注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
JR昭島駅前の政党掲示板は日本政治の近未来を予測させる。民進党の掲示板に、小池ゆり子都知事のポスター。掲示責任者は民進党を離党した長島昭久衆院議員だ。
昭島市選挙区から立った都民ファースト公認候補は、長島議員の元秘書である。選挙事務所には連合傘下の労働組合の為書きがズラリと並ぶ。都民ファーストと提携関係にある公明党の幹部からの為書きも、しっかりと目立つ位置にあった。
長島議員は日本維新を除名処分となった渡辺喜美参院議員と共に都民ファーストに入るものと見られている。
7月2日投開票の都議会議員選挙では、都民ファーストの大勝と民進党の壊滅的敗北が予想されている。選挙後、少なからぬ数の民進党国会議員は都民ファーストに移籍するだろう。民進党都議会議員がそうであったように。
そして都民ファーストは国政に躍り出る。「ニュー自民党」の誕生だ。
(中略)
都民ファーストの選挙を見ていると、2001年の光景がまざまざと蘇る。小池百合子氏は小泉首相の秘蔵っ子だった。
小泉劇場でどうB層を惹きつけるかを習得した「マダム回転寿司」が、都議選で大勝する。次に大衆が目にするのは「小池劇場第二幕」だ。
都民ファーストとは「自民党小池派」であることを知ってほしい。有権者は。
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) 2017年6月30日
事実です。現時点でもです。自民党に取材、自民党がはっきりと認めました。RT @Tohya_Kaeko: えっ!そうなん?→速報!都民ファーストの小池都知事は、自民党を離党していなかったことを、IWJが自らの取材で確認! https://t.co/y4egjiS04S
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年6月30日
都民ファーストに関して、絶対に忘れてはいけない要素のひとつ。小池代表の右腕は、大日本帝国の復活を請願したアブナイやつ。小池代表自身も極右。都議選に勝っちゃったら、どんどん調子に乗って、自民党の改憲案をとする https://t.co/3u1Fabjnm6
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年6月29日
これも貼っておきます。 pic.twitter.com/3ZaEgByM87
— Sattimo (@sattimo) 2017年6月19日
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実際問題として、小池氏は公明党だけではなく維新の会からも支援を受けており、おそらく、菅官房長官から維新を通して、官房機密費が小池氏のところに流れ込んでいるのではないかと想像します。
これは岩上安身氏がツイートしているように、自民党の改憲案を支持する勢力として、都民ファーストを裏で自民党が支援しているということなのです。これは憲法改正を最終目的と考える自民党の戦略だったと思います。
ところが、今起きていることは、これとは違います。通常なら、“続きはこちらから”以降のマチベンさんの非常に興味深い記事の様に考えるのが、自然だと思います。しかし、ネオコンの言いなりである安倍政権が見限られている以上、安倍政権に攻撃を仕掛けている側が誰で、何の目的で攻撃をしているのかが問題です。マチベンさんは、これを日本にさらなるグローバリズムを推進させるための政変だと見ています。しかし、私にはそうは見えません。
日本からマイケル・グリーンやアーミテージを追放したのは、キッシンジャー氏だと思います。日本における安倍政権の最大の抵抗勢力は、天皇陛下ではないかと思えます。キッシンジャー氏はゴールドマン・ファミリーズ・グループのブレインとして天皇陛下を支えていると考えるのが、板垣英憲氏の情報からは自然なように見えます。そう考えると、今起こっていることがよく判ります。
おそらく、キッシンジャー氏は小沢一郎氏に助言をし、小沢一郎氏は小池百合子氏に助言をしていると思われます。政治関係者には、小沢一郎氏がゴールドマン・ファミリーズ・グループ(300人委員会)における重要人物である事はすでに知れ渡っていると思われます。なので、田中龍作ジャーナルの記事に出てくる長島昭久議員や渡辺喜美議員は、小沢一郎支持に回ったと考えられます。
私は基本的に山本太郎議員を支持しています。山本太郎氏は小沢一郎氏を支持すると思われ、この意味で、今起こっている政変は、良い方向に向かっていると考えています。当然、小池劇場の背後にいる小泉純一郎氏も、こうしたグループの仲間だと考えると、今の動きがよくわかると思います。