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[カレイドスコープ]2017年後半から熱くなる朝鮮半島の有事 〜 “戦前の戦争財閥の復興”を目指す安倍首相、3.11との関係

竹下雅敏氏からの情報です。
 カレイドスコープさんが、“戦前の戦争財閥の復興”を目指す安倍首相の思惑をわかりやすく説明しています。文中、セキュリティー・ダイヤモンド構想が出て来ますが、こうした安全保障体制を日本独自で提案するとは考えられず、むしろジャパン・ハンドラーの計画に沿う形で、“日米合同委員会で承認”を得たものだろうと思われます。こうした観点から見ると、3.11事件を引き起こした連中は、ショックドクトリンによって日本の形を根本的に作り変えようとしたのだと思えます。日本を再び戦前の体制に戻す役割を安倍政権は与えられたわけですが、それには3.11という強烈なショックが必要だったというわけです。
 事実、原発で儲けられなくなった財閥は、武器、戦争で儲ける方向に転換しました。こうしたことを考慮すると、まさしく属国日本は、アメリカによって好きなように弄ばれているということがわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2017年後半から熱くなる朝鮮半島の有事
転載元)
(前略)
日本の終戦記念日を前に、朝鮮半島が本格的にキナ臭くなってきました。
(中略)
第三次世界大戦へ向かう第一弾目の開戦の火ぶたが落とされるとすれば、「中東より朝鮮半島が先」である、と書いてきました。そして、「朝鮮半島有事という事態が起これば、それは、いよいよ自衛隊が戦争に駆り出されるきっかけとなる」と。
自衛隊は、北朝鮮がグアム島近海へ向けて弾道ミサイルを発射した場合に備えて、地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」を中国・四国地方に展開しました。
(中略)
ただし、これは(中略)… 北朝鮮の誤射、あるいは、日本の本土目がけて落ちて来るミサイルを迎撃するためのもので、自国領土の防衛のためです。
(中略)
北朝鮮が、日本列島の上空を弾道ミサイルが通過すると事前予告したのは、グアム島周辺への攻撃に現実味を抱かせるためのプロパガンダの一種です。
第一、日本列島の上空を北朝鮮のミサイルが横切る、といっても、地上数百キロの宇宙空間が、国際法上、果たして日本の領空と言えるのかどうか疑わしいのです。それは、日本の脅威とはならないのです。
北朝鮮は、日本の防空システムが発動したとき、もっともダメージを被るのは、米軍と日本であることを知っています。
(中略)
日米のミサイル迎撃システムの命中精度が低いことが露呈されてしまうことによるダメージをコントロールできないと見ているのです。

ネオコンにとっては、半島有事は在庫一掃セールの好機

ワシントン内部に潜入しているネオコンの軍事ロビーは、朝鮮半島で戦争を起こすことによって、兵器の在庫一掃セールを狙っています。(中略)… 米軍に納入される兵器は年ごとに積み上がり、10年で在庫がピークに達するという循環を繰り返しています。つまり、10年に一回の割合で、世界のどこかで戦争を起こさなければ兵器の在庫が捌けないのです。
(中略)
10年前の兵器を輸入してくれる奇特な国は、テロリストの巣窟のような治安の悪い発展途上国と相場が決まっています。(中略)… 最近、もっとも大規模に兵器の在庫が消化されたのがイラク戦争、そして、それに続くリビアの絨毯爆撃でした。そして、次の狙い目がシリアでした。
(中略)
ISIS掃討を掲げつつも、巧妙にISISのアジトを避けながら数万回もの空爆を重ねながら戦闘爆撃機とミサイル、爆弾を消化してきた米軍も、ネオコンの軍産複合体の上得意に過ぎない、というわけです。
(中略)
安倍首相は、(中略)… 日本の戦前の戦争財閥の復興を目指しています。日本も、米国のように、世界の警察になろうとしているのです。いや、その下請けの「アジアの警察」でしょうか。しかし、トランプ大統領は、就任早々、世界の警察の座を降りると控え目に宣言しました。その瞬間、オバマの「ピボット・アジア戦略」は崩れたのです。
安倍首相は、民主党から政権を奪還すると同時に、日米合同委員会で承認を得た「セキュリティー・ダイヤモンド構想」をぶち上げました。
(中略)
 
安倍首相が、トランプに反旗を翻してでもTPPに突き進もうとするわけ

セキュリティー・ダイヤモンド構想」とは、海洋国家である日本の強みを生かして、西太平洋からインド洋にいたるダイヤモンド型の広大な海域と、その国々へのプレゼンスを構築することによって、西太平洋の安全保障を日本が担う、という構想でした。そのために、どうしても必要だったのがTPPだったのです。
(中略)
TPPとは、多国間の自由貿易条約などではありません。(中略)… TPPの本当の目的は、「日本の環太平洋の軍国化」であることは間違いのないことです。
TPPは、日本の自衛隊が「アジア版NATO」、つまり、アジアの盟主として君臨するために、自由貿易という衣を着せて本質をわからなくしている実質的な秘密の軍事協定なのです。
(以下略)

米朝の軍事的緊張が高まる中、安倍夫妻は盆踊り大会に参加 〜 日本と北朝鮮が裏で通じているとしか見えない安倍のマヌケぶり、ネオコンの一部連中にとっては経済制裁のダシか

竹下雅敏氏からの情報です。
 ゆるねとにゅーすさんが報じているように、米朝の軍事的緊張が高まる中、安倍夫妻は地元山口の“盆踊り大会に参加”というマヌケぶりです。“北朝鮮のミサイルの避難訓練”の様子を紹介するBBCの動画がありますが、安倍政権の愚かさは、桜を見る会、ミサイルの避難訓練、そして盆踊りへの参加と、そのマヌケぶりを加速させているようです。
 あべぴょんの行動が示すように、政府はミサイルが日本に飛んで来ないのをはっきりと知っているわけです。万一開戦になれば、米軍基地があることと、集団的自衛権の関係で、日本が巻き込まれる事は避けられないはずです。そうした中で、このマヌケな行動が取れるとすれば、裏では北朝鮮と通じていると考えるよりありません。そうでなければ、ここまで見事なタイミングで、あべぴょんの危機を救うかのようなミサイル発射はあり得ないでしょう。
 北朝鮮の国家の成り立ちを考えても、北朝鮮のミサイル開発には日本の技術と資金が使われていると考えるべきで、その見返りに、日本は怪しい宗教団体を通じて麻薬が提供されており、芸能界を通じて社会が広く汚染されていると想像しても、そんなに間違いはないのではないかと思います。
 櫻井ジャーナルは、今回の騒ぎを、中国に対する経済制裁の“だしに使われている”と見ているようですが、案外これが正しいのかも知れません。どう見ても、ネオコンの一部の連中、すなわち、パパ・ブッシュ、 チェイニー、ラムズフェルド、その配下の者達以外には、北朝鮮を使って第三次大戦を引き起こそうとしている者は居ないように見えます。この連中は今回の騒ぎの責任を問われ、そのうち処分されるだろうと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「何か起きれば北朝鮮で大きな災難が起きる」とトランプ氏 対北追加制裁も検討
転載元)
トランプ米大統領は11日、ニュージャージー州で記者団に対して、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「露骨な威嚇を行い、グアムや米国の領土、同盟国に何かすれば、すぐに後悔することになるだろう」と語り、北朝鮮をけん制した。北朝鮮への追加制裁を検討しているとも述べた。共同通信が伝えた。

スプートニク日本

トランプ氏は「金氏は逃げおおせることはできない」と強調し、軍事的報復を示唆し強く警告した。 中国の習近平国家主席と近く電話会談する意向も表明した。
またトランプ氏はツイッターに11日、「北朝鮮が無分別な行動を取った場合の軍事的解決は準備万端で装てん済みだ。金正恩が他の道を見つけることを望む。」と書き込んだ真意について「私たちは(軍事的対応を)慎重に検討している。発言はそのままの意味だ」と強調。北朝鮮が「私の言葉の重みを十分に理解することを望む」と語った。

さらに、グアムで何か起きれば「北朝鮮で非常に大きな災難が起きる」と主張。

今週、米国と北朝鮮は数度にわたり激しい舌戦を交わした。トランプ氏は8日、「世界が見たことのない炎と怒り」で金党委員長の行動に応えると約束。これを受けて北朝鮮国営の朝鮮中欧通信は、朝鮮人民軍が米軍の軍事施設に先制攻撃を加える能力があることを示すため、グアム島へのミサイル発射計画を策定していると報じた。
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アメリカが北朝鮮との秘密裏の外交活動を実施
転載元)
アメリカが、数ヶ月間、北朝鮮との秘密裏の外交活動を行っています。

AP通信が11日金曜、匿名のアメリカの政府関係者の話として伝えたところによりますと、アメリカのユン北朝鮮特別代表と、北朝鮮のパク国連大使が、秘密裏の会談に参加しているということです。
この会談の一方で、アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮に対する警告を強めています。
北朝鮮もアメリカに対して、グアム島を攻撃すると警告しています。
トランプ大統領は、アメリカの軍事計画は、北朝鮮のあらゆる反応に対して準備を整えているとしています。
北朝鮮はくり返し、アメリカとその同盟国が北朝鮮に対する脅迫を続ける限り、軍事力と先制攻撃能力を強化し続けると強調しています。
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米政権が鉄鋼の代理人を使って中国に経済戦争を仕掛ける動きを見せているが、米も痛手を受ける
引用元)
ドナルド・トランプ米大統領は中国との経済戦争へ突入するという話が流れている。(中略)… 週明け後の8月14日に大統領はUSTR(米通商代表部)のロバート・ライトハイザー代表に対し、通商法301条に基づいて中国の違法行為を調べるよう指示するようだ。この動きはロシアに対する「制裁」と同じで、アメリカ支配層の戦略に沿うもの。朝鮮問題はせいぜい出しにされているだけだろう。
(中略)
ロシアに対する経済戦争で最も大きなダメージを受けるのはEU。その目的のひとつはロシアからの天然ガス購入を止め、アメリカの高いエネルギー源を買わせることにあるとも指摘されている。
(中略)
ライトハイザー代表は(中略)… 鉄鋼産業と強く結びついていることで知られている。(中略)… 1980年代の日米貿易摩擦では、USTR次席代表として日本に鉄鋼製品の輸出自粛を認めさせ、その後は中国との鉄鋼をめぐる争いに関わっている。しかし、中国との経済戦争はアメリカにもダメージを与える。
(中略)
ロシアや中国を威圧、核戦争も辞さない姿勢を見せてきたのがネオコンを含むアメリカの好戦派だ。(中略)… その宣伝機関が有力メディアにほかならない。
(以下略)
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不可解な日本航空123便墜落事故から32年 〜 この事故と3.11の裏に隠された日本政府の核兵器保有願望、中国分割計画との関係

竹下雅敏氏からの情報です。
 JAL123便が墜落したのは、32年前の今日だったのですね。この事件は不可解なことが多く、この事件を追いかけている人からは、政府の公式の説明は全くナンセンスのようです。実際には、123便は核兵器の材料を積み荷として運んでいたのではないかと言われています。
 アメリカには、日本に核武装をさせるべきと考える人たちと、イスラエルのように絶対にそれを許さない者たちがいます。日本に原発を導入した中曽根は、密かに核武装を目論んだのですが、アメリカに察知され、123便は撃墜されたと考えられています。自衛隊員は、証拠となる放射性物質や機体の残骸を懸命に回収したようです。しかし、本来ならそこにあるはずのない、123便とは全く異なる機体の破片が民間人によって回収されており、この事件が何らかの陰謀を含むものである事は、ほとんど確定しています。
 万一、国民の目を盗んで政府が核兵器を保有しようとしていた事実が暴露されれば、それこそ日本は蜂の巣を突いたような大騒ぎになると思います。しかし、いつまでこの事が隠し通せるのかは疑問です。
 2つ目の記事にあるように、“日本の原子力政策の根っこに核兵器開発願望がある”のは明らかで、“東電の内部にメスが入ったなら、核兵器開発の闇が暴かれる ”のは確実なのです。
 キッシンジャー博士もかつては、日本は核武装すべきだと考えていたようですが、彼らの当初の思惑は、水面下で日本とつながっている北朝鮮のミサイルを使って、中国をいくつかの国に分割するというものです。これまで瀋陽軍区は習近平氏のコントロール下になく、イスラエル、日本の企業が多数入り込み、瀋陽軍区の軍人たちが、北朝鮮のレアメタル利権を有していた関連を考えれば、これらの事は明らかではないでしょうか。
 中国は、チベット、ウイグル自治区、ミャンマー、南シナ海など、周辺に多くの問題を抱えています。頃合いを見て、共産党が直接関与していた臓器狩りの問題が浮上してくれば、中国政府は対処に苦慮することになります。
 安倍政権が強固に推進しようとしたTPPは、こうした中国包囲網による軍事同盟を目指したものだと考えるべきですが、今や、完全に破綻してしまいました。
 習近平氏が現在、瀋陽軍区の人民解放軍をどの程度掌握しているかがポイントです。中国が“ひとつの中国”というスローガンを掲げる時、それは中国との戦争で、中国をいくつかの国に分解しようとする闇の者たちとの戦いを意味しているのだと理解しなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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32年前の8月12日にJAL123便が墜落、その際の不可解な動きを明かされた日本政府は戦争体制へ
引用元)
日本航空123便が群馬県南西部の山岳地帯、「御巣鷹の尾根」に墜落したのは今から32年前、つまり1985年の8月12日のことだった。
(中略)


1992年2月にアメリカ支配層は国防総省のDPG草案という形で世界制覇プロジェクトを作成している。(中略)… 1995年2月にジョセフ・ナイ国防次官補は「東アジア戦略報告(ナイ・レポート)」を公表(中略)… 2000年にナイとリチャード・L・アーミテージ元国防副長官を中心とするグループは「米国と日本−成熟したパートナーシップに向けて(通称、アーミテージ報告)」を作成・・・
(中略)
2001年9月11日(中略)… アメリカは侵略戦争を本格化させる。(中略)…
2012年にもアーミテージとナイが「日米同盟:アジア安定の定着」を発表している。アジア安定とはアジア全域を屈服させてアメリカに従わせるということであり、その戦略に日本は協力するということにほかならない。
(中略)
軍事力を使った脅しで屈服させるだけでなく、場合によっては侵略戦争を実行するだろう。バラク・オバマ政権は侵略のためにアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を傭兵として使ったが、東南アジアでもそうした動きがある。
(以下略)
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東芝を経営破綻させた原子力分野の背景には日本支配層の核兵器開発があることを忘れてはならない
引用元)
東芝の会計処理が問題になっている。(中略)… 不正会計を始める2年前、東芝はイギリスの核関連会社でMOXを製造していたBNFLからウェスチングハウスを54億ドルで買収(中略)… 東芝を破綻させた原因が原子力分野にあることを指摘する人は少なくない。日本の原子力政策の根っこに核兵器開発願望があることは本ブログでも指摘してきた。
(中略)
ヘンリー・キッシンジャーは彼のスタッフに対し、日本もイスラエルと同じように核武装をすべきだと語ったという(Seymour M. Hersh, “The Samson Option,” Random House, 1991)が、ジミー・カーター政権は日本の核開発には神経質になっていた。 (中略)
CIAは日本が核兵器の開発をしていると確信、日本に監視システムを設置している可能性が高い。
(中略)
2011年3月11日に東電福島第1原発が過酷事故(中略)… 大事故を引き起こした電力会社を日本やアメリカの支配層は守り、そのツケを庶民に回した。東電の内部にメスが入ったなら、核兵器開発の闇が暴かれる可能性があり、そうした事態は避けたかったのだろう。
(以下略)

高圧送電線の下で低周波磁場の測定:健康障害を引き起こすリスク値(1mG)の6倍は当たり前 送電線付近のマンション高層では50mG近くに

竹下雅敏氏からの情報です。
 ザウルス氏が、高圧送電線の下で低周波磁場の測定をしたという興味深い記事です。“町の高圧送電線付近では6mG(ミリガウス)は当たり前”という状況だったようです。1mGを超えると様々な健康障害を引き起こすリスクがあるとされているだけに、状況は深刻です。特に送電線に近いマンションの高い階では、50mG近くになるという驚きの結果です。
 日本は電磁波問題に関しては後進国で、ほとんど何の対策もなされていません。自己防衛するよりないのです。私の感覚に間違いがなければ、太陽のナディー・チャートが、気のレベルですが、電磁波の影響を軽減するのにかなりの効果があるように思います。太陽のナディー・チャートの色面をハートの位置にぶら下げるか、貼り付けます。パソコンの前で仕事をしていても、こうすると呼吸が深くなりリラックスするのがわかるでしょう。
 ただ、高圧送電線の下でどれほどの効果があるのかはわかりません。また家全体をシールドすることは出来ません。
 送電線の近くに住んでいても、何とか安心して暮らせるような電磁波対策はないものか、直感的には有効な対策があると思われるので、出来れば近いうちに良い方法が見つかれば報告したいと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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高圧線の電磁波測定: 現地調査 2  “悲劇の館” か?
転載元)



最初の現地調査以来、遠方に出かけるときにも電磁波測定器を携行しているが、先日、普段あまり乗らないJRのとある線の電車の窓から “送電鉄塔銀座” を見つけた。

(中略)

手前に見える戸建住宅は比較的新しい。ベランダに布団を干しているが、この階に寝室がある可能性もある。送電鉄塔から道路1本隔てた場所であり、しかも高圧送電線の真下である。

 
 (中略)

 
 路上での測定では、6.08mG(ミリガウス) から 6.23mG(ミリガウス)である。(中略)…
1時間半歩き回ってさんざん測ったが、この町の高圧送電線近辺では 6mG(ミリガウス) は当たり前である。

(中略)
 
低周波磁場は 1mG (ミリガウス)以下であることが必須条件である。これを超える環境に生活することには、さまざまな健康障害を引き起こすリスクがあるとされている。

 
   路上に立って見ると、高圧送電線の両側にマンションが建っていて、左が6階建て、右が7階建てである。マンション住民の被曝値は路上測定の 6mG どころではないはずだ。

(中略)

 右のマンションは築40年以上は経っていそうな建物で、(中略)… 建物としては直下ではないにしても、とにかく高圧送電線にかなり近い。なんとか測定したい。(中略)… 狭い階段をくるくる回りながら登り続けたのだが、屋上への扉は無情にもカギがかかっていた。しかし、幸運にも7階の廊下の高圧線に向いた側に窓があった。
そこに測定器を向けスイッチを入れた。

 
 低周波磁場として 49.9mG (ミリガウス) という数値を示した。わたしは愕然とした。これはほとんど “殺人的な数値” である。 とうぜん2ケタであろうと思っていたが、まさかこれほどとは!

(中略)

このあと、降りてから、この窓を外側から見上げて撮影したのが、以下の写真である。

 
(中略)

49.9mG (ミリガウス)という数値がどれだけのものかを示す参考資料を
挙げよう。
 
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「地獄見せてやるよ、おお?」 ヤクザ以上に怖い警官の暴言、中学生が取り調べ録音公開 〜取り調べの全面可視化は必須〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 私が高校2年生の時に、クラスメイトの1人が、ある日突然英雄になっていました。東灘警察署(神戸)に打ち勝ったというのです。ママチャリを盗んで2人乗りをしていたクラスの仲間が捕まったのです。警察で共犯者が居るはずだと問い詰められ、苦しまぎれに全く関係のないクラスメイトの名を挙げたわけです。彼はその時、自宅で日本史を勉強していたのです。突然、東灘警察署から電話がかかり、署にくるように言われた母親はパニックになったそうです。当時、高校2年生でありながら既にヘビースモーカーであった彼は、警察官とかなり激しくやりあったようです。“今日は泊まってもらってもいい”というようなことも言われたらしい。
 しかし彼は、少々法律の知識があって、未成年を宿泊させることが出来ないことを知っていたらしく、“やれるもんならやってみろ! ”と互角に渡り会ったということで、英雄になっていました。
 当時の私のクラスメイトにはこういうのが結構居ました。今考えると、かなり面白い友人がたくさん居たように思います。なので、この記事の被害にあった2人の少年が、万引き事件を起こした同級生の苦しまぎれの言い訳から、事件に巻き込まれたというのはよくわかります。そして警察が、ヤクザ以上に怖い存在で、記事にあるような暴言を吐くということもよくわかります。
どう考えても、取り調べの全面可視化が必要だと思います。
 “続きはこちらから”の動画はオマケです。この動画のシチュエーションならば、どんどんやってもらいたいと思うのは何故でしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「地獄見せてやるよ、おお?」 警官の暴言、録音公開
引用元)

【動画】東京都内で会見し、聴取時の音声データを公開する少年の代理人弁護士=小林孝也撮影
引用元でご覧ください。


 警視庁高井戸署員が2015年、当時中学3年の少年2人の任意聴取中に「高校に行けなくしてやる」と脅したとして、2人の父親が10日、都内で会見し、少年1人が録音した聴取時のやりとりを公開した。

(中略)

少年2人は同級生が15年12月に万引き事件を起こし、署に「2人から強要された」と説明したため、出頭を求められた。

(中略)

 署員らは2人に黙秘権を告げず、「逮捕状でも何でも取ってやる」「鑑別(所)でも少年院でもぶちこむしかない」「認めないと牢屋に入れる」などと発言。2人は当初、万引きの強要を否定したが、こうした聴取に強要を認め、1人は反省文を書いたという。

(中略)

少年2人の父親は10日、それぞれ「今も理不尽さに怒りがこみあげてくる」「録音がなければ泣き寝入りするしかなかった。事件がなぜ起きたか、深く検証してほしい」と述べた。

(以下略)
 
 
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警官「少年院ぶちこむしか」 聴取で暴言、中学生が録音
引用元)
 警視庁高井戸署員が2015年、当時中学3年だった少年2人に対し、暴言をはくなどの不適切な任意聴取をして人権侵害をしたとして、東京弁護士会は10日、同署に書面で警告した。

(中略)

 警視庁の森本敦司・生活安全総務課長は10日、経緯を説明。不適切な聴取があったことを認めた上で、「署員らが責任感から行った。事案を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努める」と述べた。捜査の結果、万引きの強要は確認できなかったとしている。

(中略)

 少年2人は昨年4月、署員を特別公務員暴行陵虐などの容疑で東京地検に告訴。告訴は取り下げたが、同9月には東京弁護士会に人権侵害の救済を申し立てた。弁護士によると、同署は今年4月、署長名で「署員の対応に不適切な点があった」と書面で回答し、少年2人に謝罪したという。警告書は、署員らの行為について「黙秘権、供述の自由を侵害する」と指摘。今後、こうした威迫行為がないよう求めている。

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配信元)
  




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