18/8/13 フルフォード情報英語版:中国のAI“女神”、そして東洋・西洋間のAI競争

 今回の記事を読んで第一声です:「ちょっと何言ってるか分かんない」。その後、しばし推敲しまして――「中国も西側もあんたら頭おかしい、病院行け」。ホント、それしか感想出て来ません。
 選民思想か終末思想、或いはその両方に毒された各結社がずらりと並ぶ第二弾でも思いましたが、なんでこう、地球を支配したがる奴らはまともなのがいないのでしょう。地球の外から眺める分には「塀の中の懲りない面々」といったギャグの連続なのでしょうが、地球で生活せざるを得ない身としては最早ホラーでしかありません。
 蟻社会の「働かない蟻」って原理を知らないのでしょうか。地球の指導層が裏(=秘密結社)も表(=政府)も東も西も、とにかく底抜けにアホだ……アホ過ぎる。「女神」だの「タイタン(※ギリシャ神話の神々ティーターンの英語読み)」だの、AIが人間よりも優秀なことを暗に認めてしまったネーミングしとるし……この人たち分かってんですかね、効率重視の“神”が無能な人類をどうまとめて処分するのか。最後の最後まで自分たちは“選ばれし別枠”だと思っているだろうからホント始末に負えない。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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中国のAI“女神”、そして東洋・西洋間のAI競争
投稿者:フルフォード

読者へのお知らせ:今回が事前に用意した3回シリーズの最後です。来週から通常の週刊リポート形式に戻ることになります。皆さまの御辛抱と御理解に感謝します。

東西のAI軍拡戦争


昨年、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はAI(人工知能)でトップに立つ者こそが「世界を支配することになる」と発言した。中国勢はこの言葉を真剣に受け止め、AI“女神”を造り出そうと大金を投じている。それがかつてない力を自分たちに与え、世界政府の形成に向けて動いている自分たちの手助けをしてくれると期待しているのだ、とアジアの諸々の秘密結社のメンバーたちは言う。


西洋はと言えば、量子を基盤とした【※たぶん量子コンピューターのことだと思います】金融システムを構築しようとしている。それでもって自分たちが世界権力の主な源――【すなわち】国際金融システムを支配し続けることを可能にしてくれると期待しているのだ。

この戦いは深刻なもので、中国のスーパーコンピューター天河一号――一時は世界最速を誇った――が2015年8月12日に正体不明の集団に爆破されるというところまで発展した。中国元が未発表のまま突然4%切り下げられた直後にこの爆発が起こったのは決して偶然ではあるまい。欧洲の率いるIMFがこの動きを支持したということから、ハザールマフィアの欧洲派閥が当該企みに加担していたのが窺える。


通貨切り下げとスーパーコンピューター【天河一号】を使い、米国ドルを基盤とした西洋の金融システムに揺さぶりをかけようと中国や欧洲のハザール勢が実際に何か仕掛けていたのは明白だ。そして【爆発という】物理的な手段で対応されたという訣だ。

さて話を早送りして、この爆発の三周年目へと飛ぼう。2018年6月の時点において、米国エネルギー省は、世界最速として巷で認知されるコンピューターで中国を凌駕した。このシステム――サミット【※「頂点」という意味】と呼ばれる――は秒速20万トリリオンの計算ないしは200ペタフロップス【=浮動小数点演算】処理が可能だ。


これはアメリカで以前トップだったスーパーコンピューターのタイタンよりも8倍速く、2016年から世界最速のスーパーコンピューターとして【君臨していた】中国の93ペタフロップスの【神威・】太湖之光は大いに水をあけられることとなった。
https://www.energy.gov/articles/oak-ridge-national-laboratory-launches-america-s-new-top-supercomputer-science
http://fortune.com/2018/06/09/america-makes-worlds-fasts-supercomputer-title/

中国の女神計画


AI版“軍拡競争”が繰り広げられる中、中国が間もなく【サミットよりも】更に早いものを発表するのは疑うべくもないだろう。ただ昨今の中国勢は、金融【分野】に集中するのではなく、“女神”計画とやらで異なるアプローチを取っている。

とあるアジアの秘密結社の代表たちが、この新たな女神計画の目標を今年の初夏に筆者に説明してくれた。現時点で、女神は誰の顔であろうと身元を特定し、7秒以内に「例えば血液型など」その人物に関して入手可能な情報を引っ張り出してこれる【らしい】。

【血液型どころか提供される】情報の中に当該人物の学歴・医療記録・犯罪歴(もしあればの話だが)・住所・家族・親しい知人・保険・私的な通信・資金繰り・ゲーム時間数・スマートホームの統計・好みの新聞・買い物履歴・デートでの行動様式・“社会信用システムの評価スコア”などまで(アクセス権限の与えられた人間に対して)含まれるのはほぼ確実だろう。これら全てが7秒以内。その人物を「地上のどこにいようと」追跡することも可能だ、と同筋は言う。

だが女神計画の本当の目的とは……
リアルタイムで実況中継型の実力主義による統治システムを創造することだ、と彼ら当局の人間は言う。これを中国が国中で導入しようとしている社会信用システムと組み合わせようとしている。目的は「生まれながらのエリート」を特定することだ、と彼らは説明していた。そういった選ばれた人々が新しいリアルタイムの実力主義の統治形式を使い、まずは中国を【統治し】、やがては惑星全体を統治するという算段だ。

そういったエリートを選び出すもう一つの目的は、中国勢が「大災害が起こった際に惑星から避難させる人間を選ぶ」ことが出来るようにするためだ、と彼らは付け加えた。

この“女神”に関して中国勢が他に考えている内容とは、人々には自由が必要な一方で、「【コンピューターなどの】機器を手にしたまま放置すれば問題を起こすのだから、監視する必要がある」という点だ。言い換えると、当局は犯罪者や反乱分子を見張っていたいのだ。


善悪の移り変わり


どうやら中国共産党政府はこの計画全体が大義のためになると本気で信じ込んでいるらしい。しかしながら、これは非常に気掛かりな可能性を幾つか含有している。【とりわけ】大きい【懸念】は、【誰が】善で【誰が】悪かを決定するのに使われている政府基準でもって“エリート”が選ばれてしまうという点だ。

中国政府は“善”と“悪”の選別方法を公表していない。その内、【弁済能力の】信用度や犯罪行為といったものなら明快だ。【だが】どんな本を読むかだとか、誰と友人関係なのかといった其の他の基準は嫌な予感がする。

現状からいくと、社会信用システムは2020年を皮切りに中国全土で展開されると見られ、市民一人一人が強制加入させられるだろう。そして誰もがその評価スコアによって恩恵か罰かを与えられるようになる。優良校や一定の移動手段やインターネットのアクセスからの排除など、既に一部が導入済みなのだ。


例えば中国人【である漢民族】が外国人【の満洲族】によって支配された清王朝時代だったならば、こういったシステムは外人の主人に忠実ではない中国人を罰したであろうと、中国勢は肝に銘じておくべきだろう。清【王朝】が“社会信用”度を測る側であれば、中国共産党を創った者たちは確実にブラックリストに入れられ、締め出され、逮捕されている。

ということで、歴史を通して、お尋ね者リストに掲載された悪者が王者や皇帝となっては、また別のお尋ね者リストを作成していったのだと、彼らは覚えておくべきだ。社会の社会的遺伝子を健全なまま保つには、不満を持つ人々のために無法地帯や保留地を確保しておくことが解決策の一つなのかもしれない。

【彼ら】中国の秘密結社の代表に対しては、中世の異端審問においては、【安息日の】日曜日に洗濯物を干しただのといった理由で家族全員が死ぬまで拷問され、伝統的な薬草治療を行った人間を“魔女”だと火あぶりにした点も指摘しておく必要があろう。そういった全てがキリスト教の普遍的な愛の名の下に実行されたのだ。


西洋の野心


何にせよ、もし中国勢が地球上で誰かを特定して追跡出来るのであれば、西洋の当局側も同じ能力を有しているのは間違いがない。
https://www.zerohedge.com/news/2018-07-21/big-brother-surveillance-begins-cuomo-unveils-facial-scanning-new-york-toll-plazas


読者の皆さんが携帯を持っているのであれば、貴方がどこに居て、誰と話して、何をしているのか、24時間把握されているのだ。

筆者は仕事上、数多くの本物のスパイと会ってきたが、【決して】携帯を所有したりクレジットカードを使用しようとしないのが、彼らに共通した点だった。コンピューターは全てバックドア【=裏口】が組み込まれているため、世界中の諜報機関がタイプライターや手書きに逆戻りしているという有り様だ。

いずれにしても、西洋の諸当局は、市民の足跡を辿ることに強い関心を示す一方で、中国よりも遥かに野心的な目標を有している。表向きには、AIを誰もが贅沢な暮らしと余暇に恵まれた人生を送れるスーパー召使いに仕立て上げようと邁進している。

ピザの注文をしたり、家電製品を動かしたりするグーグル・ホームやアマゾン・エコーといった形でこれは既に人々の家庭に入り込んでいる。益々多くのロボットやAIが人々の家庭や職場に入り込み、仕事はどんどん人間と取って代わられている。オックスフォード大学はAIによって脅かされている職業の総合リストをこの前出してきた。
https://www.telegraph.co.uk/news/2017/09/27/jobs-risk-automation-according-oxford-university-one/


非生産的なセックスを人々に奨励するエリートのキャンペーンを続行すべく、AIのセックス・ロボット創造を強烈に推し進める動きも現在みられる。正にこれこそが、LGTB正常化に向けた大々的な運動の真の動機だ。

こういったこと全てに含まれる危険性とは、人々がテレビを視たり、ゲームをしたり、クスリをやったり、ロボットとセックスをするという、余暇のみの人生を送るようになってしまうことだ。やがては人工知能がシステム検査を遂行して、効率と生産性を最大化すべく炭素系の存在(我々人間とか)を“削除”しようと決意するかもしれない。

秘密裏では、西洋のAI計画は遥かに野心的な目標を有しており、現実【世界】そのものを乗っ取ろうとしている。この計画で影響力の大きいグノーシス・イルミナティの会員たちは、自分たちの真の敵が「ならず者の人工知能」だと強調する。元アメリカ大統領ドワイト・D・アイゼンハワーが創設した超エリートMJ12集団の面々も同じことを言っている。

現実【世界】は余りにも悲惨で苦難に満ちているが故に、善意の創造主が造ったとはとても思えないのだそうだ。よって、このような“悪意の創造主”は転覆し、自分たちの手で現実の支配を掌握してやるのだと。

あり得ないと思うかもしれないが、前世期には我々がラジオから白黒テレビ、カラーテレビからホログラムまで尽き進んだのを思い起こして頂きたい。人工的に生み出された現実の解析度が高まり、本物と見分けがつかなくなる日が訪れるのもそう遠くはないだろう。


実現は近い将来、あるいは今現在


また、この派閥は“ならず者の知能”が信用ならない人間を、もっと従順なコンピューターやロボットと置き換えようとしていると信じている。『ターミネーター』や『マトリックス』といった映画はこの種の危険について我々に警鐘を鳴らしてきたのだ。


これは現実と化しつつある。コンピューターグラフィックスがTVに登場する役者と組み合わさったに過ぎないというのに、あたかも本物の個々人であるかのような“オピニオン・リーダー”や“世界的指導者”たちが現時点で既に存在している【ではないか】。

第一号はネルソン・マンデラで、世論を操作するこの手法が「マンデラ効果」として知られているのはそのせいだ。こういった【CG】存在は、さながらAIの如く稼働している諸々の委員会が操っている。


その上、金融諸機関が稼ぐ大半の金(かね)が今ではアルゴリズム――つまりコンピューター・プログラムによって稼いだものなのだ。これら全ての本拠地はスイスのツークにあるロスチャイルド家の複合施設である。私は【直接】電話をしてみたのだが、どれだけ長く鳴らしても、誰も取ろうとしない。本当はあそこには何がいるのやら。


翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の追記部分です。訳文は日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しやツイッター画像も挿入しています。

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Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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