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[Sputnikほか]プーチンがひっくり返すNATOの難民危機戦略 / アサド大統領の演説 〜 日本の真の指導者たちも早く正気を取り戻してもらいたい

竹下雅敏氏からの情報です。
 欧州難民危機を演出することで、NATOがシリアに介入する口実を作ろうとしていましたが、またしてもプーチン大統領によってひっくり返されることになるようです。中東はおそらく抑え込めるだろうと思っていたのですが、うまく行くかも知れません。
 これまでもシリアには膨大な光が注ぎ込まれて来ました。それはアサド大統領がまともな人物であり、シリア国民はアサド大統領を支持していたからです。シリアが平和を取り戻すには、闇の連中が滅びるよりないのですが、その時まで継続的に、今後も膨大な光が注ぎ込まれるはずです。
 気になるのは日本の将来です。下の記事の中で、“大半の世界指導者たちが正気を取り戻し…悟ることを彼は確信している”とありますが、日本の真の指導者たちも早く正気を取り戻してもらいたいと考えています。望みは十分にあると思っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ワシントンポスト:クレムリンはシリアでオバマ氏を打ちのめす
転載元より抜粋)

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オバマ政権はシリア問題解決でロシアに敗北を喫する。米政権が事態の推移を傍観しているだけなのに対し、プーチン大統領の中東戦略は非常に強力で、明快だ。The Washington Postが報じた。

以下、同紙の記事の概要を紹介する。

オバマ大統領とその外交チームは又しても窮地に陥った。プーチン大統領は来週、国連で、ロシアを筆頭に「イスラム国」と戦う新たな連合体を結成することを提案するだろう。これにより、5億ドルの費用で養成されたことになっている幻の現地軍とともに物憂げな空爆を繰り返す、何の成果もないオバマの戦争が「変な戦争」であることが浮き彫りになる。ロシアには、アラブ世界におけるロシアの古くからの重要同盟国を支援する、という目的がある。オバマもケリーも、「クレムリンの凄腕たち」のやることなすことに、ただ驚き呆れるばかりであろう。

プーチン大統領の策略の何よりあざとい点は、シリア危機の解決が欧州難民危機の解決手段になる、ということである。欧州は罪の意識と恐怖にとらえられて、なすすべを知らない。そこへプーチン大統領が活路を示すのである。「戦争なくして難民なし」と。

つまりは、シリア化学兵器危機のシナリオが繰り返されるのだ。ロシアの介入で、状況が救済される。そうやって、ロシアは少しずつ、米国にとって掛け替えのないパートナーになっていくのである。米国がそれを望むと望まざるとに関わらず。
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[櫻井ジャーナル]1992年に世界規模の戦争を始めた米国の戦争マシーンへ日本を組み込むための戦争法案を成立へ 〜寄付/カンパのお願い:人々の協力が不可欠〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日妻がカンパしようとして、郵便局に行ったところ、店番号だけでは機械の操作が続けられなかったみたいです。どうやら、大塚支店と言う名称が必要だったようです。
 櫻井ジャーナルにはこれまでさんざんお世話になっており、1年間の購読料はこのくらいかなと思う金額をカンパするつもりです。今や日本でまともな記事を読もうと思うと、この櫻井ジャーナル以外には、マスコミに載らない海外記事、リテラ、日刊ゲンダイぐらいしかありません。あと、海外ではスプートニクとイランラジオでしょうか。
 それ以外のものは、毎日どんなに情報を収集しても、世の中の流れを掴む役には立ちません。巨大な資本によって養われているマス・メディアが、庶民のための報道をすることは無く、真実を報道することもありません。ですから、数少ない真実を伝えてくれるところは、人々の協力が不可欠だということなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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寄付/カンパのお願い
転載元)
 このブログを維持するため、皆さまの御協力をお願い申し上げます。多くの方が感じていられると思いますが、残念ながら、日本には「言論界」が触れようとしない「聖域」があります。そこへ足を踏み入れることは許されず、その禁を破る人間は彼らの世界から排除されます。放送局であろうと、新聞社であろうと、出版社であろうと、名のある会社は決して禁を犯そうとはしません。つまり、「右」もなければ「左」もなく、「保守」もなければ「革新」もないのです。プロレスの善玉と悪玉のようなものにすぎません。このブログではそうした禁に拘束されず、事実を追求していこうと思っています。是非、力をお貸しください。

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預金種目:普通
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口 座 名:櫻井春彦

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巣鴨信用金庫 大塚支店
記事配信元)
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1992年に世界規模の戦争を始めた米国の戦争マシーンへ日本を組み込むための戦争法案を成立へ
転載元より抜粋)
日本の支配層は自国をアメリカの戦争マシーンへ組み込もうとしている。「安全保障関連法案」もそのために成立させようとしているわけで、「日本は平和」で「侵略された場合に備える」ための法案だとする説明は根本的に間違っている。日本の同盟国だというアメリカが1992年に始めた世界規模の戦争に参加することになる。

週刊現代によると、安倍晋三首相は6月1日、官邸記者クラブのキャップとの懇親会で安保法案は「南シナ海の中国が相手」だと語ったという。オフレコという約束を守って懇親会に出席したマスコミのキャップたちは報道しなかったようだが、週刊誌が伝えた。これまでの流れを見て、安保法案が中国との戦争を想定していると考えている人は少なくないはずで、矛盾はない。

2001年9月11日に引き起こされたニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)に対する攻撃を口実にしてブッシュ・ジュニア政権は2003年にイラクへ軍事侵攻するのだが、サダム・フセイン政権は「9-11攻撃」と無関係だった。イラクが「大量破壊兵器」を保有、あるいは製造しているとする話も嘘だった。日本の政府やマスコミもアメリカ政府の主張が嘘だということぐらいわかっていただろう。

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[リテラ]安保法制でリスクが増えても自衛隊は辞められない! / 「自衛隊コース」を新設する私立高校が登場

匿名の方からの情報(1本目)です。
 以前、自衛隊の4特について投稿した者です。4特は別の駐屯地で再編成される様ですが、詳しい事は分かりませんでした。久留米駐屯地ではなく前河原駐屯地の自衛官と話しをしました。彼の転勤の話しになった時に、久留米を早く出たいと言いました。
 なぜか訊ねると…「訓練はせんしめちゃくちゃ。俺は最前線に出るような訓練したいんよ。」という答えでした。彼も戦争へ行く可能性が高いようです。
 戦争で人を殺すのは嫌じゃないのかと訊くと…「殺されるより殺した方がマシ。日本人が殺されるよりね。」「早く最前線に出たい。いつでも出れるようにトレーニングも欠かさんしね。」という答えが普通に返ってきました。
 戦争に行くのが美徳と思っている自衛官も少なくはないようです。自衛隊はこの記事のような社会で、鬱になる同僚も多いとの事でした。
(寄稿者のコメント)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安保法制でリスクが増えても自衛隊は辞められない! 陰湿な退職妨害、引き留めの実態
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[中村哲氏]こんなバカな政権はない。憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はない。

 先月末に行なわれた中村哲氏の講演から安保法案に関係する部分を抜粋しています。
 米軍によって落とされた爆弾(日本製?)で多くの子どもや女性、お年寄りが犠牲になり、米軍の進駐後は、売春が解禁され、世界の麻薬の90%以上を供給する麻薬大国となったアフガニスタン。その後遺症により現在も760万人が飢餓線上にいるようです。そんな米軍との一体化を目指す安倍政権に対して、中村哲氏は“こんなバカな政権はない。…現政権がアフガニスタンに出現したとするなら、もう何十回か暗殺されている。…憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はないと考えている”と述べています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アフガニスタンに生命の水を ペシャワール会 中村哲氏講演より
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[Sputnikほか]国連、安倍晋三氏のパン・ギムン氏に対する言いがかりを認めず / 安倍談話について 〜 戦前と戦後の支配層は基本的に同じ

竹下雅敏氏からの情報です。
 日本国民は、今の安倍政権がナチスと同根であることを、はっきりと自覚しなければならないと思います。戦前と戦後の支配層は基本的に変わっておらず、アジアを侵略し731部隊などの残虐な行為を行った子孫たちが、そのまま今の支配層として居座っているのです。
 下の記事は、日本が大好きな半分アメリカ人のパックンの記事です。確かハーバード大学卒業でしたか、さすがに頭のいい人だと思いました。特に文末の第二次大戦での各国の死者の数は、見逃さないでください。“これらの国々は、日本を「敗戦国」というよりも「開戦国」として見ている”というのはなるほどと思いました。私たちは囚われの無い視点で、かつての日本がどのような行動を取ったのか、そして今、何をしようとしているのかを見極めなければならないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国連、安倍晋三氏のパン・ギムン氏に対する言いがかりを認めず
転載元より抜粋)


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欧州でもアジアでも第二次世界大戦における出来事の意義を見直す試みがとられている。よって、中国がその終戦70年を祝ってパレードをおこなうことは、理にかなったことである。今日、ウラジオストクで、ロシアのプーチン大統領はこう述べた。昨日北京ではプーチン大統領と習近平国家主席の会談が実現し、そこで習近平国家主席はプーチン大統領に対し、中国が第二次世界大戦終結70周年を盛大に祝うことをロシアが支援してくれたとして、感謝の言葉を述べた。

また、ロシアが天安門広場のパレードに軍人を派遣したことについても謝意が述べられた。

プーチン大統領は日本を間接的に非難する発言によって中国を支持した。昨日日本政府は国連のパン事務総長がパレードに参加したことに抗議を表明した。国連は中立を固持するべきで、歴史上の個別の出来事について問題をこじらせるべきではない、との抗議だった。

国連はこの非難を固く退けている。国連事務総長のステファン・ジュジャリク報道官はパン事務総長の式典出席は自然なことだと主張している。第二次世界大戦は現代史の転換点であり、国連発足のきっかけとなった出来事である。パン氏にとって式典への参加は大いなる栄誉だった、とジュジャリク氏。

日本政府の国連事務総長への言いがかりは第二次世界大戦の結果を修正しようとする、また現行の世界構造にとっての勝利の意義を矮小化しようとする新たな試みに過ぎない。中国専門家アレクサンドル・ラリン氏はそう語る。

「これは事実上、日本がロシアと中国による第二次世界大戦の評価に同意していないということを意味する。日本は戦争に負けたことを認めることが出来ない。しかし占領した土地における日本兵の振る舞いや日本自身の侵略は、どうやら日本では客観的に評価されてはいないようだ。どうやら日本の支配層、または、少なくとも支配層における一定の勢力は、これら事実から国際社会の目をそむけさせ、それによって、日本軍および軍国主義者らがおこなった犯罪を忘れさせようとしているらしい。こうしたアプローチは尖閣諸島に対する日本の立場をも決定づけている。また、侵略国として日本が戦後禁じられた、海外における自衛隊の活動を認める方向性にも、それが影響している」

日本専門家のワレリイ・キスタノフ氏も意見を同じくしている。パン国連総長に対する批判は軍国主義日本の撃滅から70年がたつことに対し国際社会が注意を向けることへの不満感の現れである。

「しかしパン・ギムン氏は、明るい未来をつくるためには、正しい未来をつくるためには、過去から正しく教訓を引き出さなければならない、としている。そこにこそ彼の北京訪問の目的があっただろう。日本のパン批判は不当だ。日本は一体に非常の厳しく北京のパレードおよび習近平国家主席声明を批判した。日本は習近平国家主席がその演説のなかで日本に対する和解の言葉を言うことを期待した。しかしそうした文言はなかった」

第二次世界大戦の結果をも直すことは、現代、地政学的闘争における強力なイデオロギー的武器である。だからウラジオストクにおいてプーチン大統領は、ロシアは戦争に関する真実を守るために必要なことは全てするし、ナチスおよび軍国主義に対する戦いにおいてなされたことの真の意義を守る、と語ったのだ。
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首相談話についても、アメリカ人なので語りません
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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