明石市長だった泉房穂氏も同様に「国政は“新党乱立”の様相を呈してきた。新たなる『政界再編の時代』が始まったように思う・・・」とコメントされています。それだけでなく政権交代の具体的な戦略を語っておられました。「これまでのような右や左の対決ではなく、『国民の味方』対『国民の敵』の戦い方に持ち込む」「私は救民内閣創設を訴え、政治の流れを一瞬で変える。1回の衆院選で政権は取れる」と言明されています。鮫島浩氏がさらに言葉を補うように「『物価高で苦しむ国民を守る政治』を旗印に掲げ、上級国民と庶民の経済格差の是正を最大の対立軸に据える『上下対決』を志向するものだ。」と解説されていました。
岸田首相が辞任したところで壺議員が入れ替わるだけでは、国民は救われません。泉氏が本当に庶民の味方になる議員をどのように結集させるのか、期待が高まると同時に、日本に与えられた最後のチャンスだという緊張感もあります。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
2023年という年は、後から“歴史的に意味のある年”と言われるかもしれない。30年前の1993年に、38年間も続いた“いわゆる55年体制”が崩壊し、細川政権が一瞬で成立。あれから30年。国政は“新党乱立”の様相を呈してきた。新たなる『政界再編の時代』が始まったように思う・・・ https://t.co/EaA4xFfZw4
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) November 30, 2023
大切なのは、“お金”じゃなく、“国民の共感”。その“共感”が圧倒的なものであれば、さほど“お金”がなくても、政権交代もでき、“国民の共感”が得られる政策の実現も可能になる。目的は“当選”でも“政権交代”でもなく、“国民を救う”ことだ。それが政治の役割だと本気で思っている。 https://t.co/6gf5Gji1ix
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) November 30, 2023
泉氏は物価高などで国民生活は持ち堪えられなくなっていると指摘。国民に負担増を求める政治から国民を救う政治に転換するには、自らの地方選での勢いを次の衆院選につなげ、政権交代を実現するしかないと強調した。
(中略)
「これまでのような右や左の対決ではなく、『国民の味方』対『国民の敵』の戦い方に持ち込む。2005年の郵政選挙で自民党が大勝した時、4年後に民主党政権が誕生するのは誰も想像しなかった。私は救民内閣創設を訴え、政治の流れを一瞬で変える。1回の衆院選で政権は取れる」
(中略)
泉氏は「物価高で苦しむ国民を守る政治」を旗印に掲げている。これはイデオロギー的な左右対決ではなく、上級国民と庶民の経済格差の是正を最大の対立軸に据える「上下対決」を志向するものだ。
自民党は上下対決の構造を避けるため、つねに憲法改正や安全保障などの左右対決に持ち込もうとする。それをはねのけ、左右を超えた政治勢力を結集して上下対決に持ち込めるかどうかが、泉氏の「救民内閣」構想の成否を握るであろう。