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メキシコ便り(3):[中編] メキシコのクリスマスはと〜ってもながぁ〜いよ!
クリスマスの飾り
1)Natividad (ナティヴィダードゥ=イエスの降誕)
メキシコのクリスマスデコレーションで一番大切なもの、それはNatividad。イエスの降誕の様子を表したお人形たちを12月上旬くらいから飾りますが、真ん中に置かれる主役、赤ちゃんイエスを飾るのは12月24日。大きさは一体、指一本くらいのミニサイズのものからお家の前にど〜んと飾るかなり大きなものまで様々。そして2月2日まで飾り、その日に赤ちゃんイエスのお人形を教会に持って行き祝福を受けます。
2)Noche Buena (ノチェブエナ=ポインセチア)
クリスマスの定番デコレーションの一つ、ポインセチアはなんとメキシコが原産なんです。これにはステキなむかし話があるんです。いくつか似たようなヴァージョンがありますが、ここではその一つを大まかにご紹介♪
むかしむかし、ある貧しいお家の女の子がクリスマスイブに教会の赤ちゃんイエス(教会に飾っている人形)にプレゼントを買えず教会に行くかどうか悩んでいました。結局、友達に引きづられプレゼントなしで教会に行きました。
でも中に入るのをためらっていたら、後ろから声が聞こえました。「ここの雑草を摘んで中にお入り、そしてそれを赤ちゃんイエスにプレゼントしてごらん。」と。。。女の子はびっくりして後ろを振り向くと、見えるのは天使の銅像だけ。。。「ここの雑草を両手いっぱいに摘んで中にお入り。そしてそれを赤ちゃんイエスにプレゼントしてごらん。」また同じ声が聞こえました。そのとき女の子は、その声が天使の銅像の声であること気づきました。
戸惑いながらも言われたとおり雑草を摘んで両手いっぱいに抱えて中に入り、教会の奥にいる赤ちゃんイエスのほうに下を向いて歩きはじめました。周りからはひそひそとなんで雑草なんかを持ってきてるんだという声も聞こえてきて女の子はとっても恥ずかしくなりましたが、がんばってそのまま歩き続けました。
とその瞬間、周りの声が感嘆の声に変わりました!「まぁ〜、なんて美しいの!」とみんなが口々に言いだしました。そして女の子がふと顔をあげたとき、なんと両手に抱えていた雑草が光り輝く鮮やかな真っ赤なポインセチア(noche buena ノチェ ブエナ)に変わっていたのでした✨そして女の子はそれを天使に言われたように赤ちゃんイエスにプレゼントしましたとさ。。。。
でも中に入るのをためらっていたら、後ろから声が聞こえました。「ここの雑草を摘んで中にお入り、そしてそれを赤ちゃんイエスにプレゼントしてごらん。」と。。。女の子はびっくりして後ろを振り向くと、見えるのは天使の銅像だけ。。。「ここの雑草を両手いっぱいに摘んで中にお入り。そしてそれを赤ちゃんイエスにプレゼントしてごらん。」また同じ声が聞こえました。そのとき女の子は、その声が天使の銅像の声であること気づきました。
戸惑いながらも言われたとおり雑草を摘んで両手いっぱいに抱えて中に入り、教会の奥にいる赤ちゃんイエスのほうに下を向いて歩きはじめました。周りからはひそひそとなんで雑草なんかを持ってきてるんだという声も聞こえてきて女の子はとっても恥ずかしくなりましたが、がんばってそのまま歩き続けました。
とその瞬間、周りの声が感嘆の声に変わりました!「まぁ〜、なんて美しいの!」とみんなが口々に言いだしました。そして女の子がふと顔をあげたとき、なんと両手に抱えていた雑草が光り輝く鮮やかな真っ赤なポインセチア(noche buena ノチェ ブエナ)に変わっていたのでした✨そして女の子はそれを天使に言われたように赤ちゃんイエスにプレゼントしましたとさ。。。。
それ以来、ポインセチア(ノチェ ブエナ)は奇跡のお花としてメキシコでは言い伝えられているようです。う〜ん。。。popoちゃんは思いました!これは天使が奇跡を起こしたというより、きっとこの女の子の清らかな気持ちが天使を通して奇跡を起こしたんじゃないかなぁ。。。心から赤ちゃんイエスに何かプレゼントしたかったんじゃないかなぁ〜。。。義務、見返りなどの気持ちを一切持たず。。。これからポインセチアを見るとメキシコの女の子の清らかさを思い出しちゃいそう!清らかな心は奇跡を起こす。。。きっと。。。ネ!😉
参考文献:El miraglo de la primero flor de nochebuena
https://www.amazon.com/Milagro-Primera-Flor-Nochebuena-Spanish/dp/1841483087
クリスマスイブとクリスマス
宗教的な方は家族、親戚がみ〜んな集まり、みんなでクリスマスイブのご馳走をいただきます。伝統的メキシコのクリスマスディナーの主役は子豚ちゃんの丸焼きです。自宅で飼っているものを自分たちで串に刺して丸焼きにします。popoちゃん絶対、子豚の丸焼きなんて食べれない😣!だってpopoちゃんの愛犬・ブルドッグの体型、子豚ちゃんにそっくりなんだもん!
でも現代は子豚ちゃんから七面鳥やハムに変わっています。都市では豚ちゃん飼えないし。。。あとその他の料理は地域によってかなり差があり多種多様のようです。(メキシコの伝統クリスマス料理だけで一つの記事がかけちゃうくらいあるので、そちらはまたの機会に。。。今回はさらりと。。。)食後にはポンチェといわれる暖かいフルーツパンチのようなドリンクやエッグノッグのメキシカンヴァージョンRompope(ロンポペ)などを頂きます。
そして宗教的な方は夜中の12時のMisa de Gallo(雄鶏のミサ)に行き、そうでない人は夜中12時に一斉にプレゼントを開け始めます。そして翌日25日は遅くまで寝てて、起きてからもパジャマのまま、ま〜ったり過ごし、お腹が空いたらクリスマスのご馳走の残りをつまみながらお家でゆっくりと過ごす方が多いです。
ちなみにスペイン語でメリークリスマスは ¡Feliz Navidad!(フェリス ナヴィダードゥ)
クリスマスイブは¡Feliz Navidad!といいながらみんなにハグと頬にキス(普通一回だけ)してお祝いします。
次回は12月28日メキシコのエイプリールフール、大晦日、1月6日の3人の賢者の日、2月2日の赤ちゃんイエスの祝福の日です。お楽しみに♪
¡Viva Mexico!
参考文献: https://ja.wikipedia.org/wiki/メキシコのクリスマス
(popoちゃん)
前編でご紹介したようにポサーダ(聖母マリアの出産宿探し)にピニャータ(7つの大罪の角のついたピニャータを信仰の棒で壊す)にパストレラ(クリスマス劇)にとあの手この手を使ってスペインの宣教師たちはメキシコの先住民たちへ布教を行なってきました。
15年ほど前にメキシコ南部のモレリアを観光した際、ガイドさんからこんな話を聞いた記憶があります。ある教会でイエスやマリアなどの銅像を先住民たちが作る際、彼らはこっそり銅像の中に自分たちの神様を隠し入れていたと。。。結局、信仰の自由って、自分の中にあって、だれも奪うことができないんだなぁ〜と思ったのを覚えています。そしてこのお話はまさに先住民が無理やり改宗させられた証拠では?!
それにしても、イエスの誕生日は12月25日ではないらしいのに、ありとあらゆる手段でそう教え込まれている人類。そしてきっと多くの歴史も宗教も政治も経済も医療も予防接種も911も311もそこらの食品も嘘、嘘、嘘を教え込まれている私たち。悪魔はとっても嘘つきだと。。。嘘つきは泥棒のはじまりじゃなくて、悪魔の始まりだと。。。竹下先生が配信映像でおっしゃってました。まさにこの世は悪魔に支配され続けてきた?!でも世は私たちの内面の表れであると考えると、早速、チャクラヨガのスワディッシュターナ(第2チャクラ)のポーズをとり、大きく深呼吸し浄化したくなるpopoちゃんです。(とっても5種だわ〜。😄)まずは自分から!嘘ゼロに!嘘つくと第2チャクラが閉じちゃうよぉ〜。。。もう悪魔の時代にAdios(さよなら)
しよう!
さて、中編はメキシコのクリスマスの飾り、クリスマスイブとクリスマスのご紹介です♪