アーカイブ: シャンティ・フーラからの記事

オルゴナイトの可能性を探る 〜第六章 建物への設置事例(3)

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建物への設置事例(3)


はじめに


前回に引き続き、シャンティ・フーラの社屋へのオルゴナイト設置事例をご紹介します。今回でやっと図面が完成します。


STEP4. 中心の円錐型オルゴナイトの位置を探る


前回、磁北の角度を出したところで、図面を完成させるにはもう一つの要素を決める必要があります。それが中心の円錐型オルゴナイトの位置です。

中心の円錐型オルゴナイトは好みの位置に配置することができますが、それによって防御エリアの範囲と、残り8つのピラミッド型オルゴナイトの位置が決まってしまいます。

ですので、まず図面上で方位ラインを”仮に”書いてみて(書き方は前回を参照)、良い設置場所を探してみます。具体的には次のアニメーションのように、方位ラインを仮に書いたら、「ここに設置するといいかな」と思ったいくつかの場所に移動させてみます。


すると、ある場所に中心の円錐型オルゴナイトを置いた時に、8つのピラミッド型オルゴナイトの位置と、それらを結ぶ防御エリアがどのようになるかが分かります。
次の2つを考慮に入れて、理想と思われる中心の円錐型オルゴナイトの"だいたいの"位置を探ります。

・できるだけ多くのピラミッド型オルゴナイトが、障害物が無く設置が容易な場所に位置すること。
・できるだけ防御エリアが生活するエリア全体をカバーすること。

なお、上の画像のように方位ラインを自在に移動できるのは製図ソフトならではの特長です。手書きの図面の場合は、フィルム用紙やトレーシングペーパーに方位線を描き、それを図面の上で移動させると良いのではないかと思います。


STEP5. 中心の円錐型オルゴナイトの位置を決める


先の手順で、中心の円錐型オルゴナイトのだいたいの位置を検討できたら、今度は、正確な位置を決めて図面の上に書き込みます。

今回は、吹き抜けのあるロフトの、次の場所に設置することにしました。(この場合、建物の1階全体が防御エリアに入ります)


現場で、円錐型オルゴナイトの位置を確定します。次の写真の位置に決めました。


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[第46回] 地球の鼓動・野草便り 食用炭


食用炭

妊娠したらやたら炭が食べたくなった、という話を聞いたことがあります。
お腹に回虫がいる時も無性に炭が食べたくなるのだそうです。
植物性の炭・・・それはミネラルだといいます。そして多孔質で有害物質を吸着するのだそうです。


放射能にも炭が有効だという話は以前から耳にしたことがありました。日頃からおこげを食べるようにした方がいいと聞いていました。実は年末、鍋を火にかけたまま、疲れて眠ってしまい、おせちの煮しめを焦がしてしまいました。それも半端なく。レンコンの下半分が炭になっていて・・・そうだ炭を食べなさいってことだよね・・・と炭の効用を思い出した次第です。(もちろん自家製の炭レンコン、ありがたく頂きました。)

チェルノブイリ事故の時に、ヨウ素を嫌って飲まない子供に、お年寄りが炭をすりつぶして飲ませていたそうです。そして便を調べると、多量の放射性物質が排出されていたのです。ロシアの民間療法で、毒物を誤って食べた時や、お腹を壊した時に炭を食べていたとか。

日本でも炭焼き職人さんは体調が良くない時には炭を食べて治していたらしいです。忍者が毒を盛られた時に炭を食べたとも・・・。
また、炭は中性子線やガンマ線を通さないので、原発事故の処理やアメリカ軍がイラクで劣化ウラン弾を使った時のマスクやベストに、日本から大量に買った炭の粉が、使われたのではないかといわれています。炭は放射性核種を吸着排出するようです。
(参考:竹炭でセシウム吸着 中京大グループ実証
(参考:身体から放射能を除去する方法

ただし、注意しないといけないのは、放射能を含んでいる薪や炭が出回っていることです。バーベキューなどで、逆に放射能を取り込んでしまうそうです。
(参考:木炭から放射能「焼き肉」「焼き鳥」「蒲焼き」が危ない!? (日刊ゲンダイ)

菜食主義には関係ないとはいえ・・・。炭で放射能を除去するはずが、逆に放射能入りの炭だったなんていうのはいやですからね。
炭や灰は放射能が濃縮しています。灰といえば、各自治体で処理されている可燃ゴミの灰。全国に流通している放射能を含んだ野菜や肉、魚などの生ゴミも燃えるゴミとして処理されています。
実際に買ってきた食品を簡易の放射能測定器で測っていました。詳しく理解しているわけではないのですが、確かに数値が上がるものがありました。

以前、可燃ゴミの灰の埋め立て処理の住民説明会に参加したことがあり、そこで、放射能が濃縮されて存在しているはずだから、何か対処しているのかと質問したことがあります。なんと灰に含まれる放射能の測定も何もしておらず、国の有害物質検査項目に放射能は入っていないという話でした。灰を埋め、地下水への影響はどうなのか、水道水への影響が一番気になるところです。東京都は活性炭を311以降使っているそうですが、広島県は現在年1回、水道水の放射能検査をしていて、放射能は検出されていないのだそうです・・・(電話して聞いてみました)。よってカビ臭や油流出などの場合に活性炭の粉を撒く以外は、使っていないそうです。

とはいえ、やはり炭を定期的にいただいて自己防衛した方が無難です。
(参考:放射能除去と防御ができる食事まとめ。内部被ばくの対策

竹炭や麻炭(麻炭も効果が高そうですね)を多くの方が利用されているようです。


炭は台所で簡単に作れます。いえいえおこげではありません。鉄鍋に桜の枝を入れ、上に餅網をのせて蓋をして燻製を作ります。すると桜の枝は炭になります。 燻製をしながら炭も作れます。フライパンに茄子のヘタを乾燥させたものを入れ、蓋をして弱火にかけておくと、茄子の炭ができ、塩と混ぜて歯磨き粉にします。柿のタネを黒焼きにしたものも、抗炎症などの薬効があるようです。 マコモや杉、檜や、松葉などいろいろな炭も作れそうです。

また、玄米コーヒーなど玄米の炭や梅干しの炭、タンポポの根の炭コーヒーなど炭を利用した健康食がいろいろありますね。玄米を黒くなるまで気長に炒り、塩水で味付けするといいと教えていただきました。 食用ではないですが、本格的な炭を自分で作るなら、藁と籾殻を使ったこんな作り方を紹介してありました。 (参考:炭の作り方

一斗缶で作る方法、ガスコンロで割り箸をアルミホイルで巻いて餅網の上で作るなど、皆さんいろいろと炭作りをされています。
昔からの日の丸練炭の日の丸産業さんが鉄と炭を混ぜて、水質、底質浄化炭というのを作られています。有明海の浄化に投入されている様子が紹介されています。また、使用済みカイロの鉄と炭の粉を、団子にして海に投げ込む活動をしているボランティアグループもあります。

鉄は地球上のあらゆる生物にとって、栄養吸収に必要な酵素の働きになくてはならないものだそうですね。余談ですが、我が家の鉄鍋にはウレタン塗装などしてないので、微量な鉄分の供給源です。最近の鉄鍋にはウレタン塗装してあるものがほとんどのようです。あるいは、フッ素コートが炊飯器、フライパン、水筒などに使われています。使っているうちに剥げ落ち、もしかしたら食べてしまっていますし、せっかくの鉄分をいただけません。



話は炭からそれましたが、炭は植物が姿を変えて地球や生き物を浄化してくれる、ありがたい存在なのですね。汚染しているのは人間なのですが・・・、そう思うとなんだか泣けてきました・・・。

yasou
自然賛歌

万年青(オモト)の実

カマキリの卵



コノテヒバ(コノテガシワ)の雌花と雄花・・・(ヒバ=アスナロ)


松ぼっくりの赤ちゃ・・・2年かけて松の種を作る


セイタカアワダチソウの種



ヤマウルシ?の実



リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の実



忍冬(ニンドウ)の実



雪でもタネツケバナの花



雪でもタンポポの花




■ 参考文献

イー薬草・ドット・コム
「大地の薬箱 食べる薬草事典」 村上光太郎/著 農文協
「カラダ改善研究所 自然のチカラいただきます」中村臣市郎/監修 西日本新聞社



ライター

ニャンニャン母さんプロフィール

ニャンニャン母さん

プロフィール:1955年魚座生まれ、広島の県北 中山間地域在住、
体癖はおそらく2ー3種

20代の頃「複合汚染」有吉佐和子/著 を読んで、食の環境悪化を考えた時、野草を食べることを思いつき、食料としての野草研究を始める。
全くの素人ながら、健康住宅の設計事務所に入社し、健康住宅を学ぶ。
残された人生と限られた時間について気付かされ、仕事を辞め、自給自足を目指す。
平成22年頃、古民家を借り、Iターン。野草教室を開催。
「古民家カフェ・むす日」「山のくらしえん・わはは」「クリエイティブ・アロマ」等にて野草教室。

現在、野草好きになった87歳の母と、無関心な33歳の長男と猫3匹と暮らしています。

オルゴナイトの可能性を探る 〜第六章 建物への設置事例(2)

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建物への設置事例(2)


はじめに


前回に引き続き、シャンティ・フーラでの建物へのオルゴナイト設置事例をご紹介します。今回は、図面を完成させる上で必要な要素のひとつ「磁北」を出します。


STEP3. 磁北を出す


磁北を出すとは、図面上の建物の通り芯に対して、何度ずらした線を書き入れれば南北の方位ラインになるかを調べることです。


前章でも触れた通り、屋内では正確な磁北を出すことが難しいため、屋外で測定します。


1,通り芯に平行な線を屋外に写し出す

屋外で測定する上では、まず通り芯と平行な線を建物の外に写し出す必要があります。


上の写真のとおり、通り芯と平行な基礎面(左側の赤い線)を使って、右側の赤い線を地面に水糸などを使って写し出します。そして右側の赤い線の上でコンパスを使います。

平行な線を出すには下の図のように、AC=BDが同じ長さとなる直角三角形⊿ABC・⊿ABDを描くことで、基礎面と平行な線CDを地面の上に写し出せます。直角三角形を地面に描くには、3:4:5もしくは三平方の定理を使います。
今回、AC=BDは1mの距離を取りました。


2,測定用の台を線CDの上に準備する

上の図の中に1〜7の番号の付いた四角がありますが、これは磁北を測定するための「台」の置き場所です。

磁北を測るための台

なぜこんな台を用いるかというと、地面の金属の影響を避けるためです。今回は、高さ75cmのワークレッグの上にベニヤ板を置きました。
このベニヤ板の一辺を、下げ振りを使って線CDに合わせました。


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[第45回] 地球の鼓動・野草便り 花粉症に効く杉・檜茶


花粉症に効く杉・檜茶

杉花粉症が、杉の葉を煎じて飲んでいたら治った、という人から話を聞いたことがあります。インターネットでも同じような話を紹介されています。

スギ


花粉が飛んでも花粉症にならない人もいるのは、花粉症の原因が花粉にあるのではなく、水、空気、土、食品など多くが化学物質で汚染され、化学物質過敏症が根本的な原因なのではないかと思います。花粉症の症状は風邪と同じように、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどですが、それって「風邪の効用」で知られる排毒作用なのかもしれません。

抗生物質などの化学物質たっぷりの飼料を与えられた鶏の卵、ホストハーベストや農薬などの化学物質を含んだ大豆、小麦、飼料の化学物質だけでなくもともと異種タンパクで人間には毒の牛乳などのアレルゲンの多くと、花粉は同じアレルゲンとして捉えるのは間違いではないかと思うのです。

杉の樹脂や精油には消炎作用や血液の循環を良くする働きがあり、杉などのエキスをいただいて、体質改善、免疫力を高めることで花粉症を改善できるのかもしれません。もちろん化学物質を取り込まないようにすることが一番ですが、むしろ花粉症は排毒を促す症状で、抑え込まないほうが良く、花粉症になる植物の、薬効のあるものを積極的にいただいて、早く排毒したほうが良いのではないかと思います。

スギ


ただし、好転反応で一時症状が悪化する可能性があり、漢方薬などでは好転反応は良く知られていますが、実際に飲み始めて数日で症状が悪化した後、急速に治った経験があります。

花粉症の原因となる植物は約50種類もあるといいます。ブタクサはキク科で毒草ではないのですが、風媒花で花粉が飛びます。同じキク科でブタクサと間違われるセイタカアワダチソウは虫媒介で花粉は飛びません。風媒花の植物が花粉症・・・排毒作用の鼻水などを誘発するのですが、それは化学物質で汚染された身体を浄化しようとしているのかもしれません。特にミツバチも食べる花粉は栄養価や薬効が高く、花粉をなめていただくのも良さそうです。

我が家では、花粉症ではないのですが、予防にもなるので、椿などと一緒に杉を一枝ずつ入れて野草茶を沸かしています。違和感なく美味しくいただいています。花粉症の方は少し濃いめに煎じた方が良さそうです。(参考:森のエキスで花粉症、現代病対策~ヒノキ茶の作り方


ちなみに、杉は日本固有の木で、全国の特色ある種類は約300種もあるそうです。また、日本海側をウラスギ、太平洋側をオモテスギというわけ方もされています。
古来より杉は建材をはじめ、箸や桶、船に至るまでいろいろな用途に利用されて来ています。例えば、痩せた土壌で育ち、緻密で脂分の多い屋久杉、船の材になる宮崎県の飫肥杉(オビスギ)など、それぞれの地域で特徴ある杉が育っています。
(参考:杉と日本人のつながりについて


檜も日本と台湾に生育する固有種で、腐食しない優れた材として、建材、お風呂、日用品などに利用されています。

ヒノキ


また、ヒノキチオールやフィトンチットなどの有効成分があり、殺菌、消炎、血行促進、アトピー、皮膚病、自律神経の正常化、虫歯予防、入浴剤、アロマオイル等に使われています。(参考:ヒノキの効用

檜も杉と同じようにお茶にでき、花粉症にも効果があるようです。檜によく似た仲間にサワラやアスナロなどの木があります。

ヒノキ


アスナロ



yasou
ところで、大雪大丈夫でしたか?植林の杉などが雪で何本も折れていました。隣町など電線が切れて停電した地域もあるようです。

電線に折れた杉


雪に埋もれた車


電気の暖房に頼っている昨今、特にオール電化の家は一大事です。大雪で出かけることも出来ず、大変です。
我が家では雪かきもしないで、大豆のこなし(脱穀)をして過ごしました。昔は冬仕事に藁草鞋などを編んだりしていたんでしょうね。

大豆のこなし(脱穀)



yasou
自然賛歌

雪の造形

雪の棚田にあるお宮

柊(ヒイラギ)

氷のハリネズミ

ウサギの足跡?…1m間隔で…ジャンプ


ツララ





氷ナンテン



マサキの実・・・雪ウサギの目に。



雪で落ちた山繭蛾の抜け殻の繭



雪でも落ちなかったヘクソカズラの実




■ 参考文献

イー薬草・ドット・コム
「大地の薬箱 食べる薬草事典」 村上光太郎/著 農文協
「カラダ改善研究所 自然のチカラいただきます」中村臣市郎/監修 西日本新聞社



ライター

ニャンニャン母さんプロフィール

ニャンニャン母さん

プロフィール:1955年魚座生まれ、広島の県北 中山間地域在住、
体癖はおそらく2ー3種

20代の頃「複合汚染」有吉佐和子/著 を読んで、食の環境悪化を考えた時、野草を食べることを思いつき、食料としての野草研究を始める。
全くの素人ながら、健康住宅の設計事務所に入社し、健康住宅を学ぶ。
残された人生と限られた時間について気付かされ、仕事を辞め、自給自足を目指す。
平成22年頃、古民家を借り、Iターン。野草教室を開催。
「古民家カフェ・むす日」「山のくらしえん・わはは」「クリエイティブ・アロマ」等にて野草教室。

現在、野草好きになった87歳の母と、無関心な33歳の長男と猫3匹と暮らしています。

オルゴナイトの可能性を探る 〜第六章 建物への設置事例(1)

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建物への設置事例(1)


はじめに


前章ではオルゴナイトの設置パターンを紹介しました。今回から、実際の設置手順の参考にしていただけるように、シャンティ・フーラの社屋ではどのようにオルゴナイトを設置したのかを、何回かの記事に分けてご紹介します。

実際の現場は本記事の通りに淡々と進んだわけではなく、手順が前後したり、手戻り・やり直しが多数発生したりと、混沌かつ悲惨な設置作業でした。(苦笑)
シャンティ・フーラスタッフと実験協力者の、汗と知恵を絞った成果を皆様にお届けします。


設置状況


まずは目的とする設置状況をまとめます。
設置対象は、シャンティ・フーラの社屋。東西4間(7.28m)・南北3間半(6.37m)・木造平屋建ての14坪の建物です。

社屋全景


この建物の図面に、方位ラインとオルゴナイトの位置を書き込むと次のようになります。

方位ラインとオルゴナイトの位置


建物の上部はロフトになっています。円錐型オルゴナイトはここに設置します。

ロフトと円錐型オルゴナイトの位置


建物の周囲には布基礎があり、その外周に八方位のピラミッド型オルゴナイトを設置します。(一部は障害物の関係で、基礎から離れた場所に設置しました。)

ピラミッド型オルゴナイトを設置した所



始める前に


手順の紹介に入る前に、もし本記事を参考に建物への設置を試してみようという方がいらっしゃる場合、次の前提にご注意ください。

第3章で紹介した方法で9個のオルゴナイトが正しく作られていること。
・気の感覚によるオルゴナイトの最終微調整ができる人がいること。

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