アーカイブ: 生き方

独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第32楽章 ドイツのお隣の国、オーストリアの塩の道、ザルツカンマーグート

昨日、健康ショップをぶらぶらしていたら、ある方が、お店の方に、
『トリファラとか、アマラキは、売っていないのか』と聞いていました。
お店の方は、わからないようでした。
私は、アーユルヴェーダのハーブであることがすぐにわかりました。
トリファラ、アマラキは、アーユルヴェーダのハーブですよと
お店の方に口添えしてみましたが、あまりわかっていないようでした。
私は、以前、インドからアーユルヴェーダのハーブを送ってもらおうと
オンラインにて注文しようとしたら、ドイツには、送ることができないと
言われてしまいました。
ドイツには、大きな製薬会社があるので、許可も難しいようです。
やっと、ドイツ製のアシュワガンダやイギリス製のトリファラが
健康ショップで売られはじめたくらいです。
(ですので、インドからのお話が非常に楽しみです・・)

第32楽章は、ドイツのお隣の国、オーストリアの塩の道、ザルツカンマーグート です。
(ユリシス)
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お塩の話


私は、ベルリンのオーガニックストアで、ヒマラヤのピンクソルトを
いつも購入
しています。他にスペイン産のヨード入りの大西洋の塩もあるのですが、
今の時代、もう海も怖いのかな・・と思い、岩塩の方がいいのかなと思っています。
そして、いつもアジアショップで、インドのスパイスも購入しているのですが、
最近、その中で、インドのブラックソルトというものを発見しました。
ブラックソルトとは? と調べてみると、興味津々となりました。
今では、食事にも、そして、お風呂にも入れて、硫黄温泉を楽しんでいます。
まみむさんの記事の最後にも書かれていましたが、塩を取ることは大事ですね。

ブラックソルト Author:FotoosVanRobin[CC BY-SA]


以前書いた記事
息子の野球観戦で熱中症になりそうになったとき、
塩おにぎりの一口で生き返った
という実体験からもわかります。

私は、子供を手塩にかけて育てているかも・・ということで、
ドイツのベルリンでも朝から塩まみれになって、おにぎりを毎日にぎっております。

この『手塩』は、室町時代にできた言葉で、本当は、
浄化する意味で食事のお皿に塩を添えた
そうなのです。
江戸時代になり、塩加減になったそうです。
本来の意味は、浄化なのですね。
子供を本当に浄化しながら、育てるためにも
ガヤトリーマントラの除霊と浄化の祈りが大切
ですね。
さらに、タカキウチュウノヒカリノヒメミコ様
唱えております。


日本では、首都圏などで、子供を手塩にかけて育てて、中学受験を
させている方も多い
かと思いますが、こちらの記事を読んで
スッキリしない
印象がありました。

貧困問題と難民問題がごちゃごちゃになっている印象と、
小学生に本質を伝えることができずに、間違った先入観を
持たせてしまう
問題があると感じます。

例えば、上記の記事から、取り上げてみると、

(問)難民に関連してのべた文として正しいものを、次の中から二つ選び答えなさい。

 ア 難民を保護するために、国際連合の加盟国は、助けを求めて自国に来るすべての人びとを受け入れる義務がある。
 イ イスラエルとパキスタンとの間では領土の主張などをめぐって争いが続き、多くの難民が発生した。
 ウ 近年、「ロヒンギャ」とよばれる人びとがミャンマーで迫害を受けて国外に逃れたことで多くの難民が発生した。
 エ 近年、シリアから逃れた人びとの多くは、政府が難民を積極的に受け入れているブラジルに渡っている。
 オ 「国境なき医師団」などのNGO(非政府組織)は、感染症の予防、安全な水の確保などをして難民を助けている。

(正解)ウ、オ

上記のイ ですね。
パレスチナのことを、パキスタンと故意にすることで、小学生の頭は混乱します。
また、パレスチナ問題は、1948年にイスラエルが強引に独立宣言したことが問題であるとはっきり教えるべきだと思ってしまいます。
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=150818

手塩にかけて子供を育てるためにも、親が本当の構造を
学びたいもの
です。
シャンティフーラの時事ブログを子供さんと一緒に読んでいれば、
このような問題も簡単に回答できる
のでは・・と思います。

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まみむのメモ(16)〈日本の風景〉


 今年はじめてのふきのとうをいただきました。てんぷらや、蕗(フキ)味噌など、油を使うとあく抜きしなくても程よい苦味が美味しく、健胃、解毒になり、ありがたい早春の恵みです。
(まみむ)
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まみむのメモ(16)〈日本の風景〉
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まぁ

蕗(フキ)は雌雄異株で雌花はぐんと45センチくらい伸びて綿毛になって種ができるけど、地下茎で増えるみたいだ。だから路地植えにしないとふきのとうができにくいらしい。
蕗は日本原産で、ウド、セリ、ミツバとともに数少ない日本原産の野菜とされている。


ふきのとう

蕗味噌


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むぅ

蕗はお野菜なのでしたね。すっかり野草の仲間と・・・。
昔の日本人はどんな食事をしていたのでしょう。


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みぃ

田舎のお年寄りが昔言ってたそうだけど、「やぶれおばぁの家へ行くより、秋山へ行け」というくらい、山が豊かだったんだよ。



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むぅ

や、やぶれおばぁ!!って表現がすごいですが、秋の山へ行けば、どんなものがあったのでしょうか?


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みぃ

きのこは色々な種類がいっぱいあるし、例えば香茸、松茸を筆頭にしめじ、くろっこう、平茸、ざざんぼう、ふなば、はつたけ・・・


きのこ


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メキシコ便り(32):㊗️AMLO大統領就任100日

 ロペス・オブラドール大統領、就任100日!もう、超スピードでメキシコ改革進んでいます。大統領、地球を1周しちゃいました!なんだか日毎にスピードアップしてる勢い💨。もちろん反対派は存在し、いろいろと大統領の邪魔をしたり嫌がらせをしたりしているのですが。。。なぜかいつもしょぼく失敗。しかもそれがメキシコ銀行相手だったり、ウォール街だったりするのですが、なぜかペソは安定を保ち大統領はうまく切り抜けます。現在ペソの価値はドルに対して4.7%アップ!メキシコ人の消費者信用度、史上最高のスコア120!100の公約のうち62コは、すでに実現済み!38コは進行中!反対派は、就任100日のスピーチに合わせ「イエローベストで大統領反対デモ」を目論んだようですが、人が集まらず見事に失敗!こんなフェイクなイエローベスト、や・め・て。。。フランス人に申し訳ない。。。毎日、大統領の話を聞いている国民は、もう騙されません。皆、大統領がどんなハートの持ち主か知っています。ゴミメディアがなんと言おうと全く効果なし!毎日16時間働く大統領が毎日とってもお元気。国民が不思議に思っています。で、とうとうある朝のプレス・コンファレンスで「そんなにお元気でいるために、何をしているのですか?」と質問が!大統領らしい答えがでました。そして別の日には、「大統領になってよかったことは何ですか?」の質問に、答えは完璧すぎる。。。そして胸がポッと熱くなる素敵なお話もシェア。完璧過ぎて非のうちどころがない大統領。
 就任100日報告スピーチの当日、とてもメキシコらしい一場面がありました。popoちゃんのぼやき?!悟り?!も混ぜて書いています。AMLO大統領に投票しなかったpopoちゃんの旦那さまは、こう言う。。。「もう一度、選挙があったら、絶対AMLOに投票する!」と。。。「AMLO大統領になってから、治安の心配がなくなった。」とも。。。実際にまだあまり犯罪数は減っていないのですが。。。すでにAMLO効果✨確実にメキシコ人に希望の光をもたらしているロペス・オブラドール大統領!わずか100日でこんなに結果がでるとは。。。あっぱれ!     
(popoちゃん)
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メキシコ便り(32):㊗️AMLO大統領就任100日

AMLO大統領、100日で地球一周しちゃったぁ〜!

 
㊗️ロペス・オブラドール大統領、3月10日で就任100日。そしてその働きぶりは止まらない。。。なんとロペス・オブラドール大統領、この100日で地球一周してしまったと!(El Chapucero 動画のナチョさんの兄弟、マウリシオさんのEl chapucero TODAYの動画内でEl Heraldo新聞の記事を紹介。)移動距離、計51,719,800km、すべてメキシコ国内の移動距離で、移動手段は普通の飛行機か車。海外はまだ、一切行っていません。ここファレスでもこの3ヶ月で、たしか2回大統領来てる!


確かに、12月1日に就任して以来、12月31日、1月1日のみお休みしただけで、あとほとんどの週末は休まず、必ずメキシコのどこかの街を訪問しているように思います。先日の大統領プレス・コンファレンスで、こんな質問が出ました。(動画下↓)

メディア:「大統領のものすごい働きぶりに、皆、大統領のお身体のことを心配してしまいますが、大統領はまったくお疲れの様子がなく、いつも大変お元気そうで、私たちは全く大統領の健康に問題がないことは知っています。そんなにお元気でいるために、一体、何をしているのですか?

大統領 :「はっはっは〜。。。(嬉しそうに笑う)私は健康で、そして幸せです。深い愛をもって国のために働け、様々なことを実行させてもらっているので幸せです。そして、自分自身と周りとのよい関係を保っているので幸せです。」

動画のみ使用。このツイーターさんの文はスルーしてください。彼は質問をした人を馬鹿にしています。おそらく反対派にお金もらってるBOT(ボットはスペイン語でロボットの意味、お金もらって暴言はいたり嘘ばらまく迷惑なツイッターのこと)

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ぺりどっと通信37 春眠

3月に入り、
少しずつ、春 来てます♪
(ぺりどっと)
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「春はあけぼの」

pixabay[CC0]

ではありますが、

「春眠暁を覚えず」

なのです。それほど、春は眠気を催してしまう季節!
それゆえ、動物たちも爆睡です。。。



大人パンダも脱力。。。


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ままぴよ日記 21

前回の続きです。
○○市の主な支援者、ママ達で「子育て隊」を作り、熱い思いを語り合い、みんなの気持ちを市長との懇談会の資料として出しました。

堅い提案書ではなく、私たちの想いが映像のように思い描けるように書こうと思いました。不思議なことに市長へ届ける資料ですが、神様に届けるような気持ちで愛をこめて書いていました。
(かんなまま)
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愛をこめた、市長への資料



将来の○○市は確実に人口が減り、高齢化社会を迎えます。それを支えるのは今の子ども達です。子ども達の育ちが○○市の将来を左右するといっても過言ではありません。まさに子どもは○○の宝です。

でも、現実は宝と言いながら経済成長を目指す大人中心の価値観の中で子どもの育つ環境が顧みられなくなってしまいました。子育ての伝承が途絶え、少子化と同時に子育ての孤立無援化が進み、産後鬱や虐待件数が増え続けています。又、目に見える問題は起きていなくても子育てに困難を感じている親が増え続けています。

pixabay[CC0]


子どもの姿も変わってきました。その子ども達が問題を抱えたまま成長して、小中学校で深刻な問題となり、いじめや不登校も増え、特別支援学級も増加しています。体力も1985年をピークに落ち続けています。おとなしくさせるためのメディア漬けが子どもの成長に深刻な影響を与えています。

もはや子育て力の低下、子どもの成長に関する様々な問題は個人レベルでの努力ではどうにもできないところに来ています。

今こそ、子どもの育つ環境を見直して社会全体で「親育ち、子育ち、関係育ち」を積極的に支援しなければいけない時代になってきました。

どんなに時代が変わっても子どもの育つ過程は変わりません。乳幼児期に欠かせないのは親との基本的信頼関係と愛着形成です。そして昔から子ども達は自然の中で群れて遊びながら成長してきました。四季折々の自然、葉っぱや水、動植物たちとの触れ合いが子どもの五感を育て、成長を後押ししてくれました。

デンマークのオーフス大学の研究で「子ども時代に緑の少ない場所で育った子どもは精神疾患のリスクが55%も高い」と報告されました。今やどこを見回しても子どもの遊ぶ姿がありません。遊ぶ場所が団塊の世代時代の100分の1に激減して、代わりにゲームが与えられました。密室で子ども達がどんな遊びをしているのか気づいている大人も少ないです。(親のせいではありません)

pixabay[CC0]


これは危機的状況です。
私たち子育て支援者は子どもの姿の異変を感じ、すぐに対策を取らないと間に合わないと思っています。

さて、○○市では何ができるのか?
国も同じ危機感を持ち、産前産後から18歳までの切れ目のない支援の必要性を感じて各市町村に子育て世代包括支援センターを設置することが義務づけられました。又、同時に我が町の子育て広場の老朽化の問題も出てきました。

子育て広場の建物は50年以上たっていますが、そこには安心して遊べる庭と四季折々の自然があり、子ども達がどんなに暑くても寒くても外に出たがり、しっかり遊んで帰ります。

全国的に子どもの外遊びが見直されてきていますが、この貴重な外遊びができる広場が激減しています。全国からの視察も多く、みんなからうらやましがられています。もうこの環境はお金を出しても作れないからです。

〇〇市会議員も任期最後の一般質問で、庭のある子育て広場がいかに子育て中の親子に必要かを話されました。私たちもこの包括支援センターを作る、子育て広場を移転するというタイミングで「子どもの育ち」に主眼を置き「どんな環境を作ってあげなければいけないか?」を提言したいと思います。そして、○○市の未来を担う子ども達の健やかな成長のために役に立ちたいと思っています。

●どんなことができるのか夢を描いてみました。
想像してみてください。
○○公園の中に子育て世代包括支援センターと子育て広場があったら?


まず妊娠したら母子手帳交付です。センターに手帳を受け取りに行ったら自然の中でたくさんの親子連れが楽しそうに遊んでいます。その情景を見るだけで将来の自分の姿を思い重ねて自然に子育ての概念が作られます。


そこの一室でマタニティセミナーが開催されます。子育て広場に遊びに来ている親子と交流することでお産の体験、産後の生活について生の声を聞けます。実際に赤ちゃんを抱っこさせてもらえます。この記憶は鮮明に残ります。ここでも子育ての概念が作られます。先輩ママにとっても自分のお産や子育てを振り返り、自分の子育てが認められたような気がします。

子育て座談会の「赤ちゃんサロン」も、妊婦さんとそこに遊びに来ている親子連れが一緒に参加して子育てのあれこれを実際に聞くことができます。

孤立無援は産直後から始まるので産前からの切れ目のない支援が必要です。特に母乳は産後2週間の指導で決まると言われているほど大事な時期です。退院後すぐに助産師による産前産後の訪問型母乳育児支援が始まり、全体的な産後ケアも同じ助産師が行います。

子育てに疲れていたらセンター内にデイケアもあり、ゆっくり休むことができます。その際、必要であれば赤ちゃんの一時預かり、ファミリーサポートの預かり支援も同じ場所でできます。なじみの場所で顔見知りの支援者がいるところなので親子ともに安心です。特に第2子以降の出産は上の子の預かり支援が不可欠です。支援者もその状況がわかっていて説明しなくても信頼関係が築かれています。

また、日常の広場ではたくさんの親子がいて仲間づくり、情報、学習の機会があり、子ども達も様々な人の中で育ち合いをします。
そこにいるスタッフの質はとても重要です。お母さんの関係をつなぎ、寄り添えるスタッフです。継続的な人材育成も大切なことです。

又、スタッフと信頼関係ができると親からの相談が増えます。親子の様子を継続的に観察できます。関係機関との連携もあり、必要を感じたらつなぐこともできます。身近なストレスが解消されることで孤立化、産後鬱、虐待の予防になり、数値で表されませんがその効果ははかり知れないものになります。

子どもは外遊びが大好きです。エネルギーを持て余した子どもが外で遊び、自分の5感を育て、情緒も安定します。メディア漬けで子どもの成長が阻害されることを防ぎます。赤ちゃんがいるお母さん方は室内で赤ちゃんを預かってもらい、上の子を外で思いっきり遊ばせたいと思っています。そうすることで家に帰ってもご機嫌で、よく食べ、ぐっすり寝て健全な成長につながります。親子のストレスが激減します。公園では幼稚園、小学校の放課後も日常的に自由に遊べる場も提供します。


そして全員に親育ちセミナーを受ける機会が与えられて積極的な親育ち支援をします。その際セミナーを受講したり、子育て広場に遊びに来たら特典がもらえる「子育てポイントカード」を作り、参加していない孤立した親子も把握できるようにします。家で子育てしているママのための子育て応援ポイントも付けます。

このように産前産後の親育ち子育ち支援をワンストップで行えるようにします。そしてその支援をコーディネートする人がキーマンであり重要です。諸外国では子育て支援をする人の質がとても重要だと言われています。子どもの育ちを知り、現状を理解してどんな親でも受け入れられる人でなければいけません。そこにどんな人がいてどんな見守りをしてどんな声掛けをするかが大きく影響するからです。

実際、お母さんたちは何を具体的に相談していいのか?どこに行ったらいいのか?知りません。子育ては個人的な問題なので自分がすべてをしなければならないと思わされています。

子育ては一人でできるものではありません。「そこに行けば何とかなる!」という場所があれば、経験はなくても子育てを乗り切ることができます。そして一緒に学びあい育ちあう仲間ができます。又、産後鬱、虐待、発達支援などの心配があればすぐに関係機関、産科医、小児科医と連携して支援します。

今や個別の機関がバラバラに支援していても追いつきません。実際、支援センター、子育て広場が市内に4か所あるのですが、それを利用している人は全体の3割くらいです。必ず訪れるという人の流れを作るのは大切なことです。館だけ作っても当事者に支援が届かなければ絵に描いた餅です。

基本理念は子どもの権利条約です。子どもが主役。すべては子どもの幸せのために!子どものための施策、施設を作るときは子どもの最善の利益を考えて作るという理念です。子どもは発言できないので子どもの立場に立ったアドボガシーが必要です。

※今後、子育ての現状を理解して何を支援すべきか?何ができるか?を行政と子育て支援者、当事者が一緒に協議する体制を作る。すべては子どもの幸せのため。住んでいる人が幸せになる街になるように!』

という資料を事前に渡しました。他に子育ての現状と課題は資料を添えて作り、発達支援に関しては他市の先進的な取り組みも報告しました。

これを読んだ市長は早速、副市長、担当部長、子育て支援課長、母子健康課長を引き連れて私たちの広場を見に来てくれました。当日は60名の来場者があり、子ども達が楽しそうに遊んでいました。庭や森も実際に見て回られました。「気持ちが変わった」と告げて帰られました。

pixabay[CC0]


さて、今回の子育て隊の話し合いにはママ達もたくさん参加しました。子どもがいるので無理をしなくていいよと言ったのですが「こんなにたくさんの方が自分たちの子育てを本気で支援しようと頑張ってくださっている姿を見るだけで勇気が出ます。話の内容が深くてこの場にいるだけで学べます」と言ってくれました。きっとこのママ達が次の世代の支援者になってくれるのでは?と思いました。

懇談会の当日、みんなが気持ちを一つにして話しました。市長からもいろいろ質問が出ました。「これからもこんな会を続けて一緒に考えていきましょう」ということで閉会になりました。

その後、どうなるのかわかりません。でも当日参加したママから

「みんなと情報を共有しながら考える中で子育て環境は与えられるのではなく変えられるということを知りました。自分が子育てに専念している間もたくさんの方が支援してくださっている事がわかって感謝しかありません。ワンオペ育児中の私ですが手は足りなくても皆さんから知恵をいただき、心が安心感で満タンになり寂しい子育てにならずに済んでいます。この町に住むすべてのママが、子育てという長距離ドライブを安心してスタートでき、道に迷った時は道案内をしてもらったり一休みできたり、心の給油やメンテナンスができるような子育てのサービスエリアができたらいいなと思いました」

というメールをもらいました。

きっとみんなで作り上げる過程そのものに意味があるのだと思いました。


Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
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