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里山Ubuntu通信:19日目  Internet Explorerの「お気に入り」をFireFoxに取り込む

Internet Explorerの「お気に入り」をFireFoxに取り込む
ブラウザにはよく参照するサイトを登録する機能、ブックマーク(Internet Explorerでは「お気に入り」)があります。Ubuntu上のFireFoxは快適ですが、また一からブックマークを登録すると考えるとちょっとうんざりしますね。今回の記事は、Internet Explorerのお気に入りをUbuntu上のFireFoxに取り込むという、ちょっと魔法のような手順をご紹介します。この手順は、前回作成したWindowsとUbuntuをつなぐ「共有フォルダ」を利用するので、それを登録してからお読みください。

Windowsでの作業


WindowsでInternet Explorerを起動します。
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メニューバーの「お気に入り」の内容を確認します。ここで表示される内容をUbuntuのFireFoxに引っ越します。
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Windows用Firefoxのインストール


「お気に入り」の引っ越しを行う方法は複数ありますが、本記事では、Windows上のFireFoxを経由する方法を説明します。Internet Explorerは、Windows専用ですが、FireFoxは、Ubuntuだけでなく、Windowsにも対応しています。FireFoxダウンロードのサイトを開きます。
開いたら、力強く「無料ダウンロード」をクリックください。
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ダウンロードしたファイルを「実行」します(Windowsのいつもの手順です)。
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インストーラの画面が表示されましたら、「インストール」をクリックします。
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ファイルのコピーなどインストールが始まります。
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途中で、「設定移行ウィザード」が表示されます。画面のように"Microsoft Internet Explorer"をチェックして、「次へ」をクリックします。
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里山Ubuntu通信:18日目  Windowsとファイルを共有する

Windowsとファイルを共有する
前回の記事で、Ubuntu上のブラウザ、FireFoxをご紹介しました。Ubuntu村への引っ越しが、ぐっと現実的になった方もいらっしゃるのではないかと思います。Ubuntu村は魅力的ですが、(今は)何もありません。「Windowsシティで作ったものを持って行ければなぁ」と思いますよね、それができるんです。ということで、今回は、Windows環境と仮想マシン上のUbuntuをつなぐ、「次元ポータル」、ならぬ「共有フォルダ」について説明します。少し長いですが、頑張っておつきあいください。

「共有」について、具体的に何をどう共有するかというと、「仮想マシンを動かしているWindowsパソコン上のフォルダを「仮想マシン」で共有できるようにします。そうすると、仮想マシンにインストールされたUbuntuで必要な設定を行うと、あら不思議、Ubuntuの中から共有されたWindows上のフォルダが読み書きできる、というわけです。

準備


早速手順を順に説明しますが、まずは、Windows上に共有するための場所(フォルダ)を作成しましょう。

どこにどんなフォルダを作成しても良いのですが、ここでは、Windowsのユーザフォルダ(C:\Users\ユーザ名)の下に"UbuntuPortal"という名前のフォルダを作成することにします。私が作業しているパソコンは、"toshi"というユーザ名でログインしていますので、「C:\Users\toshi\UbuntuPortal」となります。これはWindows上の操作ですが、一応エクスプローラー画面を添付しておきます。

(1) エクスプローラで自分のユーザフォルダを開く

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(2) 「新しいフォルダ」のボタンを押すと、「新しいフォルダ」が作成される

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(3) フォルダの名前を「UbuntuPortal」に変更する

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以上で準備は完了です。

「共有フォルダ」の登録


"Oracle VM VirtualBoxマネージャ"を起動します。右下に「共有フォルダ」という項目があります。この「共有」は、Windowsと仮想マシンの間の共有を意味しています。最初は何も登録されていないので、「なし」となっています。

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里山Ubuntu通信:17日目  Ubuntuの初期設定

Ubuntuの初期設定
今回は、仮想マシンにインストールされたUbuntuの初期設定を行います。これが完了すると、Firefoxというブラウザを使ってネットサーフィンや動画の再生ができるようになります。

「システム設定」を起動する


仮想マシンを起動して、ログインします。デスクトップ画面が表示されましたら、左下の歯車のアイコンをクリックして、「システム機能」を起動します。

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システム設定の画面が開きます。

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「システム設定」は、Windowsの「コントロールパネル(カテゴリ表示)」に似ています。基本的には、デフォルトの内容で問題ないのですが、「サウンド」と「日本語入力」について、以下の手順を実施ください。

(1) サウンド機能の確認


「システム設定」を開いた状態で、「サウンド」のアイコンをクリックします。

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右下に「テスト」というボタンがあるので、それを押します。

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「アナログ出力のスピーカーテスト」というウィンドウが開きます。

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「左」と「右」のボタンをそれぞれ押して、英語の音声("front left", "front right")が聞こえればOKです。

(1)で音が聞こえなかった場合の対処法

もし、聞こえず無音の場合、仮想マシンの設定を変更することにより問題の解決を試みてください。その方法を説明します(音声が聞こえている方は読み飛ばしていただいて結構です)。
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里山Ubuntu通信:16日目  仮想化環境のUbuntuを起動する&アップデートの方法

仮想化環境のUbuntuを起動する&アップデートの方法

Ubuntuを起動する

前回は仮想マシンへのUbuntuのインストールについて説明しました。果たして正しくインストールされているか確認してみましょう。おなじみの"Oracle VM VirtualBoxマネージャ"を起動し、緑色の矢印「起動」をクリックします。

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あるいは、仮想マシン名をダブルクリックしても起動することができます(VirtualBoxマネージャではこのように同じ操作を行う複数の方法、ショートカットが存在します)。

仮想マシンのウィンドウが開き、下図のようなログイン画面が表示されればインストール成功です。

キャプチャ
インストール時に指定したパスワードを入力してログインすると、デスクトップが表示されます。

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画面の左にアイコンが並んでいますが、これらはUbuntuのアプリケーションに対応し、アイコンをクリックするとアプリケーションが開きます。また、アイコン以外のアプリケーションを起動すると、そのアプリケーションのアイコンが追加されます。Windowsのタスクバーが画面下から左に移動した感じです。実行中のアプリケーションのアイコンを右クリックで固定することもできます(Windowsにおけるピン留めです)。

起動したUbuntuを終了するには?

安全にUbuntuをシャットダウンさせる方法については、以前の記事「最初に知るべきことは終わり方」をご参照ください。
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里山Ubuntu通信:15日目  仮想化環境へのインストール(4)

仮想化環境のインストール(4)
前回の記事では、作成した仮想マシンにインストールDVDをセットする方法が2つあること、その具体的な手順について説明しました。あとは仮想マシンに電源を入れると、インストールDVDが読み込まれて、Ubuntuの(仮想マシンへの)インストールが開始します。今回の記事では、方法1(ISOファイルを指定した場合)のインストールについて、説明します。

仮想マシンの起動

下の画面で、手順の解説用に「1604-1」という名前の仮想マシンを作成しました。この仮想マシンは、方法1の設定が登録済みです。メニューから、「起動」「通常起動」を選択します。これは仮想マシンの電源を入れる操作に対応します。

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仮想マシンが最初に実行されるとき、VirtualBoxマネージャは定義された内容に従い、作業用の領域の確保など準備を行います。そのため少し時間がかかります。しばらくすると、VirtualBoxマネージャの他に新しいウィンドウが開き、下の画面のようになります。

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この右側のウィンドウは、実際には存在しない仮想マシンのディスプレイです。「Ubuntuを体験する」の回のときと同じ画面が表示されています。注意すると、左にあるVirtualBoxの画面の右上に同じ画面が小さく表示されていることに気がつきます。これはいわゆるプレビュー画面で、仮想マシンのウィンドウと連動して同じものが表示されます。

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