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[LINE] パンツを干しているようなイルミネーション:SNSを使った洗脳

読者からの情報です。
これ意図的ですね。
ネズミーランド系の意図。
かわいいもんです。
住民が偉いですよ。

じつはもっとひどい意図がネット上を駆け巡り、
それがかわいいい~~~~~って
中高生のスマホにダウンロードされる

何も言わない大人ばかりの国
(DFR)
 DFR様から、二つ目のLINEスタンプの画像のURLが送られてきた時、内容の問題に全く気づかず「URLが間違っていませんか?」と確認しました。DFR様の指摘で、ようやく画像に込められた意図に気づき、「うわっ気持ちわる!」と意識することができました。サイトには他の画像もありますが、ウサギが大切に抱えている「ナゾの物体」は、[大人のおもちゃ]ディルド(張り型)形状の異形のスピーカーです。知らずに意識に刷り込まれている子供達はどれほどいるでしょうか。ラインのユーザーは7000万人以上、優れた洗脳ツールになりえます。DFR様のように敏感なセンサーと学術的な解析手法を持った大人が、子供達を守ることが大切だと心底思いました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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"まるでパンツのよう"、英国でXmasイルミネーションに苦情
配信元)


英国メディア「Metro」などによると、同国ウェスト・ミッドランズで、街頭のクリスマスイルミネーションが"まるでパンツが干されているように見える"と苦情が上がっています。イルミネーションには星の形をしたライトが散りばめられていますが、住民は「ゴールデン・パンツ」「フリルつきパンツ」などと呼んでいます。

地元民は税金が使われたことで不満を露わにし、町の監督者評議会の上層部に苦情。「こんなことをしたら町がもの笑いの種になるとわからなかったのでしょうか」と否定的な意見が上がる一方、「ウォルソールの人達はここがイケている場所でないと自覚していますが、ユーモアのセンスは残っています」と、肯定的に捉えている人もいるようです。

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【LINE無料スタンプ】『ふわカワ♪ナゾの物体とコニーの日常』が登場
引用元)
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ディズニー帝国の真相 // 悪魔支配の「サブリミナル・メッセージ」
配信元)

かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(34)仕事

かんなままさんの執筆記事第34弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(34)仕事
いい加減に仕事をしろと言っているのではありません。ちゃんと仕事をするのだけれど、優先順位は低いのが本当だと言いたいのです。
意識を家庭に持ち込みませんか?そちらを大切にする努力をしませんか?
仕事に優先順位を置くのではなく、夫婦関係に優先順位を譲る、そういう時期が来ているのだと思います

出典:「ぴ・よ・こ・と」竹下雅敏(著)


身を粉にして働いても、子どもが犠牲になるだけ


学校の先生、勤務医、ブラック企業・・・身を粉にして働いて体や気を病んでも誰も助けてくれません。もちろんいい仕事もできないし、家族も疲れ、子どもが犠牲になります。この悪循環を断ち切るためには個人の意識の変革と社会のシステム作りが不可欠です。

特に子育て中の家族は、パパの仕事が過酷なほどママが子育ての全てを抱え込み悪循環に陥りやすくなります。又、ママの仕事復帰後は子どももママも時間に追われ、諦めて慣れるか共倒れです。

ママ講座をしていると、毎回夫の協力がテーマになります。ママの本音は2人の子どもだから一緒に育てたいという事です。夫婦の形は様々で、お互いが理解し合っていれば問題ないのですが、子育てに関しては実際に子どもを世話してみなければわからないことが多く、言葉だけで理解し合うのは難しいのです。

だから、この時期は気持ちのすれ違いがおこりやすくなり夫婦の溝も深まると言われています。やっと家庭を持ち、子どもを授かったというのに・・です。


パパの育休についての座談会〜日本の現状と世界の現状


pixabay [CC0]


今、働き方が問われています。

先日、パパの育休についての座談会をしました。
日本の育休取得率はママが81.8%、パパは3.16%です。待機児童問題や女性の雇用促進のために育休を早く切り上げて働きに出るママが増えていることも気になるのですがパパの育休が全く増えません。

制度はあります。育児・介護休業法ができて育休はパパ、ママ両方が育休を取得すれば1年2ヶ月まで延長でき、所得補償は50%(上限20万)。でも、現実は代替要員がいない、個人の経済的損失、上司や職場の理解がないという理由で取りにくくなっています。子育て中のパパへのアンケートでは68・9%が育休を取りたいと願っているのに・・。

これでは帳面消しの制度を作っただけ。弱い立場のパパに何ができるというのでしょう?
行政の足りないところは現場への愛です。

福祉国家と言われる北欧はというと?
デンマークは産後実家に帰らないので32週の育児休暇をパパ・ママそれぞれ取ることが出来ます。所得補償も100%。それを取得すると育児グッズが支給され、90%のパパが取得します。子育てがその人のキャリアアップになるし、出産、育児は個人の問題ではなく社会の問題だから制度を整えるというスタンスです。

ノルウェーやスウェーデンは政治・企業・家庭が協力し合って政策を勧め、育休54週のうち6週はパパが取得しなければならないパパクォーター制を制度化しました。所得補償は100%。90%のパパが取得するそうです。父親の子育てに関わる権利を保障するものだそうです。夫婦ともに掃除洗濯などの家事ができるのは当たり前。子どももそれを見て育つという循環が生まれるとか。

私が視察に行ったオランダは世界1子どもが幸せな国と言われています。「子どもを社会の真ん中に」というスローガンで政治・企業・家庭が協議してワークシェアリングが整い、パートとフルタイムは同じ条件・環境で働けます。だから子育て中も両親が当たり前のように育休を取り、その後はお互いがパートでワークシェアして育て合っていました。公園にはパパ達がベビーカーを押して談話している姿が多く、ほほえましかったのを覚えています。


夫婦で家庭を築き、子育てに向き合える、そんな働き方を!


座談会では実際に勇気をもって育休を取ったパパ達が、取得する前、育休中、復帰後の体験を話してくれました。

「子どもが生まれて育てるという家族の一大事の時に一緒に経験したかった」
「クビを覚悟で上司に話した」
「育休は愛を形にする手段」
「授乳以外何でもやった。家事育児は自分で決断することが多く、黄昏泣きの時など何をしても泣き止まない時が一番つらかった」
「子育て中は孤立して妻と話したかった」
「子育てで、優先順位が明確になり、自分の人生を考えた」
「復帰した後、仕事のモチベーションが上がった」
「子育てして時間の使い方、タスク分析ができるようになり仕事に活かすことが出来た」
復帰後、育児短時間勤務中だが、効率よく仕事できるので仕事量は変わらない。残業は怠慢かも」
「上司の理解がありがたかった。自分も上司になった時に後輩にお返ししたい」
「復帰した時に上司から、早く仕事の遅れを取り戻すために人の何倍も働きなさい。と言われてがっかりした。こんな上司にはなりたくない」
「今からの企業はAIなどが普及して、どうでもいい仕事をしていたら失業するかも。逆にこれをチャンスにして生き方を変えて家庭を大切にする人が生き残る

などなど。

pixabay [CC0]


ちなみに日本の残業時間は28.1%。スウェーデンは1.9%。もともと週に17時間以上はフルタイムとみなされるのでパートという意識があまりないとのことです。

参加していた管理職の人からは「わずか数か月の育休で、その後何十年が変わるほどの優秀な人材になって帰ってくるのは会社にとってもウェルカムだ」といわれました。


パパ達は世の中の流れに翻弄されるのではなく、夫婦で家庭を築き、子育てに向き合い、仕事もできる現代の開拓者・ヒーローのようでした。会場には男子大学生が10人ほど参加を要請されて出席していましたが「彼女はいるけど、働いたこともないし、結婚や子育ては考えた事もなかった」「初め、つまらん話かなあと思っていたけど面白かった」と素直な感想を言ってくれました。

日本の若者は希望を持って働き、夫婦尊重し合って家庭を築いている見本が少なく、どう生きるかの問いかけをする機会も与えられていません。これは社会の大きな損失です。身を粉にして働いて収入を上げることが幸せにつながらないという事は感覚的にわかっています。でも自分で考えても何かが変わるとは思えません。ただ、レールに乗って行くだけです。

でも、身近なところに自ら意識改革をして誇りを持って仕事や生活をしているモデルがいたら憧れと共に、自分が変われば何かが変わるという希望が持てます。そんな若者を支援したいです。もう、そういう時期に来ています。


Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


ぴょんぴょんの「抗インフルエンザ薬、まだ信じてる?」

 最近のニュースで、「リレンザが・・」どうのこうのと言っていた。
内容は聞き逃してしまったが、リレンザはタミフルと同じく抗インフルエンザ薬で、吸入で服用される。
タミフルだけでなく、リレンザでも子供が飛びおりている。
なぜ子供たちは、抗インフルエンザ薬で飛びおりてしまうのだろう?
ずっと思っていた疑問を、自分のわかった範囲でまとめてみた。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「抗インフルエンザ薬、まだ信じてる?」

タミフルがインフルエンザ異常行動の原因?


テレビのニュースで、リレンザがどうのこうの言ってたけど。

ニュースってこれのこと?
毎年のお約束だよな。
「インフルエンザワクチンが足りませ〜ん、早く打ちましょう。」って始まると、
「インフルエンザがピークですよ〜」って不安をあおって、
その後にタミフル、リレンザ、イナビルで「子供が飛びおりた〜」って騒ぎ出す。


厚労省はこれまでもインフルエンザにかかった未成年者について、発症から2日間は1人にしないよう注意喚起をしてきた。」って言ってるけど、「タミフル飲んだ未成年者」と書けないところがつらいね。

よっぽど製薬会社がこわいんだろうなあ。

子供の飛びおりって、タミフルの出た当初から問題になってたよね。
なのに、まだ売れてるんだ。いつか、日本がタミフル買い占めて、アーミテージが喜んだってあったね。

ちげえよ。ラムズフェルド。スイスの大手製薬メーカー・ロシュの役員。

まあまあ、同じようなもんじゃん。

同じじゃねえ。ってゆうか、毎年何人もおかしくなってるし、死んでる子もいる。でも、ニュースになるのは、ほんのひとにぎりだろう。
タミフルの異常行動は、リレンザやイナビルにも当てはまるからな。

🔹2階のベランダから飛び降りる(足骨折)
🔹2階に走って行き、窓を開けて飛び降りた(足骨折)
🔹突然、部屋の中を走り出す(動き回る)
🔹興奮状態となり、意味のわからない言葉を言う
🔹無いもの(見えないもの)が見えて、おびえ泣く
🔹睡眠時、激しくうわ言をいったり、寝言を言う
🔹無意味な行動を繰り返す
🔹突然立ち上がって部屋から出ようとする
🔹人に襲われる感覚を覚え、興奮する

なんか、これ見ると精神がおかしくなってるみたい。

そうだな、向精神薬っていうか興奮させる薬に見えるよな。こんなコワイの、よく子供に飲ませられるな。

pixabay [CC0] 1 & 2


抗インフルエンザ薬の人体への悪影響!


ところで抗インフルエンザ薬って、ウイルスを殺すから効くの?

ちげえ。ウイルスって細胞内で増えるんだ。わんさか増えた後は、外の世界に出て行って、全身に広がる。そんときタミフルは、ウイルスが細胞の外に出られねえように、じゃまするんだとさ。

ふううん〜〜。なんか、いい薬のように聞こえるけどね。

細胞の外に出るには、膜を突破しねえといけねえ。そんときウイルスの持っている、ノイラミニダーゼって酵素が細胞の膜を溶かすらしい。そいつを阻害して膜が溶けねえようにすれば、ウイルスが閉じ込められるってわけだ。

ノイラミニダーゼ、ノイラミニダーゼ、ってなんかノイローゼって言葉に似てない?

おっ、なかなかするどいかも? 「ノイロ」ってつくのは「神経の」ってえ意味があるからな。
タミフルの神経症状とか連想するよな。


長いから「ノイちゃん」って略すけど、ノイ酵素は、ウイルスだけが持ってるの? そいつを阻害してもヒトには影響ないの?

おっ、おれもそいつが気になって調べてみたぞ。そしたら尊敬する浜六郎先生が、りっぱな論文を書いてらした。
オセルタミビル(タミフル)の害——主要な2タイプとその発症機序の考察(2)浜六郎

おおお、これ読むだけですべてわかりそうだ! 字が多いけど・・・

その中にこう書いてあっぞ。
ただし読みやすいように、無断で「ノイちゃん」に書きかえたが。
「ノイちゃんは、ヒトの細胞に存在するシアル酸を処理する酵素である。OCB(体内に入ったタミフル)は、インフルエンザ・ウイルスのノイちゃんだけでなく、ヒトのノイちゃんも阻害する。」
「ノイちゃんは、ヒトのどの細胞にも存在する酵素であり、細胞分化や細胞増殖、アポトーシス等の細胞減少と関わっている」

ノイちゃん阻害したら、ウイルスだけじゃなくてヒトにも影響が出るってことだよね。

まさにそう! ノイちゃん阻害によって、細胞が老化するって書かれてるぜ。
生き物みんな、もとは同じ。だから、ウイルスやっつけると、結局自分たちも同じようにやられちまう。農薬で虫を殺したり、除草剤で植物を枯らすことは、おれらを殺してることになるのよ。

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DNAレベルで科学的に検証〜赤ちゃんを“できるだけたくさん抱っこ”することで、人生をより幸福(健康)にする事ができる! “愛情が次の世代の愛情をもたらしていく”成熟した社会を実現するためには

竹下雅敏氏からの情報です。
 In Deepさんのここのところの記事がとても充実しているのですが、今回の記事は特に優れていて、見事だと思います。記事の内容は深く共感するもので、私にとって、未来の地球がこの方向に動けば良いのだがと思う内容そのものです。
 記事の中に出てくる、健康という言葉は、精神的、心理的健康も含められるとあり、記事の内容を素直に解釈すれば、赤ちゃんの時に親がたくさん抱っこすると、その子が生涯幸福であるための基盤を与えるということになるかも知れません。
 科学者たちの発見は、親との肉体的接触が遺伝子に影響を与え、“身体が根本的に変化”すると言うのです。“子供時代の苦しい経験、つらい精神的経験は「良くない変化」を与える”と書かれています。
 要するに、赤ちゃんが生まれたら“できるだけたくさん抱っこ”することで、その子の人生をより幸福(健康)にする事ができるというわけです。常識で考えれば当たり前のこの事が、研究者によってDNAレベルで科学的に検証されたというわけです。
 実のところ、私が望む成熟した社会とは、この事を誰もが認識し、子供を愛情深く育てることが実践される社会のことです。これは、今多くの女性が求めている社会進出や保育園の拡充とは真逆の思想です。“愛情が次の世代の愛情をもたらしていく”成熟した社会を実現するためには、ベーシック・インカムが不可欠ではないかと考えています。
 私の考える優先順位は、夫婦の愛、子供たちへの無条件の愛、友情、仕事を愛することです。これらのことを実現出来る社会こそが、成熟した社会だと考えます。
 神道で言われる夫婦和合、家内安全、五穀豊穣という理念は、このような意味合いで捉えられるべきだと思っています。それは、本来の意味での神道の世界観であり、宇宙や自然と完全に調和する道だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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赤ちゃんは「抱っこ」など肉体的接触を数多くされるほど「DNAが良い方向に変貌する」ことをカナダの研究者たちが突き止める。その影響は「その人の健康を一生左右する」可能性も
転載元)
2017年11月27日の米国科学メディアの記事より

赤ちゃんの一生の健康は、人生の最初の頃の「親との肉体敵接触」で決まる


今回は、カナダ最大の大学であるブリティッシュ・コロンビア大学の医学部が発表した(中略...)赤ちゃんをたくさん抱っこするのとしないので(肉体的接触が多いか少ないかで)、赤ちゃんの遺伝子に大きな差が出ることがわかった」

(中略)

親との接触の時間の差が、DNA の生物学的的な優劣と比例していた」

ということがはっきりと示されたというものです。

(中略)

他の動物類での実験などと照らし合わせた時に、「この子どもの時に生じる DNA の差異は、その人の健康に一生影響するかもしれない」というところにまで可能性が及んでいます。

つまりは、「自分の子どもをできるだけ健康にしたのなら、生まれてすぐの頃に、できるだけ肉体的接触をたくさんもってあげること」ということになりそうなのです。この「健康」には、肉体的なものだけではなく、精神的、心理的な健康も含められます。

(中略)

しかし現実として、特に最近の日本において、「子どもへの愛情の欠如」というようなものが増大しているようにも見えなくもない面はあります。

これは単純にデータの数値だけで語ることのできるものではないとはいえ、たとえば、日本の児童虐待の件数は、下のように過去 20年くらいで何十倍にもなっています。

日本の児童虐待の相談対応件数の推移(1990年-2014年)

(中略)

エピジェネティクス的に変転し続ける子どものDNA


(中略)

今年5月には、アメリカ・ノースウェスタン大学の研究者たちが、「子どもたちの DNA が《子どもの頃に過ごす環境で変化する》」ことを発見しています。

(中略)

子ども時代の苦しい経験、つらい精神的経験は「良くない変化」を与えることがフィリピンでの大規模調査でわかったというものでした。

ここでいう「変化」というものは、「曖昧なものではない」ということに注意していただきたいです。つまり、DNAの変化を伴っているわけですから、「その人の体が根本的に変化した」ということなのです。

こういう研究が今いろいろと出ていまして、結局、遺伝子科学が明らかにすることは、子どもに対して最も大事なことは「親や周囲の人間からの愛情」であり、そして今回のブリティッシュ・コロンビア大学の研究は、その中でも、

「生まれてすぐの赤ちゃんをたくさん抱っこすることが、その子どもの人生を健康にする最大の要点」

だということがわかったということになります。

(中略)

そして、これから赤ちゃんを生むことになるような方々は、赤ちゃんが生まれて最初に頑張ることはそれだけ、つまり「たくさん抱っこしてあげる」ということが、その子の一生の健康に最も影響することだと認識していればいいということなのではないでしょうか。

(中略)

ちなみに、過去記事の、

「革命」(3) – 革命的行動の最上位は「子どもたちへの無条件の愛」を獲得した社会に戻すこと
In Deep 2015/07/12

というものの中に、「死ぬほど愛されて育った子どもは、将来きっと同じように子に接する」というセクションがあり、まあ何といいますか、愛情が次の世代の愛情をもたらしていくというようなことを書いたのですが、このことは、「健康を次の世代にもたらしていく」ということでもあったのだなあと今思います。そして、その逆の社会は、「不健康を次の世代にもたらしていく」と。

(中略)

Holding infants – or not – can leave traces on their genes
ブリティッシュ・コロンビア大学医学部 ニュースリリース 2017/11/27

「乳幼児を抱っこするかしないか」は、その赤ちゃんたちの遺伝子に影響する

ブリティッシュ・コロンビア大学と、その小児病院研究所の新しい研究によると、乳児と親との密接な接触が、分子レベルで子どもに影響を与えている力を持つことがわかり、子どものその生物学的な影響は 4年後には出現していることも明らかになった。

(中略)

この変化は、遺伝子発現に影響を及ぼすエピゲノム(生化学的変化)に深く根づき、生涯にわたって影響を及ぼす可能性を示している。

(中略)

研究者たちは、5週齢の乳児の両親に、幼児の行動(睡眠、騒ぐ、泣く、摂食など)の日記を保管しておくように依頼した。その中には、親と子の身体的接触を伴う世話の時間も含まれていた。

そして、その子どもたちが 4歳半になった時に、(中略...)DNAメチル化と呼ばれるDNAの生化学的変化を調べた。

(中略)

研究者たちは、5つの特定の DNA 部位で、親との肉体的接触が高い場合と、肉体的接触が低い場合とのメチル化の「差異」が一貫して存在していることを見出した。

これらの部位のうち2 つは遺伝子内にあり、免疫系において役割を果たすもので、もう 1つは代謝に関与している。

(※訳者注 / 親との肉体的な接触が多い乳幼児ほど、4歳の時の免疫と代謝が良好であり、接触が少ないとその逆になる傾向がはっきりとしている)

(中略)

乳幼児の時により高い苦痛を経験し、親との肉体的な接触が少なかった小児は、「後成的年齢」を有し、(中略...)最近の研究では、後成的年齢は小児の不良な健康状態に結びつく。

(中略)

主任医師のサラ・ムーア(Sarah Moore)氏は以下のように述べた。

さらなる研究で今回の発見が確認された場合、体の弱い乳幼児たちのために、積極的な肉体的接触を提供することの重要性が強調されることになると思います

かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(33)社会の平和

かんなままさんの執筆記事第33弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(33)社会の平和
離婚をしたり、片親が亡くなってしまったり、一番弱く苦しんでいる立場の親子がいます。その子ども達が心に傷を受けないでしっかり育つことまで考えられるのが、本当にいい社会です。金銭的なサポートだけでなく、心のレベルのサポートができないと、成熟した社会とは言えないのです。

出典:「ぴ・よ・こ・と2」竹下雅敏(著)



離婚した外国籍の3人の子どもがいるママ


2016年の統計で日本は3組に1組の割合で離婚しているという衝撃の結果が示されました。でもこれは調査年の結婚数と離婚数を単純に比較した場合で実態ではありません。でも確実に離婚は増えており、ピークは30~34歳で、熟年離婚は40年前の10倍になっているそうです。

それぞれに深刻な事情があるでしょう。そもそも結婚しない方が良かったカップルもあり、それが傷になるのではなくお互いの幸せのためのステップならOKだと思うのですが、現実は厳しいものがあります。

外国籍の3人の子どもがいるママはパパと何度もやり直そうと話し合いを重ねて頑張ってきましたが離婚することにしました。でも、子どもと離れることは考えられません。子ども達もママがいいと言いました。

pixabay [CC0]


アパート探しも外国籍でひとり親というだけで貸してくれません。保証人が必要ですが日本人は誰も保証人になってくれません。「私は悪いことしません。誰も信じてくれない」と泣きました。

今までは大きくて素敵なお家に住んでいたのですが、やっと小さなアパートを見つけて4人で暮らし始めました。中古の軽自動車を買い、子ども達を育てるために朝から晩までパートで働き始めました。

手取りは10万ありません。児童扶養手当、住宅手当、医療費助成や就労支援などを受けながら、狭いながらも楽しい我が家でした。子ども達の洗濯物を畳むときも穏やかな幸せを感じると言っていました。

でも、子どもはまだ保育園と小学生。病気をしたり学校の出ごとで仕事を休む日も多く、理解してくれていた職場からも迷惑がられていきました。苦しいながらも将来の事も考えて高等職業訓練給付金を受けながら専門学校に入学して資格を取ることにしました。

「子どもが小さいからまだ無理だよ。相当な覚悟がいるよ」とアドバイスしましたが「今の生活から一日も早く脱出するために頑張りたい」と気持ちは揺らぎませんでした。自分のお店を持てば、仕事しながらでも子ども達が帰って来た時に家にいてあげられると思ったからです。

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