注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
大阪では新型コロナウイルスの感染拡大で命が救えない状況に直面しています。看護協会は大阪に看護師を応援に出そうとマネジメントをしていますが、それがどれだけ大変か。医療の現場では1、2人の派遣であっても「支援頑張ろうね」と絞り出すようにして送り出しています。
(中略)
私たちの目の前には病気になっている人がいます。「オリンピック成功のため」という理由で、苦しんでいる患者さんの前から看護師がいなくなっていいのか。いまは新型コロナに立ち向かうべき時であり、オリンピックは中止すべきです。
【4月24日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のヘイリー・ウィッケンハイザー(Hayley Wickenheiser)委員(カナダ)は、東京五輪の開催可否を決めるのは、選手でもIOCでもなく、医療専門家であるべきだと主張した。
(中略)
同氏はテレビの放送契約やスポンサーのボーナスではなく、公共の安全が重要な判断基準になることを望んでいる。
(以下略)
こちらがソースです👉https://t.co/WL4eEv4bvA #しんぶん赤旗 https://t.co/SkLIzvmXiq pic.twitter.com/TDbC6WbD1I
— 日本共産党⚙🌾 #暮らしSOS プロジェクト実施中 (@jcp_cc) April 26, 2021
もはや不要不急の五輪に、看護師“徴用”のお達し。組織委は今後、次々と医療従事者の“徴用”を進めるだろう。緊急事態宣言下「コロナ対応より五輪」露わに。看護師「5日以上を500人」/五輪組織委が看護協会に要請/本紙入手の文書で判明 https://t.co/qqB6L9nWhI
— 田崎 耕次(ジャーナリスト) (@kjtasak) April 25, 2021
正気の沙汰とは思えません。
— 倉持仁 (@kuramochijin) April 26, 2021
組織委員の方々お一人お一人が必要な資格をおとりになり、おやりになる方が良いと思います。コロナで逼迫している医療現場から見ればオリンピックはまさに不要不急のイベント。事態が収束し、良い環境になってからやってください。https://t.co/8j6rBliddt
入院してる大切な人にも会えない。他の病気の人もたくさんいる。
— Megumi’s milkyway avobe (@MegumiSmilkywAy) April 26, 2021
1番大事なのは人の命。何よりも先に命が救える場所を確保しなあかんのに。人手も足りてないのにオリンピックで看護師500人依頼って...オリンピックって一体何。日本の政治は人の気持ちや命を殺すためにあるの? https://t.co/t45acmY0qo
大阪では重症病床が100%を超え、急ぎ看護師の派遣要請を発し、それに応えて近隣がなんとか1〜2名を「絞る出すように送り出して」いるという状況下で、500人差し出せと?しかも記事によれば「原則5日以上、早朝、深夜含めて9時間程度」「大会前の研修参加が必須」と厚かましい条件を並べた挙句にタダ働きです。コロナ感染拡大の恐れのある五輪開催のために貴重な医療者を取られるなど、日本看護協会はもとより日本政府も烈火のごとく怒って当然の場面です。なのに「国民の命よりもお金」をここまで露骨に見せられるとは。
ついに見かねたのか、IOCのヘイリー・ウィッケンハイザー委員は、お金ではなく「公共の安全が重要な判断基準になる」医療や保険の専門家が五輪の開催を決めるべきと主張しました。国民を守るべき日本政府まで金の亡者と認定されているようで、情けないことこの上なしです。