自民党と戦う上で「単独過半数は極めて困難」な希望の党は、いずれ立憲民主党を取り込む 〜 小沢一郎氏の思い描く構図 〜
基本的に、自民党の政策を支持しているが、もり・かけ問題にうんざりして安倍政権NO!と言う保守層は、希望の党を支持することになります。
憲法改正に危機感を感じるリベラル層は、立憲民主党、共産党、社民党を選ぶでしょうが、現在、立憲民主党の人気が高くなっているようです。冒頭のツイートでは、“自由党は、どこに入るの? ”とありますが、自由党の共同代表の山本太郎氏は明らかに黄色側、小沢一郎氏は灰色側のはず。という事は、自由党は、この図のテコの支点に位置していることになります。
世に倦む日日さんのツイートにある通り、立憲民主党の公認の数が、自民、希望の党に比べ圧倒的に少ないことから、“選挙戦は三つ巴の構図にはならない”のです。自民vs希望の戦いとなり、立憲民主党は選挙結果如何では、政権のキャスティングボードを握る形になると思います。まさに、こうした構図こそ、小沢一郎氏が思い描いていたもののはずです。
希望の党は、政権交代を実現するために、公明を敵に回していません。また石破茂氏に秋波を送っているように、自民党からの離反者を取り込む腹でいます。
“続きはこちらから”以降をご覧になると、希望の党は、“自民党を倒す!”と言いながら、“単独での過半数は極めて困難”と言っています。当然こうなると、立憲民主党を取り込んで、野党を結集させる必要が出てきます。それで、動画の前原誠司氏の発言となるわけです。
立憲民主党に希望の党は刺客を送っているのに、共闘など出来るのだろうかと思うでしょうが、枝野氏の刺客である埼玉5区から出馬予定の、希望の党の高木秀文氏をご覧ください。全く戦う気がありません。要するに、希望の党が立てた刺客は名ばかりで、相手を倒す気など初めから無いのです。これは民進党のリベラル派を追い出すための工夫に過ぎません。
要するに、民進党の希望の党への合流、そして踏み絵というのは、政界再編の手段だったのです。それは、小沢一郎氏の頭の中にあった、政権交代可能な二大保守政党制の実現です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
希望の党代表の小池百合子東京都知事は七日夜、ネット番組の党首討論会で、自民党との違いについて「安倍政権で外交・安全保障などに携わり、防衛相に任命された。そういった点で違いはない」と述べ、外交・安保政策は安倍政権と変わらないと説明した。
小池氏は「(違いが)もしあったならば、これまでの私の役割が否定されてしまう」と指摘。「何が違うかというと、しがらみがないことだ」と述べた。
(以下略)
糞ウヨ以外は聞くまでもなく平和だろう pic.twitter.com/zk0agINzHz
— マッキ世も末(アベと麻生は学歴もペテン) (@akhila7) October 7, 2017
自民、首相の演説日程公表せず https://t.co/JdcapjkuVl pic.twitter.com/q2U3NvK1aK
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) October 7, 2017
» 続きはこちらから立憲民主党が62人しか公認を出さないのなら、選挙戦は三つ巴の構図にはならない。安倍自民vs小池希望の戦いになる。それは、選挙で改憲阻止の民意を示そうとする有権者の意思と期待を裏切ることだ。なぜ共産党は「枝野原則」を批判しないのだろう。https://t.co/QR25iPnWaz
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) October 7, 2017
[第30回] 地球の鼓動・野草便り
「シャーマンの弟子になった民族植物学者の話」を読んでーその(1)
「シャーマンの弟子になった民族植物学者の話」を読んでーその(1)
薬用植物を探すのは、有効な医薬品が作られ、病気で苦しむ人を救えるのと、インディオに自分たちの知恵を守り残してもらいたいのと、ジャングルが破壊から守られることを願う、地球人として共感する一人の民族植物学者が、未知の世界へ飛び込んでいく冒険物語的な生の情報がいっぱい詰まった上下2巻。それが『シャーマンの弟子になった民族植物学者の話』です。
1999年9月30日に発行され、英語版は現在16版を重ね、オランダ、ドイツ、イタリア、スペイン各国でも出版されています。「地球を救う英雄」と評された、著者のプロトキン博士が主演したドキュメンタリー映画「アマゾン」などもあり、ご存知の方も多いのでは?と思いますが、貴重な情報がいっぱいで、私なりに少しでもお伝えできればと思います。
著者が絶対に飲みたくないと言って、後にインディオと交流が深まり、普通に飲んでいたお酒は、インディオの女性が口で噛んで出して発酵させたビール・・・カッサバ・ビール。日本でも昔、アオツヅラフジの実を噛んで壺に貯めて発酵させてお酒を作っていたといいます。
唾液は分解酵素や抗菌酵素などを豊富に含み、口腔内細菌の出す酸などで歯のミネラルが溶け出すのを防ぐ、ややアルカリ性の洗浄中和作用で中性に保つ働きと、カルシウムイオンやリン酸イオンが飽和状態で存在し、脱灰に対して、再石灰化いう自然治癒力を持っているとか。
ストレスや高齢化、食べ方などで分泌が追いつかないと虫歯や口臭、病気の原因になり、老化を早め、唾液の質と量は健康のバロメーター。リラックスしている時や、よく噛んで食べることで唾液は分泌され、玉ねぎの「ケルセチン」が唾液を増やすことがわかったそうです。
また、唾液が一番の汚れ落としになると聞いたことがあります。汚れた時にすぐに唾をつけて拭き取るというのは、とても理にかなっているのですね。正に唾液がお酒作りに必要な酵素なわけです。
私はアオツヅラフジの実を噛んだことはないのですが、砂糖漬けにしたことがあります。1年くらい放置しておくと、甘く美味しいお酒になり、まるで◯命酒のようでした。アオツヅラフジは葉茎実を乾燥させて、利尿、消炎、鎮痛薬としてリューマチ、神経痛、関節炎のむくみに用い、強い鎮痛作用があるようです。
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サルマン国王がロシアへ歴史的訪問 サウジアラビアがロシア側に
これは、冒頭の記事の通り、サウジアラビアがロシア側についたということです。時事ブログではこうなることを予測していたので、サウジアラビアがロシアに寝返れば、イスラエルに王手がかかるとコメントしました。
ロシア・中国は着々と米ドル体制から離れ、金を裏付けとする新金融システムを構築してきました。現在、ベネズエラも石油取引に米ドルを使わないと宣言しており、現行の金融システムが、近いうちに崩壊することは確定的です。
これは、大変喜ばしいことでありながら、米ドル体制に完全に組み込まれている日本のような国にとっては、大変な事態です。
この未曽有の困難を乗り切れるのは、小沢一郎政権以外にないというのが、支配層の考えだと思います。今年の秋から来年にかけて、世界は激変すると思われます。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(ビデオ)
10月6日付け
(前略)
サウジアラビアはアメリカから離れロシアを基軸にした体制に加わろうとしています。(中略)…両国はエネルギー(天然ガス・プロジェクトや石油化学工場など)に関する共同投資ファンドを設立し数十億ドルものエネルギー関連の取引に合意しました。さらに、ロシアの投資ファンドが主に投資しているガス処理事業に関してもサウジアラビアが共同で投資することになりました。同時にサウジアラビアはロシア製S400ミサイルの購入を検討しています。
(中略)
ロシアと中国は何年も前から世界の国々と二国間貿易協定を結びながら、着々とロシア、中国を基軸とした体制を築き上げてきました。
(中略)
支配層はアメリカを見放し(米ドルを見放し)中国に目を向けました。彼等は中国に様々なシステムを構築させ、ゆっくりと米ドルから人民元やルーブルに移行させ、ロシアと中国を中心とした新たなシステムを構築しようとしています。
(以下略)
サウジアラビアはロシアの地対空ミサイルシステムS-400 「トリウームフ」を少なくとも4台購入する可能性がある。6日、コメルサント紙が交渉の行方に詳しい消息筋からの情報として報じた。コメルサント紙は4台の購入額はおよそ20億ドルに達すると書いている。
スプートニク日本
S-400をめぐる交渉についてはアラビア語の衛星テレビ「アル=アラビーヤ」も昨日5日に、サウジアラビアのサルマン国王のロシア訪問で、サウジとロシアはS-400供給についての合意が達成されたと報じていた。
S-400はコンツェルン主要システム設計局「アルマズ=アンテイ」が開発、製造する超長距離高射砲ミサイル。戦略、弾道ミサイル、電子戦などの条件で超音速で飛行する標的に極めて高い効果を発揮して対処することができる。「トリウームフ」は「大勝利」の意味。
S-400の射程距離は米パトリオットシステムの2倍以上を誇り、400キロ先の6つの目標を同時に処理する能力を有している。その性能の高さには常に世界が注目しているため、どこの国が供給交渉に成功したかは大きく取り上げられる。最初の購入国となったのは中国、続いてインドで、今年の4月にはトルコが供給合意に達したばかり。サウジアラビアは4番目の供給先となる可能性がある。
スプートニク日本
「S-400購入について我々は憂慮の念を抱いている。なぜなら我々は、大規模な兵器購入プログラムの実現化にあたっては、米国とこの地域の他の諸国の兵器システムの作戦上の適合性を維持することがいかに重要かを再三にわたって強調してきたからだ。この適合性は共通の脅威を打倒するために欠かすことはできない。」
ロシアは今年7月にトルコとの間にS-400の供給合意を結んでおり、すでに前払い金を受け取っている。トルコはNATOの古くからの加盟国であり、米国との同盟関係も長い。
S-400は新世代の超長距離地対空ミサイルで政治、経済、軍事上の最重要拠点を敵の航空機、戦略巡行ミサイル、戦術弾道ミサイル、中距離弾道ミサイルから防衛するために開発された。
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小沢政権樹立に向けて全てはシナリオ通り
これまでの小沢氏の動きを理解している者で、この言葉を信じる者は居ないでしょう。動画の最後の所では、“自民党との連立は考えていない”と言っていて、やはり小沢氏は、2大政党制を目指している事がわかります。
下の一連のツイートをご覧になると、“最終的には、やはり必要なのは「結集」なのです”と言っており、“今回の選挙で政権交代を実現しなければならない”と言っています。
“続きはこちらから”以降をご覧になると、希望の党の小池代表は、自らは立候補せず、“首相候補となる国会議員を共同代表とする案が想定”されているようで、“首相指名は衆院選後に”と言っているようです。
この共同代表が小沢一郎氏であることは、わかりやす過ぎますが、ネット上でもメディアでも、誰もがわからないふりをしています。
その下のツイートをご覧になると、民進党の前原代表が、分裂した立憲民主党の枝野氏に、“「左右からの挟み撃ち」で連携できたら”と呼びかけ、“これからも一緒にやっていきたい”とラブコールを送っています。また、立憲民主、共産、社民の野党3党は、候補者の一本化がまとまったとあります。ここで、小沢一郎氏が希望の党と立憲民主党の仲を取り持てば、野党は「結集」することになります。そのために、自由党は、両党に3人ずつ仲間を送り込んでいます。後は、然るべきルートを通して、立憲民主党にまとまったお金を渡すだけで済みます。
全ての準備がこれで整ったようです。全てはシナリオ通りです。かなりわかりやすい芝居だと思いますが、皆さんわからないふりをしているみたいです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
①政権交代。安倍一強が誕生してから私はこのためだけに全力を尽くしてきました。しかし、この数年いろいろな「しがらみ」からなかなか進展しませんでした。野党共闘と政権交代を進めるには選挙区のすみ分けだけでは不十分であり、そこは統一した比例名簿で闘う「オリーブの木」も一案ではありました。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
②しかし、最終的にはやはり野党が一体となることが望ましいと常々訴えて参りました。ところが安倍政権は、野党の動きに楔を打ち、また、自らにかけられた疑惑を曖昧にするために解散という暴挙に出ました。こういう中で、一連の新党結成の動きがあり、その後の野党各党のさまざまな動きがありました。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
③しかし、安倍政権のままでは日本がおかしくなるという危機感は共有できていると思います。よく野党の一部から「政権交代は次の次でよい」とか、そういう意見を聞きます。しかし、「次の次」などというものはありません。今やらなければ永久にできません。政治とは、そんなに甘いものではありません。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
④安倍政権を見てください。権力を駆使してお友達のために国有地がタダ同然で払い下げられたり、簡単に国の制度が捻じ曲げられ、巨額の税金が投じられています。告発した国家公務員はメディアの力まで借りて弾圧され、行政機構全体が戦々恐々として忖度行政を行っています。捜査機関も捜査すらしない。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
⑤誰も国民なんか見ていません。こういう状態は、この国の民主主義を守るために絶対に止めないといけません。絶対に。いま安倍政権をここで倒さないと、政権交代など二度と訪れない可能性がある。私が持つのはそういう危機感です。民主主義を育むのには大変な時間がかかる一方、壊れるときは一瞬です。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
⑥安倍政権は絶対に今回の選挙で打倒されるべきであり、我が党としては野党各党の「結集」を念頭に、あえて今回は党公認候補者を立てないことを決断致しました。したがって候補者はそれぞれの判断と立場で安倍政権を倒すべく闘うこととなります。私自身も初めてのことですが無所属での出馬となります。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
⑦沖縄の玉城デニー君もそうです。選挙では安倍政権を倒すために全力で訴えて参ります。野党各党もそれぞれの動きが出ていますが、安倍政権を倒すという点では一致させないといけません。最終的には、やはり必要なのは「結集」なのです。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
⑧「政権交代」。これは夢でも「次の次」でもありません。今回の選挙で実現させなければならないことです。政権交代がない政治は、権力が濫用・私物化される国民にとっては絶望の政治でしかありません。私はこの思いで全力で闘います。どうかご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。 小沢一郎
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
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