注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
buuさん書き起こしによる共産党大門議員による昨日の予算委での質疑。消費税を切り口にして今の日本の税に対する考え方がいかに歪なのかがよくわかる素晴らしい内容になっている。YouTubeなどに全編が上がっていると思うので興味ある方は是非。野党の一部の人にも是非とも見てもらいたい内容だと思う https://t.co/wQQnOgCk3n
— ガイチ (@gaitifuji) 2019年10月17日
大門みきし議員質問、というかもはや大学の講義の雰囲気さえ漂う予算委員会。与野党問わず議員たちがこれだけ集中して聞いてるの初めて見た。時間があったら是非フルで見てください。https://t.co/jZqXy3niGw pic.twitter.com/thK9naeE7D
— emil (@emil418) 2019年10月16日
あの麻生さんも安倍さんも不思議となぜか、共産党の大門みきし議員に対してだけは丁寧な対応をするんだよな…。
— U-gure🌆 (@zzz_since2012) 2019年10月17日
でも大門さんは本当に気遣いができる人みたいで、森友問題の渦中だった佐川さんにでさえも「体大丈夫?」と声掛けしてたぐらいだから、たとえ「政敵」でも尊敬されてるんだろうな
安倍首相が持病でトイレに行く回数が多かった時に当時野党の中でそれを問題にしようとしたとか。その時、共産党の大門みきし参議院議員は、そんなことは人権問題でありダメだと怒ったと。
— 金子幸弘 川口市議会議員(共産党) (@jcpkaneko) 2019年10月16日
そのせいか、安倍首相は大門議員にはいつも丁寧に対応します。 pic.twitter.com/syDSj0jglh
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麻生大臣すら神妙になる、共産党・大門氏の質疑
引用元)
ツイッターじゃ言いきれないこと 毛ば部とる子 19/10/18
10月16日に質疑に立った、共産党・大門実紀史議員の評判が、ツイッター上ですこぶるいい。
早速動画を見てみると、こんな変わった出だしから始まった。
(中略)
質疑の最後尾だった大門氏がNHK中継時間枠に入るよう、先発の自民党議員が質疑時間を短縮してくれたのだとか。
そんなことがあるのか、国会。
自民党と共産党というと、「相容れない」イメージがあるけれど、そんな2党間でも議員同士の信頼関係と人脈は存在するという話は聞いたことがある。
おそらく、これがそのような関係なのだろう。
安倍さんもたまにはお譲りなさい、みたいなことを言っているので、これは与党トップからの命令ではなく、国会の現場のみの交渉事だったことが窺える。
(中略)
この理屈をまるで教え諭すかのように、淡々と説明する大門氏。
ここで驚きなのは、この話を安倍首相と麻生副首相が並んで、ふんぞり返ることもなく、ニヤついたりすることもなく、極めて神妙な面持ちをして、時には頷きながら話を聞いていたことだ。
他の野党議員の質疑で、この二人がこんな態度を見せることはあまりない。
大門氏、まるで猛獣使いのようだ。
(中略)
「総理いかが」と聞いているのにもかかわらず、西村康稔氏がしゃしゃり出てくる。
大門氏が「通告してないですよ」と、不満げに議長に申し出る。
西村氏、構わず答弁ポジションに立ち、(中略)
(中略)
大門氏「あのー、通告してないですよね?西村さんはね、カジノ作れば経済が良くなると言ってきた人でしょ?マクロ経済なんか分かるんですか?出てこないで下さいよ・・・っんとに。」
野党席から拍手。
猛獣使い大門の鞭が鳴った、・・ような気がした。
大門氏が質疑に立ってから、常に安倍首相と麻生大臣が交互に答弁してきたところに、割って入ってきた西村氏は赤っ恥をかいた形だ。
なんて痛快なんだろう。
大門氏の質疑は全編を通して惹きつけられるものだった。
語り口は穏やかだが、隙がなく、なにか聞いているとワクワクさえしてくる、なんとも不思議な人だ。
なるほど、ツイッターで人気があるはずだ。
今回、NHKの国会中継には流れたようだが、この質疑をマスコミの記事に取り上げられることはなかった。
残念な話だ。
早速動画を見てみると、こんな変わった出だしから始まった。
(中略)
質疑の最後尾だった大門氏がNHK中継時間枠に入るよう、先発の自民党議員が質疑時間を短縮してくれたのだとか。
そんなことがあるのか、国会。
自民党と共産党というと、「相容れない」イメージがあるけれど、そんな2党間でも議員同士の信頼関係と人脈は存在するという話は聞いたことがある。
おそらく、これがそのような関係なのだろう。
安倍さんもたまにはお譲りなさい、みたいなことを言っているので、これは与党トップからの命令ではなく、国会の現場のみの交渉事だったことが窺える。
(中略)
この理屈をまるで教え諭すかのように、淡々と説明する大門氏。
ここで驚きなのは、この話を安倍首相と麻生副首相が並んで、ふんぞり返ることもなく、ニヤついたりすることもなく、極めて神妙な面持ちをして、時には頷きながら話を聞いていたことだ。
他の野党議員の質疑で、この二人がこんな態度を見せることはあまりない。
大門氏、まるで猛獣使いのようだ。
(中略)
「総理いかが」と聞いているのにもかかわらず、西村康稔氏がしゃしゃり出てくる。
大門氏が「通告してないですよ」と、不満げに議長に申し出る。
西村氏、構わず答弁ポジションに立ち、(中略)
(中略)
大門氏「あのー、通告してないですよね?西村さんはね、カジノ作れば経済が良くなると言ってきた人でしょ?マクロ経済なんか分かるんですか?出てこないで下さいよ・・・っんとに。」
野党席から拍手。
猛獣使い大門の鞭が鳴った、・・ような気がした。
大門氏が質疑に立ってから、常に安倍首相と麻生大臣が交互に答弁してきたところに、割って入ってきた西村氏は赤っ恥をかいた形だ。
なんて痛快なんだろう。
大門氏の質疑は全編を通して惹きつけられるものだった。
語り口は穏やかだが、隙がなく、なにか聞いているとワクワクさえしてくる、なんとも不思議な人だ。
なるほど、ツイッターで人気があるはずだ。
今回、NHKの国会中継には流れたようだが、この質疑をマスコミの記事に取り上げられることはなかった。
残念な話だ。
そんな不思議を、毛ば部とる子さんのブログがうまく代弁して下さっていました。愉快な部分はそちらに任せ、質疑の要点を、以下にまとめてみました。
・政府は、中小商店に万全の対策を取るという言うが、実際にキャッシュレス、ポイント還元に参加しているのは11.6%程度で、増税対策としてすでに破綻している。
参加しないと決めている事業者は、その理由として「手数料が高い、仕入れに現金がいるという以外に、一番は馴染みの現金のお客さんや高齢のお客さんが多いのに、カードやスマホ決済のお客さんだけ値引きするわけにはいかない」と言い、お客さんのために判断している。万全の対策どころか反感を買っている。消費税の申告時期になると、事業者の身銭を切って払うという深刻な事態になると指摘
・消費税の最大の問題点は、お金持ちよりも所得の少ない人の方が負担が重いという逆進性。そもそも税金とはある人から取るのが政治の役割だ。今上げるべきは消費税ではなく賃金だ。
・あらゆる世代に公平な負担というのはおかしい。
近代国家では税の公平というのは世代間の公平のことではない、負担能力のある人とない人の間の公平のこと。世代間の公平と言っているのは日本と財務相くらいのものだ。
・導入後31年の間、消費税の税収分は法人税所得税の減税分に消えていった。結果的に、社会保障の拡充にも財政再建にも貢献しなかった。
・そもそも消費税導入は、直間比率(直接税、間接税の比率)の是正が目的だった。それは経団連の強い要望によるもので、代わりの財源として消費税をとあからさまに要求していたものを忠実に実行してきた。こうして現在、巨額の内部留保となっている。
・現在IMFはリーマンショック級の世界経済の落ち込みを予測し、世界は個人消費を底上げすべく、庶民減税を進めている。日本だけが増税という逆に舵を切っている。日本の消費者マインドは東日本大震災の時と同様かそれ以下にまで落ち込み、この状態での増税は、経済の自滅行為だ。
・どこから税金を取るべきか。現在、所得1億円を超えると税負担が減っている。せめて世界標準の30%課税にすべき。また企業の一番の優遇税制である研究開発減税の見直しを求める。