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調和純正律で遊ぼう ~第1回 ドレミの秘密

 これから「調和純正律で遊ぼう」と題して、竹下氏の開発した「調和純正律」という音律を使って、無料のソフトで音楽を演奏させる方法をご紹介したいと思います。この新型コロナの状況下で、"音"を"楽"しむことで癒やしとストレス低減、これによる免疫力の正常化をぜひ手に入れていただければと思います。
 調和純正律とは、「美しい響きとともに、身体に心地よく、全身の経脈に気を通す」曲を作るためのルールです。当社ではこの理論を応用した商品として、CD「サウンド・テラピー 〜 チャクラと経脈に作用する周波数」を販売し、皆様にお役立ていただいています。
 しかし問題は、このCDは入っている音が全部ピーなのです!(笑) 音楽ではありません。したがって、なかなか「このCDはいいから聴いてみて!」という話にはならず、調和純正律が普及しないのです。
 どなたか、調和純正律で曲を作って、人々を気のレベルで元気にする素晴らしい音楽を世に広めてほしい! そんな思いで、何回かに分けて記事を書こうと思います。
 なお、この連載で扱うのは、あくまで調和純正律の説明と、これを無料の編曲ソフトに導入する手順です。作曲・編曲に関する理論や方法は扱いません。そちらは別のサイトに譲りたいと思います。
(るぱぱ)
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第1回 ドレミの秘密


はじめに 〜 東洋医学セミナーの「調和純正律」を受講済みの方と、そうでない一般の方へ


調和純正律で曲を演奏するには、その理論と周波数比率を説明している、東洋医学セミナーの中級第2巻「サウンド・テラピー」を受講していただく必要があります。ですが、この記事では一般の未受講生の方も含めて楽しんでいただきたいので、次の通り、両方の方向けに記事を書いてまいります。

1)東洋医学セミナーの中級第2巻「サウンド・テラピー」を受講済みの方

調和純正律で曲データを演奏する方法をご紹介します。竹下氏が発見した周波数比率を入力する箇所で、「サウンド・テラピー」の回のテキストをご用意ください。

2)一般の方(未受講の方)

調和純正律の元にもなっている、歴史ある音律「純正律」で曲データを演奏する方法をご紹介します。これに、記事で紹介するいくつかのルールを加えれば、身体の一部の経脈に気が通る音楽を演奏することができます。

調和純正律を使うと、身体中のすべての「経脈」に気が通る音楽を演奏できます。関心を持たれた方は、東洋医学セミナーをぜひ受講してみてください。



階名の話 〜 どれでもドレミ


第1回からしばらくは、「調和純正律」が一体どのようなものかを、その前提となる説明とともにお伝えしていきます。

ピアノの鍵盤と音の高低

次はどなたもご存知のピアノの鍵盤です。



白鍵と黒鍵があり、白鍵を押すと、私達がよく知っている「ドレミファソラシド」の音(幹音)が出るようになっています。黒鍵は、#(シャープ)や♭(フラット)が付いた、ちょっと高い音・低い音(派生音)を出すためのものです。

さて、ここで問題、「ドレミファソラシドはどの鍵盤でしょう?」。このように尋ねますと、次のように認識される方が多いと思います



これは正解のひとつでして、実は他にもたくさんあります。
ここで、話の都合上、黒鍵を引き伸ばして、白鍵と同じ大きさにします。



ちょっと変な感じがするかもしれませんが、実は白鍵と黒鍵は形が違うだけで、音の高さの違いはほぼすべて同じですから、こう表現してもさほど間違いではありません。この鍵盤同士の高さの違いを「半音」といいます。半音2つ分を、「全音」といいます。

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里山Ubuntu通信:28日目  「Ubuntu 18.04 LTS日本語Remix」のインストールを準備する

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里山Ubuntu通信:28日目 「Ubuntu 18.04 LTS日本語Remix」のインストールを準備する

はじめに

 前回の記事で、Ubuntuのバージョン体系の概要と、お勧めするバージョンについて説明しました。今回から、お勧めバージョンの「Ubuntu 18.04 LTS日本語Remix」のインストールの手順についてみていきましょう。

 「インストール」の原語は"install"です。コンピュータの世界で日常的に使われる言葉ですが、ピタッとはまる日本語がないため、カタカナで「インストール」、あるいは「導入」のように訳されます。手元の英英辞典を引くと、"to put a piece of equipemnt, etc. in place so that it is ready to be used"(部品などをそれが使うことができるところに配置する)とあります。「使いたい何か」が存在していて、それを「使うことができる」ようにするために配置することが、「インストール」だというわけです。この定義に従うと、電球をソケットにねじ込んだり、カセットコンロにガスを装着するのは、「インストール」です。Ubuntuについては、「使いたい何か」はUbuntuのソフトウェアで、ファイルとしてインターネット上で公開されています。そのファイルをお使いの「ハードディスク」に(Ubuntuが実行できるような形で)書き込むことが、Ubuntuのインストールです。

「Ubuntuの素」

 Ubuntuをインストールするには、「Ubuntuの素」が必要で、それがISOファイルです。「最新版の Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」のISOファイルは、https://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remixにアクセスし、赤枠で囲まれたリンクをクリックしてダウンロードします。


 基本的にインストールを行うには、この「Ubuntuの素」から「インストールメディア」を作成します。

 ここでちょっと今お住まいの家を改築することを想像してみてください。改築の作業の間、家にある台所、ベッド、トイレなどは利用できませんよね?家としての機能を停止した上で、大工さんは作業のための足場を作り、作業をします。パソコン(家)にUbuntuをインストールするためには、Ubuntuは家から持ち出して、工事(インストール)に使える道具になっている必要があります。この道具を「インストールメディア(インストールに用いる媒体)」と呼びます。文章にすると難しいですが、要するにインストールDVDなどのことです。

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里山Ubuntu通信:27日目  アンケートへのご回答(Ubuntuのバージョンとパソコン購入のアドバイス)

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里山Ubuntu通信:27日目  アンケートへのご回答(Ubuntuのバージョンとパソコン購入のアドバイス)

はじめに

 シャンティ・フーラさんから時事ブログの読者アンケートの結果について、ご連絡をいただきました。お二人の方からご質問をいただいているのでその内容をご紹介したいと思います。

一人目の方からのご意見

Ubuntu通信の記事を読みこなしたい者です。むずかしいので、ムック本を利用しての初心者バージョンが欲しいです。ヒントやポイントをわかりやすく、数回で完結するような。それでも難しいのだろうな!とおもわれますが、それなら読めるような気がしますので。。Haru様、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

 里山Ubuntu通信として、25回にわたって、Ubuntuの導入(インストール)とブラウザおよびメールの利用を行うまでの手順を解説しましたが、ご質問者の方にとっては難しく、またボリュームも多く感じられたようです。

一人目の方へのご回答

 ご意見に対する率直な感想は、「なるほど、わかります」です。やらないといけないことは多過ぎ、一つ一つの手順は複雑だと、私自身も思います。

 「Windowsと同程度」とは言いませんが、Ubuntuのインストール自体は、それほど複雑ではなく、時間もかかりません。それが、なぜこれほど長く、難しくなっているかというと、「仮想マシン」とは何かの説明、仮想マシンのインストールおよびバージョンアップ・設定手順、仮想マシンの操作手順など、仮想マシンの説明が連載の多くを占めています。Ubuntuのインストールに関する記事は、基本的に以下の2日間(だけ)です。仮想マシンではなく、お使いのパソコンに直接インストールするのであれば、2,3回で完結します。


 「ムック本を利用しての初心者バージョン」というアイデアは良いと思い、書店に行って探してきました。何冊か書籍が出ていますが、インストール用のDVDがついていて、読みやすそうな「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix 使い方が全部わかる本」という書籍を購入してみました。この書籍では、インストールについて6ページを使って説明していますが、その内容を参考に、パソコンに詳しくない方がつまづきそうな部分を補足してみようと思います。


二人目の方からのご意見


より良くなるための意見ではないのですが…いつも大切な記事を公開してくださり、ありがとうございます。ちゃんと理解できていない時もありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。Haru様へのリクエストです。Ubuntu 18.04 LTS 日本語版の事と、今後PCを買い替える時のアドバイスなどがありましたら、教えていただけると嬉しいです。もし、お時間がありましたら、よろしくお願いいたします。

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里山社屋主義(36) 下屋(最終回)

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里山社屋主義(36) 下屋(最終回)

前回は設備工事が完了したところでした。

これでもう、ほぼ事務所として使える状態ですが、もっと便利にするために下屋を増設することにします。


下屋(げや)とは?


「下屋」で画像検索をしていただきますと、とにかく、屋根を建物の側面から出したものを、下屋というようです。この地域では、錣(しころ)とも言っております。

下屋は屋根と構造材だけなので、雨がかからない場所を安価に設けることができます。また建物本体を、雨の降り込みから防ぐことができますので、建物の長寿命化にもつながります。
建物を建てるなら、最初から検討しておきたいもののひとつです。

今回は、以下の図のような下屋を作りました。

断面図


正面図


上面図


施工手順も、次のようにシンプルです。

  1. 社屋側に、垂木受け(建物では棟木に相当、正式には何というのかは知りません)を取り付ける。
  2. 基礎に柱を立てて、桁を渡す。
  3. 垂木と桟木を取り付けて、波板屋根を貼る。

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里山社屋主義(35) 設備工事:配管Ⅱ

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里山社屋主義(35) 設備工事:配管Ⅱ
前回に続いて、宅内の給排水配管工事です。


ネジ

前回、情報が多すぎて紹介できなかったのですが、給水工事をするならネジの種類も押さえておく必要があります。

前回掲載した図


R1/2のザルボを、Rp1/2の水栓に繋げようとしているところ。白いのがシールテープ。


ネジには色々な種類がありますが、正しく接続できるのは以下のパターンとなります。また、ネジを繋ぐだけではなく、右の「必要な止水措置」で水漏れを防止する必要があります。

オス側の種類 メス側の種類 必要な止水措置
G(平行オスねじ)
または
PJ(給水栓オスねじ)
G(平行メスねじ) パッキン
R(テーパーオスねじ)
※古い呼び方ではPTとも
Rc(テーパーメスねじ)
または
Rp(テーパー平行メスねじ)
シールテープ5回(※)
PJ(給水栓オスねじ) Rc(テーパーメスねじ)
または
Rp(テーパー平行メスねじ)
シールテープ10回(※)
R(テーパーオスねじ)
のうちパッキンを当てる
面が先端にあるもの
G(平行メスねじ) パッキン

※シールテープの適切な巻き数は目安です。ネジやテープの品質により異なる場合があります。

最後の「R(テーパーオスねじ)のうちパッキンを当てる面が先端にあるもの」は、少々特殊で、次のように給湯器のネジによく見られるパターンです。

上の給湯器がR1/2で下のパイプの継手がG1/2のナット付き継手


わかりやすくするため単純に言い切ってしまっている部分がありますが、より詳しく知りたい場合は、こちらのページや、この記事をご参照ください。

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