2024年10月24日 の記事

イギリスから独立したアフガニスタンの歴史と、アフガニスタン第2の都市カンダハールの様子から見えてくるタリバンの実態

竹下雅敏氏からの情報です。
 アメリカのアフガニスタン侵攻の時にペシャワール会の中村哲氏は、“タリバンはアフガニスタンの国民に受け入れられていた”と言っていました。なので、私はタリバンに対してあまり悪い印象は持っていません。
 今回のBAPPA SHOTA氏の一つ目の動画は、“アフガニスタンの首都カブールに着いてから48時間に感じた最初の印象を動画にしてみました”ということです。冒頭の8分で、1919年にイギリスから独立したアフガニスタンの簡単な歴史を紹介しています。
 “1979年、ソ連は直接、共産主義政党を支援のため、アフガニスタンに侵攻することになった。これに対して旧ソ連の勢力が広がることを恐れていたアメリカは、パキスタンを通してムジャーヒディーンへ最新の武器や装備などの手厚い支援を行った。結果、ソ連軍はアメリカの最新兵器にはかなわず、1989年にアフガニスタンから撤退することになった(2分55秒)。…ソ連撤退後、アフガニスタンは…ムジャーヒディーン同士の内紛が次に勃発した(3分34秒)。…パキスタンは内紛中のアフガニスタンで影響力を拡大するため、アフガニスタンからパキスタンに紛争から逃れてきた人々の為に神学校を次々と設立した。 この神学校では、イスラム教の中でもかなり厳格で極端な教えが教えられ、ムジャヒディンの養成を目的とされていた。そしてこのパキスタン製の神学校で要請された学生たちが、後にタリバン(アラブのことばで学生)という組織を作り、 内紛中だったアフガニスタンを次々に治めていき、後にタリバン政権を設立することになった(3分55秒)”と言っています。
 アフガニスタンの人々はとてもフレンドリーで、歩いているだけでいろいろな人に話しかけられ、お茶にも誘われる(12分46秒)。治安は、タリバンに支配されているからか、結構落ち着いている印象です(20分)。物乞いは多いが、ホームレスの人はゼロ。「食べ物が安いからなのか? それともイスラム教の精神で人々が助け合っているのか?(30分40秒)」と話しています。
 二つ目の動画はアフガニスタン第2の都市カンダハールの様子です。“カンダハールはタリバン発祥の地、本拠地、宗教の聖地。アフガニスタンの中で最も保守的、伝統的かつ閉鎖的な地域の一つ。…この地域にはアフガニスタン最多の人口約45%を占めるパシュトゥーン族と呼ばれる民族が多く住んでおり…タリバンの大多数はパシュトゥーン族出身ということで、カンダハールはタリバンを知るには最高の場所(1分4秒)”だと話しています。
 タリバンが他のイスラム武装勢力と異なるのは、タリバンの目標は拡張主義ではないこと。イスラム教を世界中に広めようとしているのではなく、ただアフガニスタンがイスラム教シャリア法の下にあることのみを望んでいる(14分25秒)。
 彼らが言っていたのは「ただ自分達は自国の伝統、文化、宗教、人々、土地を守りたい。僕たちは他の国の人の伝統、文化、宗教を尊重するし、強制もしない。しかし、自国を破壊するような侵略や強制があるのであれば、僕たちは命を捨てて戦士になる(25分54秒)」ということ。
 “彼らは米軍と実際に戦った戦士ということで、生々しい映像や話を聞かせていただいて、めっちゃ感じたのは、僕たちが普段生活して得ている情報っていうのは、アメリカや西側諸国寄りの情報なんだなって、すごい感じました(23分44秒)”と言っています。
 まさに圧巻の映像で、コメント欄にはこの動画への称賛の言葉があふれています。私はタリバンをテロ組織だと思ったことはないですし、かなりまともな人達だという印象を持っていましたが、「中村哲さんが仰っていたことが事実で良かった。ありがとうございます。」というコメントにはニヤリとしました。
(竹下雅敏)
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タリバン支配下アフガニスタンの実態がとんでもなかった
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イスラム原理主義タリバンと48時間生活してみた
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[X]障害物走だわん

竹下雅敏氏からの情報です。
8種体癖の犬かも。
(竹下雅敏)
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躍進が予想されている国民民主党は「自民党のアクセル役」、自公政権への連立入りも「パーシャル(部分)連合」ならありうる / 玉木雄一郎候補は統一教会関係議員

 国民民主党の玉木雄一郎候補が「(自分は)プラカードを持ってパフォーマンスしません。(中略)そんなこといくらやったって皆さんの賃金も、皆さんの手取りも、皆さんの年金も1円も上がんないんだよ!」と熱弁をふるっておられました。街頭で国民に向けて訴えるその熱量を国会でも発揮して頂きたかった。国民の実質賃金を下げ続けてきた自民党の「アクセル役になりたい」と、
どれだけ擦り寄っていたことか。玉木氏のコロコロ変わる変節ぶりを「桃太郎+」さんが面白くまとめおられました。現在は桜井よしこ先生に日本男児と認めていただきたいそうです。壺男児?
香川県2区の玉木雄一郎候補が統一教会関係議員であることは「もるすこちゃん」も確認済です。
 国民民主党は今回の選挙で大躍進の予測だそうです。そのせいか「衆院選後に自民、公明両党の連立政権に加わる可能性」があるかを問われ、「(連立入りは)ありません」と答えました。しかし「パーシャル(部分)連合」の可能性は否定しなかったそうで、さすが元官僚は言葉の使い方がズルい。
 ジャーナリストの山岡俊介氏が国民民主党の「セコイ投票戦術」について注意されていました。「民主党」と書いて投票すると、「立憲民主党」と「国民民主党」の有効票の割合に応じて按分されるそうです。お得なのはどちらでしょう。
 ところで、ネット上で頼みもしないのに出てくる玉木雄一郎、CMにも力を入れている国民民主党ですが、SNSの「ネトサポバイト」の動員も目立っているようです。
(まのじ)
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