————————————————————————
ぴょんぴょんの「ハチミツ・エトセトラ」
春に置いた蜂の巣箱
ハチミツは加熱したら毒になる?
ほらここ、アーユルヴェーダの古典「チャラカ・サンヒター」を読んでみて。
熱々の蜂蜜を食べたり、熱が出ている人がハチミツを食べると、アーマ(毒素)が蓄積して死ぬって書いてあるよ。(Charaka総論-26:84(22)、-27:246)
熱々の蜂蜜を食べたり、熱が出ている人がハチミツを食べると、アーマ(毒素)が蓄積して死ぬって書いてあるよ。(Charaka総論-26:84(22)、-27:246)
でもおれ、昔、漢方薬の丸薬を作ってたことがあるんだが、生薬の粉末を丸薬に固めるとき、高温で飴状にしたハチミツを混ぜて固めてた。
それこそ何十分も、ハチミツをグツグツ煮つめてたんだぜ。
薬作ってるはずが、毒を作ってたらエライコッチャ。
それこそ何十分も、ハチミツをグツグツ煮つめてたんだぜ。
薬作ってるはずが、毒を作ってたらエライコッチャ。
おい、アーユルヴェーダの専門家はこう言っているぞ。
「もし加熱による何らかの成分変性が毒素のひとつになりえるとするならば、ハチミツはその特異的な成分構成により、AGEs(Advanced Glycation Endproducts 終末糖化産物) が生成されやすい。」(日本においてアーユルヴェーダを活用する場合の問題点)
「もし加熱による何らかの成分変性が毒素のひとつになりえるとするならば、ハチミツはその特異的な成分構成により、AGEs(Advanced Glycation Endproducts 終末糖化産物) が生成されやすい。」(日本においてアーユルヴェーダを活用する場合の問題点)
まさに読みの通り、AGEs =エイジズ→エイジングにつながるってことだな。
AGEsは、「身体の様々な老化に関与する物質」(Wiki) 。
実験によると、ハチミツを60度以上で30分加熱するとAGEsが急激に増えるらしい。
だから、ヤケドしないくらいの紅茶にハチミツを入れるのはOKだけど、ハチミツを肉につけて鉄板で焼くとかはNGだそうだ。(ハチミツは何度に加熱すると毒素になるのか?)
AGEsは、「身体の様々な老化に関与する物質」(Wiki) 。
実験によると、ハチミツを60度以上で30分加熱するとAGEsが急激に増えるらしい。
だから、ヤケドしないくらいの紅茶にハチミツを入れるのはOKだけど、ハチミツを肉につけて鉄板で焼くとかはNGだそうだ。(ハチミツは何度に加熱すると毒素になるのか?)
さらに、アーユルヴェーダの専門家はこう言う。
加熱したハチミツが有害であることの「科学的根拠は不明瞭である」。
「従って、過剰に神経質になる人達がいることは憂慮すべきであろう」。
(日本においてアーユルヴェーダを活用する場合の問題点)
加熱したハチミツが有害であることの「科学的根拠は不明瞭である」。
「従って、過剰に神経質になる人達がいることは憂慮すべきであろう」。
(日本においてアーユルヴェーダを活用する場合の問題点)
世界のハチミツと効果効能
それが・・・・・、
「インドでは蜂蜜の12ブランド中11ブランドから健康を害する高濃度の抗生物質で汚染されていることが報告されている。」
「日本に輸入されたインド産ハチミツの合成樹脂製容器のフタから基準値の14倍の鉛が検出された。」
(日本においてアーユルヴェーダを活用する場合の問題点)
「インドでは蜂蜜の12ブランド中11ブランドから健康を害する高濃度の抗生物質で汚染されていることが報告されている。」
「日本に輸入されたインド産ハチミツの合成樹脂製容器のフタから基準値の14倍の鉛が検出された。」
(日本においてアーユルヴェーダを活用する場合の問題点)
ところで話は変わるけど、ロシアのハチミツっていろいろあるらしいよ。
ロシア在住の人が、紹介してくれてる。
アカシアのハチミツ : 目によくて、解熱作用、止血作用がある。
サンザシのハチミツ : 心臓・血管によい。
栗(マロニエ)のハチミツ : 気管支炎によい。
木苺のハチミツ : 風邪をひいたとき。
アブラナのハチミツ : 利尿作用がある。
アキノキリンソウのハチミツ : 腎臓、泌尿器、肝臓。
イガマメのハチミツ : ビタミン、ミネラルが多い。
(莫斯科浮遊録)
ロシア在住の人が、紹介してくれてる。
アカシアのハチミツ : 目によくて、解熱作用、止血作用がある。
サンザシのハチミツ : 心臓・血管によい。
栗(マロニエ)のハチミツ : 気管支炎によい。
木苺のハチミツ : 風邪をひいたとき。
アブラナのハチミツ : 利尿作用がある。
アキノキリンソウのハチミツ : 腎臓、泌尿器、肝臓。
イガマメのハチミツ : ビタミン、ミネラルが多い。
(莫斯科浮遊録)
あの辺もハチミツ民間療法が盛んで、バザールに行くといろいろ教えてくれるって。
「蕎麦の蜜は貧血やヘモグロビン不足に、山の蜜は呼吸器疾患や喉の炎症に、しながわはぎは肝臓疾患に効果的・・・」。
(ユーラシア大陸 お仕事日記)
「蕎麦の蜜は貧血やヘモグロビン不足に、山の蜜は呼吸器疾患や喉の炎症に、しながわはぎは肝臓疾患に効果的・・・」。
(ユーラシア大陸 お仕事日記)
ハチミツには、ボツリヌス菌の芽胞が含まれてることがあるからな。
「ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。
1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。」(厚生労働省)
「ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。
1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。」(厚生労働省)
古代から、ハチミツはいろいろに利用されてきたけど、「天然ハチミツの伝統的・近代的治療法」(Traditional and Modern Uses of Natural Honey in Human Diseases: A Review)によると、
エジプトの薬はほとんどが、ハチミツ・ワイン・ミルクでできてたそうだ。
エジプトの薬はほとんどが、ハチミツ・ワイン・ミルクでできてたそうだ。
ヒポクラテスは、痛み止めに酢・ハチミツのミックス・ジュース、喉の乾きにはハチミツを水で割った飲み物、熱性疾患にはハチミツ・水・生薬のミックスを使ってた。
ケガ、便秘、咳、のどのイガイガ、目の病気、 ハゲや避妊にも使ってたって。
ケガ、便秘、咳、のどのイガイガ、目の病気、 ハゲや避妊にも使ってたって。
モハメッドは、ハチミツを下痢にいいって言ってるし、
古代イランの名医は、ハチミツを結核に使った。
ロシア人は第1次世界大戦のとき、兵士のケガにハチミツを使った。
ドイツ人は深いケガ、やけどに肝油 ・ハチミツの軟膏を使った。
古代イランの名医は、ハチミツを結核に使った。
ロシア人は第1次世界大戦のとき、兵士のケガにハチミツを使った。
ドイツ人は深いケガ、やけどに肝油 ・ハチミツの軟膏を使った。
これから秋になるとまた、風邪を引く人が増えるよね。
「ロシアでは、風邪の症状が出たとき、ハチミツを摂取する人が多いです。そのまま食べたり、紅茶や牛乳に入れて飲んだりします。のどが痛いときは、ハチミツと重曹を温かい牛乳で溶かしたものが飲まれます。ハチミツは、ビタミンが豊富で、喉のイガイガにも効き目があるからでしょう。」
(ロシアのインフルエンザや風邪にまつわる6つの豆知識!)
「ロシアでは、風邪の症状が出たとき、ハチミツを摂取する人が多いです。そのまま食べたり、紅茶や牛乳に入れて飲んだりします。のどが痛いときは、ハチミツと重曹を温かい牛乳で溶かしたものが飲まれます。ハチミツは、ビタミンが豊富で、喉のイガイガにも効き目があるからでしょう。」
(ロシアのインフルエンザや風邪にまつわる6つの豆知識!)
小さなハチたちが命をかけて集めた、貴重な蜜。
出始めのかぼすとピッタリの相性です。