18/4/2 ソルカ・ファール情報:ロシアに“偽旗”毒ガスだと非難されると、英国は第三次世界大戦で脅迫 2/2

 イギリスの元ロシア・スパイ殺人事件を巡り、ロシア側の視点に立ったソルカ・ファール女史の記事、続編です(元記事は一つなんですが、なんせ段落も何もかも長いもので、切らせて頂きました)。

 「ソルカ」というのは古くからポピュラーな女の子名なのですが、サイト内の自己紹介文によると、どうやら修道院で代々この氏名を継承しているようです。上記サイトの「ソルカ・ファール」は73代目で、ダブリン生まれのマリア・テリーサという女性。「Sorcha」は「光をもたらす者」、「Faal」は「暗く不毛な場所」という意味があります。
 ソルカ・ファール修道会自体は紀元前588年にアイルランドのタラ(※ご興味ある方は「タラの丘」などで調べてみてください、面白いです)で、ユダ王国の最後の王ゼデキヤの娘タマル・テフィによって創設されました。現在、アイルランド・ロシア・エジプト・レバノン・米国の18の修道会から構成されているのだそうです。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:ロシアに“偽旗”毒ガスだと非難されると、英国は第三次世界大戦で脅迫 2/2
転載元)
投稿者:ソルカ・ファール

スクリパリは実はロシアに帰りたがっていたんですけど?


よってロシアスクリパリ親子を殺す動機が一切なく、であれば動機に関する疑惑の目はかつて英国諜報機関側のスクリパリのハンドラー【=管理者、担当者】であったクリストファー・スティールに向けられるべきだろうと当該報告書は続けており、

――スティールはヒラリー・クリントン民主党全国委員会のために、2016年のアメリカ大統領選挙中、未だにドナルド・トランプ大統領に対するクーデターを仕掛けるために使われている今や悪名高きトランプ=ロシア文書」を作成した人物で、

――しかもセルゲイ・スクリパリはその作成を手助けしており、――ですが家族に囲まれて余生を過ごしたいとロシアに戻りたがっていて、この件について情報の交換を持ちかけていたのです。


【ザ・デュラン紙の見出し:「セルゲイ・スクリパリの毒殺がヒラリー・クリントンとDNC【民主党全国委員会】へ直結」……あれ、前回の冒頭の画像の右と同じやつですわ、これ。じゃあ副題を訳しましょうかね、「スクリパリはスティール文書の何を知っていたのか?」


いい加減に殺害方法をコロコロ変えるのやめてもらえます?


スクリパリ親子を巡る毒殺とやらに対する捜査の仮面を被った茶番劇において、英国当局はこの一箇月、息を継ぐ間もなく【以下の】声明を【次々】出してきた、と当該報告書は詳しく述べています。

【英国が主張するには】親子は致命的な化学物質とやらを通行人にスプレーされたとのことで――ですが今度は、空中【を飛ぶ】ドローンによって致命的な化学物質とやらをスプレーされたとなり――お次はユリア・スクリパリスーツケースによって毒殺されたと変更し――そして何故だかセルゲイ・スクリパリ車内に混入された致命的な化学物質とやらで毒殺されたとなり――更にはお粥で毒殺されたと再び変更され――そうこうしてドアの取っ手が犯人だ」というのが現時点での声明ではあるのですが――ただ一瞬にして致命的となる神経剤が作用するのに、スクリパリ親子【取っ手を触って】自宅を離れてから【命を奪うまで】7時間も要したのかという説明を出来ないままなのです

©Keystone Film Company -1917
“That’s right Prime Minister, we’re ABSOLUTLY sure this time.
The door knob did it!
「その通りでございます首相、今回こそ我々はそらもう絶対に確かであります。犯人はドアの取っ手であります!

偽旗大々好きのCIAとディープ・ステートは調査しないんですか?


この件について英国の当局側はどのような質問にも答えることを拒絶している状態で、当該報告書は【以下のように】まとめています。

【※以下登場するポーランド政治家の写真を入れておきます。ウィキペディアによると、極右なので得票数は少ないですが同国の大統領選にも出馬するような人物みたいですね。ちなみに警告を発していたのはリンク付けされているスプートニクとの取材中です:】

【※ヤヌシュ・コルヴィン=ミッケ】
Author:Adrian Grycuk [CC BY-SA]

画像はシャンティ・フーラが挿入

ポーランドの政治家でEU議会議員でもあるヤヌシュ・コルヴィン=ミッケCIAスクリパリ親子の毒殺に関与した「可能性が非常に高い」との踏み込んだ警告を発しており――しかもあちらの「ディープ・ステート」と歩調を揃えた【CIAの】陰謀や“偽旗”事件の数々は、その大胆不敵さゆえに決して侮ってよいものではなく、

――またワシントンD.C.の首都警察が、ほんの数週間前に起こった学校銃乱射事件をきっかけとして先週行われた「 March for Our Lives(私たちの命のための行進)」のために、自分たちは「何箇月も計画してきた」という驚くべき裏付けを寄せているという証拠もあるのですから、

――つまるところは、またもや「ディープ・ステート」の化け物どもが如何に素晴らしい千里眼を実際のところお持ちなのか、との証明をしてくださった訣です。

【3月28日にコロンビア特別区首都警察(MPD)のスコットなる警官から送られたメールのようです。】


2018年3月24日にここ、コロンビア特別区において行われた『私たちの命のための行進』に関するお問い合わせの件ですが、MPDは実際のイベントの数箇月前に許可申請書を受け取り、この一大イベントのために何箇月も計画をしていました。このイベントに関する追加の情報をお求めでしたら、情報公開法での請求を申請するために以下の手続きをお取りください:【でリンクが貼ってあります。】(以下略)

【そこから先は省略しますが、このスコット警官、MPD内の特殊作戦局の国土安全保障部所属とのこと。最後は「我々は助太刀しに参上」という決まり文句で結んでいます。】

【※但し書きや、一部の註釈など省略】

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)【※こちらのサイトに写真がありました】が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]

【※私も初めて知りましたが、東方正教会ではスヒィーマ(「ヒ」が喉から出す鋭い音なので、或いは早口で言ったときの「シーマ」と表記すべきかも)という修道院での位階があるそうです。人々の魂の救済のために人生を費やし、日夜ずっと祈りを捧げる存在で、長老的な位置付けだとか。

イメージとしては、こんな感じです(※30秒辺りで十字架に接吻している、オレンジ色模様の黒いフードを被った尼僧さん)。男性だとこんな感じ。確かに隠遁された長老っぽい!】


翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の解説部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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