http://beforeitsnews.com/economy/2014/02/celente-currencies-are-crashing-video-2593218.html
(ビデオ)
2月7日付け:
(概要)
セレンテ氏が予測した通り、今回、FRBは金融緩和を縮小しました。縮小額は100億ドルです。
その結果、どのような影響が出ているかというと。。。2013年6月にFRBが金融緩和の縮小を発表したときに何が起きたでしょうか。世界中の株式市場がパニック状態となりました。
これまで世界の株式市場が機能していた理由は、中央銀行が低利の融資金を(特に新興)市場に大量に流し込んできたからです。しかし、今年に入り、FRBは金融緩和の縮小を行い、新興国だけでなくアジアや欧米の株式市場が打撃を受けました。
世界の株式市場は低利の融資金なしには機能しません。
トルコ、インド、南アフリカ、ロシアでは(政府が所有する)中央銀行が金利を上げています。経済が悪化しているときに金利を上げているのです。これまでFRBは大量のホットマネーを新興国に投入しましたが、現在、ホットマネーが新興国から大量に流出しています。そのため、これらの国々の通貨が崩壊し、金利が上昇してしまうことになります。
世界の株式市場は回復していると報道されていますが、実際は全く回復していません。現在、世界中の国々の金利が上昇しています。
このまま金利が上昇し、経済が悪化すると、再び、数兆ドルもの赤字を作るバカな金融緩和を実施するでしょう。中国の金利も上昇しています。中国政府は株式市場に資金を投入するのではなくインフラや箱もの建設に資金を投入しました。今回も再び、中国銀行、欧州中央銀行、FRBが共謀して、同じような金融犯罪を企て経済が回復したように見せかけるでしょう。
彼らは金融市場を操作し、まるで市場が安定しているかように見せかけます。
歴史的にも金融や経済が崩壊すると戦争が企てられます。中東諸国やアフリカの複数の国々で内戦が起きています。ヨーロッパでも同様です。イタリア、ギリシャ、スペイン、ポルトガルで内乱が起きています。タイでも2ヶ月間、内乱が起きています。
世界中の国々で反政府抗議デモが頻発しています。
カンボジア、バングラディッシュでも紛争が起きています。アルゼンチン、ブラジルでも人々が抗議デモを行っています。
金融、経済が崩壊すると必ず世界中で戦争が勃発します。
(中略)
最悪の事態を想定して準備をしておくべきです。それには現金が必要です。キプロスでは口座預金が強奪されました。既に複数の大手銀行=HSBCは引き出し額を制限しています。チェースマンハッタン銀行、JPモルガンチェース銀行も引き出し額を制限しています。
今年中に、FRBは金融緩和を再開するでしょう。金融緩和の縮小がうまく行かないからです。金融市場を維持するには大量の低利の融資金が必要なのです。
金融緩和策が再び実施されるとゴールドとシルバーの価格が急騰します。今年の第二四半期に金融パニックが起きる可能性があります。世界中で物的資産への需要が高まります。そしてゴールドの需要が高まります。さらに、通貨の価値が下がり、需要と供給のバランスが崩れ、物価が高騰します。
経済が低迷中に金利が上昇しているワケは、世界中で通貨が崩壊しているからです。
今年、通貨が紙切れになり通貨危機が起こります。