注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ブラッシングの仕上げに使ってる手袋型ブラシが気持ち良いみたいでゴロゴロ言って寝る白桃 pic.twitter.com/WNpDQ7N3pU
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— いちかわ暖@日常&猫アカ (@ichikawaxxx) April 9, 2019
2011/6/11
(前略)
自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に捕食される。
でも人間の社会では何故それが行われないのでしょうか?
文明が開かれた頃は、種族同士の争いが行われ、弱い者は殺されて行きました。
ですが、今日の社会では弱者を税金だのなんだので、生かしてます。
優れた遺伝子が生き残るのが自然の摂理ではないのですか。
(以下略)
ベストアンサーに選ばれた回答
mex********さん
2011/6/11
え~っと、、、よくある勘違いなんですが、自然界は「弱肉強食」ではありません
(中略)
自然界の掟は、個体レベルでは「全肉全食」で、種レベルでは「適者生存」です
(中略)
「強い者」が残るのではなく、「適した者」が残るんです(「残る」という意味が、「個体が生き延びる」という意味で無く「遺伝子が次世代に受け継がれる」の意味であることに注意)
(中略)
「適応」してさえいれば、強かろうが弱かろうが関係無いんです(中略)… 10年生き延びて子を1匹しか生まなかった個体と、1年しか生きられなかったが子を10匹生んだ個体とでは、後者の方がより「適者」として「生存」したことになります
(中略)
人間の生存戦略は、、、、「社会性」
高度に機能的な社会を作り、その互助作用でもって個体を保護する
個別的には長期の生存が不可能な個体(=つまり、質問主さんがおっしゃる"弱者"です)も生き延びさせることで、子孫の繁栄の可能性を最大化する、、、、という戦略です(中略)… 生物の生存戦略としては大成功でしょう
(中略)
例えば、現代社会の人類にとって「障害」としかみなされない形質も、将来は「有効な形質」になってるかもしれません
だから、可能であるならばできる限り多くのパターンの「障害(=つまるところ形質的イレギュラーですが)」を抱えておく方が、生存戦略上の「保険」となるんです
(中略)
我々全員が「弱者」であり、「弱者」を生かすのがホモ・サピエンスの生存戦略だということです
(以下略)
外から見ている分には、発言者の大西つねき氏に弁明の機会を一切与えず、密室で除籍処分が決定したようにしか見えません。「人は生きているだけで価値がある」という理念を掲げた政党が、果たして本当に「優生思想」に基づく発言だったのか否かも分からない段階で、除籍処分を決定するという矛盾に満ちた言動です。
オフィシャルサイトでの木村英子参議院議員の気持ちは分かりますが、大西つねき氏の「命の選別」発言が、どういう文脈で語られたのかが重要です。「私は、今回の大西氏の発言は、決して許すことはできません」という木村英子議員の発言には違和感を覚えます。“障がい者と健常者が、一緒に学び、一緒に働き、一緒に生きる社会の構造”が生まれるには、いかに理不尽に思える言動であっても、まずその真意を理解しようとすることが肝心です。
感情というフィルターを通してでしか、言葉の意味を理解できないのであれば相互理解は有り得ません。「れいわ新選組」が理想とする社会は、意見の異なる人は排除される別の形のカルトなのでしょうか。
さて、「命の選別」に関する興味深い記事をご覧ください。冒頭の「白桃」と名付けられた愛らしい猫は、野生ではまず生き延びられないように感じます。しかし、良くしたもので、野生ではまず生き延びられない愛らしさ故に、飼い主に喜びを与え、姫のように暮らせるのです。あらゆる生命は「愛」によって進化するので、人間に心から愛された生き物は急速な進化を遂げます。また、人間はこうしたちいさな生命から「愛」を学びます。
なので、私たちの世界は「自然界の掟」を超えた「宇宙の(霊的な)法則」で成り立っているのです。その狭い範囲での「自然界の掟」ですら、“「弱肉強食」ではなく、種レベルでは「適者生存」だ”というベストアンサーさんの回答は注目に値します。引用元で全文をご覧になることをお勧めします。
「命の選別」「優生思想」「弱肉強食」「適者生存」という言葉のレベルでの議論は、何の理解も生みません。記事の質問と回答に見られるように、「言葉」は誤解を生み出す元になるのです。言葉を超えた世界を見なければなりません。
今一度、冒頭の動画をご覧ください。言葉を超えた世界が、どのようなものかが分かると思います。