竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ギリシャ、通貨ドラクマ復活へ
転載元より抜粋)
Sputnik 日本 15/4/4
ギリシャ政府が銀行システムの国有化と自国通貨ドラクマの復活に関する緊急措置計画を準備している。ドラクマは金融危機回避のためユーロと並行して使われるようになる。
年金や社会保障を適時に払えるようにするための決定。国際融資元の資金の計算が極めて緩慢なため、機動性の確保が求められた。英紙テレグラフが報じた。ギリシャが最後に借款を受け取ったのは昨年夏のことだ。
ギリシャ政府はこのイニシアチブを、もしも欧州のパートナーたちとの金融支援合意が達成されなかった場合、実現する意向だ。その場合ギリシャは2011年から流通が停止していたドラクマに回帰する。
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独ギリシャ両首相、新たな両国関係の開始を宣言
転載元より抜粋)
Sputnik 日本 15/3/24
23日ベルリンでメルケル独首相とギリシャのツィプラス首相の会談が実施。両首脳ともにギリシャの債務問題の解決法を合同で模索する構えを確認。またギリシャはドイツに対し、第2次大戦の賠償を求めないことを表明した。
短い会談のあとツィプラス首相は二国間の友好と新たな関係の開始について言及し、ギリシャは自国の問題について他国を責めないと強調。さらにギリシャは国内問題を抱えており、これに取り組む必要があるとして、問題の筆頭は税金の未払いと付け加えた。
会談は両首脳の直接的な顔合わせを狙ったものだったが、戦後賠償といった不都合な問題も取り上げられた。これは第2次大戦中にナチスによってギリシャが蒙った被害の賠償要求だが、メルケル首相は会談後の記者会見で、この問題は解決したと語り、ツィプラス首相もギリシャ政府はギリシャ領内でのドイツ資本没収の構えはないことを明らかにしている。
このことで、ギリシャがEUから追放されてもロシアが助けるので、問題は無いでしょう。また仮にEUに残れるとすれば、当初から言っていたEU内の地域通貨としてのドラクマ発行ということで、ギリシャ経済は持ち直すことになると思います。いずれにしても、ギリシャ経済が再生するには、この方向しかありません。
ギリシャ危機が起こった当初から、時事ブログではこのことを言って来たのですが、実現するのにこれだけの時間がかかり、その間IMFの緊縮財政政策に従ったため、国民はとんでもない苦しみを味わうことになってしまいました。しかし、他人事として笑える立場にありません。今後日本は、ギリシャ以上にひどい状態になる可能性があります。