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[れいわ新選組] 参議院議員選挙の東京選挙区の候補は山本ジョージ氏 〜 「弱者排斥大国日本」を「生きているだけで価値のある日本」に変える即戦力

読者の方からの情報です。
 れいわ新選組から、次期参議院議員選挙の東京選挙区に立候補予定の山本ジョージ氏の紹介がありました。山本太郎代表は「元々、国会議員です。逮捕されています。刑務所入ってます。その中で様々な問題に直面し、それを解決することを第二の人生に決めた方」と端的に語りました。
 3:40からは、最年少の東京都議会議員当選をスタートに順風満帆の議員歴を自己紹介されています。2000年2期目の衆院選前後に秘書給与詐取事件が報道されるようになり、当選後に東京地検特捜部に呼ばれ、スピード逮捕、実刑判決に至ります。ジョージ氏はご自身の「傲慢」への戒めとして控訴せずに入獄を選んだと語っています。佐藤優氏の「国家の罠」の中に当時の検察の感想がありました。"「秘書給与でカツラを買っているなんていうのは全く嘘だし、山本さんが個人的に使ったカネなんてないんだぜ。カネは全部事務所の運営のために使っていたんだ。マスコミはひどいことばっかり書いて、気の毒だったよ」「でも実刑になったんだろう」「そうだよ。検察庁は実刑になるとは予測していなかったんだ。あの判決は意外だった。(中略)こっちとしては山本さんは上にあげると思っていたんだが、呑み込んじゃったね」「高裁に行ったら執行猶予をとることができただろうか」「できたと思う。この山本事件で(中略)国会議員の秘書給与に対する見方が変わった。そういう意味で『時代のけじめ』をつけたんだよ」"というくだりがありました。
 7:35からは獄中での体験談です。"刑務所の塀は「悪党」から私たちを守ってくれていると思っていた。ところが中にいる人の多くは高齢者や様々な障害を抱えた人で、人生のほとんどを被害者として生きていた。冷たい厳しい社会から逃れて塀の中に避難している人々だった。"
彼らの世話係を刑務作業で務めたジョージ氏は出所後、本来であれば福祉的な支援が必要な人々の実態を国に伝えて改善する活動に奔走しました。23:32〜28:26には、ジョージ氏の目覚ましい活動と成果が具体的に紹介されています。
 しかしジョージ氏は(13:25〜)「焼け石に水というか、ますます過酷な社会になっている」現実に対し、単に福祉政策の見直しや刑事司法の見直しという域にとどまらず「国のあり方、社会のあり方そのものを変えていかなければならない」という思いを強くしていました。
 その矢先(14:17〜)、コロナ禍にあって全身にガンの転移が見つかります。幸いなことに今では治療が功を奏してガンは消えたそうですが、高額療養費負担増の問題には「刃物を突きつけられたような恐怖を覚えた」と語り、「政治というのは有無を言わせず人の生きる権利を縮小させたり、剥奪したりする」、ここでも社会的弱者の立場を目の当たりにする体験をされました。
 山本太郎代表は、れいわ新選組旗揚げの時から山本ジョージ氏に白羽の矢を立てていたそうですが、まさに今、時代に呼ばれるようにジョージ氏は応じられたそうです。残りの人生を賭けて「弱者排斥大国日本」を変える即戦力となる、れいわ新選組らしい候補者です。
(まのじ)
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【6月16日速報】この男の覚悟、本物!スゴすぎる経歴の持ち主が現れた!!!話を聞けば聞くほどこの人しかいないだろ!!【れいわ 山本太郎 国会 】
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ぴょんぴょんの「ナチスと共産党の狭間で」 ~第一次世界大戦で100年ぶりに独立したポーランドは、第二次世界大戦で生贄にされた

 毎度のことですが、記事を書くたびに「ここまでの人生、ほんと何も知らずに生きてきたなあ」と実感します。特に、前回のポーランド大統領選挙の話で、ポーランドについて、ほとんど何も知らないことに気づかされました。
 そこで、ポーランドについて調べ始めたのですが、いやいや、ポーランドの歴史は複雑で。第一次世界大戦以降ですら、一朝一夕で理解できるようなものではない。
 そうか、だからこれまで、なんとなくポーランドを避けて来たのか。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ナチスと共産党の狭間で」 ~第一次世界大戦で100年ぶりに独立したポーランドは、第二次世界大戦で生贄にされた

ナチスとソ連で2分割されていた


なあなあ、無間地獄と焦熱地獄、どっちがいい?

ええっ? いきなり、何?! どっちもイヤに決まってるやん。

じゃあ、ナチスと共産党の支配、どっちがいい?

もお、同じような質問しないでよ! どっちもイヤに決まってるやん。

すまんすまん。ポーランドが追い込まれた状況を考えたら、そんな疑問が湧いてくるんだ。

ポーランド、無間地獄と焦熱地獄の選択を迫られたの?

いや、実際には選択どころか、両方から攻められた。西からはナチス・ドイツ、東からはソ連、そしてあっという間に、ナチスと共産党で2分割された。

うわあ〜〜!

2009年のポーランド国家記憶研究所(IPN)の推計によると、ドイツ占領下で死亡したポーランド市民は562万〜582万人、ソ連占領下で死亡したポーランド市民は15万人、シベリアなどへ 強制送還されたのは32万人と推定されている。Wikipedia

あれ? ソ連占領下の死者は、ドイツとケタがちがう。

ソ連もひどかったが、ドイツよりましだったそうだ。実際、ドイツの支配地域から、ソ連の支配地域に逃げてくる難民も多かったと言う。

それでも、無間地獄と焦熱地獄の差だよね。

実際には、ソ連の支配地域は産業が発展し、失業も解消され、生活水準は改善され、多くのサービスが無料または低料金で利用でき、貧困層や技術教育を受けた人々はポーランド統治下よりも恵まれていたそうだ。Wikipedia


う〜ん、でも、ソ連にも言論弾圧があるでしょ? 共産党を批判したら逮捕されて拷問でしょ? やっぱ、どっちも地獄じゃん。

たしかになあ。

そう言えば、ポーランドのイメージって暗いよね。アウシュビッツがあるのもポーランドだし。戦場のピアニスト」も、第二次世界大戦中のポーランドが舞台の、怖くて悲しい映画だったし。


だが、現在のポーランドはちっとも暗くない。EUにもNATOにも加盟していて、人口が3800万人以上でEU内で5位。GDPもEU内で5位か6位につけている。しかも、高い生活水準、安全、経済的自由、大学教育の無償化、充実した医療制度。Wikipedia

うわあ、大学がタダ?

教育を重視しているのがわかるよな。

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[東京都議会議員選挙] 各政党の背後のカルト組織が圧勝だった / ゆるねとにゅーす “全候補落選の「再生の道」は与えられたミッションを完遂したのかもしれない”

 東京都議会議員選挙が終わり、様々な総評が出ていました。自民党が12議席減らしましたが、これまで議席が無かった国民民主党と参政党の合わせて12議席が加わって、傍目には「意味ない」結果に見えます。それどころか無所属で当選した議員3名を自民党が追加公認したことから、都民ファーストを含む与党勢力は増殖し、いよいよ独裁体制です。公明・維新は議席を減らしたものの、新たに3議席を獲得した参政党は背後に「キリストの幕屋」「統一協会」「幸福実現党」など無節操なほどカルト組織と関係していることが指摘されています。その参政党は千代田区には擁立していませんでしたが、その代わりのように千代田区ではN国党との関連が指摘され続けている佐藤さおり候補がトップ当選しています。
 また、ゆるねとにゅーすさんが興味深い指摘をされていました。42人の候補全てが落選した「再生の道」でしたが、「もしかしたら、この石丸新党によって票を削られ落選してしまった(比較的まともな)野党候補が多くいるかもしれない」「石丸新党は、こうした比較的まともな野党候補を落とすために『与えられたミッション』を完遂したということかもしれませんね。」石丸代表は負け惜しみのように「ゼロでも勝ち」と述べていましたが、その言葉通り、実はどこかの勢力を助けるための「42馬力選挙」をやり遂げたのかもしれません。
 東京都議会議員選挙に関する限り、"国民ファースト"の政治は完敗したようです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[大西つねき氏]「年金問題はそもそもお金の話ではない」”若い世代からお金を集めて運用して増やす”という金利の仕組みが世界的に終わろうとしている / 当面は政府がお金を作って配れば良いだけ

 大西つねき氏のコメントには驚かされることが多いですが、この「年金問題は、そもそもお金の話ではないです。」という第一声にもビックリしました。年金とはお金で、まさしくお金の問題ではないのか??「お金で考えている限りは、年金問題は絶対に解決しません。」という意味を知るべく「日本一まともな年金の話」という動画を視聴しました。
 今の年金の考え方は「老後のために若いうちにお金を積み立てて、それを年金運用基金が増やして、老後にそれを給付することによって安心して暮らせるためのもの」です。その前提として「お金は時間とともに増えるものだ」という認識がありました。
 ところがその「お金は時間とともに増える」という金利の概念が世界的に終わろうとしているのが今です。年金だけでなく、生命保険や損害保険など集めたお金を運用して増やす仕組みは全部、限界を迎えていることを解説されていました。
 「ではどうすれば良いのか。」当面は「年金が必要な人には政府がお金を作って、ご高齢者に必要なだけ配ればいい。単にお金を配るのではなく、将来的には暮らすのに必要な住居、衣服、食料などを現物支給する。タダで入れる住宅、介護や医療もつけた住宅を無料で提供すればいい。」と述べています。「お金なんかいくらでも作れるし、配れます。それで全然問題ない。」国にお金が無いから年金が萎んでいくというのがウソだったのです。
 そして「若者たちから年金を取るのはやめましょう。徴収する必要はない、それどころか現役世代からお金を集めることは、破壊的にお金の回るスピードを落とす。現役世代に今、必要なお金を使わせないことになる。」と重要な指摘をしています。
 そして最も懸念されることとして「お金を配るとインフレになるという人がいますが、インフレにはならない。今の日本の問題は、お金が足りないこと。生産力は十分過ぎるほど余りあるが、その生産能力を最大限発揮するだけのお金がない状態だ。お金はバンバン作って配っていい。」
 「年金運用基金が株の運用に失敗して大損した」ことはあってはならないが、それは根本的な年金問題ではなく、年金の前提の考え方そのものが壊れているということを認識しないと、まともな議論にならない、と結論されていました。
現役世代と高齢世代がお金を奪い合うのではなく、現役世代が高齢世代を支えることによって、現役世代が豊かになるような実態価値を生み出す年金制度がありそうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2019.6.10「日本一まともな年金の話」大西つねきの週刊動画コラムvol.82
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【要約の書き起こし】

(1:43)
そもそも年金は何なのか
老後のために若いうちにお金を積み立てて、それを年金運用基金が増やして、老後にそれを給付することによって安心して暮らせるためのもの。

その前提条件
「お金は時間とともに増えるものだ」という前提がある。
その前提があるから「若いうちから積み立てていくと金が育って増えていく」ことが良いとされる。

ではなぜお金は増えるのか
そのお金を借りて、金利分のお金をつけて返す人がいて初めてお金が増える
お金自体には全く意味はない。現物のお金はお札でしかないし、ほとんどのお金は数字でしかない。
お金は交換できる実態価値があって初めて意味がある
お金だけ増えても全く意味がない。増えるお金で交換できるサービスとか商品の実態価値も増えて初めてお金とバランスして、お金が意味を持つ。

しかし実態価値が増え続けられるかというと、それは不可能だ。地球は1個しかないし、必ず止まる。
経済成長が止まれば、その国の財とかサービスの生産は鈍化する


お金を増やし続けるためには、お金を借りて金利をつけて返してくれる人が増え続けなければいけない
しかし日本は経済成長が止まり、それができないから金利がどんどん下がっている。日本だけでなく世界的に低金利になっている

今、何が起きているかというと、「お金が時間とともに増える」という概念、金利という概念が臨終を迎えようとしている。全世界的に絶滅しようとしている

「お金と借金を増やし続けなければいけない」という仕組み、そしてそれを前提にした全てのシステムを作り替えなければいけない。

今の「借金でお金を発行する」という仕組みも、年金だけではなくて銀行システム、生命保険、損害保険など集めたお金を増やしていかないと立ち行かない仕組みは全部限界を迎えている。全部崩壊せざるを得ない。

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参院選の前哨戦となる東京都議会議員選挙 〜 自民都議は裏金問題を放置したまま立候補 / 国民民主の代わりに急伸する参政党は背後にカルト宗教があり、反自民ではなく凋落自民の受け皿政党

 明日は東京都議会議員選挙です。都議選は直後の参議院選挙の前哨戦と言われ、東京都に住んでいなくても、その動向は気になります。
都議選の焦点の一つは自民都議による裏金問題です。自民都議の政治団体が開いた政治資金パーティーの収入の一部を「中抜き」して裏金にしていたことが発覚したにもかかわらず、会計担当者が有罪となったのみで都議らは立件されず依然として放置されています。そして裏金問題に関与していた都議のうち、現職16人と元職1人が今回の都議選に立候補しました。251万円不記載の練馬区の柴崎幹雄議員、214万円不記載の杉並区の早坂義弘議員には自民党から公認まで出ています。萩生田光一議員のお膝元・八王子では194万円不記載で、統一教会関連議員の伊藤しょうこう氏が出馬です。当選すれば禊(みそぎ)を済ませたことにされそうです。くしぶち万里議員は「自民党都議会も、そして自民党本体も全く反省していない。まさに選挙で国民に判断していただくしかありません。」と衆議院予算委員会の場で訴えています。
 選挙直前のチェックに最適な「都議会裏金リスト」という可愛いサイトがありました。都民の皆さま、参考にされたし。
 直近の世論調査では、国民民主が急落し、反対に参政党が急伸しているそうです。なるほど、統一教会は、落ち目の自民党の代わりにテコ入れしていた国民民主を見限って、参政党を選んだということでしょうか。ジャーナリストの菅野完氏が、参政党の背後のカルト宗教と日本のエセ保守を解説されています。
(まのじ)
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