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[森永卓郎氏×吉野敏明氏] 正しい診断と保険診療の限界、新型コロナワクチン接種後の体調の異変、そしてメディアの異様な沈黙

 少し前の動画ですが、森永卓郎氏と吉野敏明氏が、かなり突っ込んだ対談をされていました。
 初めに、森永先生の病気の経過を語っておられました。最初にCT検査で、冠動脈という太い血管の周りにモヤモヤが見られたので、がんから浸潤してきたものに違いないという判断のもと、PET検査をやると光ったのは胃と膵臓だけだったため、原発は胃か膵臓だと判断されました。しかし胃も膵臓も病変は確認できないまま、それでも「膵臓がんの余命4ヶ月」と診断されてしまいました。腫瘍マーカーは正常値、ご自身は元気なので納得できない森永先生は、複数のセカンドオピニオンを求めましたが、結局10人くらいの医師が全員「膵臓がんのステージ4」と診断を下し、2023年末に抗がん剤を打つことになりました。
ところがその抗がん剤が合わなくて急激に体調が悪化し、「本当に三途の川が目の前に見えた」。なんとか復調し、免疫の活性量が普通の人の5分の1くらいに落ちていたので「治療できる体に戻すために入院した」そうです。
 そこで「血液パネル検査」で80種類くらいの遺伝子の検査をしたところ、膵臓がんの場合は95%の確率で変異が見られるのに、なんと遺伝子変異が一切なかったという衝撃の事実が判明します。つまり95%の確率で膵臓がんではなかったのです。この新たな検査結果によって、医師たちは全員「原発不明がん」と診断名を変えました。
 吉野敏明先生によると「血液パネル検査」などの遺伝子を使う検査は保険適用ではないことがあるので、保険診療の病院では診断が覆ることはまず無いそうです。自由診療で別の(正しい)判断を下すと「向こうと連絡が取れなくなる」「他国では科学的に認められているけれども日本では認められていない治療(自由診療)をやっているところは、保険診療からすると非常に困るシステム」だという事情を話されました。例として、かつて小泉内閣時代に公明党から初代厚労大臣になった坂口力氏のエピソードが語られます。坂口大臣が現役だった頃、大腸がんで「もう無理だ」と言われる状態になったそうです。しかしそのことは伏せて、「免疫療法」という自分の血液を取って、がんを駆逐する細胞を培養して身体に戻す治療をして「結論から言うと、治してしまった」そうです。けれども現役の厚労大臣が保険診療をしないで完治したとなると非常に都合が悪いため「無かったことに」なったそうです。
 さらに驚いたのは、森永先生がそもそも体調不良になられた原因を新型コロナワクチンだと認識しておられたことでした。「因果関係のなんの証拠もないので主張はできないが」としながらも5回目を打った後に異変が起こったそうです。森永先生は書いてはいけない「123便」と同じ覚悟で語っておられるようでした。
 「今回のワクチンは一体何で、どういう効果があったのかという検証を一度やりましょうよ」とあちこちに提案したそうですが、メディアが完全に沈黙していることに「すごい違和感がある」と述べておられます。
(まのじ)
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【森永卓郎氏対談③】日本政府がひた隠しにする癌と例のアレのお話
配信元)


メキシコ便り(133):次期大統領選挙でメキシコ史上初の女性大統領(モレナ党)が大勝利!(後編) ~クラウディア・シェインバウム次期大統領とロペス・オブラドール大統領の今後

 さて、前回のメキシコ大統領選挙のレポートの後編です。今回は、クラウディア・シェインバウム氏の簡単なご紹介、ロペス・オブラドール大統領との関係、今後のロペス・オブラドール大統領、popoちゃんのモヤモヤ独り言(長編)、最後にベテラン・ラテンアメリカ・ジャーナリストの伊高浩昭さんが出演され、メキシコ次期大統領についてお話されている動画を!今回、初めて伊高さんの存在を知ったのですが、このお方、元共同通信社のお方で50年間ラテンアメリカの取材、研究をやられているだけあり、本物ジャーナリストです!最後の動画、最初の30分はメキシコ次期大統領のこと、政策、今後の問題など話されていますので、お時間のある方は是非!メキシコの治安の悪さだけを誇張し報道する日本の大手のジャーナリストとは大違いです。
(popoちゃん💖)
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メキシコ便り(133):次期大統領選挙でメキシコ史上初の女性大統領(モレナ党)が大勝利!(後編) ~クラウディア・シェインバウム次期大統領とロペス・オブラドール大統領の今後

クラウディア・シェインバウムとは


メキシコ史上初の女性大統領クラウディア・シェインバウムは、エネルギーや環境、持続可能な開発に関する論文を100本以上と2冊の著書を書いた科学博士父は科学技術者、母は生物学者でUNAM大学の名誉教授。兄弟は物理学者という学者一家。(Wikiより)

クラウディア・シェインバウム次期大統領のツイート:我々は再び歴史を刻んだ。
3500万以上の票、ありがとう!


父方の祖父母はリトアニア人


シェインバウム氏はユダヤの家系の出身。おじいさまのストーリーがすごい!リトアニアで共産主義者として活躍していた父方の祖父は、リトアニア・ソビエト戦争後、3年間投獄に。当時、リトアニアはロシア帝国におけるユダヤ人の政治・労働活動の中心地だったそう。その後、兄弟と共に1920年代にリトアニアからキューバに移住し、キューバの共産党PPCに入党。が、まもなく好ましくない外国人としてメキシコ行きの船に乗せられ強制送還。その後、兄弟はメキシコの共産党PCMに入党。が1930年に労働争議で逮捕され投獄。二人は再び国外追放に直面。シェインバウム氏の祖父の兄弟は国外追放されましたが、祖父は地元当局にメキシコ人として名乗り国外追放を免れたらしい。😱(Jacobin)

この運命すごくないですか?popoちゃんは、この大統領選でシェインバウム氏の祖父のストーリーに一番強い感銘を受けました。もしあの時、シェインバウム氏の祖父がメキシコから国外追放されていたら、今のメキシコの歴史は大きく変わっていたことになります。😱


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パワハラ疑惑で死者まで出した斎藤元彦兵庫県知事、そして迂回献金疑惑で追い詰められる大石賢吾長崎県知事のいずれもが維新系新人知事 / 首長を政党ではなく人物と背景を見て選ぶ時代に

 政治アナリストのチャオ氏が興味深い指摘をされていました。今、大問題になっている斎藤元彦兵庫県知事、そして迂回献金問題が報道され始めた大石賢吾長崎県知事の、いずれも維新系新人知事の不祥事だというものです。政党の相乗り選挙によって見えにくくなっていますが、いずれの知事も自民党が分裂し、片方の陣営に維新が推薦をする形で当選しています。
 連日報道されている斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ、贈収賄、公職選挙法違反の疑惑の数々は目を疑うような独裁的なもので、ついに県民局長が「死をもって抗議する」という事態に発展し、辞職を勧めた副知事の進言にも耳を貸さず、居座る知事の責任を副知事が取って辞職するという異様なことになっています。そして自民党さえ見放した斎藤知事を擁護しているのが維新の県議団と見られています。
 大石賢吾長崎県知事は、国会質疑で般若心経を唱えメディアに「あんた頭悪いね」と暴言を吐いて有名になった谷川弥一前衆議院議を後ろ盾に立候補し、維新の推薦を得て、全国最年少知事として当選しました。当選直後から郷原信郎氏や上脇博之教授が迂回献金疑惑を指摘し、公職選挙法違反の告発をされていました。
チャオ氏は「この後に及んでもなお自民党県議団が、もしも大石知事を守るような対応をした場合は検察の心証も相当悪くなるだろう。(中略)さらに、今年1月の谷川弥一元衆議院議員の裏金問題からの反省に何も自民党長崎県連の皆さんは、何も学んでいないという事になる」と指摘しています。また、ニュースサイト「ハンター」は、「この政党(維新)は、議員も知事も『粗製乱造』のようだ。」と刺しています。維新は自民の受け皿にはなりません。
 地方自治体の首長選びを政党に任せてしまうのではなく、県民・市民が候補者の人物や背景をしっかり調査して投票する時代になりました。兵庫県、長崎県は近々、知事選があるかもしれません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ついに自殺者|斎藤元彦兵庫県知事の土壇場
引用元)
今年3月、兵庫県の前西播磨県民局長W氏が斎藤元彦知事のパワハラ、公職選挙法違反、贈収賄などの疑惑を内部告発。それに対して兵庫県が「口封じ」のためとしか思えない停職の懲戒処分を課した。そのW氏が、7月7日にW氏が兵庫県内で自死していたことがわかり、大きな社会問題となっている
(中略)
斎藤知事は、2021年の兵庫県知事選で、維新や自民党の裏金議員・西村康稔前経産相らの支援を受けて当選した。知事の疑惑を追及する百条委員会の設置を巡っては、自民党などの賛成多数で可決された一方で、維新は反対に回っていた。
(中略)
斎藤知事と同様に、維新の県議も危うさが漂う。それでも同党の門隆志県議はXにこう投稿している。《百条委員会の設置に反対した一番の理由は百条委員会は職員に過度なストレスを与える為です》――W氏に過度なストレスを与えたのは、斎藤知事であり、維新ではないのか。

ハンターでは大石賢吾長崎県知事の公職選挙法違反疑惑も報じているが、大石知事を支援したのも維新。この政党は、議員も知事も「粗製乱造」のようだ
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配信元)
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長崎“最年少知事”に「政治とカネ」問題 286万円迂回献金疑惑に「発言控える」40回【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2024年7月18日)
配信元)

メキシコ便り(132):次期大統領選挙でメキシコ史上初の女性大統領(モレナ党)が大勝利!(中編) 〜popoちゃんの旦那さま、投票所のボランティアスタッフに!

 前回に続く中編です。前回は政府による投票結果、6年前の大統領選との比較、モレナ党の名前の由来の噂などお伝えしました。今回は、ひょんなことからpopoちゃんの旦那さまが投票所のボランティアスタッフをすることになり、その際、感じたことをまとめてみました。最後にちょっと笑えるエピソードも!日本では、どのように投票所がなされるのか知りませんが、メキシコはまさに国民による国民の選挙だなと感心したpopoちゃんでした!
(popoちゃん💖)
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メキシコ便り(132):次期大統領選挙でメキシコ史上初の女性大統領(モレナ党)が大勝利!(中編) 〜popoちゃんの旦那さま、投票所のボランティアスタッフに!

popoちゃんの旦那さま、投票所のボランティアスタッフに!


popoちゃんの旦那さまが今回の選挙で、ボランティアスタッフとしてお手伝いすることになりました。きっかけは前回の投票に行った際、スタッフ不足のため投票所を早めに閉めるかもしれないと聞き、「それはまずい!」と旦那さまは急きょその場でお手伝いをすることに!

そのためか今回の選挙の1ヶ月前くらいに、ご担当の人がpopoちゃん家に突然現れ、今回正式にボランティアスタッフになってほしいと懇願。旦那さまはそのために、選挙投票日の3週間前くらいの日曜日に3時間の研修を受けました。

左2冊は「投票所スタッフへの指示」INE(選挙管理委員会)出版、本各99ページ。右1冊「メキシコにおける民主主義の岐路」チワワ大学出版 169ページ

上写真の真ん中の本の
中身はこんな感じ
様々なルール、良い例、悪い例など

ボランティアスタッフは選挙投票日の朝7時に投票所集合。投票所は毎朝、ワンコのお散歩にいく公園(徒歩5分ほど)だったので、popoちゃんもワンコもお散歩がてら旦那さまと一緒に行きました。そこには30名ほどのボランティアスタッフがオンタイムで来ていた上に、3分の2は若い人たちでびっくり!

旦那さまがお手伝いした投票所
夕方6時くらい
ファレスは6月が真夏
最高気温は毎日40度前後
よくがんばりました!👏👏👏

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金融システムについて語るキンバリー・ゴーグエンさん『最近話題になっているのは、金本位制に移行すれば生活が劇的に変わると約束する噂です。しかし、その答えは「絶対にノー」です。』

竹下雅敏氏からの情報です。
 キンバリー・ゴーグエンさんの2024年7月5日の情報です。金融システムについて話しています。
 “最近話題になっているのは、金本位制に移行すれば生活が劇的に変わると約束する噂です。しかし、その答えは「絶対にノー」です。実際に生活が変わり、食品などの価格を下げるためには、資産ベースの取引システムに移行し、デリバティブシステムから離れることです。これにより、日常的に使うものの価格が不必要に上昇することが抑えられます(4分14秒)”と言っています。
 2022年4月27日の記事で、ロシアの最も重要な経済学者の一人で「参加国の通貨を指標とした新しい合成貿易通貨を提案」しているセルゲイ・グラジエフ氏を紹介しました。
 ドルに変わる新しい世界経済システムへの移行の第一段階は、二国間通貨交換に支えられ、ドル、ユーロ、ポンド、円の代わりとなるのが、自国通貨と金であるということでした。
 移行の最終段階は、国際合意によって設立される新しいデジタル決済通貨で、バスケット内の各通貨の比重は、各国のGDP(購買力平価ベースなど)、国際貿易のシェア、参加国の人口や領土の大きさなどに比例させる。
 こうした拡張バスケットに基づく通貨単位は、数学的に高い弾力性と安定性を示したということでした。
 キンバリーさんは、“彼らの理論では、米国財務省通貨などの新しい通貨を導入し、連邦準備制度のドルを置き換えようとしています。どのグループが何を進めているかによって、提案される通貨はさまざまです。経済や通貨の変更は一夜にして起こるものではなく、世界中の国々や人々に害を及ぼさずに実行するには時間がかかります。BRICSの国々が、一部のオペレーティブたちの指示でドルから離れようとしていますが、これを主導しているのがロスチャイルド家です(5分50秒)”と言っています。
 空気から「お金」を作り出し、それを国家に貸し付けて「利息」を得ることで、中央銀行の株主が「利益」を得るという今の金融システムは、あまりにも不公正なので、米国財務省通貨などの新しい政府通貨に置き換える必要があります。
 その際、発行される通貨は「資産ベースの取引システムに移行」するために、GDPや取引所で取引されている主要商品(金などの貴金属、卑金属、炭化水素、穀物、砂糖、水などの天然資源)に裏付けられている必要があります。また、女性の家事・育児などをGDPに組み込むことも重要でしょう。
 またキンバリーさんは、“しかし、世界経済を急ブレーキで止めることはできませんし、それが中国をリーダーにすることもありません。それがロスチャイルドの計画の実際のところですが、それは起こりません。むしろ、それによって世界中のほぼ全ての銀行の資本準備が壊滅的な打撃を受けるでしょう。結果的に、銀行システムが崩壊し、その資産をわずかな金額で買い戻す計画があるようですが、その動かし方を見ると金融について全く理解していないことが明らかです。それは、全てを焼きつくしてしまうでしょう。その結果、皆が無価値な紙を手にすることになり、パン一斤がどの国でもおそらく1万ドルほどになるでしょう(8分17秒)。…率直に言って、私が存在しなかったとしても、彼らは失敗するでしょう。しかし私がいることで、彼らがどの通貨を選んでも、私たちがその通貨を金融システムに登録すれば問題はありません。私たちは地球のM1通貨の管理者だからです。ここから債券や負債、通貨などを発行することができ、彼らの行動を修正するのに15から20分で済みます。なので、この種のことについては全く心配していません(12分3秒)”と言っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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QFSは量子金融システムなどではなくオラクル社のシステムだった|IMF(国際通貨基金)の欺瞞|07/05/2024 UNN 世界情勢レポート 【要約】
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