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[アスパラ屋仁左衛門] 2023年はお米が店頭から消えるかもしれない / [トモ農園] 農家は奴隷じゃない!〜 農業も畜産、養鶏も同時進行で危機にある
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日本の乳牛を4万頭減らす、国の事業が決まりました。
なお牛を1頭減らすと1頭あたり20万円もらえます。
ちょっと前までバター不足で、農水省は乳牛を増やす取り組みを行っていたので
行き当たりばったり感が半端ないですね。。。#酪農 #酪農スピードNEWShttps://t.co/42GiXV99u1— イチロー【🐮北海道の酪農家4代目🐄】 (@ichiro_cow) November 8, 2022
防衛費を増やすより、食料自給率を増やした方が国防のためにはいいのではないか?輸入止められたら日本終わりだろ。— Hiroxxx (@ari_igi) November 9, 2022
食料危機をわざと起こす事業に日本政府も加担していて恥ずかしい限りです。— OGRE RASCAL (@CLNSVTR) November 9, 2022
この件、オランダで大問題になっている酪農家や農家潰しと同じような事では?ドイツ、フランスでも農家の方や酪農家の方が政府の方針に反発してデモをしています。NWOの連中の方針かと思います。— Kaichi Sugiyama (@kaichi42733092) November 10, 2022
岸田、オランダと一緒で、世界経済フォーラムの命令で食料自給率を下げて「食料不足だ」とやってんだろう。
いい加減にしろ。— アイスブルー (@2030_blue) November 9, 2022
「先祖代々の田を荒らすことが辛い」という動機だけで米作りを続けてこられた多くの高齢農家さん達が、ついに「もういいかな、、」と今年限りで離農を決心されるようです。その追い討ちをかけたのが肥料高騰対策の助成金で、高騰分の2割程度しか赤字補填されないらしい。代々の農家の場合、米作りで出た赤字はそれまでのストックで補填してきたそうですが、今や祖父母の年金というフローの資金までも使って補填しているそうです。例として、一反の米作りをすると持ち出しが4万円程度、それが50反ともなると大変な金額になります。来年の作付けを検討する12月になって、仁左衛門さんの周辺では半分くらいの人が米作りをやめてしまう感触だそうです。
また野菜農家への「肥料が無いならば、有機肥料、鶏糞、堆肥にすれば?」という声には、畜産農家や養鶏業者がいるからこそ鶏糞や堆肥が手に入るけれど、今、畜産も養鶏も倒産の危機にあります。日本の食糧自給の生命線が全て潰されそうになっています。
もう一つの、トモ農園さんの「農家は奴隷じゃない!」という動画は、野菜の値段が安すぎる話をされていました。一見、食料品価格高騰の逆で意外な気がしますが、よく聞くと販売の値段ではなく仕入れの値段でした。市場は「農家はただのものを売っているのだから、5円でも10円でも値がつけば、ありがたいと思え」という驚くような認識が多いそうです。キャベツを例に見ると、1個100円で売られるキャベツの仕入れ値は50円、経費は40円で利益は10円程度だそうです。ここから農家の労働時間で換算すると時給は270円になってしまい「農家奴隷制度」と言われるはずです。市場のセリで値段がつかない時は「箱代!(中身の野菜はタダでいいので箱代だけ出せ)」というひどい話には、思わず涙が出そうになりました(7:30〜)。
「農家の労働はタダなのか、廃棄野菜はタダなのか。」離農の原因が作り手の高齢化だけではないことがわかります。