ぺりどっと通信25 湯屋

今回は、ぺりどっと通信21 くろで予告しました、"プロパンガスなしでお風呂に入る方法"を公開いたします。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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こんにちは!ぺりどっとです。日本人ほどお風呂の好きな民族はおりません。日本人が長寿であるのはお風呂好きだからではないかとする声もあるほどです。日本の風土が多湿なため汗をかきやすいのと、清潔好きな民族性だからなのでしょうか。ともあれ、お風呂に入ると、ホッとして体も心も緩みますね♪


さてさて、プロパンガスを解約したぺりどっとなのですが、どうやってお風呂のお湯を沸かしているのか、その過程を踏まえてご紹介いたします。

まず考えたのは、

1.バスタブに水を貯めて、その水全体の温度を上げて適温のお湯にする


追い炊き機能のある風呂釜はまさにコレですよね。うちの実家もこれでお湯を沸かしていました。しかし、風呂釜を購入して設置する費用は出せませんので、それ以外の方法を模索してみました。

お風呂の中に放り込んで、電気スイッチを入れてお湯を沸かせる市販の商品が存在します。「風呂バンス」「沸かし太郎」などといった商品です。基本的にはお湯の保温に使うのですが、追い炊きも出来るとのこと。しかしながら、こうした商品は毎日何時間も使うせいなのか、1年もたずに壊れたり、もっても数年で壊れてしまうケースが非常に多いようなのです。

そして驚きなのですが、
こちらの方は、なんと熱帯魚用の水槽ヒーターを使ってお風呂に入っています。

風呂保温器を自作(6)
引用元)
(前略) (中略) (中略)
熱帯魚用のヒーター6本だけど、
これでちゃんとお風呂のお湯を保温できる
んだぜ~w
(ちゅうか、少しずつ温度が上がっていく

※危険なので、絶対に真似しないように!
(以下略)


スゴイですね!
実際には冬場のお湯の保温で使われているそうですが、沸かすことも可能なようです。危険なので、絶対に真似しないようにと言いつつ、5年(5シーズン)以上も使い続けているみたいです。


ところで、話は変わりますが、
皆さん、投げ込みヒーターなるものをご存知ですか?こんな感じのものです。



冬場の外作業などでお湯を作る際に使う道具なのですが、これを使ってお風呂のお湯を沸かしている方がいらっしゃいました。

e~湯、だなぁ♪
(前略) 1:投げ込みヒーター1500W
2:温度調整器
3:風呂水ポンプ

これを次のように水を張った風呂桶にセットしてみた。


この状態は温調器経由でヒーターと風呂水ポンプがドライブされる仕組みだ。つまり水温が設定温度以下の時に温調器がonとなり、ヒーターが浴槽の水を加熱し、ポンプが攪拌する。
(中略)
結果風呂は沸いた。つまり電気で風呂は沸く。
(以下略)

ちゃんとお風呂のお湯を沸かすことが出来るようです。しかしながら、初期水温4℃から設定温度43℃にするには、5時間半ほどもかかり、つながっているケーブルは相当熱くなり、発火の可能性もあるとのこと。何より、こういったむき出しのヒーターは感電の可能性が非常に高いので要注意なのです。

実際、インドの街角で上記の投げ込みヒーターの小型版のような携帯式湯沸かし器が安価で売られています。こいつは、マグカップなどにそのまま入れてお湯を沸かせる超便利なものなのですが、しかし、コレ、、、ときどき…いや、たびたび、…いや、ちょくちょく、カップを持つ手がビリビリと漏電するんですよ。もし上記のような1500wもある投げ込みヒーターを使ったら、そのまま入浴したりするのはもちろん論外なのですが、お湯が沸いてヒーターを外そうと手に持った途端、感電!とか充分にありえます(ゴム手袋必須です)。

そう考えると、熱帯魚用の水槽ヒーターも投げ込みヒーターも、入浴にはこわくて到底使えないと思い、どちらも却下いたしました。。。

【閑話休題】
カセットコンロから43℃のお湯を作り出す簡易湯沸かし装置。。。



…欲しいな、コレ♪♪

そして、次に考えついたのは。。。

2.電気温水器でお湯をたっぷり作り置きし、入浴の際に水の貯まったバスタブに投入し適温のお湯にする


大崎上島の前の家では夜間電力を使って電気温水器でお湯をたっぷり沸かして、その3日後でもお湯が冷めずに普通に入浴することが可能でした。もちろん、普通の電気温水器は中古でも高額なので無理なのですが。。。

でもそんな中、理想的なものを見つけちゃいました。コチラの業務用電気給湯器す。30リットルの電気ホットディスペンサーです。しかもこれ、値段もビックリするくらい格安です。実際に使ってる方もコレを絶賛しておりました。熱湯が30リットルもあれば、ぺりどっと式入浴法なら充分お釣りが出るくらい。。。

しかししかし、残念ながらこれ、もう販売されていないですし、オークションなどで中古を探しても出てきません。もしもお見かけの方は、ぜひ、ぺりどっとまでぜひご一報ください。

似たような業務給湯機やホットウォーターディスペンサーなどの中古が出てきますが、、、


いかんせん、値段が。。。

というわけで、こちらも暗礁に乗り上げてしまいました。
その次に考えたのは、

3.ヤカンなどで予めお湯を保温容器に作り置きし、入浴の際に水の貯まったバスタブに投入し適温のお湯にする


2の電気温水器の代わりに、電気ケトルとヤカン、鍋などを使って、お湯をじゃんじゃん沸かして、保温性の高い容器にたっぷり貯めていく方式です。この方法のポイントはその保温容器です。いろいろと選定した結果、僕が見つけたお手頃の保温容器は、、、


発泡スチロールの箱、電気ポット、保冷保温ウォーターサーバー(保冷専用のものは使えません)。ポリタンクを毛布などにくるんで保温性を高めて使う方法もありましたが、熱湯がポリタンクを溶かしたり変形させたりする恐れがあるので止めました。

そして、実際にお湯を入れて保温性能を比較してみました。

お湯を沸かして、それぞれの容器に1リットルずつ入れて1時間後の温度を測定

 発泡スチロールの箱   50.5℃
 電気ポット(電気オフ) 51.5℃
 保温ウォーターサーバー 55.5℃

保温ウォーターサーバーが一番保温力が高いという結果になりました(実際には1リットルではないので、これほど温度は下がりません)。…ということで、保温ウォーターサーバー(10リットル)をメインで、サブとして電気ポット(4.5リットル)、サブのサブとして発泡スチロールの箱(21.6リットル)を使っています。

使い方としては、これらの保温容器の中に電気ケトルやヤカン、鍋などで沸かしたお湯をどんどん入れていき、20~30リットルほど貯まってからぺりどっと式入浴を楽しんでいます。また、試していないので分かりませんが、通常の入浴では少なくとも50リットル以上は必要なのではないかと推測できます。ちなみに、電気ポットで沸かしつつ、電気ケトルでもお湯を沸かしているとブレーカーが上がってしまうので、電気ポットは電気を使わずただお湯を入れるだけとなってしまってることが悲しいとこです(泣) 。

しかしながらコレ、
たとえ、水道やガス、電気が止まってしまっても、合計30リットルほどの保温容器とヤカン(鍋など)、バスタブ(大きなたらいでも代用可)があれば、井戸水や川の水などを使って、野火などでお湯を作れば、簡単にお風呂に入れてしまいます。

名付けて、ぺりどっと式オフグリッドバスシステム(with ぺりどっと式入浴法です♪


しかーし、世の中には上には上がいるものでして、
プロパンガスを解約して、保温容器さえも使わず、本当に電気ケトル1つだけでお風呂に入るツワモノを発見
しちゃいましたー!!!

貧乏人ワイ、電気ケトルで風呂の湯を沸かすことに成功する...
引用元)
1 :風吹けば名無し:2018/09/02(日) 21:17:28.23 ID:zyQGREpP0.net[1/14]
(埋め込み画像はシャンティ・フーラが挿入)
ドボドボドボ.....
(中略)
61 :風吹けば名無し:2018/09/02(日) 21:25:49.00 ID:coP9aqNp0.net
この発想は無かった
(中略)
122 :風吹けば名無し:2018/09/02(日) 21:31:44.22 ID:Q+69mXMH0.net
こういう発想嫌いじゃない
(以下略)

コレ、発想が天才的やん♪…いつか試してみたいぃぃ…

ぺりどっとのお風呂へのあくなき探求は、この後もまだまだ続く…




(「湯屋」とくれば、、本日は「湯婆婆」の出番ぢゃ!)

 「お前の名前は今日からぺりどんだよ!
  びた一文使わずに湯を沸かし続けるのぢゃ!」

便利とか経済性とか面倒とかを超え、意地でも普通に湯を沸かすものかという
その不屈の信念、見上げたものぢゃ。
ぺりどっと式オフグリッドバスシステムと、ぺりどんの根気があれば
この湯屋も熱々の風呂が期待できそうだねえ。

しかし、、「かげろうお銀」が気に入ってくれぬのは確かぢゃな。


Writer

ぺりどっと

ぺりどっと

健康マニア!インド渡航歴13回。
東京は築地生まれの江戸っ子!
試したがりの変わり者♪
移住してきた瀬戸内海の離島の古民家や海、山、畑でゆったりと過ごしながら、時事ブログの記事編集のお手伝いをさせて頂いておりましたが、山口の山奥に引っ越しました。
ぺりどっと通信で時事ブログの品位と波動を下げないかどうかが、ますます心配です。

■ 勝手に編集後記 ■

日々ますます寒くなっております。ゆっくりお風呂に浸かって、たっぷりご自愛くださいませ♪




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