2024年からの中国
ジャーナリストのジェニファー・ゼンさんが、「中国共産党は意図的に中国経済を弱体化させているのか?」という
記事を寄稿していて、これが大変に興味深いものでした。
この記事は、
経済学者のラオ・マン氏という方が主張している「意図的恐慌理論」というものがあるそうで、つまり、
中国共産党は意図的に中国を不況あるいは恐慌に導こうとしているという主張で、それを取り上げているものです。
大変長い記事ですので、あまり無駄な前振りなくご紹介したいと思いますが、
私はかなり以前、コロナの始まった
2020年くらいから、「中国は第二次文化大革命の渦中にある」と考えています。
そして、2022年からは、さらに強くそう思えています。
「中国は、全体主義の邁進のために、むしろ経済の悪化を望んでいるかもしれない」というようなことも思っています。
何度か記事を書きましたが、以下のようなものがあります。
2022年11月には、ブルームバーグはすでに「中国は経済を重視する方向を放棄したかもしれない」という意味の
記事を出していました。
さらに、この数年あたりの中国政府は、
・富裕層への冷遇
・セレブ、著名人への冷遇
・インテリや知識階級の増加の阻止
などの姿勢を見せています。
また、死因が何であるかともかく、
ゼロコロナ政策が解除されて以来、中国では多数の知識人や芸術家が死亡しています。2022年暮れからのそのような人々の死亡の連鎖は尋常ではありませんでした。
昨年は、習近平氏が、若者に、
「大学を卒業した若者たちは、都市から離れて田舎で農業に従事しろ」という
奨励を述べていたりしてもいました。
そして現在、中国共産党の希望通りなのかどうかはわからないですが、
中国の経済は、「確実に崩壊」しつつあります。
ジェニファー・ゼンさんの記事は、一人の経済学者による予測を紹介しているに過ぎないわけですが、可能性はあると理解しています。
その場合、日本も含めて、世界は考えられないほどの大変な影響を受けるはずです。
ともかく、ジェニファー・ゼンさんの記事です。非常に長いです。
これほどあからさまなダブルスタンダードを見せられて、怒らない納税者はいません。一揆を起こすまでもなく「#自民党裏金議員が納税しなければ国民も納税しない運動」が盛り上がっているようです。
最後の動画では「なぜ脱税として国税庁などが動かないのでしょうか」という問いに、専門家の方が「日本の税務行政というのは『弱気をくじき、強きを助ける』という特徴があって、特に政治家に対しては甘い」と言っています。財務省と懇意な国会議員には今回のように国税庁の優遇も与えられ、逆に財務省に対抗する国会議員には税務調査などの嫌がらせをされる現実があるようです。不利益を被ってもなお、国民のために戦ってくれる国会議員を選挙で選び、逆に財務省の言いなり議員を落選させなければ、私たち国民の生活は守れません。