アーカイブ: *司法

大スクープ:加計巨額補助金詐欺事件の決定的証拠となる設計図が流出 最大で80億円も水増し請求

 加計巨額補助金詐欺事件の決定的証拠となる設計図を田中龍作ジャーナルと週刊朝日が先陣を切って報じました。
 田中龍作氏が1級建築士に設計図を解析してもらったところ、坪単価は加計学園の提示の150万円をはるかに下回る「70万円から80万円」で「最大で80億円も水増し請求がされている」ことが判明しました。そんな“倉庫レベルの仕様”にも関わらず、なんと最上階にはパーティルームがあり、ワインセラーまで設置予定のようです。
 また目玉であるはずのバイオセーフティーレベル3(BSL3)のウィルス研究施設は、規定に満たないずさんな作りで、“動物実験を理解していない人が設計している”レベルのようです。
 籠池夫妻は補助金詐欺で再逮捕されるようです。さすがに物的証拠が出た以上、加計理事長も野放しにはできないでしょう。尻込みしている大手マスコミがこれを報じ始めるかがポイントになりそうです。安倍政権もいよいよ終わりだと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)



————————————————————————
【加計疑惑】これが設計図だ 「水増し請求詐欺」裏付ける安普請
引用元)
(前略) 

 『田中龍作ジャーナル』は、キャンパスの中心となる獣医学部棟の設計図を入手した。

 (中略)
  著名な1級建築士に日数をかけて解析してもらった。

(中略) 

 「ビニル床シート、ビニル床タイルは一番安い。壁のビニルクロス塗装も安い。天井の化粧石膏ボードは廉価なオフィス仕様」…建築士は「安い」を連発した。

 (中略) 

「倉庫レベルの仕様。安い。最低限」と吐き捨てた。

 建築士は「坪単価70万円から80万円。どの建築家に見せても同じようなことを言うと思うよ」。

 加計学園の提示は坪150万円。建築士の見積もりの2倍である。

(中略) 

 流出した設計図が示す結論はこうだ ―

 施設費は192億円もしない。最大で80億円も水増し請求がされているのである。
(著名な1級建築士の見積もりが正しければ)

(以下略) 

————————————————————————
安倍政権さらに窮地 加計学園の獣医学部新設「設計関連文書」全文を入手
引用元)
(前略) 

本誌が入手した文書の11ページにバイオセーフティーレベル3の研究施設が記されている。だが、それを見た研究者はこう指摘する。

「隔離性が低く、
危害性の高い病原微生物等を取り扱う教育、研究、病性鑑定には不向き。これでは高病原性鳥インフルエンザの検査、診断、実験、研究は難しいと思う。施設全体でみても、動物実験を理解していない人が設計しているんじゃないか」

前出の文科省関係者はこう指摘する。

「目玉であるはずの、バイオセーフティーレベル3の施設の内容がはっきりしないのです。それもあって認可が保留となっている」

(以下略) 

» 続きはこちらから

世界の恒久平和に尽力していたバンダル王子が死去 ロックフェラー派による粛清か 〜霊体として復活するバンダル王子〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 サウジアラビアのバンダル王子が死去したとのことです。68歳で、死因は明らかにされていないようです。8月8日には26歳の別の王子が心臓発作で死んでおり、下のツイートを見る限り、殺されたと考えた方が自然だと思います。
 時事ブログでは、バンダル王子はダーイシュ(ISIS)創設の中心人物の1人であり、すでに改心しており、世界の恒久平和のために尽力してくれていたことを指摘していました。
 もし、今回のバンダル王子の死が、ツイートにあるように、“サウジアラビアの政権に批判的な王子たち”が次々に消えていることと関係しているならば、バンダル王子が実のところロシアに通じていたことが、ばれてしまったのかも知れません。
 王子の改心は肉体の死という結果を迎えましたが、魂は残りました。彼はしばらくして、霊体として復活するでしょう。
 こうしたロックフェラー派による裏切り者に対する粛清と、アメリカで起こっている一連の暴力事件は関連しています。ロックフェラー派の、死に物狂いの抵抗だと考えられます。内戦の起こる可能性はほとんどないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
サウジアラビアのバンダル・ビン・スルターン王子が死去
転載元)
サウジアラビア王室は、バンダル・ビン・スルターン(バンダル・ビン・スルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード)王子の死去を発表した。国営サウジ通信(SPA)が伝えた。 

スプートニク日本

同通信によると、王子は16日に亡くなり、17日に追悼式典が行われる。死因は明らかにされていない。

これより先の8月8日にサウジアラビア王室は、別の王族でサルマン・ビン・アブドゥッラー(サルマン・ビン・アブドゥッラー・ビン・トゥルキ・アル・サウド)王子の死去を発表していた。Eremnews通信が王子に近い人物の話として伝えたところによると、王子は26歳で、死因は心臓発作だったという

————————————————————————
配信元)


————————————————————————
アメリカメディアが内戦の勃発に警告
転載元)
アメリカのメディアが、アメリカでの内戦の勃発に警告を発しています。

アメリカの雑誌ニューヨーカーは、16日水曜、現在、900の人種主義団体やヘイト団体がアメリカで活動しており、アメリカで2度目の内戦の危機が迫っているとしました。

ニューヨーカーはまた、バージニア州のシャーロッツビルの事件や、ファーガソン、チャールストン、ダラス、ボルチモア、アレキサンドリアで発生した死亡事件に触れ、現在アメリカで進行している危険性とは、アメリカの一連の暴力事件の勃発を超えるものだとしました。

ニューヨーカーのアナリストは、10年から15年の間にアメリカで内戦が起こる確率は60%だとして、「トランプ大統領は、選挙戦の中、あるいはその後で、暴力を政治的な目的の推進のためのモデルだとしている」と述べました。

シャーロッツビルで発生した人種差別的運動の中で、若者一人が車で人種差別反対者の抗議デモに突入し、これにより女性1名が死亡、19名が負傷しました。

グーグルは異を唱えたら即クビ! <その4>

 今回のグーグル騒動、じっくり見て来ましたがいかがでしょう。女性を積極的に採用するというのはイメージアップに繋がりますが、現状を無視して無理矢理にでも半数は雇おうとすると歪みが生じます。
 アメリカに巣食うアファーマティブ・アクションの功罪が浮き彫りになったとも言えます。でも更に問題なのは、アメリカ有数の、いえ世界規模の企業が社員の思想の多様性を抱え込む余裕を失っていることです。
 これも一つの炙り出しなのかもしれません。
(Yutika)
————————————————————————
グーグルは異を唱えたら即クビ! <その4>

なんだか世の中変だ。



その1からその3で事件を見て来ましたが、こういった狭量な社風に対して、オルタナ右翼だけでなく様々な人々が批判しています。

こちらのシリコンバレーで働く女性エンジニアは、グーグル幹部がメモに対して次々批判し、既に辞めた社員たちやメディアまでが同調する様から、イデオロギー的エコー・チェンバーがグーグルの外まで広がっているではないかと指摘。

    シリコンバレーは多様性について非常に独特の定義を持っている。全ての性別と人種が比例代表することを要求しながらも、その全員が全く同じように思考しなければならないというのだ。10年近くもの努力の結果、グーグルがこの理想を達成するのに失敗した点を踏まえ、違う針路を試してみてはどうかとデモアが言うのも正しいのかもしれない。
 

かつて金融業界でサーバーやワークステーションを組み立てていた女性テクノロジー・コンサルタントも、デモア氏が指摘した女性の気質が正に自分が転職した理由だと説明して、彼を擁護しています。

金融&テクノロジーのコンボとくれば、職場はほぼ完全に男性ばっかり。週末明けに出社して、同僚から週末をどう過ごしたのか訊かれたそうです。失恋の痛みに耐えながらコンサートに行ったことを話したらきょとんとされたそう。

他の同僚が「ファイバーチャンネルのネットワークを地下室で組み立ててたよ」と言うや否や、皆がその話で持ち切り。その時に彼女は思いました。私、この仕事は嫌いじゃないけれど、週末にタダでやってのけるほどは愛せないわって。
正に「物」と「人間関係」の興味の差がくっきりと(笑)


なんと老舗のアトランティックですらこの件でジャーナリズム業界を戒めています。

    私にとっては、グーグルメモの件は異常である——これほど沢山のメディアや第三者によって、誰もが入手している文章のこれほどまで多くの側面を間違って特徴付けられるなぞ、前代未聞だ。
    メモを読むことなく『反多様性』という見出しの群に何気なく目を通してしまえば、グーグルの一社員が性的な多様性に否定的な価値を付与したのだ、と読者を誤った方向へ導きかねない。実際には彼は性的な多様性に対して肯定的な価値を付与したのだ。ただそれを追及しようとする手法や、それを最大化するために他者が払わねばならない代償について異議を唱えたに過ぎない。
 

Styxhexenhammer666氏もデモア氏のメモは「反多様性」などでは全くないと動画で擁護しています。性別や人種という括りではなく、企業にとってのメリットになるかどうかで考えるべきだと論じているだけだと。但しメリット主義を突き詰めれば、将来的には「じゃあ人間よりも能力の高いロボットを雇おう」ってことにならないか、とも鋭く指摘していましたけれど。

氏のもう一つの動画でも、このメモは性別や人種の多様性で自分たちが多様だと思い込むのではなく、意見の多様性を許容することも企業にとっては必要だと訴えている、と結論付けています。左派・右派というレッテル貼りに敏感なStyxhexenhammer666氏、デモア氏はメモで判断する限りは左派でも右派でもなく、単なる反アファーマティブ・アクション派だとのことです。

そして実際にデモア氏をクビにすることで、グーグルは意見の多様性なんぞ許さない姿勢を自ら証明してしまった訣で。いわゆる“左派”の人たちって声高に多様性と寛容を訴える割にはこういうことを平気でするよね、だったら“リベラル”なんて自称するなよ、と苦言を呈しておりました。


» 続きはこちらから

グーグルは異を唱えたら即クビ! <その3>

 グーグル社はイメージアップのためなのか、アファーマティブ・アクションのためなのか、女性社員を大々々募集しております。セクハラ防止のために社内研修もしつこく実施します。
 なんですが、そもそもプログラマーになりたい女性が少ない現状では目標設定に無理があるのでは? と、一社員が指摘したら即刻クビにされちゃいました。
 第三弾は、アファーマティブ・アクションの闇と、アメリカにおける理系女子の現実の割合を見て行こうと思います。日本では「宗主国アメリカ様に見習え」という風潮なので、なんだかずっと進んでいる印象がありますが……さてどうでしょう。
(Yutika)
————————————————————————
グーグルは異を唱えたら即クビ! <その3>

アメリカ版強制的、男女&白人黒人機会均等法

 

これね、グーグルやメディアが打ち出しているような二極対立の視点だと、考えれば考えるほどどっちが正しいのか分からなくなるんですよ。

アメリカってアファーマティブ・アクションって政策がありまして、大学入試でも企業の採用でも、黒人や女性など歴史的に不利な立場にあったグループを一定枠確保しなければいけませんってルールなのです。“リベラル”なグーグルも、法的あるいは社会的な制裁を受けたくないので、それを頑張っている訣です。

一番ワリを喰らうのは白人男性です。何百年とずっと優遇されて、彼らが好きに土地も資源も奪って儲けて築いた社会です。一番おいしい思いをしてきたのだから、これからはちったー遠慮しろやっていう意見も一理あります。この位、力ずくで介入しないと社会は変わらないってのも頷けます。それでも未だに女性も有色人種も、採用時だけでなくお給料とか待遇で不利なんですからね。

大分昔で出典も不明なのですが、どこかのアメリカ人教授が指摘していた話だったかな。アファーマティブ・アクションで入学した黒人学生の追跡調査があったそうです。大学での成績は、正規に実力で入学した白人男性(多分、黒人学生たちと成績がどっこいの下位の学生)と大して変わらなかったそうで。最初は多少ゲタ履かせたって、きちんと教育の機会を与えられたら人間って能力を伸ばせるのだな、と思ったことは強烈に記憶しています。

ただ、貴方が今の時代、白人男性に生まれたと仮定してみてください。必死に勉強して頑張ったのに、ロクに努力しなかった黒人やヒスパニックの友人は入学を許可されて、自分は門前払い。そりゃ、天才だったら上位の成績で白人でも問題なく入れます。お金持ちの進学校で教育してもらえりゃ、秀才かそこそこのレベルには伸びますよ、普通は(※東大生の家庭教師つけても救いようのなかった某国の首相のような例外事例も多少アリ)。

でもね、白人だって劣悪な環境で育った子はいます。奨学金か借金でもしないと大学に行けません。参考書を買うこともままならない中で自分なりの精一杯。成績としてはギリギリOKだったのに、白人に生まれたからアンタは駄目って辛くないですか?


こちらの動画で紹介されているインド人は、自分の英語風のミドルネームを使い、睫毛や髪型を偽装し、黒人のフリをして、自分の成績では絶対に行けなかった超有名医大に入学しました(※同じ有色人種でも、総じて成績優秀なイメージの強い東洋人やインド人は優遇してもらうどころか評価がマイナスされる)。おまけにそれを本にして、有名になりたいんだか儲けたいんだか。

この所業を諌めるどころか面白がって応援までした妹は、アファーマティブ・アクションのインド人枠で大手テレビ局NBCに雇ってもらい、ドラマに出演して女優として稼ぎ始めました。当時は本を書けと焚き付けたのに、顔が知られるようになった今、兄を家族の恥さらしだと責めています。

(※アメリカのドラマは例え実際には白人ばっかしの話だろうと、マイノリティーを登場させないと「PC=政治的に正しく」ないのです。近年は黒人だけでなくインド人やヒスパニックも画面にいないと教育上宜しくありません)。

二人とも実力ではなく、同じ両親なのに異なる優遇枠の人種グループに所属したから得したのです。別の記事によると、兄の方は医者であるお母さんが皆にチヤホヤされていたから突然医者になりたいと思ったものの(それまで遊び呆けていた)、入学した後は“魂の探求”をして医者なんて自分には向いてないと気が付き、二年後に退学したそうです。……真面目にお医者さんになりたいと日夜勉強している人、俳優になりたいと血反吐を吐くほど練習している人からしたら、ふざけんなって話ですよ。

こういう悪用例は彼らだけではありません。例えば上の動画に登場する全米黒人地位向上協会の支部長レイチェル・ドレザルも、黒人のふりした白人女性でした。インド人のお兄さんも不正入試をインスパイアされた原因として、別の黒人なりすまし入試例を記事で挙げています。

以上、アファーマティブ・アクションはアメリカでなかなかの暴走っぷりでして、そもそも論から賛否両論飛び交っているのです。なのに「政治的な正しさ」に固執するグーグル、根本的な解決策には目を向けていない気がします。


» 続きはこちらから

NHKで年金問題を痛烈風刺「未来戦士ハライゾン」 〜暗黒の未来〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 見たかったなぁ〜、これ。「未来戦士ハライゾン」。サラリーマンをぼったくりから守るために、時空を越えてやってきたヒーローだ。記事でおおよそのネタはわかるが、なかなかよく出来ている。この手の風刺コントがもっと増えてほしい。
 年金の受給開始年齢を「75歳」にしようとする計画があるようだ。国のために“ 1億死ぬまで働け”という国民総奴隷制度のことを、「一億総活躍プラン」と言うらしい。
 75歳受給開始となると、ほぼ50年間働き続けないと年金がもらえない。その間一度もリストラに会わない確率は、通勤途中にうっかりと犬のう〇こを踏むぐらい、小さいのでないか。
 こうなると、家を購入すること自体が、将来のリストラと離婚という時限爆弾を抱え込むことになり、リスクが大きすぎるような気がする。
 “暗黒の老後”を、もう少し解説すると、やっと年金がもらえる時には寝たきりか要介護で、年金のほとんどを病院に持って行かれる人生になるということ。
 私は、年金制度は破綻するので、このような未来は来ないと思っています。おそらく、日本はいずれベーシックインカムを採用する方向に動くでしょう。しかし、その前に財源をどうするのか、最高賃金は定めなくて良いのか、といった議論が必要でしょう。また生産の大部分を人工知能とロボットが肩代わりすることになり、富が分配されて人々に余暇が出来た時、新たな問題に直面するでしょう。
 おそらく、ほとんどの夫婦が離婚すると思います。1人で子供を育てても、育てられる社会になるからです。わざわざ、相手に気を使って我慢して夫婦関係を維持するよりも、1人で暮らす方が気楽で、ロボットのパートナーを購入すればよいという時代になるからです。
 私には、こちらの方が暗黒の未来です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)

————————————————————————
NHKで年金問題を痛烈風刺 「よくこのネタやったなぁ」
(前略)

2017年8月14日にNHK総合で放送されたコント番組「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」。(中略)… 特に注目を集めたのは年金問題を扱った「未来戦士ハライゾン」だ。
 
高齢者支え、身動き取れないヒーロー 

(中略)

俳優の中川大志さん(19)と女優の石橋杏奈さん(25)が演じる2人の戦士で構成されている「ハライゾン」だが(中略)… 彼らは1枚の板を持ち上げており、板の上には3人の高齢者が乗っている。

(中略)

「あなたたちの時代は、2人の現役世代で1人の高齢者を支えているけど、私たちが住む未来は2人で3人の高齢者を支えているの!」 
 
(中略)

悪人を退治するために1人がほんの少しの間、手を放すと足場がグラつき板の上に立つ高齢者から
「わしたち、3人支えてるの忘れんなって!怪我でもしたらどうすんだ!」「それが、日本の功労者に対する態度か!」
などと罵倒される始末。(中略)… 結局、サラリーマンは金をぼったくられてしまうという、ふがいない結末を迎える。

(以下略)

————————————————————————
「75歳まで働かないとつまらない」と政府が国民の意識改革中
引用元)
  いま、年金の受給開始年齢を「75歳」にしようとする計画が進められている。(中略)… 年金政策に詳しい社会保険労務士の北村庄吾氏が指摘する。

「厚生年金の保険料は今年18.3%まで引き上げられる。給料が上がらない中、現役世代にこれ以上年金の負担を強いるのは無理です。しかも少子化で働き手、つまり年金の担い手も少なくなっていく。 労働力人口が減る中で、政府の『一億総活躍プラン』というのは“一億死ぬまで働け”ということなんです。(中略)… 政府は国民に(中略)… 75歳まで働かなくてはつまらないでしょう”という意識改革をしている」

(中略)

 それは暗黒の老後を意味する。経済ジャーナリストの荻原博子氏が語る。「健康寿命は個人差が大きいものの、高齢者で趣味にお金を使うのは70歳代前半までの人が多い。(中略)… 年を取るほどお金は使わない。(中略)… 『このまま長生きするとお金が足りなくなる』という不安の方が大きい。(中略)… やっとたっぷり年金をもらえると思ったときには、そのお金を楽しく使える健康な体ではなくなっていたというのでは老後の楽しみも何もなくなってしまう

※週刊ポスト2017年8月11日号