アーカイブ: アメリカ

シーモア・ハーシュの調査結果「アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか?」は、バイデン大統領弾劾の絶好のテーマ ~共和党のケヴィン・マッカーシー下院議長を大統領にしようとしているグループ

竹下雅敏氏からの情報です。
 2月10日の記事で、1970年にピューリッツァー国際報道賞を受賞しているアメリカの調査ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏の記事「アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか?」を紹介しました。
 “NATOの演習「バルトップス22」を隠れ蓑にして、米海軍のダイバーらは遠隔操作による爆発物を仕掛け、3ヵ月後、ノルウェー海軍の軍用機が水中音響ブイを投下し、これによって爆破装置が作動、4本あるパイプラインのうち3本が破壊された”ということでした。
 及川幸久氏は動画の5分40秒で、“そして当然バイデン政権はシーモア・ハーシュの調査結果について完全否定しています”として、アメリカ国家安全保障局 (NSA) および中央情報局 (CIA) の元局員のエドワード・スノーデン氏の2月9日のツイート、「ホワイトハウスがやったにもかかわらず、強く否定した秘密作戦の例を歴史上いくつ思いつくだろうか。」を紹介しています。
 “なぜ主要メディアは今急に、気球の話とUFOの話、この報道になったのか(10分40秒)”について、「宇宙人じゃない。宇宙人であってほしいけど、宇宙人じゃない。これはただのパニック。アメリカの国家安全保障局の記者たちが、ノルドストリーム爆破ではなく風船のでたらめを調査するように仕向けるためなんだ。」というエドワード・スノーデン氏の2月14日のツイートを紹介しています。
 16分30秒で及川幸久氏は、“大統領弾劾のこれは絶好のテーマです。…今回の件は、ものすごい細かい調査報道がシーモア・ハーシュによってなされているわけです。これを審議して、下院で弾劾まで持っていくことは十分可能性があると思います。そこまで共和党のケヴィン・マッカーシー下院議長がバイデンを追い詰めることができるか、ここがこれからの注目になります”と言っています。
 記事をご覧になると、「ハーシュのストーリーにはまだいくつもの穴があり…その中で最も重要なのは、妨害工作におけるイギリスの役割である。彼らが全く関与していなかったというのは信じがたい」と書かれていますが、全く同感です。
 シーモア・ハーシュ氏に情報を提供した人物は、「どこに着地させようとしているのか?」。恐らく、バイデンを弾劾し、共和党のケヴィン・マッカーシー下院議長を大統領にしようとしているのでしょう。キンバリー・ゴーグエンさんは、少し前にケヴィン・マッカーシーを大統領にしようとするグループがあると言っていました。
 この目的のためにトランプ・チームとQグループによって、オハイオチェルノブイリも仕組まれたというのが私の見方です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
2023.218【米国】ノルドストリーム事件にエドワード・スノーデンの反応【及川幸久−BREAKING−】
配信元)
————————————————————————
バルト海のテロ事件:誰もが知っていたのに、沈黙を守る。
引用元)
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

ハーシュが昨年9月にバルト海のガスパイプライン「ノルドストリーム」の爆破の背後に米国政府がいると説明し、この破壊行為の最も可能性の高い仮説を確認して以来、ソーシャルメディアは騒がしくなっている。

ウクライナ侵攻前の2021年末には早くも決定していた。翌年6月、米海軍のダイバーがNATOの「バルトップス2022」作戦の一環としてパイプラインに爆薬を仕掛け、9月に遠隔で爆発させたとされる。

この作戦はバイデンによって命じられ、CIAの指示で実行された。特殊部隊の秘密作戦は軍司令部だけの責任ではなく、議会に通知し、指導部に事前に連絡しなければならないため、特に特殊部隊員ではなく、海軍の潜水士を使用したものである。
(中略)
CIAは作戦の機密性を高め、議会による監視を避けた。したがって、この決定の責任はバイデンにのみある。
(中略)
ハーシュのストーリーにはまだいくつもの穴があり、それは時間の経過とともにニュアンスを変えていくだろう。その中で最も重要なのは、妨害工作におけるイギリスの役割である。彼らが全く関与していなかったというのは信じがたい。
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

「オハイオ、テキサス、アリゾナ、サウスカロライナ、ミシガンで立て続けに大規模な貨物脱線事故と有害な化学物質による汚染被害」が起きており、さらに「フロリダではプラスチック工場が全焼」

竹下雅敏氏からの情報です。
 オハイオチェルノブイリの続報です。“続きはこちらから”を先にご覧ください。2月3日にノーフォーク・サザン鉄道が脱線、2月6日にノーフォーク・サザン鉄道は、爆発の危険性を理由に有毒化学物質を空気中に「放出」しました。
 オハイオ州のマイク・デワイン知事(共和党)は、2月8日に「イースト・パレスチナおよびその周辺の避難住民は安全に帰宅できる」と発表しました。2月16日には、“水質検査の結果、イースト・パレスチナの市営水道システムで汚染物質は検出されませんでした。水道水は飲んでも安全であると確信しています”とツイートしています。
 しかし、いくつかのツイート動画を見ると、水道水が安全であるとは、どう見ても思えません。オハイオチェルノブイリの雲はすでにニューヨーク州に届いたようです。アメリカの東海岸の大気の質は具合が悪そうです。
 冒頭のタマホイさんのツイートによれば、バイデン政権は脱線事故後の「オハイオ州の知事からの連邦災害支援の要請を断った」ということです。アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(FEMA)も2月17日の時点で、「現時点ではオハイオ州は支援を受ける資格がない」として、マイク・デワイン知事の支援要請を断っています。
 しかし、こちらの2月17日の記事によれば、“トランプ大統領が来週の水曜日に東パレスチナを訪問する意向を表明し、その直後にFEMAは以前の援助拒否を覆した”と書かれており、マイク・デワイン知事も2月18日に「今夜、FEMAとさらに話し合い、連邦政府の資源をイースト・パレスチナに配備することになった」とツイートしています。
 この間、アメリカはメチャメチャな状況になっています。「オハイオ、テキサス、アリゾナ、サウスカロライナ、ミシガンで立て続けに大規模な貨物脱線事故と有害な化学物質による汚染被害」が起きており、さらに「フロリダではプラスチック工場が全焼」しました。
 2月14日の記事で紹介したマイケル・フリン元中将のツイートで、フォローすべき人物として紹介されていた弁護士のドレイン(Draino)氏は、「残念ながら、アメリカのインフラは、国内のテロリストと外国の敵の両方からの組織的な攻撃を受けている可能性が高いことをお知らせします(2月19日)」とツイートしています。
 注意すべきは、ドレイン氏がトランプ元大統領に近い人物であり、「トランプ大統領とマー・ア・ラゴで3時間以上夕食をとりました。ほぼすべての主要な問題について話し合った」とツイートしていることです。
 さて、こうした状況でマイク・デワイン知事は、2月14日に奇妙なツイートをしているのです。「私たちはオハイオ州で前例のないチャンスの時期に突入しています。オール・フューチャー・ファンドは、私たちがその瞬間をつかむ準備ができていることを保証してくれるでしょう」というのです。
 この基金は、州内各地にある大規模な経済開発用地のインフラを整備するもので、マイク・デワイン知事は「毎週、多くの企業が私たちに電話をかけてきて、土地を探したがっている」と言っているのです。しかも、“オハイオ州民は皆、少なくとも1つの拠点から通える距離にいるはずだ”と言うのです。
 ノーフォーク・サザン鉄道の脱線事故を引き起こした連中が、オハイオにスマートシティを建設する意図を持っていたなら、この大災害は彼らにとって住民を土地から追い出すチャンスになるでしょう。
 そして、こうした極めて狡猾な悪事を行なったのは、全体の流れを見れば、トランプ・チームとQグループだと見るのが本当でしょう。

追記)フェイク動画と判明したために、ツイートを一つ削除しました。
(竹下雅敏)
————————————————————————
配信元)




» 続きはこちらから

フロリダ州のロン・デサンティス知事を支持するジョージ・ソロス ~「(彼は)抜け目がなく、冷酷で、野心的だ」

竹下雅敏氏からの情報です。
 フロリダ州のロン・デサンティス知事(共和党)は、学校が生徒に対してマスク着用を義務付けることを禁止する州知事令を発令しました。
 また、「フロリダ州の保健当局は、健康な子供へのワクチン接種を公式に推奨しない初めての州になる」と記者会見で述べ、州内の企業や学校がマスクの着用を義務化したり、ワクチン接種を求めることを永久に禁止するなどの提案を発表しています。
 このため、ロン・デサンティス知事はアメリカの保守派の中で人気が高く、来年の大統領選挙では、共和党の筆頭候補と見られています。
 しかし、時事ブログでロン・デサンティス知事を評価したのは、2022年12月16日の記事が初めてで、“ロン・デサンティス知事は、フロリダ州最高裁判所にCOVID-19ワクチンに関する州全体の大陪審を請願し、公衆衛生公正委員会の創設を発表した”というニュースを紹介しました。
 2021年6月24日の記事では、“これまでロックダウン、隔離、マスク、ワクチンの強制接種に反対してきたフロリダ州のデサンティス知事が、フロリダ州民を裏切り「公衆衛生を危険にさらす場合においては、ワクチンの接種やマスクの着用を義務化できる法律を成立させた」”ことをお伝えしています。
 なぜ、これまでロン・デサンティス知事を肯定的に評価しなかったのかと言うと、ロン・デサンティス知事の波動と人相を見れば、とても評価できる人物ではなかったからです。
 先の「大陪審を請願」にしても、大統領選への出馬に向けたイメージ戦略だろうと見ていました。こうした見方が、冒頭の記事「ジョージ・ソロスがロン・デサンティスを支持」でハッキリとしました。ジョージ・ソロスは、ロン・デサンティス知事について「抜け目がなく、冷酷で、野心的だ」と述べたとのことですが、正しい評価だと思います。
 「冷酷」との評価については、“続きはこちらから”の動画をご覧ください。2002年から2016年までグアンタナモに収容されていた全く無実の若者が、“拷問はグアンタナモのメカニズムでした。囚人に対して拷問、虐待、実験が行われていました。私たちは2005年に大規模なハンガーストライキを行ないました。500人以上の囚人がハンガーストライキに参加しました。…2005年、2006年の終わりころです。彼(ロン・デサンティス)がいた頃は、グアンタナモでは文字通り最悪の時期でした。…私たちは激しく打ちのめされた。またも強制給餌をされた。…彼らはEnsure(乳白色の濃厚な栄養シェイク)を山ほど持ってきて何度も何度も強制的に食わせてきた。…ロン・デサンティスは強制給餌椅子に縛られて泣き叫ぶ私たちを見ていました。それを彼は、基本的に笑って見ていた。…彼らは私たちを8点式の強制給餌椅子に拘束しました。頭、肩、手首、太もも、脚を縛られるんです。そして、彼らはフランジ17とかいう非常に太いチューブを持ってきて鼻に通すんです。…給餌の中には下剤のようなものが入れられていて、私たちは、常に下から垂れ流していました。…1週間で、彼らはハンストの参加者全員を完膚なきまでに打ち破った。それが任務だった。ロン・デサンティスもそこにいた大佐、将校、医師、看護師など、全ての人が見ていた。…彼(ロン・デサンティス)は、私たちが人間らしく扱われるようにするためにここにいるのだと、最初に言ってくれた。もし、私たちに心配事や問題があれば、それを受け止めてくれると。でも、彼はグアンタナモで拷問、虐待、暴力をずっと監督していた人間の一人だった”と言っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ジョージ・ソロスがロン・デサンティスを支持
引用元)
ジョージ・ソロスがフロリダ州知事ロン・デサンティスを支持

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

フロリダ州知事のロン・デサンティスは、死のキスを受けたところです。

木曜日、ジョージ・ソロスは、2024年の共和党予備選で共和党のフロリダ州知事がドナルド・トランプ元大統領を倒すと予測しました。
(中略)
デサンティス氏のスタイルの要素を称賛するソロスは、一方でトランプ氏は「2020年の敗北を絶えず嘆き悲しむ哀れな姿に変わってしまった。共和党の大口献金者は、こぞって彼をもう見捨てている......」と語った。


保守系ツリーハウスの報告によると:
 
ジョージ・ソロスは、デサンティス氏について「抜け目がなく、冷酷で、野心的だ」と述べ、フロリダ州知事を推薦し、「彼は共和党の候補者になる可能性がある」と付け加えた。
(中略)
国際的な金融業者であり慈善家であるソロスは、通常、政治的なレースや委員会に数百万ドルを投じています。
(以下略)
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

ロシアのイタズラ電話ハッカー「ボバンとレクサス」が米元国防長官マーク・エスパー氏に直電「ミサイルがあればすぐにロシアに撃ち込めるのに」/ 退役軍人マイケル・フリン氏は「新たな武器供与はアメリカの本物の参戦となる」

 Jano66さんがまたまた「ロシアのイタズラ電話ハッカーボバンとレクサス」の活躍を紹介されていました。今回まんまとだまされてペラペラ喋ってくれたのは、マーク・エスパー元国防長官で、大手軍需企業レイセオン社の副社長にまで登りつめた経歴の持ち主でもあります。ボバンとレクサスは、元ウクライナ大統領のペトロ・ポロシェンコに成りすまして親しげに話しています。それもそのはず、ポロシェンコは2014年のネオナチ・クーデターに財政支援をして大統領に選出されています。エスパー氏は今後もウクライナに軍事支援をする気満々、ロシアを攻撃する気満々で「ポロシェンコ」にアピールしています。バイデンはウクライナへの武器の提供が遅すぎると批判し、「ウクライナに必要なのは、例えばATACMSミサイルです。それがあればクリミアにあるイランのドローン発射場所を破壊できる。ロシアの領土を攻撃させないという制限は意味が分かりません。」「(ATACMSならば)すぐにロシアに撃ち込めるのに」「ウクライナは引き続き要求すべきです。」「勇敢なウクライナ人が我々がやりたくない汚い仕事をしてくれていますから支援が必要なんです。砲弾や銃弾や諜報活動含め最後まで支援することが重要だと思います。」「これはウクライナだけの問題ではなくモルドバやジョージア、、ロシア軍はアゼルバイジャンやアルメニアにもいますし、アフリカにもいます。」「ロシアが問題なのです。プーチンが問題なのです。」と言い、エスパー氏の「全世界からロシア人を排除する」との考えを強固に示しています。しかし状況は今やロシアの勝利が確定しています。エスパー氏はギリギリ最後まで武器が売れれば良いのでしょう。
 ちょうど同じ頃、元国家安全保障担当補佐官マイケル・フリン氏が、新たな武器の供与の潜在的なリスクを説明していました。フリン氏は「ゼレンスキーに米議会で演説を許可すべきではなかった。」「非常に高価で戦闘力の高い兵器をウクライナに配備するということは、米国がインストラクターを派遣し、支援のロジスティックを保証するということだ。」「つまり、これで米国はさらに多数の軍人を派兵し、どんどん深みにはまりこんでいく。」「本物の戦闘が展開される状況に米国も直接参加することになってしまう。」と懸念しています。
(まのじ)
————————————————————————
配信元)


左腕にISIS(イスラム国)の記章を付けたウクライナ人部隊の指揮官「クルト(KURT)」の姿をAP通信が公開 ~「アメリカが、アルカーイダとISISテロ集団を創った」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウクライナは国軍にネオナチが存在することを否定しているのですが、2022年4月2日の記事で、元戦場ジャーナリストのアリス・ルシノス氏が語るウクライナのネオナチ「アゾフ連隊」の話を紹介しました。
 アリス・ルシノス氏は、“アゾフ連隊は、文字通りのナチ組織です。…西ヨーロッパのネオナチよりも、はるかにISISに似ています。…問題は、ウクライナ政府が、ネオナチ組織に武器と資金を提供していることです”と言っていました。
 このことを裏付けるのがRTの記事です。AP通信の動画「Ukrainian soldiers call for more Western weapons(ウクライナの兵士はより多くの西側の武器を要求します)」の中で、左腕にISIS(イスラム国)の記章を付けたウクライナ人部隊の指揮官「クルト(KURT)」の姿(動画の1分10秒)を公開しています。
 2月15日の記事で、“シリア戦争を今のウクライナ紛争と同じようにウオッチしていたなら、「ホワイト・ヘルメットが欧米政府のプロパガンダを目的とするNGOで、メンバーがアルカイダであること」を理解しているはず”だとコメントしました。
 ホワイト・ヘルメットのメンバーがアルカイダであることは、2017年4月21日の記事の「スプートニクによるアサド大統領のインタビュー」をご覧になると良く分かります。アサド大統領は、“あの地区は「アル-ヌスラ戦線」、実際は「アルカイダ」がコントロール下に置いている場所だ。世界が手にしている唯一の情報は「アル-ヌスラ戦線」が発表しているものである。…あなた方が写真やビデオでご覧になったすべての者は…シリア民間防衛隊で人道的「アルカイダ」ともいえる「ホワイト・ヘルメット」に関係したものだ”と言っていました。
 また、2018年7月21日の記事で紹介した櫻井ジャーナルには、“アル・カイダ系武装集団の医療部隊として機能してきた「シリア市民防衛(白いヘルメット)」を西側諸国は救出しようとしている。…白いヘルメットは2013年の終わりから14年の初めにかけての次期にイギリスの情報将校だったジェームズ・ル・ムズリエが創設した”と書かれていました。
 「アメリカが、アルカーイダとISISテロ集団を創った」というのは、世界情勢をウオッチしていたものには常識の範疇です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ウクライナの「司令官」、ISISのワッペンをつけて写真に写る
転載元)
AP通信は、テロリストの記章をつけた部隊長と思われる人物の画像を公開した。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
2023年2月13日月曜日、ウクライナのドネツク州の最前線で朝の作戦を計画中に、仲間に話すウクライナ人部隊の指揮官、通称クルト(右)。© AP Photo/Evgeniy Maloletka
 
AP通信は、ドネツク地域の最前線にいるキエフの戦闘員数人を撮影したとされる一連の写真-およびビデオクリップ-を公開しました。そのうちの一人は、ウクライナの部隊長である「クルト」と名乗っており、左腕にISIS(イスラム国)の記章を付けているのが確認できる。
 
キエフの軍人や準軍人が過激派の記章を付けているところをカメラに撮られたのはこれが初めてではなく、多くはナチスの入れ墨やパッチを付けている。
 
実際、これらはウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領と個人的に結びついていることが多い。今週初め、彼は自身のインスタグラムのアカウントでキエフの兵士たちの写真を何枚か公開した。そのうちの1枚は、フランスと東部戦線でポーランド系ユダヤ人を含む民間人を虐殺したことで悪名高い第3SS戦車師団のシンボルである「totenkopf」(死者の頭)のドクロパッチをつけて塹壕で休んでいる軍人を写したものだ。
 
ゼレンスキーは5月にも同様のドクロパッチをつけた兵士の画像を公開したが、後に削除している。10月には、前線を訪問した際、同じ記章をつけた警備員に囲まれているところを写真に撮られている。
 
キエフは国軍にネオナチが存在することを否定し、そのような主張は「ロシアのプロパガンダ」だとあからさまに退けている。
 
しかしモスクワは、キエフが過激な民族主義やネオナチの考えを持つ戦闘員を公然と受け入れている事実を繰り返し指摘してきた。その一例が、SS(親衛隊)系のwolfsangel(狼の鉤)のルーンを公式シンボルとして公然と使用している悪名高いアゾフ連隊のウクライナ国家警備隊への編入である。
 
ロシアのプーチン大統領は、この「非ナチ化」が、モスクワが2022年2月末にウクライナで軍事作戦を開始することを最終的に決定した主な理由の1つであると主張してきた。
 
 
この記事はSNSでシェアできます。
————————————————————————
配信元)
公開されたウクライナ人指揮官の写真では、左腕にISISに関連するシンボルが確認できる。
もしアメリカがソレイマニ将軍を暗殺したのなら、彼によるISISの壊滅を防ぎ、その代理戦争の歩兵を別の場所に供給できるようにしたかったからだろう。

» 続きはこちらから