デンマークの疫学者チームがまとめた「欧州24か国のデータ」から、今年3月の死者数は例年と比べ増加していた ~超過死亡を説明できるものは(新型ウイルスの)他にはない

竹下雅敏氏からの情報です。
 「データ集積方法が国によって大きく異なることから、各国の単純比較が困難」なのに加えて、各国の公式統計の数字が信用できないことが大問題なのです。中国が発表している数字を真に受ける専門家は少ないと思いますが、日本の数字は世界から相手にされていません。
 こうした中で、“専門家らの間では…今年の全死者数を例年と比較して導かれる「超過死亡」数を調べる動きが広まっている”ようです。記事によると、デンマークの疫学者チームがまとめた「欧州24か国のデータ」から、“今年3月の死者数は例年と比べ増加していた”とのこと。「超過死亡を説明できるものは(新型ウイルスの)他にはない」ということです。
 この事から、「新型コロナウイルスがインフルエンザ並み」であるとか、「パンデミックがフェイク」だという言説が誤りだと分かると思います。事実は、パンデミックを実際以上に過剰に演出して危機を煽り、人々をパニックに陥れようとする者たちが居るということです。
 日本の「超過死亡」数を調べた人がいるようです。各自治体のホームページで公開されているデータを使用して、“4月の死者数の44都市の状況”をまとめたものだということで、「大変な作業」だったらしい。それだけに、極めて価値の高いものだと言えます。結果は「標準偏差の3倍の99.7%信頼区間上限を超過」していたということです。
 「日本で毎年3000人以上の人が亡くなるインフルエンザ」と比べると、今のところ新型コロナウイルスの死者は756人ということですが、本当なんでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新型コロナ、真の被害規模示す「超過死亡」 専門家ら注目
引用元)

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
米国での1月4日~5月4日の週間死者数の推移。赤く塗られた部分が超過死亡数。(c)SIMON MALFATTO, LAURENCE SAUBADU, SABRINA BLANCHARD / AFP

(中略)
世界で新型コロナウイルスにより命を落とした人の数は30万人余りとなっているが、死者数の集計方法によっては真の犠牲者数はこれよりもはるかに多い可能性がある。

 当局の統計には新型コロナウイルスが原因とされる死者のみが含まれている。だが専門家らの間では、公式な死因に関係なく今年の全死者数を例年と比較して導かれる「超過死亡」数を調べる動きが広まっている。
(中略)
 今回の新型コロナウイルス危機では、データ集積方法が国によって大きく異なることから、各国の単純比較が困難となっている。
(中略)
 デンマークの疫学者チームが欧州24か国のデータをまとめている「欧州死亡率モニター(EuroMOMO)」プロジェクトによると、今年3月の死者数は例年と比べ増加していた。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 

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