デンマークの大手新聞社がこの2年間のコロナ報道を謝罪 〜 「私たちは失敗した」3回目のブースター接種が進んだデンマークは感染者激増

 ついに大手メディアに変化が生じました。デンマークの歴史ある新聞社「エクストラ・ブラデ紙」が、この2年間の「コロナに関して報じた」報道に対して謝罪をしました。EUの医薬品規制当局のブースター接種への警告といい、はっきりと潮目が変わったように感じます。謝罪の声明は技巧的なものですが、有り体に言ってしまえば、政府当局から出された情報を検証せずに鵜呑みにして報道した、そのことが間違っていた、という風に読めました。もっとも「正しく正確に、そして正直に情報を提供する責任があるのは、何よりもまず政府や保健当局だろう」と開き直っていて、権力に対してジャーナリズムが突っ込まないのはどこも同じようです。
 このデンマークの新聞社の謝罪の背景となるデータを、In Deepさんが提示しておられました。イスラエルと並んで3回目の「ブースターショット大国」であるデンマークが悲惨な感染状況であることが分かります。ワクチン未接種者に感染拡大の責めを押し付けるのは、もはや無理があります。日本が今後ブースター接種を進めるならば、同様に感染者が激増する危険が高いです。
 メディアですら嘘を隠しおおせなくなって来ています。世界中のみんなの声でブースター接種を止めさせましょう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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「地球単位の失敗」:デンマークの新聞社が「私たちは失敗した」とコロナ対策のすべての報道を国民に謝罪し、イスラエルを代表する免疫学者が保健省に「あなたがたは失敗を認めよ」と公開書簡を送付
転載元)
(前略)
デンマーク最大手のひとつであり、117年の歴史を持つタブロイド紙が、

「私たちは失敗した」

というタイトルの「国民への謝罪記事」を掲載したことが話題となっています


もちろん、この2年間の「コロナに関して報じた」報道に対しての謝罪です。メディア自身が自分たちの行ってきたコロナ報道そのものに対して謝罪したのは世界でも珍しいです。

まずは、そのデンマークのエクストラ・ブラデ紙の報道の内容をご紹介します。



私たちは失敗した 

Vi fejlede
Ekstra Bladet 2022/01/12
このほぼ 2年間、私たち - それはマスコミも住民も - は、政府当局から発信される毎日のコロナ情報に、ほぼ催眠術にかかったかのように取り込まれてきた

何人がコロナに感染し、何人が入院し、何人が死亡したというような情報の振り子の針をじっと見つめ続けてきた。

そして、私たちマスコミは、すでに休眠中の「コロナモンスター」について絶えず警告してくる専門家たち、政治家たち、当局によって配置されたその振り子の最小の動きの重要性を与えられていた。

夜の暗闇に襲われるように、私たちが眠りにつくのを待つモンスターたち。

このような絶え間ない精神的警告は、私たち全員を途方もなく衰えさせてきた。だから今こそ、私たちマスコミは、自分たちの努力を正当に評価しなければならない時に来ている。

つまり、私たちは失敗した


人々が入院している理由がコロナのためであろうがコロナではない理由であろうが、その実際のところを当局が答えるように求められたとき、私たちはその回答に対して十分に注意してこなかった

実際にはそれは大きな違いだった。公式の入院数は、実際の数字より 27パーセント多いことが示されている。

もちろん、国民たちに正しく正確に、そして正直に情報を提供する責任があるのは、何よりもまず政府や保健当局だろう

全体として、この歴史的な危機の人々への当局と政治家たちのメッセージは多くの失望を残している。したがって、デンマークの人たちの一部が、彼らへの信頼を失ったとき、彼らは嘘をついた。

あるいは、デンマークでは、ワクチンは一貫して「最終スーパー兵器」と呼ばれている。そして、病院は「スーパー病院」と呼ばれている。

それにもかかわらず、そして、デンマークのほとんどの人たちが最終兵器(ワクチン)で武装しているにもかかわらず、これらのスーパー病院は明らかに最大の圧力を受けているのだ。今や、子どもたちでさえ、近隣諸国では行われていない大規模なワクチン接種を受けている。

他の言い方では、これらには「スーパー」という用語に値しない何かがある。それがワクチンであろうと、病院であろうと、あるいはそれらすべてのを合わせたものであろうと。

いずれにせよ、デンマーク政府・保健当局の国民へのコミュニケーションは、決して「スーパー」という用語に値するものではない。まったく値しない。


(中略)

なお、先ほどのデンマークと、このイスラエルの感染状況は悲観的な様相を示していまして、1月11日までは以下のようになっています。比較のために、日本も加えています。デンマークもイスラエルもどちらも、3回目の接種が大規模に進められた「ブースターショット大国」です

ourworldindata.org

デンマークなどは、すでに対象年齢のほとんどがワクチン 2回目まで接種しているため、そろそろ「ワクチン未接種者による云々」という文言が通じなくなってきています

このグラフを見ていますと、先ほどのタブロイド紙の、

> デンマークのほとんどの人たちが最終兵器(ワクチン)で武装しているにもかかわらず

という言葉も出るとは思います。どんどん事態が悪化している。

人種の問題があるので、何ともいえないですが、日本も、3回目が始まった後には、上のデンマークとイスラエルの後を追うような形になっていくのかもしれません
(以下略)

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