注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

(前略)
今回、3カ所で山林火災が相次いでいる状況ですが、改めて時系列で見ていきます。
1件目が岩手・大船渡市の綾里という地区ですが、1週間以上前の19日に発生しまして、25日に「鎮圧」といって、火がこれ以上燃え広がらない状態になったということです。
2件目が、1件目から約9km離れた場所。
陸前高田から大船渡市にまたがる山林で25日に発生し、26日に鎮圧になったと。
3件目は2件目から7km、1件目からは2kmほどの距離になっています。
場所は大船渡市で、2件目の1時間後に発生し、27日午後3時40分現在もまだ燃え広がっているということです。
青井実キャスター:
この3つの火災というのは、関係あるんでしょうか?ないんでしょうか?
日本防火技術者協会・鈴木弘昭理事:
あるかもしれませんね。正確には分からないですが。通常これだけ距離が離れていると、飛び火はないとみるんですけれども。
(中略)
日本防火技術者協会・鈴木弘昭理事:
そうですね。ただ、日本の場合には自然発火というのは案外少ないもんですから、今回の場合も自然発火とはちょっと考えにくいんですが。
(以下略)
消防団の先輩から写真が
— 荒木鮮魚店 あらきゆうき (@Arakisengyo_yu) February 26, 2025
ほんと逃げてください広がり方尋常じゃないです… pic.twitter.com/D4daVMfHpP
現場まで直線距離約10km
— Ryø (@AriEsu07) February 26, 2025
(大船渡の山火事)
街1つ無くなる規模よ....
避難指示も再度発令して炎も延焼中
現場で活動中の方によると、もう火を消すとかそういう状況ではないとの事です。。 pic.twitter.com/2TXPYHvqeK
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FNNプライムオンラインの報道で、日本防火技術者協会・鈴木弘昭理事のコメントが困惑気味で正直だなと思いました。この異様な3件の火災が関係あるかと問われて「通常これだけ距離が離れていると、飛び火はない」と述べ、また「乾燥注意報」が問題であるかのような報道が多い中、「日本の場合には自然発火というのは案外少ないもんですから、今回の場合も自然発火とはちょっと考えにくい」と答えておられました。経験のある消防団の方も「自然火災では絶対にあり得ない」と投稿されていました。
「あ、スマートシティだ。」と思った方も多いようで、読者の方々からも投稿いただきました。案の定というか、大船渡市は令和6年2月にデジタル田園都市国家構想総合戦略を掲げたばかりだったようです。策定の中にはサラッと「人間中心主義のスマートシティ・まちづくりを目指す」とありました。
今は住民の方々の安全を祈るばかりです。