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中東でのハルマゲドンに向けて、全面戦争へとまっすぐに進んでいるトランプ新政権 〜 シオニスト・イスラエルとその創設者であるロスチャイルド・シティ・オブ・ロンドンの銀行秘密結社の汚い命令に従っている新政権のシオニストたち

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画でトランプは「反ユダヤ主義を打ち破り、アメリカのユダヤ系市民を守るために、私が取る手段はこうです。大統領執務室に戻って最初の週に、私の政権はすべての大学学長に通達します。反ユダヤ主義のプロパガンダを止めなければ、大学の認可と連邦政府の納税者から支援を失うことになると。…次に、私は国内のすべての教育機関に通達します。ユダヤ系の学生に対する暴力、嫌がらせ、脅迫を許容すれば、学校は公民権法違反の責任を問われることになると。」と話しています。
 ユダヤ系市民だけではなく、どんな人に対しても暴力、嫌がらせ、脅迫を許容すべきではありません。この当たり前のことが、パレスチナ人に対しては適応されないというのが、トランプを含むイスラエル第一主義のシオニストの頭の構造のようです。
 トランプが駐イスラエル大使に指名した元アーカンソー州知事のマイク・ハッカビーは、“パレスチナ人なんてものは存在しないんです。…ヨルダン川西岸地区なんてものは存在しません。…占領なんてものも存在しません”という完全にイカレタ人物です。
 彼らの頭の中では、パレスチナ人に人権はおろか、どんな権利もないのです。ハワイ州弁護士のアーロン大塚氏は、トランプ新政権を「精神分裂病政権」と言っています。
 米国政治の中枢を自称ユダヤ系の連中が掌握していることから、「イスラエルとイランの対立に米国が傭兵として利用される現状である。」と指摘しています。
 一部の人選において、“腐敗を排除するに適材を登用している”のは「中東でのハルマゲドン」という本当の目的から、人々の目を逸らすためではないかと思われます。
 “続きはこちらから”の記事で著者のヨアヒム・ハゴピアン氏は、“トランプが次期米国大統領となった今…中東でのハルマゲドンに向けて…全面戦争へとまっすぐに進んでいる”と言っています。
 そしてトランプを含めた新政権のシオニストたちは、「シオニスト・イスラエルとその創設者であるロスチャイルド・シティ・オブ・ロンドンの銀行秘密結社の汚い命令に従っている。」と指摘しています。
 記事の引用元によれば、米国の有権者の4人に1人が支持するキリスト教福音派の信念は、“私たちは終末の時を迎えており、キリスト教シオニストは信仰のみに基づいて、キリストの再臨を信奉する側と獣の刻印を押された反キリストを信奉する側との間でイスラエルの北部でハルマゲドンの戦いが起こる”というものです。
 彼らの宗教上の信念から、「イスラエルを熱狂的に支持しなければならない」のです。そしてこれらの信念体系はロスチャイルド家によって依頼され、作成されたスコフィールド聖書によるものだとヨアヒム・ハゴピアン氏は指摘しています。
 そして、“トランプ氏にとってさらに重要なのは、過去に破産した彼を何度も救済してきたロンドンのロスチャイルド一族に対する負債を返済することであり…結局のところ、精神病質の支配者とその手下にとって、人間の群れを間引くことは最優先事項の1位である”とあります。
 時事ブログでこれまでにお伝えしてきた事柄と、基本的に一致する内容だと思います。また、キンバリー・ゴーグエンさんがこうした連中に対して、「あなた方は結局、世界大戦を始めることもできなくなるでしょう。」と言っていたことにも注意しておいてください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イスラエル軍が「イランの軍事標的に対する精密攻撃」を実施したものの空爆の効果は限定的でほとんど被害を与えなかった理由 / ロシアの新しい戦術によって壊滅的な被害を受けているウクライナの防空システム

竹下雅敏氏からの情報です。
 息子から興味深い記事を教えてもらったので紹介します。記事は二つあり、一つはイスラエル軍が10月26日未明に「イランの軍事標的に対する精密攻撃」を実施したものの空爆の効果は限定的でほとんど被害を与えませんでしたが、その理由を説明するものです。もう一つは、ウクライナの防空システムがロシアの新しい戦術によって壊滅的な被害を受けているというものです。
 ParsTodayの動画を見ると、イスラエルの攻撃をイランの防空システムがことごとく無力化している様子が分かります。
 イスラエルのF-35はステルス戦闘機でレーダーに映らないはずですが、イラン国境から数百キロも離れたイラク領空を飛行中に、イランの防空レーダーによって検知されていたというのです。
 このため、F-35は予定していた最適な発射位置に到達する前に、弾道ミサイルを発射せざるを得なかった。遠くからミサイルを発射するほど弾道の計算は精度を増します。イランの防空システムは、ほぼ完璧に機能したのです。
 ロシアはウクライナの防空システムを標的としたドローン攻撃に、イランのドローン「シャヘド136(ゲラン2)」に似た「ガーベラ」を使用しています。“続きはこちらから”の動画によれば、“ガーベラは発砲プラスチックと合板でできた安価な作り”で大量生産が可能です。ガーベラには信号諜報ドローン、爆発性神風ドローン、囮(おとり)ドローンの3つのバージョンがあります。
 囮ドローンには「ルーネベルグレンズ」と呼ばれる球体がいくつか積み込まれているため、レーダー画面上では大きく映るようです。防空システムはAIで制御されていて、囮ドローンに反応し迎撃します。ウクライナの防空システムが用いているレーダーの位置と周波数は、ガーベラの信号諜報ドローンによって捕捉されます。そして、オペレーターによる手動の神風ドローンが突撃すると言うわけです。
 ガーベラの神風ドローンが手動であるのは、そうすることでレーダーの検知にかからない低空飛行が実現できるためだと思われます。しかし、神風ドローンの破壊力はそれほど高くはなく、ウクライナの防空システムを完全に破壊することは出来ません。
 そこで、こうしたガーベラによる攻撃とともに、ロシアのSu-57ステルス戦闘機からKh-69巡航ミサイルが発射されるのです。
 2022年のウクライナ侵攻で、すでに実戦投入されているKh-31は超音速ミサイルで、防空レーダーからの信号を検出できる高感度ホーミングヘッドが装備されています。事前の偵察によって得た情報を元に、目標となるレーダーの周波数に合わせてその周波数だけを拾い、正確に目標に着弾します。
 Kh-69も同様だと思われますが、引用元の記事によればKh-69はその任務に応じて、“地下の掩蔽壕や司令部を破壊するために設計された弾頭など、さまざまな種類の弾頭を取り付けることができる”ということです。
 ウクライナにはロシアの超音速ミサイルを迎撃する術はありません。こうしたガーベラのドローン攻撃とSu-57の超音速ミサイルによる協調攻撃によって、ロシアは「毎日ウクライナ後方の目標を破壊している」ということです。
 ウクライナを支援している西側は為す術がありません。ウクライナでの戦争は決着がつきました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イラン上空で F-35 を「妨害」したのは誰か? S-300 か、それとも国防総省か?
引用元)
イスラエルはテヘランが開始した大規模なミサイルエスカレーションへの報復として、イランの主要軍事施設に対して一連の空爆を実施した。
(中略)
しかし、イスラエルの空爆の規模と激しさにもかかわらず、その影響は当初予想されていたよりもはるかに小さかった。イランの軍事インフラに与えた被害は最小限で、イスラエルの攻撃の有効性に疑問が生じた。
(中略)
ディフェンス・アラビックの報道によると、イスラエルの情報機関は、10月25日と26日の空爆の効果が限定的だった主な理由としてイランの防空能力を指摘している。
(中略)
イランは、F-35のような先進的な航空機を標的にできるさまざまな防空システムを保有しています。最も有名なシステムの1つはS-300です。このロシア製のミサイル防衛システムは、かなりの距離からステルス機を探知し追跡することができます。
(中略)
F-35 に対抗できる他のイランのシステムには、S-200 のより新しい派生型や、イランの新しい「バヴァル-373」ミサイル防衛システムがある。バヴァル-373 はイランの国産 S-300 バージョンであり、特にステルス機に対する探知能力と交戦能力が大幅に向上している。このシステムは、F-35 が通常運用できる高度で、機動性の高いターゲットをより正確に追跡し、無力化することができる。
(中略)
ディフェンス・アラビックによると、イスラエルのF-35がイランの意図した標的から遠く離れたイラク領空を飛行中にイランの防空レーダーによって「妨害」されたという報告がある。これらの情報筋は、この時点でイスラエルのジェット機はまだイラン国境から数百キロ離れていたと主張している。そのような距離でイスラエルのジェット機を検知できるイランの防空システムの能力は、イスラエルの軍事計画者にとって予想外の展開だった。

イスラエルの情報筋は、ロシアとイランの防空システムはイスラエルのジェット機を長距離から標的にすることができ、イランの空域に入る前に迎撃できる可能性があると示唆している。
(中略)
イスラエル当局は、イランのレーダーが自国のF-35アディールジェット機を探知し、予定していた最適な発射位置に到達する前に弾道ミサイルを発射せざるを得なかったことに驚きを表明した。
(中略)
この地域の力のバランスは変化しており、イスラエルはこうしたますます能力が高まる防衛力に直面して、航空作戦を実施するアプローチを再考する必要があるだろう。中東上空はもはやイスラエルの制空権の争点のない領域ではない。

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石田和靖氏が語る「エゼキエル戦争前夜」 ~「ホルムズ海峡がやばいから…日本は一刻も早くエネルギー調達の供給路の調達路も多様化していかないとダメ」「僕に言わせたら、ハマスよりも第6次ネタニヤフ内閣の方がテロリストですよ。」

竹下雅敏氏からの情報です。
 「エゼキエル戦争前夜」という話を石田和靖氏がしています。深田萌絵さんが、“今さ、イランとイスラエル。対立が激化してきて、いよいよホルムズ海峡やばくない?”と聞くと、石田和靖氏は、“やばい。ホルムズ海峡がやばいから…日本は一刻も早くエネルギー調達の供給路の調達路も多様化していかないとダメですよ、やばいでしょって、ずっと言ってきたんだけどね。…岸田政権はさ、ロシアに経済制裁するって言うんで、ロシアの石油を禁輸しちゃってるから。2023年から。だからロシアの石油、今一滴も入ってこない。止まっちゃってるんですよ。止まっちゃった状態で、去年の10月7日のイスラエル・ハマス戦争ですよ。日本の中東への原油依存度ってのは、90%から97%まで引き上がったの。岸田政権が見事に引き上げてくれたんですよ。…石油がまあ、価格はこれから上がってくと思うのね。上がるだけで済めばいいけど、入ってこなくなる可能性も排除できないでしょ。そうなったら日本の経済動かないでしょ。…発電所とか、ガソリンなんかもちろんそうなんだけど…食料品とかも輸入品なわけですよ。輸入品を運ぶのに石油を使うわけだよね。コンテナ船とかオイルタンカーとか、みんな石油で動くわけじゃん。だから海運の運賃が上がるわけ、石油が上がると。そうすると日本に入ってくる輸入品の値段が上がるでしょ。…値段が下がるものを探す方が大変だなっていうぐらい物価が上がる(3分41秒)”と答えています。
 深田萌絵さんが、“今、イスラエルってどういう状態なのっていうところから、ちょっと教えて欲しいんだけど(7分52秒)”と聞くと、石田和靖氏は、“10月7日以前のネタニヤフ政権の話って、ほとんど出てこないんですよ。日本のマスコミでは(8分)。…ぶっちゃけ僕に言わせたら、ハマスよりも第6次ネタニヤフ内閣の方がテロリストですよ。毎日、人を殺してましたね。毎日毎日、パレスチナとかレバノンとかの人たち、民間人をですよ。殺してたというのが、これは別に作り話でも何でもなくて、そういうニュースは毎日のように出ていたんだけど、そこの部分はね、日本のマスコミは一切触れないんですよ。第6次ネタニヤフ内閣っていうのは、2022年の12月に組閣されたのね。ネタニヤフさんっていうのは、ほぼ犯罪者確定なの、この人は。21個の裁判を継続中なんですよ。全て汚職でね。…逮捕を避けるために彼は首相になったんですよ。彼の政党だけでは…過半数取れないから連立与党を組んだの。それが第6次ネタニヤフ内閣なの。その連立与党の中に3人の過激派シオニストが組み込まれちゃったわけ。彼らはネタニヤフの弱みをがっつり握ってるわけ。その人たちの言うことを聞かざるを得ない立場なんですよ(9分11秒)”と答えています。
 一部の過激派シオニストが目指しているのは「大イスラエル構想」(12分2秒)で、“こいつら(パレスチナ人)を全部追い出して、ナイル川からユーフラテス川まではカナンの地、約束された土地だと。これはきちんと旧約聖書に書いてあるじゃないかと(12分42秒)。…これが選民思想ってやつで、選ばれた民でしょ、我々は神様に選ばれた民なんだと。ユダヤ人以外は、もう動物同然なんだと。だから何やってもいいんだと。我々の正義のために何をやってもいいというのを、真剣に考えてる方々がこのネタニヤフ政権の中にいるわけですよ(13分16秒)”と話しています。
 そして、“エゼキエルさんっていう予言者の1人がいるんですよ。そのエゼキエルさんが書いた「エゼキエル書 第38章~39章」っていうのがあって、それが終末戦争の予言なのね。…ほとんどのユダヤ人はこれを一種の警告として見てるわけ。こうならないように、ちゃんとやっていかなきゃだめだよねって見てるわけ。でも一部の過激派のシオニストは、この聖書の通りになるんだと。もしくは聖書の通りに動かすんだと。そういう力が働いてるわけ。それが今、中東で起きている。だから、その今起きてることはエゼキエル戦争前夜かもしれない(34分46秒)“と話しています。
(竹下雅敏)
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越境3.0カズさんが警鐘「エゼキエル戦争前夜」
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不法移民以上に問題のあるイスラエル・ロビーを何とかしなければ、アメリカは確実に滅びることになる

竹下雅敏氏からの情報です。
 正統派ユダヤ教のハレディ派のラビ、ヨセフ・ミズラチは、“毎秒、神を怒らせている偶像崇拝者が60億人もいる。インド人、中国人、日本人、チベット人、ネパール人、タイ人、数え切れないほどだ。…20億人のキリスト教徒も、偶像崇拝者だ。…トーラーによれば、彼らには生きる権利がない。偶像崇拝者、ゴイは死刑だ。…偶像にひれ伏し、JC(ジーザス・クライスト)を信じるゴイでさえ、死刑に値する。”と言っています。
 ウィキペディアには、“ある問題に対するミズラチの率直な発言は、正統派ユダヤ教の指導的立場にある人々から広く非難され、見当違いであるとみなされる”とあります。
 二つ目の動画で、イスラエル諜報員の男性が「イランの核開発計画は破壊される。邪魔をするものは誰でも、どこにいても、たとえ西側の政治家であろうと、破滅する。」と脅しました。
 三つめの動画で総合格闘家のジェイク・シールズ氏は、“私には、イスラエルが意図的に第三次世界大戦を誘発しようとしているように見える。完全に正気を失ったかのようだ。アメリカの国民や政治家の多くが、イスラエルに買収されているのが信じられない。彼らはイスラエルを称賛し、支持しているんだ。”と話すと、ジミー・ドア氏は、“ジェフリー・エプスタインが存在したのには理由がある。権力者を陥れるためだ。奴らのやり方だ。権力者の弱みを握って脅迫するんだ。…ジェフリー・エプスタインだけで終わっていると思っているのか? 奴が唯一の存在だったとでも?”と答えています。
 “エプスタイン自身は工作員であって、エプスタインを使って「ロリータ島」を運営していたのはイスラエル諜報機関モサドであり、これにCIAが協力していた”という情報がありますが、おそらく事実でしょう。
 “続きはこちらから”の動画で、ドナルド・トランプは「アメリカ合衆国は現在占領されている国ですが、もうすぐ占領された状態でなくなります。2024年11月5日は、アメリカの解放の日となるでしょう。」と話し、不法移民をアメリカから追い出すと言っています。
 不法移民は確かに問題ですが、それ以上にイスラエル・ロビーを何とかしないとアメリカは確実に滅びます。しかし、10月9日の記事で紹介したように、トランプと大統領移行チームの共同議長ハワード・ラトニックは、ユダヤ教終末派の過激派ハバド・ルバビッチの指導者メナハム・メンデル・シュナーソンの墓に参拝していました。
 トランプが大統領になれば全てうまくいくと考えている人は、都合の悪い事実は全て無視するようです。
(竹下雅敏)
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終末預言である「エゼキエル戦争」と「ヨハネの黙示録」を解説した動画 ~聖書の預言を解釈し「ハルマゲドンを望む者たち」がいるだけでなく、ハルマゲドンを意図的に引き起こそうとする者たちがいる

竹下雅敏氏からの情報です。
 終末預言の一つ「エゼキエル戦争」を解説した動画です。2分4秒のところで、“旧約聖書のエゼキエル書38章39章に詳しい預言が書かれています。「人の子よ、メセクとトバルの大君(おおきみ)であるマゴグの地のゴグに、あなたの顔を向け、これに対して預言して、言え。…わが民イスラエルの安らかに住むその日に、あなたは立ち上がり、北の果のあなたの所から来る。多くの民はあなたと共におり、みな馬に乗り、その軍隊は大きく、その兵士は強い。」(エゼキエル書38:2-15)。「あなたとあなたのすべての軍隊およびあなたと共にいる民たちは、イスラエルの山々に倒れる。わたしはあなたを、諸種の猛禽と野獣とに与えて食わせる。あなたは野の面(おもて)に倒れる。わたしがこれを言ったからであると、主なる神は言われる。」(エゼキエル書39:4,5)”と説明しています。
 “古代の文献によると「マゴグ」というのは黒海とカスピ海の間から北の地域であり、一般的には今でいう「ロシア」のことだと解釈されています(3分)。…つまり、ロシアを筆頭にした多くの国がイスラエルを攻撃するも、神の奇跡でイスラエルが勝つということです(3分17秒)”という預言だということです。
 『聖書預言の大戦争(第三次世界大戦?)エゼキエル38,39章』には古代の地名を書いた地図と共に、“メシェクとトバルとマゴグ(ロシアの古名)のゴグ(王・プーチン)は既にシリアに軍事基地を設け、ペルシャ(イラン)は革命防衛隊は戦闘に参加しています。ベテ・トガルマ(トルコ)は最近シリア北部に進出しました。さらにプテ(リビア)、クシュ(エチオピア)もイスラエルに侵攻すると預言されています。アメリカはイスラエルと同盟関係にあります。”と書かれています。
 しかし、『ゴグとマゴグの戦い(エゼキエル戦争)の参加国』には分かりやすい地図と共に、“フルクテンバウム説ではメシェクとトバル(ロシア南部、イランとトルコの一部)、マゴグ(ロシア南部)、ベテ・トガルマ(アルメニア)、プテ(ソマリヤ)、クシュ(エチオピア)”になり、“ウッズ説ではメシェクとトバル(トルコ)、マゴグ(中央アジア)、ベテ・トガルマ(トルコ)、プテ(リビア)、クシュ(スーダン)”になることを示しています。
 動画では、“聖書に書かれている地名が、現在のどの国に当たるかは様々な解釈がありますが、一般的にはロシア以外にイランやトルコなどが参加すると言われています。つまり、ロシアがイランやトルコなどと同盟を結んでイスラエルに攻め込むということです(5分)。…エゼキエル戦争の3か国に関しては絶対的なことは言えませんが、この解釈に従えばエゼキエル戦争の舞台は整いつつあると言えます(6分32秒)”と言っています。
 二つ目の動画は「ヨハネの黙示録」についてのものです。“黙示録全体を通して、キリストは血を求め、人々を拷問して服従させ、剣で滅ぼした上で死から蘇らせ、燃えたぎる硫黄の中に投げ込む。第6の怒りの鉢で、悪魔の力は全世界の王たちを「メギドの山」、すなわちハルマゲドンに集め、キリストと戦わせる。イスラエルの中心であるこの地で、最後の戦いが起こるのだ。最終的にキリストの持つ「命の書」に名がない者は皆、獣、預言者、悪魔とともに火の池に投げ込まれることになる。一方で、生き残ったキリストの信仰者たちは、神がもたらした新しい宇宙の中で、キリストの奴隷として永遠の生命を与えられることになるのである(2分40秒)。…ヨハネの黙示録が未来預言として新たな生命を得たのは、19世紀前半、ダービーという神学者が唱えた「ある説」が発端である。それが、ディスペンセーション主義前千年王国説である(3分52秒)。…黙示録に対するこの新たな理解は、時を同じくして盛り上りを見せたユダヤ人によるイスラエル奪還運動、「シオニズム」を後押しすることになった(4分49秒)。…この予言の書への解釈が世界の何百万という人々に無意識下で影響を与え、アメリカの外交政策を始めとした決断の場面で重要な役割を担っているのもまた事実である。福音書のイエスは愛に満ち、黙示録のイエスは復讐に飢えている。この書をどう解釈するにせよ、世界の舵取りの中で大きな影響を持つキリスト教徒たちが、神の姿をどちらと捉えるのかは、世界の命運を大きく左右することになるだろう(7分3秒)”と言っています。
 これらの動画を見ると、聖書の預言を解釈し「ハルマゲドンを望む者たち」がいるだけでなく、ハルマゲドンを意図的に引き起こそうとする者たちがいることが分かります。
 2023年11月16日の記事で、「20世紀初頭、『新しいアメリカの聖書』が登場した。それは『ディスペンセーション主義』として知られる一派の神学思想の産物であり、その聖典であるスコフィールド聖書は、アメリカ白人伝道の中核をなすテキストとなった。」というツイートを紹介しました。
 また、2023年11月13日の記事では、“イスラエルが建国される前の19世紀、ロスチャイルド家はキリスト教界の何人かと密接に協力した。彼らはサイラス・スコフィールドという人物を惹きつけた。…彼は新しい聖書、スコフィールド・スタディ・バイブルの作成を依頼された。…この脚注の中に、アメリカの福音主義教会に新しい教義が導入された。それは、新しい政治的軍事的イスラエルが誕生し、そこがメシアが世界を支配するためにやってくる場所であるというものだった。”とありました。
 幸いなことに日本人のほとんどは、聖書に影響されていません。従って、パレスチナで起きていることを客観視することが容易です。もしも、聖書の預言の「主なる神」が言うように、イスラエルを批判したり、イスラエルのジェノサイドに抵抗しているパレスチナ人が「悪魔とともに火の池に投げ込まれる」のだとしたら、「主なる神」というのは、実のところ「悪魔」以上に邪悪な輩だということになるはずです。
 そして、私は聖書の「主なる神」はハイアラーキーの主である「魔」に他ならず、「神」ではない。この連中は「悪魔」よりもタチが悪いと言ってきました。私の見解は筋が通っていると思いませんか?
(竹下雅敏)
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【聖書終末預言】エゼキエル戦争とは?いつ起こってもおかしくない?
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ハルマゲドンを望む者たち:黙示録の秘密
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