(前略)
Jerm氏:暗号通貨は今のシステムの代替となりうるでしょうか?
ダウド氏:暗号通貨ですが、私はタイミングを逃しました。私は暗号通貨オタクではありません。
(中略)… 暗号通貨、特に
ビットコインは生き残るでしょう。その他のコインのいくつかは破綻し、ゴミになるでしょう。
(中略)
長期的には、冨を保存する場所、そして私たちの「支配者(オーバーロード)」たちの目を避けて取引を行う方法になると思います。
(中略)
Jerm氏:もし連銀(FRB)が金利を上げるとどうなりますか?
ダウド氏:連銀は景気後退(リセッション)に向けて金利を引き上げています。ちなみに彼らがそれをやったことは過去に一度もありません。ですので、それは金融パニックを引き起こすと思います。そしてレバレッジ解消が引き起こされ、全世界で巨大なマージンコール(追証)が発生するでしょう。
しかしちょっと考えてみると、彼らはそれを望んでいるのかもしれません。例えばあなたが世界基軸通貨だとして、世界中の誰もがドル建てで負債(債券)を発行していたとします。多くの人たちが実際にそうしています。チャイナもそうだし、欧州もそうです。
ドル建ての負債(債券)が山のように発行されています。約15兆ドルです。
すでにお気づきかもしれませんが、
ドル(の為替レート)は急上昇しています。 2000年代初頭以来のドル高です。なぜこのようなことが起きているのか?
その理由は、(借金をした)人たちが次々とデフォルト(債務不履行)を起こしていて、彼らが金利を支払うため先を争ってドルの資金調達を行っているからです。
(中略)
コモディティ・サイクルやインフレ・サイクルにおいて、ドルが上昇したことは一度もありません。通常であれば真逆の値動きをします。ドルが下がると、(石油、農産品、貴金属といった)コモディティ価格は上がるのです。コモディティ・サイクルとインフレ・サイクルにおいて、ドルとインフレ率が同時に上昇するのは今回が初めてです。オイルダラー(petrodollar)が導入されて以来、史上初のことです。
Jerm氏:それはなぜなのですか?(市場が)操作されていることを示唆しているのでしょうか?
ダウド氏:いいえ違います。(身を乗り出しながら)
これは、金融システムの終焉を示唆しています。
Jerm氏:(のけぞりながら驚きの)Oh~。
ダウド氏:ドルは上昇しながら破綻するのです。ドル高を続けながら破綻するのです。
(中略)… そしてドルは、他の国々にとって非常に深刻な問題となるでしょう。これは大問題です。
もしあなたが連銀だったとして、他の国の資産を安い値段で買いたいとしたら、ドルを高騰させたくはありませんか?
(中略)
ところが、このような日本での報道に対してMihoさんが「間違っている」と異議を唱えておられました。「イタリアの同胞」は反グローバリスム政党ではない、今回の選挙で反グローバリスムの政党は1議席も取れなかったというのが実際のようです。以前からウクライナ支援でロシアに経済制裁する立場を明確にしており、選挙中も莫大なお金が注ぎ込まれていることが分かる扱いだったようです。
メローニさんがなぜイタリアで人気を博したかというと、ワクチン騒動の折、グリーンパスに反対の立場でドラギ首相を批判したからだそうです。ワクチンに異議あり、でも体制に協力する集団って、どこの国にもあるのですね。「メローニは都合によって自分のポジションを変えてきたので信用できない」というのが、イタリアの政治の流れを見てきた方の評価です。
また、欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長は右派同士の「イタリアの同胞」を勝たせたかったのは確かなようで、選挙結果を「調節する」との介入発言どおりにされてしまったかもしれません。Mihoさんはここで、イタリアがユーロの(ロシアを潰したい勢力の)一員として「着々と戦争への準備を進めている」ような気がすると述べています。
興味深かったのは、イタリアの政治がグローバリズムに席巻されてしまったのはここ数年で、以前は「五つ星運動」が第1党であったことを紹介されています。時事ブログでも、しんしん丸氏の記事などがありました。EU離脱などを政策に掲げていたものが、いつの間にか政策転換したらしい。Mihoさんは「おそらく何かいろんな圧力があったのでしょうね。」五つ星運動の党員だったパラゴーネ氏は今回、反グローバリスムの政党から出馬されたそうです。最新の世論調査で十分当選圏内だったそうですがなぜか落選と。不正選挙の感触はイタリアでもあったようです。