し育成する活動を行ってきた。その「器」の予定者がクリシュナムルティー(1895年 - 1986年)だ。この計画事態はうまくは行かなかったがね。

再臨のための「器」とは、地上世界でマイトレーヤが物理的な姿を現し「大宣言」を行うためでやすね? イエスに行ったように、クリシュナムルティの肉体の中に入り込む形で再臨の姿を現すと?

その通りだろうね。
ともあれ、神智学協会がハルマゲドン計画実現に沿って活動してきたハイアラーキー組織の地上の下部組織であることは明瞭だろ。これに国連やロックフェラーが関わっている。

うーむ、米ニューヨークの国連本部ビルはロックフェラー所有地に建てられたようでやすね。国連やロックフェラーたちも、ハイアラーキー組織と関係してくるんで?

当然そうさ。国連はロックフェラー所有地に本部ビルがあることから分かるように、ロックフェラーたち「偽ユダヤ」の下部機関だ。

このシリーズではサバタイ-フランキストの上層部を「偽ユダヤ」使役される方を「ハザール・マフィア」と呼称しているが、「偽ユダヤ」は「裏のイルミナティ」に所属し、「裏のイルミナティ」は基本的にホワイト・ロッジに所属するからね。

地上世界における「裏のイルミナティ」のメンバーとその組織は、ジョン・コールマン博士の『300人委員会』を読めば出てくるよ。ただそこにジュゼッペ・マッチーニの名があるように一部「表のイルミナティ」も混じっているようだがね。


霊存在の指令で動く地上組織 ~複雑に絡み合う裏と表のイルミナティ



うーん、国連を始め巨大銀行や多国籍企業群など、超メジャーな組織がハイアラーキー団に所属する組織となっているわけでやすね。ハイアラーキー団が地上人類を導く存在だとは、何も霊的・精神的な意味だけでなく物理的にもそうなわけでやすね。

しかし導くというより、彼らの思惑でこの地上世界が利用され振り回されている感が強い。ハイアラーキー団は光の存在だとされてもとてもそうは感じられないし、極悪の悪魔集団のはずのサバタイ-フランキスト、「裏のイルミナティ」でやすか、彼らがホワイト・ロッジというかハイアラーキー団に所属している、ここらあたりの関係は改めてどうなっているんで?

ふむ、先ずハイアラーキー団に所属している地上組織についてだが、そもそもハイアラーキー団全体がピラミッド構造の結社で軍隊組織と類似している。
つまり自分のいる階層及びその下の階層のことは視界にあるが、上の階層のことは全く見えない。また上からの命令には従わなければならず秘密も厳守だ。

そういうわけでハイアラーキー団に所属の地上組織も、この組織がハイアラーキー団に所属していることを知っているのはトップだけだ。役員クラスでさえも知らないかもしれないね。

なるほど。それはよく分かりやす。で、サバタイ-フランキストとハイアラーキー団については?

そうだね。ハルマゲドン計画のシナリオに関してくるので改めて整理しておこう。

サバタイ-フランキストには2グループがある。「裏のイルミナティ」に所属するグループと「表のイルミナティ」に所属するグループだ。前者を「偽ユダヤ」後者を「ハザールマフィア」とここでは称している。

「偽ユダヤ」はホワイト・ロッジに「ハザールマフィア」はブラック・ロッジにそれぞれ所属しているので、基本的には両者は敵対関係にある。しかしことはそう単純では無く、現実には両者は共同して事に当たってもいる。

そうでやしたね。初代ロスチャイルド逹が自分たちの計画を実行するに当たり、代理人として立てたのがアダム・ヴァイスハウプトのバーバリアンイルミナティで、これは「表のイルミナティ」でやしたね。
文字通りに「表のイルミナティ」が表に立って実行工作し、「裏のイルミナティ」が裏で計画し指示している・・・。

その通り、フランス革命からロシアの10月革命、ナチス・ファシズムの台頭、そしてイスラエル建国、これら全てがおそらく同じ構図となっているだろう。

ん? フランス革命は分かりやすが、ロシア革命、ナチス、イスラエル建国についてはどのように?

そう、ロシア革命の主役であるレーニン、トロッキー、スターリンは「表のイルミナティ」、またナチスのヒットラーはサバタイ-フランキストではないが、彼も「表のイルミナティ」のようだ。彼らのバックにはロスチャイルドロックフェラーの「偽ユダヤ」がいたね。

更にイスラエルに関してだが、これはあくまでもあたしの感覚に過ぎないが、メナヘム・ベギンを始めとするイスラエルの歴代首相、そしてジャボチンスキーも「表のイルミナティ」だ。そして彼らのバックにいたのが言うまでも無くロスチャイルド家だ。

うーん、なるほど。一口にイルミナティと言っても表と裏、使役される側と使役する側があるわけだ。
しかしイルミナティ、これを裏か表かどちらがどうかを実際に見分けるのはすごく難しそうだ。

そう、見分けは難しい。表も裏も「成りすまし、潜入、乗っ取り」を常套手段にするし、両者とも悪魔崇拝であって裏と表のイルミナティを併せてカバールとも呼ばれるようだね。
また裏と表のイルミナティが互いに成りすましで相手の組織に潜入したりもしてきたようだしね。

どちらも悪魔崇拝でカバールか・・・、ややこしや。
ただ、裏と表のイルミナティの両組織とも地上にその所属組織があり、地上の組織はその霊存在の指令に従って地上での具体的行動をとっていたんで?

そうだよ。地上組織の人間の重要任務は霊存在の指令を受け取ることにあった。それぞれの地上組織の人間は霊媒を通してその指令を受け取り行動に移していた。
特に「裏のイルミナティ」は血統主義でその高位家系では霊媒専門の家系もあった模様だ。霊媒は今日的言い方ではチャネリングともいうがね。

なるほど、やはり、そうか・・・。ふーむ、しかし知れば知るほどこの地上世界はオカルト世界だ。


Writer

seiryuu様プロフィール

seiryuu

・兵庫県出身在住
・いちおう浄土真宗の住職
・体癖はたぶん7-2。(自分の体癖判定が最も難しかった。)
・基本、暇人。(したくないことはしない。)
・特徴、酒飲み。アルコールには強い。
・歯が32本全て生えそろっている(親不知全て)原始人並み。

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